土曜日, 9月 24, 2005

祝エイミー・マン初来日


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Originally uploaded by mitsu_nakamori.
 ふぅっ。2つの3連休の谷間だった先週は、広島プロジェクトに追われて超多忙だった。土曜の今夜、ようやくBLOG更新作業にとりかかる。
 さあ、来月は、来日イベントが目白押しだ。ストリング・チーズ・インシデント(これは9月30日)、マハラ・ライ・バンダ、ファンファーレ・チョカリーナ、リンダ・ルイス、そして、エイミー・マン。
 エイミー・マンの初来日が実現! やった。本当に待ってました。嬉しい。彼女のライブの夜は、何がなんでもスケジュールオフ。

水曜日, 9月 21, 2005

水曜日, 9月 14, 2005

FM好き


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Originally uploaded by bleekers.

FM-RADIOが大好きだ。
最近のテレビは嫌い。CSもミニシアター系のCinefil-imagicaぐらいかな。僕が選局するFM局はロンドンのvirgin-radio、capital-FMってところが定番だけれど、これらのチャンネルでは、ヘビーローティションでワンパターンなブリティシュ・ロックが流れ続けるんだが、ロンドン子たちは一日中聴いていても飽きないものなのか? いつかイギリス人に聞いてみたい。
 それと、今、インターネットで世界中のFM局をオンラインでリアルタイムに聴けるというのは、凄いことだと思う。昔は、アメ村(大阪)あたりでアメリカのFM番組をエアチェックしたカセットテープが1500円程度で売られていた。
 ところで、僕の最も好きな番組は、J-Waveの土曜の早朝(というか、遅い夜)から始まるスムース・エアーっていう番組。土曜日の心地よいリラックスした空気にマッチしたチルアウトな雰囲気。でしゃばらず、そして、洗練されたアーバンな選曲がいい。
それと、サンクト・ペテルブルグに滞在していたときに聴いたロシアの局もよかった。

 旅にラジオを持ち込んでご当地のFMを聴けば、その土地の情報やらヒット曲から彼らの趣味の傾向が耳で一発でわかるのがよい。そういう意味では、自宅に居ながら世界中のラジオをネットで聴くことができるという便利すぎる環境というのは、反面、旅の楽しみがほんの少しなくなるようで寂しい気もする。それにしても、関西圏のFM局の元気のなさ、稚拙な選曲には怒りさえ覚える。

木曜日, 9月 08, 2005

アメリカのポジティブな面(その2)

 ローウェル・ジョージの映像は、中学校の時に TVでやっていたBestHit USAの前身番組(たしか、75年ぐらい)でみたことがある。ワイルドでルーツ系なサザン・ロックの土臭いグルーヴを奏でるスライドギターを弾くわりに は、彼の性格は、意外なことに内気なシティボーイって印象だった。彼自身が影響を受けた音楽ルーツや曲の背景を淡々と丁寧に解説しながら演奏していく姿が ロック好きの兄貴のような暖かくて優しい雰囲気だった。そんなガキの頃に感じた亡き彼の雰囲気が蘇るような素晴らしいライブだ。
 ジョージが病気から復帰した後に録音されたライブ版の“Waiting Columbus(78年ぐらい)”もいいけど、10倍はいい。

アメリカのポジティブな面


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Originally uploaded by Immutably Me.

前 回、カトリーナが現代のアメリカの影の部分を露出したことを書いた。でも、昨日、ニュースをみていたら、スピルバーグ達が多額の寄付をしたとか、ジョン・ トラボルタが自身の自家用飛行機を操縦して、被害地に物資を運び届けている姿も映し出された。中でも、ボランティアをしている普段着姿のトラボルタって、 映画「ラッキーナンバー」のハマリ役のような小金持ちで少し癖があって、それでも気さくさの抜けないアメリカ人って感じで好感がもてる。いずれにせよ、セ レブと呼ばれる人達が、懸命にボランティア活動をして助け合うというシチュエーションって、日本では稀なんだろうか。こういうアメリカのボランティア精 神って大好きだ。
 アメリカ人の「皆で楽しみも苦しみも共有・共感(シェア)する」という精神はアメリカの文化でもあると思う。例えば、こんな話を聞いて笑ったことがある。見知らぬipodユーザー同士が道ですれ違った時、おもむろにお互いのヘッドホンジャックを差し出し、相手のプレイリスト音源を聴き合い、シェア(=共感)するという行為が あるそうだ。このように音楽の感動をシェアするという行為はグレートフルデッドのコンサートで客席でオーディアンス達がマリファナをまわしノミしていく心 理と近いと社会学者が指摘していた。このような陽気さや開放感は、日本人には分かるようで理解し難いアメリカ人の心理でもある。
 さて、好きな音 楽を皆でシェアするという文化は、グレートフルデッドのライブ音源が録音し放題であったり、そのテープをファンの間でトレードしていた70年代初頭まで遡 る。現在のように著作権によってミュージシャンの報酬や低迷するレコード業界の売上げを法の規制で一方的に保護しようとする考えとは正反対なもので、リス ナーとアーチストとの共感であり開放的なものであった。いまでも、そんなフリーダウンロードが可能なwebサイトはアメリカにはたくさんある。僕がリンク しているジェリーガルシアのサイトの中にも、たくさんのアーチストのライブ音源を聴くことが出来る。例えば、73年のLittle Featのコロラドでのライブ音源は、故ローウェル・ジョージのスライドギターを200%堪能できるかなりの貴重な涙モノのギグだ。 

