日曜日, 1月 30, 2011

ライフスタイル革命〜Fit For Life


やれやれって感じて、修士論文も遂にこの週末で完成。明日、早朝から奈良の小学校での出前授業に参加してから、夕方、大学院へ提出する。
これで、僕の「日中ビジネス研究」の第一ステップは全ては終了。第二ステップ(博士課程)は平成24年度からスタートする予定。
来年度は、経営に集中したいから、大学院は一旦はこれにて休憩。ふぅ〜。

最近の収穫。
それは、『ライフスタイル革命』っていう本。
ハーヴィー・ダイヤモンドとマリリン・ダンアモンドの著書で1985年ぐらいにアメリカで出版され、1200万部のベストセラーとなった。

健康、食を通じたライフスタイルのこれまでの価値観に対するパラダイム・シフトのためのガイド本っていうところだろうか。
僕は、この本を5年程前に購入し、斜め読みした後、本棚におきっぱなしにしていたが、もう一度、読み返したくてみたら、あれからベジタリアンになった僕にとっても、パラダイム・シフトだらけの素晴らしい内容。
ずはり、「ナチュラル・ハイジーン」について書かれた本です。

ベジタリアンになってみて、改めて読み返したこの本の内容は、全てが納得。
まさしく僕が目指しているライフスタイルがこの本には詰まっている。

自分の健康と幸福と全ての生き物、そして、地球のためには、「食」から見直さないといけない。

「人は“生命の法則”とフィットしていれば、決して太ることはないし、疲れや痛みを知らず、エネルギッシュに人生をエンジョイできる」
「人間の体は、生命に必要なもの(体にふさわしい食べ物(新鮮な野菜から摂れるファイトケミカルなど))、純粋な水や空気、日光、十分な睡眠、運動、良い人間関係など)と、生命を脅かすもの(毒-薬、アルコール、カフェイン、ジャンクフード、加工食品、多量の動物性食品など)があり、前者を与えられれば健康になり、後者が与えられると病気になる」

ごくあたりまえのことのようだが、この本の要点は以下の3つ。
・水分を多く含んだ食べ物(果実と野菜)を豊富に摂ること
・食べ物は正しく組み合わせ、タンパク質食品と炭水化物食品を一緒に摂らないこと
・果物は(胃が空のときに)正しくとること

なお、この本の素晴らしいところは、翻訳者の松田麻美子氏自らが、ナチュラル・ハイジーンの世界的パイオニアでもあるというところ。
日本人の食生活やライフスタイルへのフォローがきっちりされている。
30年前のことだが、アメリカの食文化の危険性を客観的に分析しながらも、日本がそのアメリカ型の最悪なパターンに近づいていることに警鐘を鳴らしている。
そして、松田氏の結論としては、ベジタリアンがベスト。無理でも、可能な限り、肉魚を摂らないことを人々に訴えている。

癌や脳梗塞などの死因が肉食(魚を含む)にあるわけだし、肉食は地球環境破壊にもつながっていて、しかも、動物愛護の精神に全く反しているわけだから。
この内容は、我がチベット仏教のグルであるリンチェンドルジェ・リンポチェがおっしゃっていることと全く同じであることも驚きである。

土曜日, 1月 22, 2011

ホームシック



今抱えている仕事を早く収束させて、新規の沖縄プロジェクトへと移行したい。
また、無性に沖縄ヤンバルの空気を思いっきり深呼吸したい。
ヤンバルの森のイタジイの木々は新緑で輝いているだろうか。
東シナ海の蒼い海は、もう、初夏の陽気を島に届けているのだろうか。
今年も島桜はさぞかし満開で、山々をピンク色に染めていることだろう。

目が回るぐらいに早いスピードで北の空へと流れていく不思議な形をした雲。
燦々と輝く夜空の星たち。
ゆっくり流れる島時間。
座って波音を聞いているだけで瞑想ができる浜辺。

神様、もう限界です!
1日に原稿を200枚でも書き上げますから、どうか、一日でも早く、僕をヤンバルに帰らせてください。
気が狂いそうです。

金曜日, 1月 21, 2011

心に蓮華を咲かそう


蓮華は、澱んだ汚れた水面に綺麗で可憐な大輪の花を咲かせることから、
仏教では、人間の欲望で渦巻くこの娑婆世界でさえ、仏の慈悲は全ての生きとし生きるもののもとに必ず現れることを表す。

だから、どんなに辛くハードなこの世の中でも、心の中に香しい麗しい蓮華を咲かせて、タフにそして可憐に生きていこうと思う。そして、他人へは慈愛の気持ちを決して忘れずに。

ちなみに、僕の新しい中国人秘書の名前は“夏に咲く蓮華”という意味だそうで、祖父からその名を頂いたという。その名の由来も、全くもって上記の仏教的解釈の通りだそうだ。
中国人の名前は、詩的で意味が深く、そして、限りなく美しい。

僕のiPhoneの待ち受け画面はもう1年前以上も前から蓮の花の写真だし、“夏の蓮”嬢とのご縁にも深いものを感じている。

木曜日, 1月 20, 2011

僕の淹れる紅茶が美味しい訳



会社のスタッフが僕の淹れる紅茶が美味しいって、いつも褒めてくれる。
例えば、僕の出張中にわざわざオフィスからSMSで「ボスがいないので、自分で淹れましたけど美味しくありません、、」とかなんとか、可愛いメールが届くと、ついつい、こっちも調子に乗って、まるでティー・ボーイのごとく、せっせと紅茶を淹れてあげたりするわけだ。
たしかにお世辞にも彼女の紅茶は美味しいとは言えないけど、うまいことを言う!

美味しい紅茶のルールはインターネットにいくらでも溢れてるし、別にたいしたことでもない。
それよりも、ありきたりのことかも知れないけど、相手への気持ちを心から込めながら、自分だけのお祈りの言葉を紅茶の葉っぱに念じる。そうすれば、美味しくなって当たり前。
美味しいお茶を一口飲めば、陽が射したように温かくて自然と皆の笑顔が溢れ心も緩む。

最近、小学校にお邪魔する機会が多いのだけど、校長室に通して頂いたときなどは、本当に心のこもった美味しいお茶をいただくことがある。
また、我がチベット仏教の師リンチェンドルジェ・リンポチェが経営する台湾の寳吉祥グループには、従業員へお茶をサーブするためだけの専属のティー・レディが雇われていて、スケールが違う。従業員は、とても高級な年代物のプアール茶などを好きな時に喫茶コーナーで淹れてもらって飲むことができる。

