水曜日, 3月 30, 2011

we need to be quiet



この言葉が大好きです。

Before we can help, we need to understand.
Before we can understand, we need to listen.
Before we can listen, we need to be quiet.

あなたが仏陀の「助け」を求めるならば、まずは「静か」に座ることから始めないといけない..という喩え。
チベット人らしい、すごく深い意味を含んでいると思う。

現在、欧米で多くのチベット仏教信者(カギュ派)のグル(精神的指導者)であるHis Eminence Garchen Triptrul Rinpocheが彼の信者に向けたお言葉。
ガルチェン・リンポチェは、仕草がすごくチャーミングで、西洋人かの絶大な人気のもと、欧米各国でのチベット仏教の指導とその普及に務められている。

大切なギフトを得るために


人生の大切なギフトとは、「気付き(悟り)」、「富」、「長寿」、「家族や友人とのより深い愛情や信頼」、「一生もののメンターやグルとの出会い」、、
この貴重なギフトを得るためには、これまでの古い自分と決別しないといけない。
言葉で言うのはとても簡単だけど、徹底的にこれまでの自分の考え方や価値観を一度完全に叩きつぶして、もう過去の習慣には戻れなようにしてしまうこと。
(例えて言うならば、家を新築するのに思い出が蓄積された古い家を解体するようなもの)
そうすることで、自分の精神や肉体が一旦リセットされ、新しい自分に生まれ変わるための''器''ができる。
ここまでくれば、見るもの全てがこれまでとは180度違った世界に感じるはず。
そして、自分自身を心から愛することができるようになり、他人を愛する慈悲が生まれる。

僕はこのプロセスを1年間がかりで完結した。
(友人からはオーラーが違うって言われるぐらいに...)
正直、しんどかったが、今は過去の自分の習慣から抜け出せたことに幸福を感じている。
もし、過去の自分のままで人生を終えたしたら、なんと、無益な時間を過ごすはめになっていたことか!

大好きな音楽やアートさえも、これまでとは趣向が異なり、ここ最近は、本当に素晴らしい芸術と出会っている。
そして、古い自分では絶対出会うことのなかっただろう、新しい友人たちとも出会えた。
これこそがかけがえのないギフト。

しかし、これはほんのスタート時点。
この状態になってようやくメンターやグルの教えを聴く準備が整ったに過ぎない。

月曜日, 3月 28, 2011

最近のぼく

ブエノアイレスのアーティスト、バーバリータ・プラーナ(Barbarita Prana)のアートとスナタム・カー (Snatam Kaur)の音源。
いいでしょう!!
最近の僕は、いつもこんな素敵なアートと音楽にどっぷり浸ってます。



金曜日, 3月 25, 2011

おすすめのブログ



Barbarita Prana は、アルゼンチンのブエノスアイレス在住の女性アーティスト。
彼女がすごいブログを公開している
美しくて、そして、新しい。
トランスレーターも付いていて、日本語表示もできる。
彼女のリコメンドするプレイリストも、今まで聴いたことのない違う世界の音楽。この音、いいねっ。
やはり、地球の裏側。僕ら文化とは香りが違う。

ちなみに、僕は、日本人で最初の彼女のブログの訪問者!
そのことを彼女にメールしたら、とても喜んでくれた。
地球儀のカウンターもクール。もし、あなたもアクセスすれば地球儀にあなたの都市名が表示されます。

先月にアップしたばかりだと彼女は言ってるけど、既に18万!ものアクセスがある。しかも世界中から。。
スピリチャルだしヒーリング効果もあるのかなぁ。眺めてるだけで気持ちよくなっちゃう不思議なサイト。おススメです。

月曜日, 3月 21, 2011

父の七回忌

亡父の七回忌のため、久しぶりに伊賀の実家へ帰郷した。
父を癌で亡くした7年前のあの夜も、昨夜と同じように眩しい満月だったと憶えている。
ちょうど、7年前が、僕にとっては「みちひらき元年」ともいうべき、ターニング・ポイントの年だったように思える。
足摺岬の恩師だった故北代さん、おなじく故杉村綾子さんとの不思議なご縁。みんな天国へと旅立ってしまわれた。不思議と父と関係していた。

みんな癌が原因で亡くなったのだが、癌っていう病が、この世からなくなってしまえばいいのにって思う。

土曜日, 3月 19, 2011

夢〜世界はもう小さな村

今、僕がやってみたいこと
それは、世界中を旅すること
アメリカ、南米、ヨーロッパ、ロシア、東欧、、
世界中に散らばるチベット仏教徒の同胞達を訪ねたい
なんて素敵な(現実的な)夢だ!
世界はもう小さな村

