月曜日, 12月 27, 2010

流れには逆らわず

今年最後の週のスタートの日。
いろいろな問題が一挙に押し寄せてきて、気持ちが焦るばかりで、うまく交通整理ができなかった。
こういう日は、流れに逆らわず、自分の出来ることだけに集中して事務的に粛々とこなすに限る。
そう言えば、昼ご飯を食べ損ねていた。
夕方6時に一旦自宅に戻り、娘と一緒に晩ごはんを食べてから、1時間程の睡眠をとって、再びオフィスに戻ってからもメールの返信に時間を費やされた。

一段落ついたところで、さて、これから、明日が締め切りの原稿を完成せねばならない。
という訳で、今夜も徹夜モードへと突入です。

日曜日, 12月 26, 2010

アンチエイジングよりダンディズム!




人間、歳を重ねていくにつれて老けるのがあたりまえ。
年齢以上に若く見せたいとか、老化を止めるっていうのも、確かに大事なこと。
例えば、食事と健康に気をつれるとか、おしゃれするとか。
でも、それ以上に、老人だからこそ様になるダンディズムっていうのがある。
例えば、レナード・コーエンのこの色気とダンディズムはどうだ。
僕は60歳を過ぎたら、こんなカッコいい老人になりたいと思うし、その時が来るのを楽しみにしているのだ。

土曜日, 12月 25, 2010

Joni Mitchell.1983


今年のクリスマスは、神戸・六甲にも雪が降る寒い日。
僕の好きなクリスマス・ソングは、ジョニ・ミッチェルの“River”。これは外せないでしょう!

ちなみに、僕は1983年の彼女の初来日公演(大阪フェスティバル・ホール)を観ました。
もう、27年前のことか!

今でも、これは僕の体験したライブのなかでもベストなひとつ。
とにかく、ギターとピアノ、それからドブロギターみたいな膝に寝かして弾くギター!でのソロの弾き語りが素晴らしかった。
声も初期の初々しさが残っていた。
ピアノで“blue”のイントロが流れたときには、会場が一瞬静まり、そして、大きな拍手。あの空気は27年たっても忘れられない。
曲の間では冗談ばっかりで、大声で笑い返すのは会場の外国人だけ。日本人の僕らはシラって感じだった。

ティーン・エージだった僕は、当時付き合っていた彼女と一緒に観に行ったように思う。
育った環境とか価値観も180度違っていた2人だった。まだ中途半端な大人だったし、逢えばすれ違いばかりなのに、何のために一緒にもてあますほどの退屈な時間を過ごしたのか、いまでもわからない。
いま思いおこせば、一言で、そんな青春時代だったような気がする。

経営者はドリーマー

[晴れの日に傘を貸し、雨の日には貸さない]
こういう日本の銀行の体質、なんとかならんのやろか。

中小企業を救うはずの金融円滑法、いわゆるモナトリアムも霞ヶ関の政策と現場では大きなギャップがあるように思うのだが。
金融庁も銀行も保証協会も何のためのモナトリアムかってこと、もう一度、考えようよ。

それと、同じ銀行でも担当者によって、その対応が全く異なるってどうよ。
メインバンクと思っていた銀行で、担当者の異動のたびに手のひら返されたのでは、そらぁ、経営者はたまらない。

今日、無性に腹立たしいことがあったので、金融庁HPにある大臣目安箱へ投稿した。
https://www.fsa.go.jp/opinion/

もちろん、自殺なんて考えたこと無いけど、些細なことでも金融庁に報告しておかないと、後で同じように誰が困るかわからない。

で、僕は、日々、銀行とお付き合いをさせていただき支援を頂いているのだが、ポジティブ、ネガティブに関わり無く、この「大臣目安箱」に投稿してこうと思っている。
その理由?
中小企業の経営者として、日本の金融政策に対する建設的ないち意見として、。

経営手腕の拙さが原因ならまだしも、不景気や取引先の倒産なんかの外的要因で、売上が落ち込んで、自分はただ働きで従業員には給料を払い、そして借金を借金で重ねて返済できなくなる経営者もいる。
あげくの果ては、自分の家族の思い出が詰まった家を没収されて、最悪の場合には自殺に追い込まれるなんてことも。。。
これって、悲しすぎないか、おぃ。
シラフの青い顔で、「これが現実だから」って言う訳!。冗談はもうやめようよ。

