木曜日, 2月 01, 2018

 ここ大阪では11月から記録的な寒さが身体に堪える日々ではあるが、なにはともあれ今日から2月。昨夜はsuper blood blue moonの皆既月食で大きな真っ赤な月がことのほか美しかった。  そして明後日の2月3日は「節分」です。2018年、平成29年の新しい春を迎えるわけです。どんなに今年がエルニーニョの影響で大陸から襲来する寒波が厳しく日本列島に居座っていようと、春は確実にやって来てます。例えぱ、雪景色の中に蕾から開化したばかりの梅の花。冬の曇り空のもと濃淡に映える庭木の眩しい深緑は水墨画のようです。  若い頃は、世界が凍ってしまったかのような静寂でモノトーンの2月が嫌いだった。でも、今はこのわくわくする季節が好きだ。凍る大地のなかに梅の花が咲きほこるように、心のなかに花を咲かせれば、それはれっきとした春の訪れ。その瞬間から目で見るもの、鼻で嗅ぐもの、全てが加速度を増して五感を通して春の訪れを感じるのです。

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