我がチベット仏教の師、リンチェンドルジェ・リンポチェから、
「物事を難しく考え過ぎるから悩みが生じるのだ。それと一見解決できないと思うような悩みや問題を抱えていても、まずはそれをつくった原因を分解して考えてみるとよい」ということを教えて頂いたことがある。
自分の抱えている悩みや問題というのは自分の力で解決できるものである。
ということは、自分のやれることから、スタートあるいはやり直せばよい。
いきなり大きな客船を造らなくても、独り乗りのボートで大海原に出て行くことだってできる。
水曜日, 4月 27, 2011
火曜日, 4月 26, 2011
リチャード・ギア
リチャード・ギアは敬虔なチベット仏教徒である。
アメリカ社会でチベット文化のために身を挺した活動をしている。
ギア財団(Gere Foundation)ではチベットのために活動する複数の人道団体に寄付を行ったり、チベット僧の福利厚生のための事業を行っている。
ギアにとってのチベット支援は虐げられた民を救うという浅薄なチャリティ精神ではない。
「チベットを救うとき、我々は敵とも兄弟姉妹になれるという可能性を同時に救っている」という言葉が示すように、
チベットの仏教文化の存廃は人類の文明の未来の行方を決定するとの認識から、彼はチベットのために戦っているのである。そして、いまでは彼の考えが多くの西洋の知識人も共有するものとなっている。
2008年の北京オリンピック開催前において世界中からチベット問題に対して中国政府の対応に抗議していた矢先、日産がCMの起用を予定していたリチャード・ギアを急遽ドタキャンした。マスコミも一切この事実に触れることはなかったが、日産が中国政府に気をつかったことは明らである。
結局、イタリアのフィアットがギアを起用し、この象徴的なCMを発表。
フィアットのメッセージは、中国から得られる目先の利益よりも、チベットの高潔な理念を支援するという姿勢である。
日曜日, 4月 24, 2011
ポジティブに生きれば妨げなんてない
ハワイの水着メーカーPualaniのオーナー、イヴァラニ・イザベルさん。
若さを保つことの秘訣は自分の気持ち次第ね、と言う。
「食事に気をつけながら自分の体を大切にすること。
そして、サーフィンとポジティブ・シンキング。
ポジティブに生きれば妨げなんて何もないわよ。誰も私を止めることなんてできないの」
朝一番にすることは瞑想。その日にすべき仕事などを頭で整理してから自宅にあるオフィスに向かう。
朝食は新鮮なフルーツが中心。肉は滅多に食べない。
BioAstinが元気の源だそうだ。
午前中の仕事が終われば庭でヨガをしてリフレッシュ。
自分にとってナチュラルな生活が実現するのであれば、都会にこだわることはない。
むしろ、本当に自分に必要なことは都会では得られないのかも知れない。
ヨガを習慣づけたり、自然の中でアクティブに活動できる環境に身をおくが重要なんだと思う。
木曜日, 4月 21, 2011
祝!細野さん新作
昨日発売された細野さんの新作、''HoSoNoVA''いいです!
細野さんがボサノバやってます。
でも、後半は、自身の音楽ルーツでもあるニューオーリンズからウッドストックサウンドを、そして、「バナナ追分」って曲では、あの名盤''泰安洋行''以来のジャパニーズ・ガンボも復活。
トロピカル・ダンディ細野ワールド満開です。
「ローズマリー、テトゥリー」は加藤和彦のことを唄ってるのかなぁ。
この力作を聴いて、無性にボビー・チャールズが聴きたくなってiTunesでダウンロードしてしまった。
最近の感動〜奇跡のリンゴ
僕の沖縄ヤンバルでの定宿“海山木”のリビングにある本棚にあった「奇跡のリンゴ〜「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録」に感動した。ヤンバルクイナの鳴き声しか聞こえない全てが寝静まった深夜に、一気に読んだ。
フロンティアを目指す人はいつも命がけ。
無農薬のリンゴをつくるという絶対不可能に挑戦し続けて、7年間以上も失敗を重ね家族を道連れにして貧困のどん底にあって、ひとり深夜のリンゴ農園より奥の山に入り、首つり自殺を試みようとしたその瞬間に奇跡が起こる。
今では、木村氏が命がけで習得した無農薬のリンゴ栽培方法も、国内や世界各地のリンゴ農家へ惜しみもなく伝授しているそうだ。
だから、彼のように1番(フロンティア)を目指す人が社会にいないといけないのだ。
こういう人の話を聞くと、僕なんかまだまだ、、、って、反省させられる。
フロンティアを目指す人はいつも命がけ。
無農薬のリンゴをつくるという絶対不可能に挑戦し続けて、7年間以上も失敗を重ね家族を道連れにして貧困のどん底にあって、ひとり深夜のリンゴ農園より奥の山に入り、首つり自殺を試みようとしたその瞬間に奇跡が起こる。
