水曜日, 1月 07, 2009

謹賀新年 2009丑年


2009年の年明けは、恒例のお伊勢参りでスタートした。
実家のある三重県名張市の近鉄美旗駅という超ローカルな駅から急行電車に独り乗り込んで近鉄伊勢市で下車し、
外宮→倭姫神社→月読神社→猿田彦神社→内宮
という順で、神宮内の全ての神様に新年の挨拶と祈りを捧げてきた。

沖縄、台湾という南方に拠点を移しつつある僕にとっては、
実家の伊賀、そして伊勢の芯から冷える寒さは、正直、辛かった。
所々で“熱燗”を補給しながら、凍える身体を暖め、ひたすら聖地にいる喜びに浸りつつも孤独に歩き続けた元旦だった。

さて、2009年の僕の目標は、『心』という宇宙を探求すること。
自らの人生の成功はもちろんのこと、激動の2009年を生き抜くため、そして、地球規模なマクロ観念での経済問題や環境問題など、、
これらの解決の糸口は精神世界、いわゆるスピリチャル・パワーにこそあるような気がする。
だから、身体的、精神的、霊的なパワーの源泉である『心』には、知られざる大きな可能性が秘められているはずだ。
観音菩薩の生き仏であるダライ・ラマも、心の重要さを民衆に説いておられる。
高度経済成長期をピークとする物質的な時代は終焉し、かつての「心」の時代へと再び移行しつつある。
お伊勢参りで、そんなことを確信した年の初めだった。

観音菩薩・・・
チベット仏教は観音菩薩信仰である。
僕は、この春から西国44カ所霊場巡礼をスタートすることを決意した。
44の霊場は全て観音菩薩を祀っているのだ!
そして、この巡礼が完結したら、再び、インドとチベットを旅しようと思っている。

先日、このブログで言及したように、「ザ・マスター・キー」、「7つの習慣」などのアメリカ発の成功法則の著書に書かれている内容と
チベット仏教の教えには、多くの共通点がある。
最近話題の脳科学者の茂木健一郎氏によって翻訳された「脳にいいことだけをやりなさい!」にいたっては、
個人的な見解だが、まるで、チベット仏教徒のための日々の修行のための実践本のようだ。
西国44カ所霊場巡礼は何をもたらしてくれるだろうか、と考えるだけで、ワクワクする。

1 件のコメント:

Christian García L. さんのコメント...

Ohhhhh!
Nice picture!

Rainbow colors :]