日曜日, 1月 30, 2011

ライフスタイル革命〜Fit For Life


やれやれって感じて、修士論文も遂にこの週末で完成。明日、早朝から奈良の小学校での出前授業に参加してから、夕方、大学院へ提出する。
これで、僕の「日中ビジネス研究」の第一ステップは全ては終了。第二ステップ(博士課程)は平成24年度からスタートする予定。
来年度は、経営に集中したいから、大学院は一旦はこれにて休憩。ふぅ〜。

最近の収穫。
それは、『ライフスタイル革命』っていう本。
ハーヴィー・ダイヤモンドとマリリン・ダンアモンドの著書で1985年ぐらいにアメリカで出版され、1200万部のベストセラーとなった。

健康、食を通じたライフスタイルのこれまでの価値観に対するパラダイム・シフトのためのガイド本っていうところだろうか。
僕は、この本を5年程前に購入し、斜め読みした後、本棚におきっぱなしにしていたが、もう一度、読み返したくてみたら、あれからベジタリアンになった僕にとっても、パラダイム・シフトだらけの素晴らしい内容。
ずはり、「ナチュラル・ハイジーン」について書かれた本です。

ベジタリアンになってみて、改めて読み返したこの本の内容は、全てが納得。
まさしく僕が目指しているライフスタイルがこの本には詰まっている。

自分の健康と幸福と全ての生き物、そして、地球のためには、「食」から見直さないといけない。

「人は“生命の法則”とフィットしていれば、決して太ることはないし、疲れや痛みを知らず、エネルギッシュに人生をエンジョイできる」
「人間の体は、生命に必要なもの(体にふさわしい食べ物(新鮮な野菜から摂れるファイトケミカルなど))、純粋な水や空気、日光、十分な睡眠、運動、良い人間関係など)と、生命を脅かすもの(毒-薬、アルコール、カフェイン、ジャンクフード、加工食品、多量の動物性食品など)があり、前者を与えられれば健康になり、後者が与えられると病気になる」

ごくあたりまえのことのようだが、この本の要点は以下の3つ。
・水分を多く含んだ食べ物(果実と野菜)を豊富に摂ること
・食べ物は正しく組み合わせ、タンパク質食品と炭水化物食品を一緒に摂らないこと
・果物は(胃が空のときに)正しくとること

なお、この本の素晴らしいところは、翻訳者の松田麻美子氏自らが、ナチュラル・ハイジーンの世界的パイオニアでもあるというところ。
日本人の食生活やライフスタイルへのフォローがきっちりされている。
30年前のことだが、アメリカの食文化の危険性を客観的に分析しながらも、日本がそのアメリカ型の最悪なパターンに近づいていることに警鐘を鳴らしている。
そして、松田氏の結論としては、ベジタリアンがベスト。無理でも、可能な限り、肉魚を摂らないことを人々に訴えている。

癌や脳梗塞などの死因が肉食(魚を含む)にあるわけだし、肉食は地球環境破壊にもつながっていて、しかも、動物愛護の精神に全く反しているわけだから。
この内容は、我がチベット仏教のグルであるリンチェンドルジェ・リンポチェがおっしゃっていることと全く同じであることも驚きである。

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