喫茶店とかスタバにも行かなくなったが、お金を払ってまで、水っぽいお茶を飲みたいって思わなくなった。

月曜日, 1月 17, 2011

2010年に読んだ仏教の本


そういえば、僕は最近ビジネス書も読んでないし、お金の本も読んでいない。
ビジネス書やお金の本は、ある意味で精神安定剤でもあったが、もう、卒業。

で、どんな本を読んでたかというと、ご想像の通り仏教関係。

著名なところでは、
中村元先生の「ブッダのことば」、「ブッダの真理のことば・感興のことば」
これは、大学生時代、インドに旅したときにも持っていった愛着のある本。

めるくまーる社の「ミラレパ」は、おおえまさのり氏による翻訳で、チベット仏教カギュウ派の偉大なるヨギーのミラレパの自伝。現在は絶版中。チベット仏教を学ぶものとしては必須の本で、修行者の心得やチベット人のものの考えがよくわかる本。人間の精神というのは、1000年前から然程変わらないし、僕たち先進国に住む人間にとっては、チベット人らの精神性には到底かなわない。ちなみにこの本のデザインは横尾忠則画伯。

C・トゥルンパは、中国人民解放軍侵攻により1950年代に英国とアメリカに亡命し、欧米諸国にてチベット仏教の奥義を広めた功績をもつカギュ派の活仏。そのトゥルンパによる「心の迷妄を断つ智慧」は、ナーローパが師であるティローパから与えられた幾多の困難と苦行を乗り越え悟りを得ていくプロセスを解説したもの。1000年前当時、インドの仏教大学の教授としてエリート街道まっしぐらのナーローパが俗世の社会的ステータスやプライドを木っ端みじんに切り裂いて、捨て身となって師ディローバのもとへ帰依し悟りを得ていく姿を、C.トゥルンパが60年代にアメリカ人弟子に解説したもの。この本は、アメリカのカウンター・カルチャーに大いに影響を与えたらしいが、未だ僕の理解の域を超えている。

で、そのC.トゥルンパのアメリカ人カギュ派弟子のペマ・チュードゥンの「すべてがうまくいかないとき チベット仏教からのアドバイス」は、「苦」が生じたときに、現代人が生活のなかで如何にして対処すべきかについて解説されたもの。僕は、昨年、常に「苦」と一緒だったで、とても心が軽くなった一冊。

そして、我がチェソン法王の自伝「From the heart of tibet」。チベットの貴族の家に生まれ、前法王の生まれ変わりと認められ法王となり、1950年代には中国人民解放軍のチベットへの侵攻をうけ強制収容所に送られるという屈辱を受け、ナイフと僅かな食料だけでヒマラヤを超えインドへ亡命したことや、アメリカに留学し何とマクドナルドでバイトした経験など、これだけで立派な映画のシナリオになりそうな波乱な人生を経験された我らの法王。

ガムポパの「解脱の宝飾」は、1000年も前からチベット仏教カギュ派の僧侶達に読み伝えられてきた古典的テキスト。

ところで、我が師、リンチェンドルジェ・リンポチェによると、「ブッダのことば」などにある釈迦の教えは、全て、仏教に帰依した修行僧に向けて発した言葉であるとのこと。だから、一般の人には理解が困難であるらしく、確かに、かつては、中村先生の翻訳された美しい言葉だけが印象に残ったが、その意味は何のことやらさっぱりわからなかった。
だから、これら書物を読んで仏教をわかったつもりでいても、実は、何もわかってないらしく、師の口伝と自らの実践によってこそ智慧は得られるのだそうだ。

水曜日, 1月 12, 2011

朝型の生活に戻りました(^^)ニコ



今朝は、すっきりと5時に目覚めた。
なんたって、また明日から小学校のチビちゃん達の授業がスタートするんだもの!いつまでも寝てらません。
なんか、ワクワクするなぁ。
今月も和歌山、福井、京都、大阪、兵庫、神戸の小学校巡りに大忙しだ。
新しいスタッフも増員して心機一転!おかげでオフィスも少しリフレッシュ。
沖縄プロジェクトもそろそろスタートしそうな予感がするし、これから忙しくなるぞぉ〜い。

ラジオで朝5時からスタートするDJ Samantha Vega(カナダ)の気持ちいい選曲とカッコいいトークで感情が高揚し、なんか早朝からハイになっている俺。

これから、高イビキで寝てる愛犬を叩き起こして、朝の散歩に行ってきます。

では、Have A Nice Day!

火曜日, 1月 11, 2011

めでたいひと

西宮えびすの日。
本日、遅ればせながら義父母のもとへ新年の挨拶に行った帰りの阪神電車が、大阪ドーム前駅からのKinKi Kidsのコンサート帰りの女性ファンの集団と西宮駅からの恵比寿さん帰りの集団とが入り混じり合って、ごった返しの満員御礼の状態に。このカオス的な2組の組み合わせは勘弁願いたい(苦)。
車両に居合わせた若い数組の子連れ夫婦の酔っぱらい参拝客の公共マナーの悪さには辟易した。
拝殿の前では商売繁盛を願い、その帰りの公共の場での悪態!
神様は神殿だけでなく、人間一人一人のなかに宿しておられるんですよっ。
こんなひとは残念ながら、せっかく授かったご利益もその瞬間にして消えてしまうわけで、家族全員でわざわざ神社までお参りに来る時間とお金がもったいないと思うんだ・・

この電車は普段使わないが、野球とか大きなイベントがある日に鉢合わせになると、結構嫌な気分になることが時々ある。
ちなみに、かつてあれほどまでに、日本全国の神社に通いつめてきた僕だったが、ある理由から初詣すら行かなくなった。

日曜日, 1月 09, 2011

Life is Like Surfing


3連休の真ん中の日曜日。
朝は、久しぶりに、のんびりとinter FMでLazy Sundayを聴きながら過ごす。
ジョージさん、相変わらず選曲がいい。というか、さすが、往年のサーファー(いまでも現役だそうです)らしく心地いい昔の西海岸の音をセレクトしてくれる。でも、決して古くない。
そして、いまAl Cooperのことを語ってくれるDJなんて、この人しかいない!
出世作であるディランのLike a rolling stoneのレコーディング・セッションでの裏話は面白かったなぁ。

そのジョージさんのブログに彼の昔のエッセイが紹介されていた。
アメリカで過ごし、インドを放浪し、日本に帰国してから様々な事業を経験されてきたジョージさん。
このエッセイで書かれている仕事や人生の教訓とサーフィンとの共通点は、大いに共感する!
いまの僕も、かつて経験したことのない大きな仕事の波にワイプアウトし、一人水面下でもがきながらも、ようやく水面に顔を出せたような状況だ。そして、懲りずに、さらに大きなビッグウェーブに挑戦しよとしている。