前に「現実は甘くないよ!」って忠告してくれた、経営の「け」の字も知らない素人の主婦の投資家がいた。
では、あなたは、どれだけ世間を知っている?
そのひと、二代目経営者の主人の浮いたお金で、投資家を気取っては若手経営者の気を引いていた。

先行きの見えない長引く不景気だからこそ、これから経営者は、保守的にならねばならない。
独創的なビジネスモデルも大事だけど、銀行に頼らないで少ない資本でお金を回していける経営形体を模索すべきだろう。
固定費を削るだけ削って屋台精神で商いをすればいいし、資金繰りが難しいなら、現金商売に転向する。
昼間は自分のしたいことを全うできる社長で、夜は年下の上司がいるコンビニのレジ打ちのバイトだってかまわないじゃないか。

成功するまではプライドなんて捨ててしまえ。
でも、失っていいものと悪いものだけは、冷静に判断しないといけない。
クレジットカードなんて無くったって生活に支障はないし、あまり気分がよくないがマイホームを手放してもなんとかなる。
だけど、家族と自分の命だけは、決して失ってはならない。

失敗の後にこそ成功はやってくる。
多くの成功者は、倒産や自己破産を経験したうえで、のし上がってきたの!
だから、もっともつとタフにならないと!

経営者はドリーマー。でも、一度、夢を貫くって覚悟したら、最後までやり通そう。
ちょっと頭のいい人なら、こんなリスクだらけで割にあわない社長業なんてやめて、また、会社員に戻るよね。
もう一度、高学歴に頼って、ブルーな月曜日の朝に満員電車に揺られて、水っぽい仕事に変な生き甲斐とポリシーを見いだしては我慢する気かい?おぃ。
そこが5%の成功者になれるか否かの分かれ目なんだろう。
だから、経営者は永遠の世間知らずいいんだ。

金曜日, 12月 24, 2010

起業家としての次の目標

サラリーマンから独立して5年。
起業家として実践すべき「第1ステップ」をもうすぐ卒業できそうな気がする。
僕の言うところの第1ステップとは、例えば、ひよこが巣から自分の翼で自由に飛び立つ状態のこと。
そお、一度っきりのこの人生に、「自由」という翼を身につけることができたわけだ。

食べるためにお金を稼ぎだすってことは、経営学的な知識は多少は必要だとは思うが、学歴ではないし、人間性とか頭だけでもない。
人や社会の役に立てることは当然大事だけれど、良い人で終わってもお金は手元には残らない。
特に、コンサルタントを生業としてきた僕には、商人道ってのが身に付いてないので、世のため人のためという大義名分と商売とのギャップがありすぎた。
誤解を恐れずに言うと、今の僕には、左の手のひらを突き出す勇気、つまり乞食のようなハングリー精神を身につける修行が必要なのだと思う。
当然、このためにはまず第1に“信用”を身につけておかねばならない。

とにかく、「夢」を現実にするという生みの苦しみというやつは、最初の頃は刺激的で面白かったけど、ここ最近は、これまで体験したことのない苦しみに耐え抜くことに費やされた日々だった。
特に、2010年は、自分にとっては、生涯忘れることができない試練の年となった。
毎晩みる悪夢は、先行き不安のため、その「不安」という魔物の囚われの身となって、身動きができず、もがき苦しんでいる姿。
夜中に何度もうなされ目が覚めた。
ちょうど、チリの鉱山事故で地中に閉じ込められていた人々の苦悩とシンクロしていたような気がする。
(彼らは14人だけど、こっちは独りぼっち)

そんな2010年も、あと1週間。
来年は、もう少しはまともな生活を送ることができるのだろうか。
兎に角、今年は[ツキ]というものに、とことん見放された1年だったが、ここにきて、こんなちっぽけな会社に温かく支援してくださった大切な友人の存在とご恩を僕は生涯決忘れることはないだろう。
その友人の期待こたえるためにも、この複雑で競争の厳しい商業社会に勝てる経営体質へと変身して、もっともっとグローバルに高く高く羽ばたかねばっ!