[arizona]

[moscow]

[peru]

All Thing Must Pass

どんなに辛いことも、いつかはすべて過ぎ去っていく。
“All thing must pass”
だから、もう泣くのはやめよう。
今夜もお月さんはいつもと変らず微笑んでくれてるから。

金曜日, 3月 18, 2011

サラスバティーの歌声が聞こえる〜インドのヒーロー



インドのニュー・ヒーロー、Narayanan Krishnan氏。
CNNが紹介した彼のビデオは本当に心が洗われる思いがする。

「彼らに食事を与えることで体の栄養になり、愛を与えれば彼らの心の栄養になる。」
「僕らも彼らも同じ人間なんだよ」

Narayanan氏がホームレスの彼らために食事を調理しているシーンがあって、タマネギとかトマトを歯切れよくカットしている音に、
僕は、サラスバティーの歌声が聴こえる。

KARMAPA17世法王の映画



僕の属するチベット仏教・カギュ派のもう一つの宗派、カルマ・カギュ派の法王、第17世カルマパ法王(His Holiness the 17th KARMAPA)のことはご存知だろうか。
ダライ・ラマ法王(ディクン派)の後任者として、近い将来、チベット民族の歴史的カルマを背負うことになる若き法王である。
そのカルマパ法王のドキュメント映画『NEVER GIVE UP -KARMAPA17th』が近日公開されるようである。ちなみに、日本ての公開は未定。

人間の持っている素晴らしさは、「利他心」と「慈悲」。
「人は、他人が幸せにならない限り、自分が幸せを感じ得ること決してない」
この教えが仏教の本質であって、だからこそ、僕はチベット仏教に帰依したのだった。

カルマパ法王を崇拝する西洋人の仏教信者も多く、この映画で紹介されているインド・ブッダガヤで野良犬や乞食への救護活動をする女性信者(弟子)の姿をみていると、いつも涙がでてしまう。この映像には利他心と慈悲が表れているから。
まるで、マザーテレサをみているようだ。

pray for japan

“Pray for japan”、''never give up''

facebookを通じて世界中の友人達から連日届く、応援のメッセージ。
1週間前の出来事だけど、もう、1ヶ月ぐらい前のような、そんな随分と重たい時間が過ぎている。

NHKのニュースで震災地の中学校の卒業式が紹介されていて、校長先生が卒業生に''数ヶ月で元に生活に戻ることはない。1年、いや5年、たぶん20年はかかるだろう。その時に中心になって復興をしているのが君たちだろう。だから、いまここで苦しんでいる人たちのことを絶対忘れないでがんばってほしい''という言葉に泣いてしまった。
とにかく、今抱えているプロジェクトを終わらせたら、時間だけは人一倍あるのだから、ボランティアに行こうと思っている。

悲しすぎて

本当に悲しくて、本当に何もうまく言えない。
震災が起こってからは、自分の魂もどっか遠くに行ってしまったみたいで、ここにいる自分は本当の自分じゃないみたい。
不幸にしてお亡くなりなられた多くの方々へ心からご冥福をお祈りします。
そして、今夜も寒い孤独な避難所生活を余儀なくされておられる
被災者の皆様が一日でも早く癒される日が来ることを心からお祈りします。
そして、命がけでこの国を守ってくださっている勇者へ:言葉が出ません。どうかどうかご無事で。ありがとうございます。
震災に遭われた皆さんが癒され、また普通の生活に戻れて幸せになってもらう日まで、全ての日本人は、決して幸せを感じることはできないでしょう。
だから、僕らは、あなた方とずっと一緒です

日曜日, 3月 06, 2011

インド行きます



5月、また、インドへ旅に出ることになりました。
カギュ派の本部、デラドゥンにあるチベット仏教スクールへプチ留学したり、旧友と再会したり、facebookで知り合ったチベット人の若者たちと会ったりして、リフレッシュしてきます。
自分の魂(soul)のバージョンアップ_ver.2.1みたいなものです。
大丈夫、帰ってきますから ;)

火曜日, 3月 01, 2011

愛をありがとう。素晴らしい授業でしたよ

授業を受けた児童の目が輝いていましたよ。
いつか彼らが大人になったら、永野さんに教えてもらった、科学や発明のことを思い出すでしょう!
そのときまで、天国でゆっくりお休み下さい。
あまりにもつらくて悲しい別れです....