Put Your Foot Down And Go
(By George Cockle)
僕は海に入る前、10セカンドルールをアプライする。このルールというのは10フィートの波は、波と波の間隔が10秒以内になると危ない。8フィートなら8秒以内が危ないということだ。もしそれ以内に波がくると、巻かれて上がって来たときに、再び巻かれて息が続かなくなるからだ。このルールは昔、サンフランシスコのビッグウエイバー、マーク・ドック・レネカーが教えてくれた。彼はドッグ・ハザードという名前でも知られている。サンフランシスコの海は簡単に出られるチャンネルがないから、サーファーは入る前に波を見て、計算しなくてはならない。このルールは、彼が海に入る前にカウントしているのを見て、直接聞いたものだ。

大きい波に行くときは、リスクを背負えるかどうかにかかっている。リスクを背負え切れず、波に乗る瞬間に、一瞬でも立ち止まったら波の上から落ちる。落ちてから、あっと気付くんじゃないんだ。落ちる前に、あっと思うんだ。立ち止まらないように、しっかりと自分をつくっておくことが肝心だ。

サーフィンはコミットメントだ。100%コミットできなければ、ワイプアウトする。波の大きさは関係ない。膝腰の波でも、コミットしなければワイプアウトする。波が大きいほど、リスクも大きい。そのリスクを背負えないならチャレンジを取ってはだめだ。チャレンジできる自分になることだ。巻かれている間、息が続くことが肝心だ。巻かれても大丈夫だと自信があれば、乗るだろう。実際には大きい波でも小さい波でも、乗ることには変わりはない。違いは、落ちて上がってくるまでの時間だ。リスクは巻かれたときだけに、発生する。

仕事も同じだ。自信がないから引き受けないほうがいい。仕事も大きければ大きいほど、リスクが大きい。経済的なリスクかもしれないし、精神的なリスクかもしれないし、肉体的なものかもしれない。この3つは正三角形だ。サーフィンでも肉体的についていけなければ、精神的にもついていけない。身体に自信がなければ、巻かれたときパニックになる。波が大きいほどサーフボードも折れる可能性がある。サーフボードを買う経済的な余裕もあるかどうかだ。仕事もサーフィンも同じだ。人生も同じことがいえるんじゃないだろうか。

金曜日, 1月 07, 2011

正月ボケの効用


《2007年10月インド ウッタランチャル州ディラドンのカギュ派寺院にて》

毎年のことなんだけれど、正月を過ぎると、どうも体内時計がおかしくなる。
たぶん、これまでのサラリーマン時代に、正月明けから本格的に年度末に向けた戦闘体制に入って、1月からの3ヶ月間は昼と夜が逆転した生活を20年間も続けてきた習慣が抜けきれないからだろう。だから、習慣ってやつは怖い。
こういう時は、体のサインを素直に受け止めて、早く家に帰って、早めに眠りつくに限る。
今年の正月は、特に、それらしい正月モードで過ごしたわけでもないのに、正月ボケっていうやつは、長年の習慣からきているようだ!

さて、そんなエンジンがフル回転できなくて、もどかしい自分だが、こういう時こそ、今一度、自分の人生ってものを思案するいい機会でもある。

例えば、僕たちは何のためにお金を稼ぐのか。

一生懸命勉強し、お金を儲け、子供を産み、家を買う。
なぜ? その答えは、全て「安心感」がなく、将来何処に行くか分からないからである。故に、自分の心に安定と安心を感じ得ようとする。しかしながら、僕たち人間は、この「安心」を買うために、手段を選ばず他人を傷つけ、時として悪因の種を多々蒔く。

例えば、僕が20年間勤めてきたコンサルタント会社で、僕はエンジニアとしての能力を社会に開花させ、そして、公共事業を通じて社会貢献をしてきたと思ってきたが、これも結局は驕りである。僕がプランニングした事業によって、確かに多くの人々の生活は便利になったかもしれない。しかしながら多かれ少なかれ、その地域の自然環境やそこに住む人々の文化や地域コミュニティは傷つき失われダメージを与えてきたのも事実だ。
それでは、今、自分が関っている地域活性化はどうだ?!
地域再生のためには、負け組といわれる負の要素がでてきても、それは良しとするのか?

兎に角、先ず取り、儲けて、問題があれば後ほど解決しようする。これは全人類の多かれ少なかれの共通した罪だ。
僕は、これから自分の事業を通じて、このカルマから離れて、悪因を取り除き善の種をまく仕事をしたいと本気で思っている。
全ての人類が幸せを得るためには、善に向かう道を模索することからはじめるしかない。
そんな大それた課題は、正月ボケの今しか、真剣に思案できる機会はない。
(この日記には、リンチェンドルジェ・リンポチェのご法話の内容が含まれています)

木曜日, 1月 06, 2011

CLASSIC PB&J SANDWICH


ラジオでアメリカ人のDJが彼らが日頃食べているサンドウィッチの話をしていて、ピーナッツバターのサンドウィッチを教えてもらった。
アメリカ人の小学生の定番のランチ・ボックス(いわゆる弁当)がこれで、こいつのせいでアメリカの少年少女がブクブクと醜い肥満児となっていくっていうのは、僕も以前から知っていた。
で、本場では、その太りそうなピーナッツバターに、さらにイチゴかグレープのゼリーと合わるのが定番らしい!
これをCLASSIC PB&J SANDWICHって言うらしいよ。
そのDJは、グレープ・ゼリーが最もフェバリットだそうだ。

これを聞いて、最初もの凄く気持ち悪かったんだけど、試しにやってみたら、結構、いける!
オフィスの昼食に、時間がない時とか、お金がない時、あるいはその両方(笑)の時には最高!
友人にこの話をしたら、「いくら節約とは言えそんなジャンクな食事は健康に悪いからやめなさい!」ッて忠告されたけど、添加物もないし、トランス脂肪酸フリーだから、食べ過ぎなければコンビニのサンドなんかより安全でヘルシーなんじゃないかなぁ。皆さんも、一度、騙されたと思って試してみて!
僕はピーナッツバター&フレッシュ・バナナ(pb and banana)がお薦め。

でも、こんなの毎日食べてたら、いくらなんでも飽きるから、たまにはカーキューバン・サンドっていうイギリス人の定番のサンドもよい。これは、逆にキュウリだけのいたってシンプルなサンドながら、もの凄く美味しい。
食事にかける時間とお金を目一杯に節約する合理的なイギリス人らしい発想。
でも、パンとバターはできるだけ上等なものをセレクトしてねっ。

路線バスの国際化

これからは路線バスも外国人観光客のために言語バリアフリー化が進んでいくばす。
液晶運賃表示システムと音声合成放送が搭載されているバスには、英語、中国語、韓国語等が併記されたバイリンガル化を早く実現してほしい。





火曜日, 1月 04, 2011

LYRICS-The Motorcycle Song

The Motorcycle Song
words and music by Arlo Guthrie

CHORUS:
I don't want a pickle
Just want to ride on my motorsickle
And I don't want a tickle
'Cause I'd rather ride on my motorsickle
And I don't want to die
Just want to ride on my motorcy...cle

It was late last night the other day
I thought I'd go up and see Ray
So l went up and I saw Ray
There was only one thing Ray could say, was:

CHORUS

This song is about the time that I was ridin' my motorcycle.
Going down a mountain road, at 150 miles an hour, playin'
my guitar. On one side of the mountain road there was a
mountain, and on the other side there was nothin' - there was
a cliff in the air.