そしてそして、今年は無理して背伸びをしてビッグなプロジェクトを抱えてこんでしまったために、かえって現在進行形でご迷惑をおかけしている皆様方には、心から感謝とお詫びを申し上げたい。
「皆さん、本当にありがとう。そして、ごめんなさい」

さて、来年からは、起業家としての第2ステップを目指すわけだが、キーワードは「保守」。
経済的な自由を得て、小さいながらも優良企業として、細く長く、無理をせず、人と組織をじっくりと育てていく。
そして、微力ではあるが、社会にインパクトを与えていける企業を目指す。
この目標を次の5年間で全うしたい。

そして、来年こそは、24時間スリープレスで熱中できるエキサイトなプロジェクトに、久しぶりに巡り会いたい!

水曜日, 12月 15, 2010

今夜は徹夜

昨日の休みが災いして、今夜は久しぶりに徹夜モード。
仕事に追われていて、修士論文に手が回らずに遅れ気味で、明日のゼミで教授からお叱りをうけたくないので必死です。
悶々と論文を書いてます。

明朝は7時には家を出て、滋賀県長浜市の小学校へ授業に出向き、夕方、大阪に戻って大学院でゼミを受けるっていう、ハードなスケジュール。

これって、充実しているってこと、あるいは、空回り!?

月曜日, 12月 13, 2010

久しぶりの休日

今日は寒い。
12月に入ってから、ほぼ休みなしだったので、今日は休日と決め込んだ。
何もかも忘れて、ひたすら寝よっと。。。
エネルギーをチャージして、また明日から頑張るとしよう。

日曜日, 12月 12, 2010

多忙な毎日

ここ数日、忙しすぎて、4日間も!お風呂に入ってなかったことに気がついた。

今日も早朝より、小学校への出前授業。
今回は、近所の神戸の甲南山手にある小学校だった。
かつてこの学校で息子が小学6年生のとき、ここの体育館で行われたバレーボールの試合の応援ために来たことがあった。
当時は、息子とあまり接してやる機会がなく、翻って、今は、他人の子供達に授業を教えている自分に、家庭を顧みなかった自分の情けなさに寂しい気分になった。

ところで、今、住んでいる海の手の六甲もいいけど、山の手のこの街もいい。
子供達が独立する前に、六甲山の麓の街に引っ越して、水入らずで過ごしたてみたいものだ。

木曜日, 12月 09, 2010

ドゥーワップでバーチャルなクリスマス気分

今年は仕事の関係で関西の小学校をたくさん訪れた。
その数、70校ぐらいかなぁ、、ワァオ!

今、携わっているこの仕事のおかげで、本当にたくさんの小学生と接する機会をもらって、なんて言うんだろう、子供たち一人一人の個性を育んでいるのは、学校の環境に大いに影響されていることを肌で知った。

大きな声では言えないけど、一番幸せそうな環境で育っている子供達は、日本海側の過疎の小学校だったり。
自分だったら、こういう学校に通いたいと思った学校は、都会ではなく、田舎の学校。
両親はもとより、祖父母と3世代の家庭で育っている子供達って、やっぱり、優しくて、健やかな感じがする。

さて、世間では、クリスマス一色って感じだけど、自分はそんな余裕さえなく、仕事に明け暮れている。
今年は、これまでで最も寂しいクリスマスになるんじゃないかなぁ。
まぁ、気分だけは、クリスマスに浸りたいので、20年も前に買ったRHINOの“The DOO WAP Box 2”を取り出して、事務所でずっと聞き流している。CD4枚セットで100曲のボリュームのある1951〜1965年までのドゥーワップ集。
The Mello-Moodsの“Wher are you(now that i need)”は、永遠のマイベスト。

水曜日, 12月 08, 2010

ポジティブに

今日は、久しぶりに出張(授業)のない日だったので、昼までに寝た。
今月に入って、休日無しで、しかも、早朝出張がたて続き、そして、年内いっぱいまでこのペースが続くので、休める時は目一杯休みたかった。
愛犬の散歩と洗濯をしてから、事務所へ出勤したのが13時過ぎ。
BGMに、Taj Mahalの“In progress & in motion”とか“Testifu〜The gospel box”のボックスCDを聴きながら、ぼちぼちペースでオフィスワークをこなし中。
CDが3枚から5枚がセットされたボックス・セットも、仕事中のBGMならば一気に聞き通すことさえできる。

