今日から3月。
大阪の長堀通の“こぶし”の花が咲き出すと、もう、春。
今週は宮崎、熊本と、九州出張が続いた。
ここにきて、体と精神は極限に近い。
クライアント達からの毎日のメール対応、スタッフへの指示、経営判断などなど・・・
ずっしりと、両肩に。
移動の飛行機のなかで熟読した『自分をグーグル化する本』が唯一の救い。
コンサルテントという知的労働をやっている自分にとっては、
目から鱗のtip満載で、本当に元気をもらっている。
国会から目が離せない。
いくら与党が渋っても、道路特定財源は一般財源化の方向にならざるを得ないだろう。
ガソリンが150円台の世界では、生活や日本の経済が立ちいかなくなるわけだから・・
マイカーのガソリン代は節約したら済まされるが、毎日の食材などを届けてくれる物流コストに影響していて、
インフレが助長されて、ますます、負のスパイラルへと!
ドイツのように一般財源化を成功した先例もあり、欧米の道路行政を真似る国土交通省にできないはずがない。
とはいうものの、宮崎県知事が主張する「地方に高速道路を!」は理解できる。
本当に国益となる必要な道路をつくる・・
これは、特定財源問題と一緒にすべきではない。
これまでは、道路の優先順位を政治家(道路族)が票集めの見返りに決めていたのが現実だ。
国家を私利のために使っているということが問題の根幹。
日本の政治がこの体質を変えなければいけない。このままでは、民主主義でもなんでもない。
神戸空港は必要な国家プロジェクトだったか?今でも伊丹空港の存続は必要か?
四国に3つも橋が必要だったのか・・?
これらは、すべて、政治家が公約として国民の血税を好き放題にバラまいていたわけだ。
という僕は、彼らのそのバラマキを国民に理解できるように、コンサルタントとして通訳してきた。
国会で話題になっている将来交通量推計にも第一線で携わってきたし、
自分でも本当に必要かどうかわからないような道路の必要性を説明し続けてきた。
でも、いまは、道路や公共インフラに頼らない地域再生手法を模索し始めている。
そう、一般財源化になれば、この活動は追い風となると期待している。
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