Now, when you're going down a mountain road at I50 miles
an hour you gotta be very careful, especially if you're playin'
a guitar. Especially if that guitar is an acoustic guitar.
Because if it's an acoustic guitar, the wind pressure is greater
on the box side than on the neck side, because there's
more guitar on the box side. I wasn't payin' attention ..

Luckily I didn't go into the mountain - I went over the cliff.
I was goin' at 150 miles an hour sideways and 500 feet down
at the same time.

I knew it was the end. I looked down, I said ''Wow! Some
trip". I thought it...well I knew it was...I knew it was my last
trip, and in my last remaining seconds in world,I decided
to write one last farewell song to the world.

Put a new ink cartridge in my pen. Took out a piece of paper.
I sat back and I thought awhile. Then I started writin':
I don't want a pickle
Just want to ride on my motorsickle
And I don't want a tickle
'Cause I'd rather ride on my motorsickle

And I don't want to die
Just want to ride on my motorcy ...cle."

I knew that, it wasn't the best song l ever wrote, but I didn't
have time to change it. I was comin' down mighty fast.

But as you all know, and as fate would have it, I didn't die. I
landed on the top of a police car. And he died. I drove away
on the road that he was on. I came into town at a screamin'
175 miles an hour, playin' the motorcycle song.

I came into town, I jumped off my bike, the bike went around
the corner by itself, went up on the stand by itself, turned
itself off.

I walked over to my friend. He was standin' there eatin'
pickles. I said "Hi, what's happenin'?" He looked at me in the
eye and said "Nothin'".

You gotta sing it with that kind of enthusiasm. Like you just
squashed a cop...

CHORUS

©1968,1969 Appleseed Music Inc. (ASCAP)

2011年スタートです



正月も終わり、本日より2011年の仕事がスタート。
正月のプチ冬眠から徐々にエンジンを始動させて、ようやく愛犬と一緒に眠るホカホカのベッドから抜け出すことができた。
皆さんは、もう冬眠から目覚めましたぁ?!

遅い朝食をとってから愛犬と散歩していたら、公園で幼い子供がいる若い家族が柔らかい日差し下、最後の正月休みを満喫していた。

携帯電話には、もう何件かの着信履歴が入っていた。本当、こういうのをみると、携帯のない時代に戻りたいよねっ。
こっちは、濃いめのミルクティーをいれて、ゆっくり2011年のスタートをきっていこうって思っているのに、携帯はそんなシチュエーションなんておかまい無しに割り込んでくるのだから。。まったく!

さてさて、昨年の2010年は、仕事が本当に多忙なため、音楽も聴いている余裕もなくって、この正月は、少しずつ昨年のアメリカを中心とする音楽シーンをチェックしていたんだけど、ほとんど変化なしのマンネリ。
まあ、youtubeの時代になって、あえてCDで音楽を楽しむということの必要性が、ますます無くなってきたということか。
確かに、2011年、今の自分の気分は、1975年のこのアロー・ガスリーのパフォーマンスと観客との間にある空気こそ、全くもって新しく、そして、かっこいいと思うのだ。

月曜日, 1月 03, 2011

特別な一日

本日、僕のチベット仏教のグル、リンチェンドルジェ・リンポチェと約半年ぶりの再会をした。
そして、リンポチェとともに来日された台湾、ニュージーランド、インドからの180人もの兄弟子や姉弟子とも懐かしい再会ができた。僕にとっては、何よりも嬉しくて幸せな一日だった。
こうして各国から大勢で日本に訪れてきてくださった訳だから、迎える側の唯一の日本人弟子として、もっと仏法を学び、日々精進せねばっ、と改めて反省をした。

台湾人とニュージーランド人のお二人の姉弟子とお話したなかで、目から鱗の言葉を頂いた。
それは、「私たち弟子達はリンポチェに守られているので、ビジネスに失敗することなどありえないし、不慮の事故や大病に罹って死ぬこともない」というもの。
つまりはこれは、「大船に乗ったつもりで、日々の出来事に一喜一憂浮き沈みしてないで、仏法に精進することを第一としていなさい」っていう意味が込められたメッセージ。もうこの言葉で、視界は完全クリア。何一つ悩むことなどないだろう。ありがとうスーション(弟子仲間)!
翻って、確かに、僕がリンポチェの弟子になってからは、ビジネスで何度も絶対絶命の危機に追い込まれながらも、不思議と多くの恩人たちによって救われてきた。

そしてリンポチェは、「お前達の悩みは、“お金”、“ビジネス”、“愛情”、“健康”のいずれか。仏法の相談ならまだしも、そのような悩み相談など時間がもったいないので私に持ってこないでほしい(笑)。」人生の悩みをカテゴライズすると、確かに、この4項目に集約される。

一見こう冷たく言い放つリンポチェではあるが、ニュージーランドの新聞で、「かつてリンポチェが医者が見放した末期癌に侵されたテレサ・ウェイさんを不思議な力で救った」ことが紹介されている。
当時、テレサさんは体重が29kgしかないほど衰え、そして死の淵に立たされていた。
そんなテレサさんがチベット仏教に帰依しリンポチェの弟子となり仏法に精進することで、死という大災難からも救われたばかりか、経営者としてビジネスでも大成功された。

今日、そのテレサさんもリンポチェとともに来日されていて、直接ご本人ともお話したが、今では体重が3倍に増えたと大笑いし、すっかり癌も消えて元気に回復され、台湾を拠点に、日本、インド、チベットに支店をもつグローバルな旅行会社の社長としてご活躍されている。
テレサさんも僕にとっては姉弟子の1人で、実は、他の兄弟子や姉弟子の多くが、このようなリンポチェの慈悲による不思議なご縁によってご自身や身内の方の命を救っていただいたという方が多いのである。

興味がある方は、是非、下記ホーページへアクセスされたい。
http://www.gloje.org/jp/

さて、香港生まれで現在は台湾で活動されているリンポチェが、日本を第三の故郷のように愛してくださっている。
秘書の方のお話では、日本の地域活性化の一助となるような事業をご支援されたいとのことで、日本人弟子として、このテーマで今年こそはリンポチェのお役に立てれば!って願うばかり。

日曜日, 1月 02, 2011

明けましておめでとうございます


明けましておめでとうございます。
2011年が皆様にとって素晴らしい1年でありますことをお祈りいたします。
世界の平和、景気回復、地球環境問題の解決、そして、人類と全ての生きとし生けるものが幸せでありますよう。
今年もよろしくお願いします!