さて、今日の格言。
『まずは心の中に成功の家を建てよ。決して障害物を想像してはならぬ。』

最初、この言葉は、ポジティブシンキングを奮い立たせる言葉かと思っていたのだが、心の中に“成功の家を建てる”、っていうところが奥深い。
基礎から屋根まで、台風や地震にも強くて、毎日快適な住環境を保つ家っていうのは、全てにおいて万全でなければならないわけだから、成功も最終的な形をビジュアル化して、こつこつと計画的に、そして、日々の努力によってこそ達成できるというわけだ。

火曜日, 12月 07, 2010

日曜の朝はLAZY


最近のお気に入りのラジオは、interFMの日曜日の朝のLAZY SUNDAY
パーソナリティのGeorgeさんは、僕の兄貴の世代の人で、ここで流れる音楽も、70年代に海で遊びまくっていたサーファーの兄貴たちが好きだった、あの頃の空気が詰まった音楽でいっぱい。
時々、“Wow!”って叫んでしまうするぐらい、懐かしいくてかっこいいのが流れている。
例えば、ジェファーソン・スターシップの"MIRACLES"とか、ニール・ダイヤモンドの"SOLITARY MAN"なんて曲が流れるんだから!
こういう音楽を聴いていると、無性に海にいきたくなるんだよねっ。

月曜日, 12月 06, 2010

すべての出来事を受け入れよう


我が師、リンチェンドルジェ・リンポチェから、「君の道は決して途絶えたりはしないから、一生懸命、がんばりなさい」という最高の励ましと予言を今年の夏に頂いた。
このお言葉だけが、自分の信じる道であり、宝物。

休むこと無く続く超ハードなプレッシャーに、これまでの僕の精神ならばもう既に、ダウンしていだろう。
それと幸運に恵まれていること。こんな状態でも、会社を経営し続けているっていうのは、かなり不思議。
だから、明日はもう息絶えてしまっても、いいんじゃないか。これも運命って、受け入れられる今の自分。
精神はかなり鍛えられてきたかとは思う。

見返りのある努力で報われるのならば、それほど容易なことはない。
答えの見えない明日に向かって、日々、不安と苦しみとももに、今日を生きるってことの辛さ。

社会的責任とか、経済的な困窮とか、、
これまで体験したことのないレベルの経験をさせてもらっています。

日曜日, 11月 21, 2010

こころが軽くなる言葉


『一生懸命努力する
あとはすべて、おまかせしょう。』
・・いい言葉でしょう?!

未だ抱えている困難な問題が解決したわけじゃないけど、なんだか、プレッシューから解放されたような、
そんな爽快な気分に包まれている。

それにしても、ここ最近、夜空の月が眩しくて美しすぎる。
God Watch Over Me!

ディランの“Modern Times”のレイド・バックした脱力感なリズム・アンド・ブルースとThe Black Eyed Peasの最先端モードのサウンドを惚れ惚れしながら聴き込めるぐらい体調と精神が回復してきました。
まぁ、この2つの全く異なるアーティストを引き合いにしているぐらいだから、未だ、分裂症であることに違いはないけどねっ。

木曜日, 11月 18, 2010

恐怖と仲良くなる


昨日から(確か?)、自分のパソコンのトップページに設定しているappleのサイトに突然ビートルズの白黒の写真が現れたので、なんだか嬉しい!
たぶん、ホワイトアルバムの頃の写真だと思うけど、この頃の4人って、最高にcool!かっこいい。
ビートルズって、億万長者っていうイメージがあるんだけど、先日、CSでイギリスのテレビ局制作のドキュメンタリー番組を観ていたら、意外にも、初期の頃は、印税が95%も国に搾取されていて、結構、お金には苦労していたそうだ。
A hard days night...とか、その頃。
この写真は、印税から逃れるビジネスモデルをようやく見つけて、すこぶる大金持ちになっていった頃のビートルズで、名作サージェントを世に出して自信満々のとてもいい顔している!