今では、木村氏が命がけで習得した無農薬のリンゴ栽培方法も、国内や世界各地のリンゴ農家へ惜しみもなく伝授しているそうだ。
だから、彼のように1番(フロンティア)を目指す人が社会にいないといけないのだ。
こういう人の話を聞くと、僕なんかまだまだ、、、って、反省させられる。
水曜日, 4月 20, 2011
MoCA
これからアメリカのミュージック・シーンを引っ張っていくのは、ジョアンナ・ニューサムとデベンドラ・バンハートのふたり。
僕はそう思っている。
最近、デベンドラが髪とヒゲをばっさり切って、かつてのやぼったいヒッピーぽさが無くなって残念だけど、BECKとカエターノ・ヴェローゾとともに同じステージに立っていたなんて、驚き。
おめでとう、デベンドラ君。
それにしても、70年代初期のカエターノの曲って本当にうっとり....
月曜日, 4月 18, 2011
日曜日, 4月 17, 2011
Within You Without You
木曜日, 4月 14, 2011
ヤンバルにて仕事中
土曜日, 4月 09, 2011
ダーキニー
今一番、気になる神様は、ダーキニー(Dakini)。
チベット仏教では、ダーキニーは知恵を与える女神として大変重要な地位にある。彼女は頭蓋骨でできた杯で血を飲み、裸で流し目の艶かしい姿で表現される。
一方、インドでは魔女として墓場で集会を開き、怪しげな儀式を行い、死肉を喰らう。
そして、日本にも伝わっていて、ダーキニーがお稲荷様のご本尊だということはあまり知られていない。
bonnaroo2011
今年の6月にテネシー州で開催されるBONNAROO2011 フェスが、すごいことになりそう。
バッファロー・スプリングフィールドが43年ぶりに再結成されてヘッドライナーに登場っ!
スティーブン・スティルス、ニール・ヤング、リッチー・フュレーの3人による再活動が昨年からスタートしているようだ。
これはテネシーまで行かねば、絶対死ぬまで後悔するに決まっている。
バッファロー・スプリングフィールドは僕にとっては100% アメリカそのもの。
アメリカの僕の同世代のファンたちと一緒に叫び唄いたい。。
二十歳のロック好きの娘と共にテネシーに詣でるか!
水曜日, 4月 06, 2011
バンジョーの音色
僕の大好きなJoanna Newsomの新譜''Have One On Meから、大好きな1曲''Good intentions paving company''
この曲の中盤で印象的なバンジョーがフューチャーされていて、きっと、アメリカの若者たちは、バンジョーの音色を聴くと遠い記憶を思い起して哀愁を感じたりするんだろう。
では、僕ら日本人にとってのバンジョーは何んだろうか。とりあえず、沖縄の三線ってとこか??。沖縄県人ならともかく、なんかオルタナティブすぎはしないか。
それはともかく、なんて素晴らしい曲!!
ますます大成長を遂げているヒッピー・コミューン生まれのNewsom嬢。
ちなみに新作は前作のV.D.パークスのブロデュース作よりも好き。
金曜日, 4月 01, 2011
瞑想を生活の一部に
サーフィンの神様、ジェリー・ロペス。
彼が禅とヨガのマスターであることは有名だ。最近、その彼の言葉に感銘を受けた。
「禅や瞑想による精神の集中力というのは、ビッグ・ウェーブや巨大なパイプラインを命がけでライドするときの注意深さと全く同じもの」
60年代からハワイのノースショアでビックウェーブに挑戦し続け、今日のサーフスタイルを築いてきたジェリー・ロペス。彼はまたフィジカルな面をヨガで鍛えている。
「サーフィンは瞑想。サーフィンから学び得ることはたくさんある。後はそれを自分の人生に活かせばよい。」
まるで禅僧のような言葉。
現代人の僕たちにとって、精神を整え、集中力を高めていくトレーニングとして、禅や瞑想を生活の一部として取入れてべきだと思う。
日本人には、茶道という優れた文化もある。
まずは慌ただしい日々のなかで、ほんの少し立ち止まり、自分の内面を見つめて、呼吸を整えることからスタートしてもいいだろう。
ただし、僕の最近のお気に入り、スナタム・カーやDeva Premalのようなスピリチャルでハート・ウォーミングなBGMと以下のマントラをお忘れなく。
それでは、幸せな光に全身が包まれていく自分を感じてみてください♥
Om bhur bhova svaha tat savitur varenyam bhargo devasya dheemahi dhiyo yo nah prachoda yat...♥
Om divine mother. Our hearts are filled with darkness.