金曜日, 12月 31, 2010

久しぶりの音楽三昧



俺って、本当に音楽が好きなんだなぁて思う。
ここ最近、余裕がなくて音楽を聴く暇もなかったので、久しぶりにいろんなことから解放されたからか、今夜はオールナイトで音楽三昧。
なんとかハイってやつです、はい。結局、朝までCD鳴らしっぱなし!
寝ずに朝までロック聴いてるオヤジって、このコンサバなお隣近所の界隈では俺以外には居ないだろう、きっと。

ディランから、デベンドラ・バンハート、XTCに、そして60年代イギリスのアシッド・フォークのFairport Conventionまで! 
フェアポートのSandy Dennyのようなフォーキーなフィメール・シンガーがたまらなく好きなのは、どうやら、先日このブログで書いた83年のジョニ・ミッチェルの来日公演の体験が潜在意識かDNAに染み付いていることが、ようやくこの歳になって判明。音楽などの嗜好の源流を発見する、これはある意味で新たなブログ効果を発見。

XTCの89年の“オレンジズ・アンド・レモンズ”をかなり久しぶりに聴きながら大晦日の夜明けを迎えそう。
そういえば、このバンドって休止中なのかなぁ。99年の“アップル・ヴィーナス2部作”以降は新作がない(アンディ・パートリッジはマイナーレベルからソロが出てるみたい)。
ビートルズが再ブームな今、ビートルズの新譜が届くことなど絶対にありえないという欲求不満に応えてくれる唯一のバンドなんだもの。
来年あたりは、XTCの80年代後半から90年代にかけての仕事(ビートルズのそれもポール・マッカートニーの追っかけに徹して多くの優れた作品が作られてきた)が再評価されそうな予感。

では、おやすみなさいZzz

木曜日, 12月 30, 2010

Hop、Step、そしてJumpの年へ


もうすぐやってくる卯年の来年はジャンプの年。つまりは飛躍の年だ。
だからこそ寅年の今年は、来るべき2011年の飛躍の年に備えて虎視眈々と着実に準備(step)をしておくべき年だったわけで、翻って自分が経営する会社を軌道に乗せるために、自分なりに背伸びしながら日々よくがんばってきたつもり。
客観的にみて、今年はとてつもなくリスクが高いイバラの道を選んだ結果となったけれども、これほどまでの困難と苦悩を受入れ、我慢しながらも全うできた自分を褒めてやりたい。そして、共に苦労したスタッフにも。
みんな!おめでとう、成長したねっ!

寅年の今年も明日まで。
明日こそはようやく仕事納めだ。
今年やり残した仕事がないか、もう一度チェックしてから、誰もいない静かなオフィスで、ひとり大掃除をする。
これは、社長になってからの毎年の大晦日の恒例行事。
今年のいろんな思い出がつまったオフィスを隅々まで掃除する。
スタッフへの感謝の気持ち込めながら机の回りとかを奇麗にする。これって、少し前には流行った“掃除力”ってやつ?

ベンチャー企業は起業後1年以内で半分ぐらいは消え去り、そして、3年で8割だかの確率で倒産していく厳しい現実と競争社会のなかで、
来年で5年目を迎えることができる我が社は、幸運そのもの。
“君の道は決して途絶えることないから、頑張りなさい”って予言してくださった我がグル、リンチェン・ドルジェ・リンポチェのこのお言葉だけが僕にとっては唯一の頼りだったし、この言葉のおかけで、これほどまでに大胆かつタフになれた。グルには感謝の念に絶えない。

今年になって失ったものもあまりにも多く、来年はもっと大きな何かを失うような予感(村上春樹的な喪失感)。
でも、新しい何かを手に入れようと思ったら、何かを手放さないといけない。
来るべき幸せのギフトが大きければ大きいほど、今大事にしている大切なものを失うだろう。
過去の自分に執着せず、変化を受入れよう。
これが、仏教で言うところの無情と因果応報。
幸せというギフトは、事業や人生の成功のあとでやってくる。
だから、手放すことを怖がらないで、事業に精を出し、家族と友人を大切にして、正直に生きて、幸せの種を蒔いていこうと思う。

自分のできる範囲で精一杯がんばる。これこそが“世のため”“人のため”へとつながる道。

もちろん、そこには、利他心や慈悲という仏性を発願しないといけない訳だが。
仏教に帰依し、起業家になってみて、そしてこの歳になって、ようやくそんなシンプルで大切なことを悟った次第。

では、みなさん、良いお年を!

まったく、、!

まったく、もう!
今朝も嫌な電話で1日がスタート。みんな不景気なこの年末でナーバスになってないかい? take it easyでいこうよ。この嫌な気分を一日中引きずってしまって、年内には片付けたかった仕事も捗らなかったよ、まったく!

↓こんな感じのBGMで終日が終わった師走。まぁ、こういう日もあるさぁ。気分転換で明日は仕事納めよっと。
“Everything I cant have”by Robin Thicke


i need LOVE.

火曜日, 12月 28, 2010

めっけもののアッサム


近所の輸入食材店で偶然にみつけたアッサム紅茶。
400gで1580円なり。
インド産のノンブランドのお茶で葉っぱも大きめ。
これでも他のウバとかダージェリンよりも値段は2倍ぐらい高めだが、よく売れている。
神戸に住むインド人が買ってるのだろうか?

で、実際に飲んでみて、ビックリの美味しさ。
芳醇でコクのある味がミルクによく合うよく合う。紅茶好きの娘も感動。

この味は、インドで飲むチャイ屋さんの味そのものですわ!
インドの気品が漂うスパイシーさとエレガントさ。
そして、決して渋くならないのも、まか不思議。

いつもはテーカップで上品に飲むのだが、インドのチャイ屋の兄(あん)ちゃんがいれてくれるようなガラスコップに砂糖多めにしてみたら、
おいおい、ここはニューデリーかぁ、それともオールドデリー?!の世界。

データ:“CANNONS ASSAM TEA”総輸入者キャノン・インペックス インク

こちらで買えます、。ナマステ。
http://www.kobegrocers.com/

37世チェツァン法王のインタビュー映像



僕の崇拝するチベット仏教カギュ派37世チェツァン法王の貴重なインタビューがyoutubeにアップされていた。
撮影したのはロシア人。2009年にインドのラダックにて撮影されたようだ。

質問内容は、「なぜ現在、これほど多くの西洋人が仏教に関心をよせるのか」、「他の宗教についての意見」、「西洋人がキリスト教徒のままで仏教に帰依することはできるのか(答えはNo!)」、「仏教とは何か」の4項目。

