火曜日, 9月 06, 2005
ハリケーン“katrina”
また、テロやイラク戦争に偏り過ぎた危機管理体制や予算配分のため、自然災害時での政府の対応力の拙さや被害者の多くが低所得者層であったことなど、現代のアメリカが抱える複雑な問題点が露出されたように思う。この点は、阪神淡路大震災での政府の対応の未熟さなどとの共通点も多い。
さて、僕は昨夜、仕事で山口市内に滞在していた。台風14号の進路にある山口は早朝から暴風に見舞われた。新幹線が辛うじて運行されていた午前中までに仕事をテキパキと片付けて、 大阪に無事戻ることが出来た。
金曜日, 9月 02, 2005
沖縄病
昨夜は、数年前に熱中していたペルー音楽とエジプトのアラブ音楽で酔いしれた。ここ最近、パーカッションやドラムに新たな魅力を発見したものだから、改めて、アラブ音楽でのパーカッションの面白さやその重要性がみえてきた。
ペルー音楽を聴くと、なぜか、沖縄に行きたくなる。沖縄の深い秋の空と入道雲。 どうやら、夏バテが回復したとたん、沖縄病が発病したらしい。
火曜日, 8月 30, 2005
奥伊吹・甲津原の郷
いや~、本当に素敵な山人の住む集落だった。週末、滋賀県の奥伊吹の里をフィールドワークしてきた。同行した滋賀県人さん達も、この風景は近江の国とは違う!と感動しておられた。冬には雪が4.5mも積もった記録のある雪国。この日も、すでに周りの自然に秋の気配が漂う。
この里の人工水路を流れる勢いのよい清流の轟音とともに、マイナスイオンが溢れかえっていた。
宿では、牡丹鍋(猪なべ)、鹿刺し、イワナの骨酒などの、物凄い山の幸に舌もハートも大満足。例年だと金太郎鍋(熊なべ!)もあり。えっ、熊さんもいる!しかも、宿の大将は、全国の民謡コンクールでの数々のトロフィー保持者。酔いが回って、すっぱらしい民謡を披露していただいた。大感動!
それから、この里の自慢は、星空。天の川がくっきりとくっきりと頭上に......。満点の★が手に届くぐらい近くに見えて、しかも地平線近くまでびっしり。
日本にも、まだ、こんな凄い山人達が住む里とが残っていたことに大感動。次回は、山中が真っ赤に染まる紅葉と白銀の世界を堪能しに、再訪することに決定。金太郎鍋にも挑戦。
いたる処に山菜と薬草が茂っていた。薬草ファンのメッカ。
水曜日, 8月 24, 2005
広島へ
新規プロジェクトのため、来年の春まで頻繁に広島市や備北地方を訪れることとなる。
お好み焼き、カキ、宮島、広島カープ、、、、。これまでは、あまり広島に縁がなかったけど、“半分広島県人”と言われるよう、せっせと通いたい。よろしく、HIROSHIMA。
金曜日, 8月 19, 2005
四国の渇水
早明浦ダムの貯水量も遂に底をつき、高松では本格的な断水制限が行われ、生活に不便を強いられておられることと察します。四国の方々には、心からお見舞い申し上げます。
僕も、昨年の夏は高松で住んでいた。2年強の高松生活であったが、その間、運良く水で困ることはなかった。去年は大型の台風が何度も四国を直撃し、高松市 内でも浸水によって交通や生活が麻痺する大混乱となった。僕の住んでいたマンションも1階が床上浸水となったが、このときも偶然、神戸に帰省していたし、 僕は2階の部屋だったので被害に遭わずにすんだ。
さて、昔は、今のような渇水で深刻な被害となったことだろう。米や農作物への悪影響が飢饉につ ながり、人の命に係わる深刻な事態となった。だから、朝廷は、陰陽師などのシャーマンに雨乞いの祈祷をさせていた。奈良や京都には、今では忘れられている が、彼らが雨乞いの祈祷をする聖地がある。これらの聖地はおおむね水の神である竜神を祀っている神社である。
「陰陽師(岡野玲子、夢枕獏)」の 8巻<安陪晴明 天の川にて雨を祈ること>に、安陪晴明が雨乞いに竜神の神様の聖地巡礼をするという物語がある。その聖地とは、「貴船(鞍馬)」、「龍穴 神社(奈良県室生村)」、「丹生川上神社(東吉野)」そして「天河」。これらの水の聖地は、全て地下の水脈で繋がっているそうだ。
ちなみに、明日、僕は、龍穴神社に行く。
水曜日, 8月 17, 2005
火曜日, 8月 16, 2005
土曜日, 8月 13, 2005
山水人(ヤマウト)まつり、とても気になります
ラインナップは、 ゴア・ギル、南正人、ダチャン ボ、マジェスティクサーカス、熊谷もん、座晩鳥、クリ、ゆうすけ、ザ・ファミリー、インカローズ、OiOi、Otowa、イーリャ・ダス・タッタルーガス、ベリー、ミツキ、Tetsu、Shinkich、そしてサヨコオトナラ。
朽木村は琵琶湖西岸のブナの原生林がある山深い超~気持ちのいい場所。3日間のキャンプインのパーティのようだ。
金曜日, 8月 12, 2005
神波多神社と波多の里
奈良県山添村に波多という集落があり、ここに除疫神の牛頭天王を祀る神波多神社が鎮守する。
波多族。彼らは海洋民族として航海技術に卓越した民族であったといわれる。
そして、この村には多くのイワクラ群があり、夏の夜空の天体図の三つの星(デネブ、ベガ、アルタイル)と位置関係が一致している。 これらは、この村の神野山を中心として夏至の太陽の昇るところと沈むところ、冬至の太陽が昇るところと沈むところを線で結ぶとその線上に巨石や神社が点々と配置されている。一説によると、太陽の輝きがもっとも薄れたとき、太陽の復活(生命の復活)を願い、お祈りしたのではないかと推測されている。
月曜日, 8月 08, 2005
夏、真っ盛り
水シブキがとても気持ち良さそう。
甲子園も始まった。
毎日がカルフォルニア晴れ。
アロハ・シャツも着た。
野外フェスにも行った。
子供と虫とりもした。
NewOrderのニューアルバムも愛聴している。
でも、まだ、スイカたべてない。
ビーチにも行っていない。
はやくしないと! 夏が終わってしまう前に・・
金曜日, 8月 05, 2005
解毒・DETOX
カラダに溜まった不要な贅肉、毒素。これらは水や食べ物、空気の汚染から体に蓄積され、加齢、ストレス、アルコールや不規則な生活による免疫力の低下やホルモンのバランスの乱れによるものだ。
こんな毒素を溜め込んだカラダでは、充実した人生を送ることも、よい仕事もできない。
だから、決心した。解毒することに....。カラダに溜まった毒素を排出して、細胞を活性化するのだ!
