木曜日, 2月 05, 2009

コンサルティングとプロデュース

20年間、コンサルタントとして仕事をしてきた。
最近は、クライアントが公共から民間企業の経営コンサルタント業へと変わりつつあるが、今でも、現役のコンサルタントだ。
その一方で、最近は、「プロデューサー」とも自称している。
ここで、コンサルティグとプロデューサーの違いを整理しておかねばならない。

「コンサルタント」とは、相手の問題解決と夢実現を助けること。
「プロデュース」とは、一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えること( ビジョンを形にする問題解決の思考と行動)。

地域活性化を具現化するには、行政、民間などを多くの関係者を巻き込んでのプロデューサーとしての力が求められる。
一方、ブランド化事業のような特定の企業や団体に対しては、(経営)コンサルティングによって、目標とする理想像や彼らの夢を実現するための手助けをするわけだ。
どちらがどうの・・というような優劣などなく、クライアントと共に夢を共有し具現化していくダイナミズムにこそ、我が社のやりがいがある。

では、コンサルタントとプロデューサーは、全く異なる業種なのか?という疑問がおこる。
ここで、僕の好きな言葉をひとつ、
「建設業者は建築家から設計図をもらうまで、どんな建物も建てられない。
建築家は自分の想像力によって設計図を書かねばならない。」

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