チベット仏教4大宗派のなかでも仏教の実践を重要視するカギュ派の信者のなかには欧米人も多く、法王自らが仏法を世界に広げより多くの衆生を救うため世界各地を回られており非常にご多忙な身である。
このビデオでは法王のお人柄がよく現れている。初めてチベット仏教に触れる人に対して、とても深い内容ではあるものの、平易な言葉を用いられて、例を交えながら、わかりやすく解説されている。

ほんの一例として、「先進国では日々テクノロジーを進化させて確かに生活は便利となった。しかし、心と精神が追いついていない。人間は「物質」と「心」の2つのバランスがとれてないといけない。だからこそ、さらに技術革新が進んでいく21世紀は、より心と精神の重要性を見つめ直すことことが必要となろう。このことが物質文明が進む欧米社会で仏教が受入れられている一因でもある」というようなお話。

月曜日, 12月 27, 2010

流れには逆らわず

今年最後の週のスタートの日。
いろいろな問題が一挙に押し寄せてきて、気持ちが焦るばかりで、うまく交通整理ができなかった。
こういう日は、流れに逆らわず、自分の出来ることだけに集中して事務的に粛々とこなすに限る。
そう言えば、昼ご飯を食べ損ねていた。
夕方6時に一旦自宅に戻り、娘と一緒に晩ごはんを食べてから、1時間程の睡眠をとって、再びオフィスに戻ってからもメールの返信に時間を費やされた。

一段落ついたところで、さて、これから、明日が締め切りの原稿を完成せねばならない。
という訳で、今夜も徹夜モードへと突入です。

日曜日, 12月 26, 2010

アンチエイジングよりダンディズム!




人間、歳を重ねていくにつれて老けるのがあたりまえ。
年齢以上に若く見せたいとか、老化を止めるっていうのも、確かに大事なこと。
例えば、食事と健康に気をつれるとか、おしゃれするとか。
でも、それ以上に、老人だからこそ様になるダンディズムっていうのがある。
例えば、レナード・コーエンのこの色気とダンディズムはどうだ。
僕は60歳を過ぎたら、こんなカッコいい老人になりたいと思うし、その時が来るのを楽しみにしているのだ。

土曜日, 12月 25, 2010

Joni Mitchell.1983


今年のクリスマスは、神戸・六甲にも雪が降る寒い日。
僕の好きなクリスマス・ソングは、ジョニ・ミッチェルの“River”。これは外せないでしょう!

ちなみに、僕は1983年の彼女の初来日公演(大阪フェスティバル・ホール)を観ました。
もう、27年前のことか!

今でも、これは僕の体験したライブのなかでもベストなひとつ。
とにかく、ギターとピアノ、それからドブロギターみたいな膝に寝かして弾くギター!でのソロの弾き語りが素晴らしかった。
声も初期の初々しさが残っていた。
ピアノで“blue”のイントロが流れたときには、会場が一瞬静まり、そして、大きな拍手。あの空気は27年たっても忘れられない。
曲の間では冗談ばっかりで、大声で笑い返すのは会場の外国人だけ。日本人の僕らはシラって感じだった。

ティーン・エージだった僕は、当時付き合っていた彼女と一緒に観に行ったように思う。
育った環境とか価値観も180度違っていた2人だった。まだ中途半端な大人だったし、逢えばすれ違いばかりなのに、何のために一緒にもてあますほどの退屈な時間を過ごしたのか、いまでもわからない。
いま思いおこせば、一言で、そんな青春時代だったような気がする。

経営者はドリーマー

[晴れの日に傘を貸し、雨の日には貸さない]
こういう日本の銀行の体質、なんとかならんのやろか。

中小企業を救うはずの金融円滑法、いわゆるモナトリアムも霞ヶ関の政策と現場では大きなギャップがあるように思うのだが。
金融庁も銀行も保証協会も何のためのモナトリアムかってこと、もう一度、考えようよ。

それと、同じ銀行でも担当者によって、その対応が全く異なるってどうよ。
メインバンクと思っていた銀行で、担当者の異動のたびに手のひら返されたのでは、そらぁ、経営者はたまらない。

今日、無性に腹立たしいことがあったので、金融庁HPにある大臣目安箱へ投稿した。
https://www.fsa.go.jp/opinion/

もちろん、自殺なんて考えたこと無いけど、些細なことでも金融庁に報告しておかないと、後で同じように誰が困るかわからない。

で、僕は、日々、銀行とお付き合いをさせていただき支援を頂いているのだが、ポジティブ、ネガティブに関わり無く、この「大臣目安箱」に投稿してこうと思っている。
その理由?
中小企業の経営者として、日本の金融政策に対する建設的ないち意見として、。

経営手腕の拙さが原因ならまだしも、不景気や取引先の倒産なんかの外的要因で、売上が落ち込んで、自分はただ働きで従業員には給料を払い、そして借金を借金で重ねて返済できなくなる経営者もいる。
あげくの果ては、自分の家族の思い出が詰まった家を没収されて、最悪の場合には自殺に追い込まれるなんてことも。。。
これって、悲しすぎないか、おぃ。
シラフの青い顔で、「これが現実だから」って言う訳!。冗談はもうやめようよ。

前に「現実は甘くないよ!」って忠告してくれた、経営の「け」の字も知らない素人の主婦の投資家がいた。
では、あなたは、どれだけ世間を知っている?
そのひと、二代目経営者の主人の浮いたお金で、投資家を気取っては若手経営者の気を引いていた。

先行きの見えない長引く不景気だからこそ、これから経営者は、保守的にならねばならない。
独創的なビジネスモデルも大事だけど、銀行に頼らないで少ない資本でお金を回していける経営形体を模索すべきだろう。
固定費を削るだけ削って屋台精神で商いをすればいいし、資金繰りが難しいなら、現金商売に転向する。
昼間は自分のしたいことを全うできる社長で、夜は年下の上司がいるコンビニのレジ打ちのバイトだってかまわないじゃないか。

成功するまではプライドなんて捨ててしまえ。
でも、失っていいものと悪いものだけは、冷静に判断しないといけない。
クレジットカードなんて無くったって生活に支障はないし、あまり気分がよくないがマイホームを手放してもなんとかなる。
だけど、家族と自分の命だけは、決して失ってはならない。

失敗の後にこそ成功はやってくる。
多くの成功者は、倒産や自己破産を経験したうえで、のし上がってきたの!
だから、もっともつとタフにならないと!

