日曜日, 1月 09, 2011

Life is Like Surfing


3連休の真ん中の日曜日。
朝は、久しぶりに、のんびりとinter FMでLazy Sundayを聴きながら過ごす。
ジョージさん、相変わらず選曲がいい。というか、さすが、往年のサーファー(いまでも現役だそうです)らしく心地いい昔の西海岸の音をセレクトしてくれる。でも、決して古くない。
そして、いまAl Cooperのことを語ってくれるDJなんて、この人しかいない!
出世作であるディランのLike a rolling stoneのレコーディング・セッションでの裏話は面白かったなぁ。

そのジョージさんのブログに彼の昔のエッセイが紹介されていた。
アメリカで過ごし、インドを放浪し、日本に帰国してから様々な事業を経験されてきたジョージさん。
このエッセイで書かれている仕事や人生の教訓とサーフィンとの共通点は、大いに共感する!
いまの僕も、かつて経験したことのない大きな仕事の波にワイプアウトし、一人水面下でもがきながらも、ようやく水面に顔を出せたような状況だ。そして、懲りずに、さらに大きなビッグウェーブに挑戦しよとしている。


Put Your Foot Down And Go
(By George Cockle)
僕は海に入る前、10セカンドルールをアプライする。このルールというのは10フィートの波は、波と波の間隔が10秒以内になると危ない。8フィートなら8秒以内が危ないということだ。もしそれ以内に波がくると、巻かれて上がって来たときに、再び巻かれて息が続かなくなるからだ。このルールは昔、サンフランシスコのビッグウエイバー、マーク・ドック・レネカーが教えてくれた。彼はドッグ・ハザードという名前でも知られている。サンフランシスコの海は簡単に出られるチャンネルがないから、サーファーは入る前に波を見て、計算しなくてはならない。このルールは、彼が海に入る前にカウントしているのを見て、直接聞いたものだ。

大きい波に行くときは、リスクを背負えるかどうかにかかっている。リスクを背負え切れず、波に乗る瞬間に、一瞬でも立ち止まったら波の上から落ちる。落ちてから、あっと気付くんじゃないんだ。落ちる前に、あっと思うんだ。立ち止まらないように、しっかりと自分をつくっておくことが肝心だ。

サーフィンはコミットメントだ。100%コミットできなければ、ワイプアウトする。波の大きさは関係ない。膝腰の波でも、コミットしなければワイプアウトする。波が大きいほど、リスクも大きい。そのリスクを背負えないならチャレンジを取ってはだめだ。チャレンジできる自分になることだ。巻かれている間、息が続くことが肝心だ。巻かれても大丈夫だと自信があれば、乗るだろう。実際には大きい波でも小さい波でも、乗ることには変わりはない。違いは、落ちて上がってくるまでの時間だ。リスクは巻かれたときだけに、発生する。

仕事も同じだ。自信がないから引き受けないほうがいい。仕事も大きければ大きいほど、リスクが大きい。経済的なリスクかもしれないし、精神的なリスクかもしれないし、肉体的なものかもしれない。この3つは正三角形だ。サーフィンでも肉体的についていけなければ、精神的にもついていけない。身体に自信がなければ、巻かれたときパニックになる。波が大きいほどサーフボードも折れる可能性がある。サーフボードを買う経済的な余裕もあるかどうかだ。仕事もサーフィンも同じだ。人生も同じことがいえるんじゃないだろうか。

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