水曜日, 3月 18, 2009

地方の元気再生戦略


先日、首相官邸を訪問する機会を得た。
新しくなった官邸の入り口の厳重なセキュリティ・チェックを受け、テレビのニュース報道では、度々、目する官邸内は、
ある意味、現在の日本最高の神聖な聖域と表現できるぐらい、一見、現実離れした異空間であり、また、日本が誇る最高級の建築資材や技術力を結集した大殿堂である。
この一生に一度あるかないかの希なチャンスを与えてくださったのは、この官邸で執務(住民?)なさっている現麻生内閣のとある大物代議士の好意からだった。
そんな訳で、個人的には、麻生さんにエールを送っているひとりでもある。それはどうでもいいわけだが・・

さて、先日、内閣官房が「地方の元気再生事業」の一般公募についてアナウンスしたのをご存知だろうか?
平成21年度の予算額は、37.5億円。前年度が25億であったことから、1.5倍の手厚さである。
僕は、地方の講演会や自らが主宰する地域共同体の会合などで、
「これからは地方の時代。地域が主体性と発意をもって地域活性化に取り組むことによって国は全面的に支援してくれる。」
「この予算は大手であろうが中小であろうが企業あるいはコンサルタントだけでは参入できない。」
「しかし、地域活性化を勝ち取るためには、これまで以上に厳しい“競争”に打ち勝たねばならない」
と力説してきた。

天使の落とす幸せの黄金の羽は、地方に無数に落ちてくる。
この事実に気付くか否かが、運命の分かれ道。
この先のノウハウを軽々しく喋ってしまうのは、企業秘密だから避けるとして(笑)、
とにかく、「地域活性化ビジネス」というのは、かつてのITのような好景気分野といえるのではないだうか。
ちなみに、もうこの分野でNPOの時代は終焉していると感じているのは、僕だけ?・・・

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