火曜日, 12月 28, 2010

37世チェツァン法王のインタビュー映像



僕の崇拝するチベット仏教カギュ派37世チェツァン法王の貴重なインタビューがyoutubeにアップされていた。
撮影したのはロシア人。2009年にインドのラダックにて撮影されたようだ。

質問内容は、「なぜ現在、これほど多くの西洋人が仏教に関心をよせるのか」、「他の宗教についての意見」、「西洋人がキリスト教徒のままで仏教に帰依することはできるのか(答えはNo!)」、「仏教とは何か」の4項目。

チベット仏教4大宗派のなかでも仏教の実践を重要視するカギュ派の信者のなかには欧米人も多く、法王自らが仏法を世界に広げより多くの衆生を救うため世界各地を回られており非常にご多忙な身である。
このビデオでは法王のお人柄がよく現れている。初めてチベット仏教に触れる人に対して、とても深い内容ではあるものの、平易な言葉を用いられて、例を交えながら、わかりやすく解説されている。

ほんの一例として、「先進国では日々テクノロジーを進化させて確かに生活は便利となった。しかし、心と精神が追いついていない。人間は「物質」と「心」の2つのバランスがとれてないといけない。だからこそ、さらに技術革新が進んでいく21世紀は、より心と精神の重要性を見つめ直すことことが必要となろう。このことが物質文明が進む欧米社会で仏教が受入れられている一因でもある」というようなお話。

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