さて、話は変わって、、ここ最近は、人間がリアリティといかにして向き合っていくのかってことを、真剣に考えている。

例えば、精神的な旅立ちをするということは、見知らぬ地を求めて小さな舟に乗りこみ、大海原に船出するようなものもの。
船出という直感のひらめきを得たならば、遅かれ早かれ必ず恐怖に襲われる。すべての冒険家のごとく、僕たちは向こうに何が待ち受けているかを知りたくて旅に出るわけだ。
しかしながら、実際、自分の持っているものに直面するだけの勇気を持ち合わせているかどうかもわからず、旅に出るわけだ。
これは、チベット仏教徒のペマ・チュードゥン氏の言葉。

翻って、起業家も、同様のインスピレーションと不安を抱えながら冒険旅行をする。
絶望感、そして、恐怖という現実をくぐり抜けねば、前へは進めない。
そして、地平線の向こうには、成功の保証さえも無い。それでも、前進していく。

チュギャム・トゥルン師のアメリカ人弟子であもあるペマ氏は、
あくまでも、現実(リアリティ)に止まれることを説く。そして、瞬間瞬間に現れ、苦しめていく「恐怖」と、どのような姿勢で向き合うべきかについて説いてくる。

ビートルズが極めた世界のなかにも、きっと、このような精神世界の入り口があったはず。

水曜日, 11月 10, 2010

前世って信じますか?


もう5年ぐらい前のことだけど、四国のとある県庁所在地で、他人の前世を視ることができるっていうスピリチャルな女性と出会ったことが会った。

それで、早速、僕の前世を鑑定してもらったところ、
「毎日、山の頂きにある村々を訪れては、そこに住む村の人々を慰めたり喜ばせるために山を往復していた。赤と黄色の服を着て、ラスタカラーの小さな太鼓のようなものを肌身離さずもっていた。(これが僕の宝物だったそうだ)」

当時は、この鑑定結果は、正直、理解できなかった。アフリカか南米のペルーの辺りか?こんな辺鄙なところで、僕は、何を目的に人生を送っていたのだろうか?っていう素朴な疑問があった。

でも、ここ最近、ようやく、その答えがわかった。
きっと、前世はチベットで小僧をしていたのでしょう。
ラスタカラーの小さな太鼓は、マニ車なんだろう。

今、こんなにもチベットが好きなんだから、納得だ!

火曜日, 11月 09, 2010

八方ふさがり。。からの打破


今年は、これまでの人生のなかでも、本当に苦労した1年だったような気がする。
人生のすべてを一時停止して、会社経営に全身全霊を集中してきた。
兎に角、八方ふさがりで、どこにどう転んでも、問題だらけ。

同じ場所を行ったり来たりしたり、いろんなやり方を試してみたり。。。
頼れる先人には、「これはあなたの成長のための糧となるのだから、自分で考えなさい」と突き放され試されたり。。
四六時中、あれこれと悩み、片時もそのことから頭が離れず、、と、あまりにも、そのハードな問題に、普通の人ならば絶対にノイローゼとか、心の病に罹るのではと思うぐらいの、タフな精神力が必要だった。

まぁ、最悪、どうしようにもならなかったら、すべてを手放して、この写真のチベットの聖地を探しに日本を脱失しようか!ぐらいの勢いだった。

まだ、その問題は、100% 解決したわけじゃないけど、今年も残り2ヶ月を切った今になって、なんとなく、ようやく出口の明かりが見えつつあるような、そんな嬉しい予感がする。
それにしても、会社経営って本当にハード!

NS銀行の経営破綻も、尖閣諸島問題も、第三弾の事業仕分けも、これらのニュースがすべて、不思議とすべて自分のビジネスに直結していたので、全くもって時代のうねりにのみこまれているので、これも因果だろう。