オラ!メヒコ
ウアウトラという村には、良質で最高に飛べるキノコが生えているそうだ。60年代のドラッグカルチャーやロックの原点となり、それに影響を受けた現代のトランスミュージックやハリー・ポッターまで、すべてがこの村からはじまったとも言われている。ビートルズのメンバーがリンゴ・スターの誕生日を聖な るキノコで祝うため、この辺鄙な村に住んでいた二十世紀最大のシャーマン、マリア・サビーナのもとにやって来たというサイケデリックな伝説もある。
日本のお盆のように祖先の霊を現世に迎えるお祭りもあったりと、死を身近なものとして捉えてるというメキシコ人と日本人との共通点も多いそうである。
オアハカという村はメキシコ人にとっても磁場の強い聖なる場所であるらしい。その村のモンテ・アルバンという聖地は写真を見るだけでもエネルギーが充満している。
そんな感じですが、、、詳しくは田口ランディとAKIRAが著した「オラ!メヒコ」(角川書店)を参照されたし。
メキシコの空気は沖縄に似ていると言うし、石好きの僕にとっては、フリーダ・カーロとイサム・ノグチとの恋愛関係についても知りたい。
水曜日, 8月 03, 2005
火曜日, 8月 02, 2005
月曜日, 8月 01, 2005
ラムネとビール冷えてます
鈴鹿山系から涌き出る清い地下水がこの宿場町の地蔵川に絶えることなく“こんこ ん”と湧き流れる。かっての旅人がこの水で旅の疲れを癒し、のどの渇きを潤った。また、最近まで直接飲料水としても利用されていた。まさしく、命を守る水であ る。
地蔵川にはハリヨという絶滅の危機のある貴重な魚が生息し、清流のみに生える梅花藻(バイカモ)という小さくて可愛い花が咲く水生植物で生物学的にも貴重な川だそうだ。この日も、梅花藻の花と涼を求めて多くの観光客が訪れていた。
清い水の流れる小川と人の生活や営みが密接に関係しているという点で、失われつつある日本の風景であると思う。
このまちの頭上を名神高速道路が通り、一日に何十万台ものトラックやクルマが通過していることが信じられないほど、かっての宿場町の賑わいや生活の音が聞こえてきそうである。素敵な真夏の週末の遠足であった。
木曜日, 7月 28, 2005
ディープな四万十川
森に響き渡る清流の轟、限りなく透明な水、濃厚な空気、木々の緑、ごつごつとした岩、鳥のさえずり、そしてあたり一面に飛び散るマイナスイオン。
ここは、四万十川支流の上流域。
これまでの僕の四万十川のイメージとは異なる未知の世界。
確かに、吉野にも美しい川は多い。だが、吉野の凛とした透明感とは違う亜熱帯特有の甘くて優しい空気を感じた。
また、四万十川は、“川”だけに着目した観光ツーリングだけでは勿体ない。山の緑をめでよう。里山の田んぼの風景、ゆったりとした生活のリズムを感じてみよう。この地に身をおけば、本来の自分のペースを取り戻せるかもしれない。
今回の旅で得た四万十川に対するイメージは、“ハワイのジャングル”のような世界。
そう、ここに流れるのは、まったりとした濃厚な時間_
サウンドスケープで喩えるならば、今回の旅で車のBGMに流し続けていたSprout。ゆるめのオーガニック・グルーブな曲がぴったし溶けあう。
だれか、こんなディープな四万十の新しい旅のスタイルをもっと僕らにコーディネイトしてくれませんか。
次回はテント持参。
土曜日, 7月 23, 2005
ANEMOΣ
荒れ果てた地に横たわる
水晶に封印された縄文人の記憶のかけらを
幽世と現世のシャーマンである御杖たちが祓い清める
アネモスよ、君は海原を鳥のごとく悠々と飛翔し、その魂は波多の民に還る
風は波を生み、波は竜神と化す
そして、夜空の星座と太陽神アマテラスが出会う周期を大地に刻印する
荒涼の地に眠る去勢された鉱物を嘆き悲しむ君よ
君はひとつの伝説でもある