経営者はドリーマー。でも、一度、夢を貫くって覚悟したら、最後までやり通そう。
ちょっと頭のいい人なら、こんなリスクだらけで割にあわない社長業なんてやめて、また、会社員に戻るよね。
もう一度、高学歴に頼って、ブルーな月曜日の朝に満員電車に揺られて、水っぽい仕事に変な生き甲斐とポリシーを見いだしては我慢する気かい?おぃ。
そこが5%の成功者になれるか否かの分かれ目なんだろう。
だから、経営者は永遠の世間知らずいいんだ。

金曜日, 12月 24, 2010

起業家としての次の目標

サラリーマンから独立して5年。
起業家として実践すべき「第1ステップ」をもうすぐ卒業できそうな気がする。
僕の言うところの第1ステップとは、例えば、ひよこが巣から自分の翼で自由に飛び立つ状態のこと。
そお、一度っきりのこの人生に、「自由」という翼を身につけることができたわけだ。

食べるためにお金を稼ぎだすってことは、経営学的な知識は多少は必要だとは思うが、学歴ではないし、人間性とか頭だけでもない。
人や社会の役に立てることは当然大事だけれど、良い人で終わってもお金は手元には残らない。
特に、コンサルタントを生業としてきた僕には、商人道ってのが身に付いてないので、世のため人のためという大義名分と商売とのギャップがありすぎた。
誤解を恐れずに言うと、今の僕には、左の手のひらを突き出す勇気、つまり乞食のようなハングリー精神を身につける修行が必要なのだと思う。
当然、このためにはまず第1に“信用”を身につけておかねばならない。

とにかく、「夢」を現実にするという生みの苦しみというやつは、最初の頃は刺激的で面白かったけど、ここ最近は、これまで体験したことのない苦しみに耐え抜くことに費やされた日々だった。
特に、2010年は、自分にとっては、生涯忘れることができない試練の年となった。
毎晩みる悪夢は、先行き不安のため、その「不安」という魔物の囚われの身となって、身動きができず、もがき苦しんでいる姿。
夜中に何度もうなされ目が覚めた。
ちょうど、チリの鉱山事故で地中に閉じ込められていた人々の苦悩とシンクロしていたような気がする。
(彼らは14人だけど、こっちは独りぼっち)

そんな2010年も、あと1週間。
来年は、もう少しはまともな生活を送ることができるのだろうか。
兎に角、今年は[ツキ]というものに、とことん見放された1年だったが、ここにきて、こんなちっぽけな会社に温かく支援してくださった大切な友人の存在とご恩を僕は生涯決忘れることはないだろう。
その友人の期待こたえるためにも、この複雑で競争の厳しい商業社会に勝てる経営体質へと変身して、もっともっとグローバルに高く高く羽ばたかねばっ!

そしてそして、今年は無理して背伸びをしてビッグなプロジェクトを抱えてこんでしまったために、かえって現在進行形でご迷惑をおかけしている皆様方には、心から感謝とお詫びを申し上げたい。
「皆さん、本当にありがとう。そして、ごめんなさい」

さて、来年からは、起業家としての第2ステップを目指すわけだが、キーワードは「保守」。
経済的な自由を得て、小さいながらも優良企業として、細く長く、無理をせず、人と組織をじっくりと育てていく。
そして、微力ではあるが、社会にインパクトを与えていける企業を目指す。
この目標を次の5年間で全うしたい。

そして、来年こそは、24時間スリープレスで熱中できるエキサイトなプロジェクトに、久しぶりに巡り会いたい!

水曜日, 12月 15, 2010

今夜は徹夜

昨日の休みが災いして、今夜は久しぶりに徹夜モード。
仕事に追われていて、修士論文に手が回らずに遅れ気味で、明日のゼミで教授からお叱りをうけたくないので必死です。
悶々と論文を書いてます。

明朝は7時には家を出て、滋賀県長浜市の小学校へ授業に出向き、夕方、大阪に戻って大学院でゼミを受けるっていう、ハードなスケジュール。

これって、充実しているってこと、あるいは、空回り!?

月曜日, 12月 13, 2010

久しぶりの休日

今日は寒い。
12月に入ってから、ほぼ休みなしだったので、今日は休日と決め込んだ。
何もかも忘れて、ひたすら寝よっと。。。
エネルギーをチャージして、また明日から頑張るとしよう。

日曜日, 12月 12, 2010

多忙な毎日

ここ数日、忙しすぎて、4日間も!お風呂に入ってなかったことに気がついた。

今日も早朝より、小学校への出前授業。
今回は、近所の神戸の甲南山手にある小学校だった。
かつてこの学校で息子が小学6年生のとき、ここの体育館で行われたバレーボールの試合の応援ために来たことがあった。
当時は、息子とあまり接してやる機会がなく、翻って、今は、他人の子供達に授業を教えている自分に、家庭を顧みなかった自分の情けなさに寂しい気分になった。

ところで、今、住んでいる海の手の六甲もいいけど、山の手のこの街もいい。
子供達が独立する前に、六甲山の麓の街に引っ越して、水入らずで過ごしたてみたいものだ。

木曜日, 12月 09, 2010

ドゥーワップでバーチャルなクリスマス気分

今年は仕事の関係で関西の小学校をたくさん訪れた。
その数、70校ぐらいかなぁ、、ワァオ!

今、携わっているこの仕事のおかげで、本当にたくさんの小学生と接する機会をもらって、なんて言うんだろう、子供たち一人一人の個性を育んでいるのは、学校の環境に大いに影響されていることを肌で知った。

大きな声では言えないけど、一番幸せそうな環境で育っている子供達は、日本海側の過疎の小学校だったり。
自分だったら、こういう学校に通いたいと思った学校は、都会ではなく、田舎の学校。
両親はもとより、祖父母と3世代の家庭で育っている子供達って、やっぱり、優しくて、健やかな感じがする。

さて、世間では、クリスマス一色って感じだけど、自分はそんな余裕さえなく、仕事に明け暮れている。
今年は、これまでで最も寂しいクリスマスになるんじゃないかなぁ。
まぁ、気分だけは、クリスマスに浸りたいので、20年も前に買ったRHINOの“The DOO WAP Box 2”を取り出して、事務所でずっと聞き流している。CD4枚セットで100曲のボリュームのある1951〜1965年までのドゥーワップ集。
The Mello-Moodsの“Wher are you(now that i need)”は、永遠のマイベスト。

水曜日, 12月 08, 2010

ポジティブに

今日は、久しぶりに出張(授業)のない日だったので、昼までに寝た。
今月に入って、休日無しで、しかも、早朝出張がたて続き、そして、年内いっぱいまでこのペースが続くので、休める時は目一杯休みたかった。
愛犬の散歩と洗濯をしてから、事務所へ出勤したのが13時過ぎ。
BGMに、Taj Mahalの“In progress & in motion”とか“Testifu〜The gospel box”のボックスCDを聴きながら、ぼちぼちペースでオフィスワークをこなし中。
CDが3枚から5枚がセットされたボックス・セットも、仕事中のBGMならば一気に聞き通すことさえできる。