金曜日, 10月 29, 2010

選択なき認識


プラジュニャー(大いなる智慧)とは、多くの門を開けていく方法のようなもの。
プラジュニャーを通じて、人は空性(シャーニヤター)の真の意味を発見する。

それは、窮地に追いつめられるための方法である。
あなたには「これ」の中に、最終的に壁を通り抜けて逃亡しなければならないほどまでに追いつめられている。

そのためには、あなたは壁を「空」なるものとして見なければならない。
そうでなければあなたは永遠に逃げられない。

ー『心の迷妄を断つ智慧』チュギャム・トゥルパン著ー

火曜日, 10月 19, 2010

快楽と苦痛


仏教では、人の一生は無常であることを説く。
日々に、その瞬間に、「快楽」と「苦痛」が付きまとい、そして、繰り返され消えていく。
だから、できることならば、苦しみから逃れて、快楽を享受したい。
それ故に、愚かな人間は神仏に祈りを捧げる。
しかしながら、快楽の後には、また再び、苦しみがやってくる。
逆に、今あなたが苦しみの中にあるのならば、それは、幸せがやってくる前兆でもある。

だから、苦しみは、近いうちに大きな果報を受け取るサインでもあるし、
他人の苦しみをも慈しむことのできる利他心を発心するチャンスでもある。

逆に、快楽に溺れると堕落してしまうことさえもある。
幸せと快楽とは別である。
ダライ・ラマは、「人間を含め全ての生命には、幸せを求める権利がある」と説く。
この教えは、仏教の核心でもある。
だからこそ、「幸せ」の本質を間違ってはいけない。

快楽を追い続けることを手放して、そして、苦痛さえも取り入れて認める。
今の苦しみも快楽も、すべては自分が蒔いてきた種。つまりは、行ってきた行動によって生じる原因と結果によるカルマ(因果)なのだ。

だから、幸せの本質を理解し、明日から幸せを享受するためには、「幸せの種」だけを蒔けばよい。

火曜日, 3月 02, 2010

ブログの最終ゴールは「出版」なのかも知れない

最近は、Twitterの出現で140文字に慣れ、ブログを書くことが煩わしく感じるようになってきた。
mixiのように自分の日記へのコメントを返してもらって共感するという他力本願的な楽しみに対して、ブログにはその楽しみも少ない。
だから、ブログには、何らかのインセンティブが必要なのである。
例えば、こつこつと10年ぐらい毎日文章を綴れば、自分史の大作も出来上がるわけで、これを著書として自費出版するようなゴール。
ブロガーに自費出版を勧めるようなサービス。これって、もう既にビジネス・モデルがあるのだろうけど。

いずれにせよ、いつか本を出版しようかと密かに目論んでいる人には、ブログは捨てたもモノじゃない。

月曜日, 3月 01, 2010

Last.fmがあれば陸の孤島も怖くない

少し前なら、無人島にレコードを1枚持っていくならば...みたいなノリで、サバイバルな状況におかれた状態でも自分を癒し、かつ、永遠に飽きない、あるいは禅の世界観よろしく常に新たな発見を見いだすような1枚のレコードの自慢話というか趣味な話を語る雑誌の特集があった。

しかし、ポストWeb2.0の時代、いわゆる、クラウドコンピュータとか、ソーシャルネットワークが出現した現代、この手の話は全く戯言のようだと思う。

久しぶりにLast.fmにアクセスし、以前のβ版から大きく進化しバージョンアップした、この音楽趣味人にとっては言葉では言い表すことができないほど、凄いことになっていることに驚いた。
こりゃ、CDを買い集めることなんで全くナンセンスだ!し、まして、もうiTunesでDLも必要ないじゃないかって、思うぐらい。
とにかく、自分の好きな雰囲気の音楽を「アーティスト」で選べば、後は、勝手に浴びるよう、その傾向の音楽が流れ、知らないアーティストを発掘していく。
アーティストにとっては、知ってもらえることが最大のメリットとなるのだが、、

『別に、あえて今まで知らなかったアーティストを発掘する必要なんてない。』

実は、このようなリスナーの「言及」こそが、アーティストやレコード会社にとっての最大の脅威なのだ。
では、アーティストにとっての残る道はライブ。だから、マドンナはレコード会社との契約を破棄し、コンサートプロモーションと契約しているのだろう。

無人島に行こうが、陸の孤島であろうが、、ネットにさえ繋がっていれいれば、24時間、死ぬまで音楽を浴び続けることができる!時代なのだ。

あえて言わせてもらえば、ネットは確実に音楽産業を根底から崩している。だから、新しいビジネス・モデルが必要。このことをリアルに実感した。

以下、僕のLast.fmのプロフィール。
http://www.lastfm.jp/user/mitsunaka302