水曜日, 10月 03, 2007

20年ぶりの印度へ


チベタン・インディアでシンガー、映画監督、俳優として有名なラダッキー・プンツォク氏のニューデリーのマンションにステイさせてもらい、彼の案内でデリー近郊のmajnu-tilaやネパール国境近くのウッタル・プラデーシュ州のDehradunなどの日本人には馴染みのない、けれども大変深いチベタン・コミュニティを訪ねた。Dehradunではなんと、ニューデリー空港でお合いしたチベット仏教Kargued派の高僧Chetsangリンポチェに謁見し再会するという奇跡も!
本当に、毎日が、奇跡続きのインド旅だった。

Chetsangリンポチェは、「こうして、あなたとお合いしたのも、すべては、あなたのこれまでのカルマによるものなのです。あなたは、これから私たちと共に、わたしたちの教えやチベットと日本との文化の橋渡しをする仕事をすることになるでしょう」と、おっしゃってくださった。

来日経験もあるプンツォク氏。来年は彼を日本によんで日本各地で彼のことを紹介してみたいと思う。また、彼も広島の原爆の悲惨さと平和の大切さをインドに紹介する映像作品を撮りたいそうだ。

さて、20年ぶりに訪れたインドのこと。
ニューデリーでは2年前に地下鉄が開業し、多くの人々が携帯電話を持ち、高級ホテルのバーや高級映画館での美男美女の華やかさといったら・・・本当に驚いた。
教育水準の高さゆえの豊かな知識と技術力。そしてITによってインドはこれほどまでに経済成長を遂げた。
一見して全く新しく生まれ変わったインド。でも、旧市街では、貧困、喧噪と埃っぽさ、しつこい客引き、不衛生な点は何も変わってはいなかった。

今回、インド行きを決断したのは、トーマス・フリードマンの「フラット化する世界 」という一冊の本だった。
今や、世界は本当にフラットだ!と感じた。
現に、インドでも、日本でいるときのように、インターネットや携帯メールでバリバリ仕事をこなすことだってできた。

そして、最後に。プンツォク氏との出会い。
来月早々のニューヨーク公演(ダライ・ラマのニューヨーク訪問に合わせたイベント!)に向けた準備に忙しいなか、貴重な時間を裂いて、インドやチベット文化の世界を深く案内してくれた彼に心から感謝です。

↓200枚以上!撮りためた写真をアップしています
http://flickr.com/photos/85447545@N00/

2 件のコメント:

TKIJ さんのコメント...

印度紀行いかかでしたか。

帰国して半年たったなんですが、もういきたくなるぐらい、インドっていい国ですよね。

ミーシャ さんのコメント...

☆tkijさん
コメントありがとうございます。
ビジネスかプライベートかわからないような旅でした。たった10日間のプチインド旅行!
でも、学生時代に2ヶ月も放浪した旅にはなかった濃厚な旅ができたと思います。
多くの人に出会い、助けられ、時には騙され・・・今は、全てに感謝です。
僕も、また、行きたくて行きたくて〜って心境です