木曜日, 5月 29, 2008

Be kind to other people!


「何かを与えれば、代わりに得るものがある。それは“幸せ”だ。」
                    --ダライ・ラマ法王

自分のお金で自分のために買い物ばかりしていては、きりがない。
取得は本物の幸せを生み出さない。
だれよりも大きいボートも速い車も、決して手に入れることはできず、物欲のサイクルのなかを永遠に回りつづける。

でも、自分よりも幸運でない人に何かを与えれば、心が温かくなって、世界をよりよくしたいという思いが刻み込まれる。

そして、自分よりも「持っていない」人々を助けることは、人間として一番の義務である。


例えば、企業や組織の利益とか体制とかに固執するあまり、人間本来の菩薩心やこの義務を果たせない人があまりにも多い。
そういう人に限って、経済面ではリスクを犯しながらも自由奔放に社会のために活動する個人(たいていは、立場の弱い起業家やフリーランス)への風当たりが強い。

できるだけ、大きな心で、そして、常に上を見つめていこう!

そういう心境になり行動も伴えば、
最高級のシートに深く腰掛けながら、最高にハッピーでヒップな音楽に包まれているような人生を手にしたようなもの。

「心さえ定まれば、すべては成就する」
                 --柿坂神酒之祐 天河神社宮司

金曜日, 5月 16, 2008

聖なる静けさ〜天川村にて


風薫る5月。
久しぶりにネクタイをしめて、熊本へ出張した。
その窮屈さや重い空気と曇った気分を祓いたくなって、翌日は天河へ。
大都会神戸から2時間弱という物理的な時間距離にもかかわらず、平日の天川村は、聖なる静けさに満たされていた。
僕が初めて天河を訪れたのは1980年。それ以来、この村の空気は何一つ変わってないような気さえする。

天河では禊場の河原で瞑想した。天の川の流れのサウンドスケープが絶妙な『1/f』のゆらぎで、野鳥のさえずりと混じって、それはそれは心地よかった。

社務所で、龍村仁監督の『地球交響曲(ガイアシンファニー) 第一番スペシャルエディション』DVDを購入。
このスペシャルエディションには、この映画の20周年と、そして、天河のご遷宮20年を記念して「天河交響曲」の特典映像が付いている。
これは、龍村氏がガイアシンフォニーの構想を練り始めた20年前に第一番の制作過程で消えていった、天河神社の年間の神事の貴重な映像だ。
この映像は社務所のVTRでしか観られなったレアな作品。僕はこの映像を社務所で観てから、欲しくて欲しくてたまらず、神社にお願いしましたけど、結局、無理だった代物だったので、今回、購入できたこと、とても嬉しかった〜
ところで、龍村さんが天河神社の信者であることをご存知でしたか?
ガイヤ・シンフォニーには、天河の映像や神事が収められています。
そして、この映画の構想も、ここ天河で20年前にスタートしたそうです。

20年前の遷宮祭は素晴らしいかった!
こんな小さな山奥の過疎の山村に、世界的なアーティストを集結させてしまう柿坂宮司のその力に、言葉もでなかった。

月曜日, 5月 12, 2008

ストーンズ!


少し前から、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがルイ・ヴィトンの顔になっている。

今までヴィトンには興味なかったけど、こういう宣伝みると、気になるよね。
ヴィトンによるとロック界のアイコンであるキースを起用することで、ヴィトンのブランドイメージを孤高なものにしたいらしい。そういう意味ではヴィトンの戦略は大正解だと思う。

ストーンズのカッコいいエピソードで、「アメリカから通信販売で手に入れたチェス・レーベルのLPを小脇に抱えていたミック・ジャガーに、きみもチャック・ベリーのファンなのかとキースが声をかけた」というがある。

最近では、パイレーツ・オブ・カリビアンで、ジョニー・デップ扮する海賊ジャック・スパロウはキースをイメージしていることは有名。

かっこよく歳をとりたいと思う!

日曜日, 5月 11, 2008

明日から始動です!