  その他にもジャック・ジョンソンのbonnaroo音源(去年のfujiのヘブンのごとく、ゆぅる~い。ベン・ハーパーの飛び入りでジミヘンの曲やって る)、Bob Wier&ratdog、phil Lesh&frends、Yonder mountain strung band等々よだれモンだ。

火曜日, 9月 06, 2005

ヤマウト続報-小嶋さちほもやってくる

 台風14号が通り過ぎる今週末、滋賀県の山奥で前にこのブログで紹介したヤマウト が開催される。この一見静かなイベントはまさしく地球環境問題や森林と人間との共生の見直しや自然保全の大切さを知っている心ある人間に向けたポジティブな大型ハリケーンだ。
 今日、久々にHPを覗いたら、しっかり内容も更新されている!! 日曜日には、小嶋さちほライブも追加されたようだ。ということは、サヨコオトナラのサヨコと共演があれば“zelda”の 再来ってことなんだろうか、ワクワクする。GOA GILLの24時間にも及ぶDJプレーで、僕は果たしてどれぐらい踊り続けることだろうか?  年甲斐にもなくフラフラとよろけながら踊っている中年がいれば僕です。では、週末、ヤマウトでお会いしましょう。
 

ハリケーン“katrina”


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Originally uploaded by mitsu_nakamori.
ニューオリンズで未曾有の大災害をもたらした大型ハリケーン“katrina”。現時点での死亡者数は246人。アメリカのニュースでは、最悪1万人規模となることさえも示唆している。近年、アメリカの南東部への大型ハリケーンの度重なる襲来と地球温暖化やエルニーニョ現象との因果関係を指摘する声もある。アメリカは、経済政策を優先するあまり自然環境への配慮をなおざりにしている。そのため、今回の大型ハリケーンによる甚大な被害は、地球温暖化の主因である二酸化炭素の排出量も世界で一番多いのにもかかわらず、京都議定書にはサインせず、相変わらず公害を撒き散らし続けることへの自然界からの警鐘であるような気がしてならない。
 また、テロやイラク戦争に偏り過ぎた危機管理体制や予算配分のため、自然災害時での政府の対応力の拙さや被害者の多くが低所得者層であったことなど、現代のアメリカが抱える複雑な問題点が露出されたように思う。この点は、阪神淡路大震災での政府の対応の未熟さなどとの共通点も多い。
 さて、僕は昨夜、仕事で山口市内に滞在していた。台風14号の進路にある山口は早朝から暴風に見舞われた。新幹線が辛うじて運行されていた午前中までに仕事をテキパキと片付けて、 大阪に無事戻ることが出来た。

金曜日, 9月 02, 2005

沖縄病


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Originally uploaded by mitsu_nakamori.
9月に入って、夜は少しずつ過ごしやすくなってきたものの、熱帯夜には変わりない。それでも、体の器官や感覚は少しずつ調子を取り戻しているようだ。その証拠に、再び音楽の隅々が聴こえだした。
 昨夜は、数年前に熱中していたペルー音楽とエジプトのアラブ音楽で酔いしれた。ここ最近、パーカッションやドラムに新たな魅力を発見したものだから、改めて、アラブ音楽でのパーカッションの面白さやその重要性がみえてきた。
 ペルー音楽を聴くと、なぜか、沖縄に行きたくなる。沖縄の深い秋の空と入道雲。 どうやら、夏バテが回復したとたん、沖縄病が発病したらしい。