Please make this darkness distance from us.
And promote illumination with us.
水曜日, 3月 30, 2011
we need to be quiet
この言葉が大好きです。
Before we can help, we need to understand.
Before we can understand, we need to listen.
Before we can listen, we need to be quiet.
あなたが仏陀の「助け」を求めるならば、まずは「静か」に座ることから始めないといけない..という喩え。
チベット人らしい、すごく深い意味を含んでいると思う。
現在、欧米で多くのチベット仏教信者(カギュ派)のグル(精神的指導者)であるHis Eminence Garchen Triptrul Rinpocheが彼の信者に向けたお言葉。
ガルチェン・リンポチェは、仕草がすごくチャーミングで、西洋人かの絶大な人気のもと、欧米各国でのチベット仏教の指導とその普及に務められている。
大切なギフトを得るために
人生の大切なギフトとは、「気付き(悟り)」、「富」、「長寿」、「家族や友人とのより深い愛情や信頼」、「一生もののメンターやグルとの出会い」、、
この貴重なギフトを得るためには、これまでの古い自分と決別しないといけない。
言葉で言うのはとても簡単だけど、徹底的にこれまでの自分の考え方や価値観を一度完全に叩きつぶして、もう過去の習慣には戻れなようにしてしまうこと。
(例えて言うならば、家を新築するのに思い出が蓄積された古い家を解体するようなもの)
そうすることで、自分の精神や肉体が一旦リセットされ、新しい自分に生まれ変わるための''器''ができる。
ここまでくれば、見るもの全てがこれまでとは180度違った世界に感じるはず。
そして、自分自身を心から愛することができるようになり、他人を愛する慈悲が生まれる。
僕はこのプロセスを1年間がかりで完結した。
(友人からはオーラーが違うって言われるぐらいに...)
正直、しんどかったが、今は過去の自分の習慣から抜け出せたことに幸福を感じている。
もし、過去の自分のままで人生を終えたしたら、なんと、無益な時間を過ごすはめになっていたことか!
大好きな音楽やアートさえも、これまでとは趣向が異なり、ここ最近は、本当に素晴らしい芸術と出会っている。
そして、古い自分では絶対出会うことのなかっただろう、新しい友人たちとも出会えた。
これこそがかけがえのないギフト。
しかし、これはほんのスタート時点。
この状態になってようやくメンターやグルの教えを聴く準備が整ったに過ぎない。
月曜日, 3月 28, 2011
最近のぼく
ブエノアイレスのアーティスト、バーバリータ・プラーナ(Barbarita Prana)のアートとスナタム・カー (Snatam Kaur)の音源。
いいでしょう!!
最近の僕は、いつもこんな素敵なアートと音楽にどっぷり浸ってます。
いいでしょう!!
最近の僕は、いつもこんな素敵なアートと音楽にどっぷり浸ってます。
金曜日, 3月 25, 2011
おすすめのブログ
Barbarita Prana は、アルゼンチンのブエノスアイレス在住の女性アーティスト。
彼女がすごいブログを公開している。
美しくて、そして、新しい。
トランスレーターも付いていて、日本語表示もできる。
彼女のリコメンドするプレイリストも、今まで聴いたことのない違う世界の音楽。この音、いいねっ。
やはり、地球の裏側。僕ら文化とは香りが違う。
ちなみに、僕は、日本人で最初の彼女のブログの訪問者!
そのことを彼女にメールしたら、とても喜んでくれた。
地球儀のカウンターもクール。もし、あなたもアクセスすれば地球儀にあなたの都市名が表示されます。
先月にアップしたばかりだと彼女は言ってるけど、既に18万!ものアクセスがある。しかも世界中から。。
スピリチャルだしヒーリング効果もあるのかなぁ。眺めてるだけで気持ちよくなっちゃう不思議なサイト。おススメです。
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