大型連休も本日で終了。明日からは仕事に復帰。

昨日は、一日中雨だったので、結局、TSTUAYA住吉店にて10枚のDVDと3枚のCDをレンタルしパソコンにハードコピーするのに追われた(というのも、10枚以上借りたのにレンタル期間は1日のみ!)。
借りたDVDは、妻の好きな24シーズン5とユーゴスラビアのエミール・クストリッツァ監督の「黒猫白猫」と「アリゾナ・ドリーム」。それとイスタンブールの今の音を紹介する「クロッシング・ザ・ブリッジ」など・・

「黒猫白猫」は大好きなエミール・クストリッツァの世界を100%堪能できる映画!なので、お薦め。 東欧のバルカンのBGM音楽が非常に刺激的!
なによりも、この物語がhappy endなのがよかった!だって、「ライフ・イズ・ミラクル」は悲し過ぎたから・・

今日は、昨夜からの大量のDVDのハードコピー作業のため(いわゆる海賊版の作成?)お疲れモードだったが、夕方から東京から友人でソングライターのKOWさんが家に遊びにきてくれた。彼とは久しぶりの再会だ。

彼と三ノ宮で待ち合わするこことなり、少し早めに着いたので、久しぶりに元町界隈を散歩した。
最近オープンしたlacosteの三ノ宮店を覗き、行きつけの六甲アイランド店から異動した店員さんが元気に働いてる姿を確認し、かるい挨拶をした。

そして、噂の中古レコード店ハックベリーを探してしたら、行きつけのevianコーヒーの真ん前にあるのには驚いた!!
これから週末の元町界隈のいい散歩コースになりそうだ!
中古のジャズレコード探しと美味し過ぎる珈琲が楽しめる港町って素敵!

木曜日, 5月 08, 2008

久しぶりにゆっくりしたGW


久しぶりにゆっくりした今年のGW。(といっても、まだ進行ing・・)
読書、散歩、映画に費やしたリフレッシュな休日。
果たして、何日間休んだのか!さえもわからなくなるぐらい、毎日が単調な生活。

ねじれ国会の果て、結局ガソリンが値上げり、車で遠出してガソリンまき散らしたり、無駄な高速代を払う気になれず、ひたすら、家や近所の公園で読書したり、衛星の映画やドラマをハードディスクに録りためて鑑賞するというような日々。
この連休で読破した本の分量も半端じゃなかった。何を読んだのかさえも整理できないぐらいだけれども・・

そのなかで、久々に読み直したカルロス・カスタネダの『ドン・ファンの教え』の全シリーズ。ヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファンが何を言わんとしているのか考えをめぐらしているうちに
、平行して読んだ『ローリング・サンダー』によって、この謎の一部が40歳半ばにしてようやく解明しつつある、、っていうような日々。
こういう一連の精神世界の本を読むと、またまた、グレイトフル・デット熱が上がってきて、彼らの70年代のライブ音源のブートをダウンロードしては、かぶれたようにBGMで流し続けていた。
たぶん、前にもこのブログに書いたけど、春になると部屋の空気を通すのに窓を開ける機会が多くなり、そのついでにインセンスを焚くのが我が家の習慣となっている。
30年来愛用しているGANESHインセンスがこういう精神世界へと誘ってくれているのだろうか!

その精神世界のシリーズとは全く正反対にある小西康陽の『ぼくは散歩と雑学が好きだ』で、氏の音楽に対する愛情に圧巻され、ノックダウン状態に。
この本の影響でこれまで喰わず嫌いだったジャズにハマりそうな予感がする。
最近、なぜか、「音楽」にトキメキを感じなくなっている自分にとって、ジャズ、ラテン、ムード音楽、昭和歌謡と流れるアンチ・ロックなモンドなストリームは、これからの音楽人生で新たなの見知らぬ世界の扉を開いてくれたような一冊だった。

それと、70年代のに大量に刊行された片岡義男の角川文庫を古本屋であさっては、当時、高校生だった頃の空気や青空とか関西サーフシーンのメッカだった伊勢は国府浜の海を思い出してみたりした・