さて、今日の格言。
『まずは心の中に成功の家を建てよ。決して障害物を想像してはならぬ。』

最初、この言葉は、ポジティブシンキングを奮い立たせる言葉かと思っていたのだが、心の中に“成功の家を建てる”、っていうところが奥深い。
基礎から屋根まで、台風や地震にも強くて、毎日快適な住環境を保つ家っていうのは、全てにおいて万全でなければならないわけだから、成功も最終的な形をビジュアル化して、こつこつと計画的に、そして、日々の努力によってこそ達成できるというわけだ。

火曜日, 12月 07, 2010

日曜の朝はLAZY


最近のお気に入りのラジオは、interFMの日曜日の朝のLAZY SUNDAY
パーソナリティのGeorgeさんは、僕の兄貴の世代の人で、ここで流れる音楽も、70年代に海で遊びまくっていたサーファーの兄貴たちが好きだった、あの頃の空気が詰まった音楽でいっぱい。
時々、“Wow!”って叫んでしまうするぐらい、懐かしいくてかっこいいのが流れている。
例えば、ジェファーソン・スターシップの"MIRACLES"とか、ニール・ダイヤモンドの"SOLITARY MAN"なんて曲が流れるんだから!
こういう音楽を聴いていると、無性に海にいきたくなるんだよねっ。

月曜日, 12月 06, 2010

すべての出来事を受け入れよう


我が師、リンチェンドルジェ・リンポチェから、「君の道は決して途絶えたりはしないから、一生懸命、がんばりなさい」という最高の励ましと予言を今年の夏に頂いた。
このお言葉だけが、自分の信じる道であり、宝物。

休むこと無く続く超ハードなプレッシャーに、これまでの僕の精神ならばもう既に、ダウンしていだろう。
それと幸運に恵まれていること。こんな状態でも、会社を経営し続けているっていうのは、かなり不思議。
だから、明日はもう息絶えてしまっても、いいんじゃないか。これも運命って、受け入れられる今の自分。
精神はかなり鍛えられてきたかとは思う。

見返りのある努力で報われるのならば、それほど容易なことはない。
答えの見えない明日に向かって、日々、不安と苦しみとももに、今日を生きるってことの辛さ。

社会的責任とか、経済的な困窮とか、、
これまで体験したことのないレベルの経験をさせてもらっています。

日曜日, 11月 21, 2010

こころが軽くなる言葉


『一生懸命努力する
あとはすべて、おまかせしょう。』
・・いい言葉でしょう?!

未だ抱えている困難な問題が解決したわけじゃないけど、なんだか、プレッシューから解放されたような、
そんな爽快な気分に包まれている。

それにしても、ここ最近、夜空の月が眩しくて美しすぎる。
God Watch Over Me!

ディランの“Modern Times”のレイド・バックした脱力感なリズム・アンド・ブルースとThe Black Eyed Peasの最先端モードのサウンドを惚れ惚れしながら聴き込めるぐらい体調と精神が回復してきました。
まぁ、この2つの全く異なるアーティストを引き合いにしているぐらいだから、未だ、分裂症であることに違いはないけどねっ。

木曜日, 11月 18, 2010

恐怖と仲良くなる


昨日から(確か?)、自分のパソコンのトップページに設定しているappleのサイトに突然ビートルズの白黒の写真が現れたので、なんだか嬉しい!
たぶん、ホワイトアルバムの頃の写真だと思うけど、この頃の4人って、最高にcool!かっこいい。
ビートルズって、億万長者っていうイメージがあるんだけど、先日、CSでイギリスのテレビ局制作のドキュメンタリー番組を観ていたら、意外にも、初期の頃は、印税が95%も国に搾取されていて、結構、お金には苦労していたそうだ。
A hard days night...とか、その頃。
この写真は、印税から逃れるビジネスモデルをようやく見つけて、すこぶる大金持ちになっていった頃のビートルズで、名作サージェントを世に出して自信満々のとてもいい顔している!

さて、話は変わって、、ここ最近は、人間がリアリティといかにして向き合っていくのかってことを、真剣に考えている。

例えば、精神的な旅立ちをするということは、見知らぬ地を求めて小さな舟に乗りこみ、大海原に船出するようなものもの。
船出という直感のひらめきを得たならば、遅かれ早かれ必ず恐怖に襲われる。すべての冒険家のごとく、僕たちは向こうに何が待ち受けているかを知りたくて旅に出るわけだ。
しかしながら、実際、自分の持っているものに直面するだけの勇気を持ち合わせているかどうかもわからず、旅に出るわけだ。
これは、チベット仏教徒のペマ・チュードゥン氏の言葉。

翻って、起業家も、同様のインスピレーションと不安を抱えながら冒険旅行をする。
絶望感、そして、恐怖という現実をくぐり抜けねば、前へは進めない。
そして、地平線の向こうには、成功の保証さえも無い。それでも、前進していく。

チュギャム・トゥルン師のアメリカ人弟子であもあるペマ氏は、
あくまでも、現実(リアリティ)に止まれることを説く。そして、瞬間瞬間に現れ、苦しめていく「恐怖」と、どのような姿勢で向き合うべきかについて説いてくる。

ビートルズが極めた世界のなかにも、きっと、このような精神世界の入り口があったはず。

水曜日, 11月 10, 2010

前世って信じますか?


もう5年ぐらい前のことだけど、四国のとある県庁所在地で、他人の前世を視ることができるっていうスピリチャルな女性と出会ったことが会った。

それで、早速、僕の前世を鑑定してもらったところ、
「毎日、山の頂きにある村々を訪れては、そこに住む村の人々を慰めたり喜ばせるために山を往復していた。赤と黄色の服を着て、ラスタカラーの小さな太鼓のようなものを肌身離さずもっていた。(これが僕の宝物だったそうだ)」

当時は、この鑑定結果は、正直、理解できなかった。アフリカか南米のペルーの辺りか?こんな辺鄙なところで、僕は、何を目的に人生を送っていたのだろうか?っていう素朴な疑問があった。

でも、ここ最近、ようやく、その答えがわかった。
きっと、前世はチベットで小僧をしていたのでしょう。
ラスタカラーの小さな太鼓は、マニ車なんだろう。

今、こんなにもチベットが好きなんだから、納得だ!

火曜日, 11月 09, 2010

八方ふさがり。。からの打破


今年は、これまでの人生のなかでも、本当に苦労した1年だったような気がする。
人生のすべてを一時停止して、会社経営に全身全霊を集中してきた。
兎に角、八方ふさがりで、どこにどう転んでも、問題だらけ。

同じ場所を行ったり来たりしたり、いろんなやり方を試してみたり。。。
頼れる先人には、「これはあなたの成長のための糧となるのだから、自分で考えなさい」と突き放され試されたり。。
四六時中、あれこれと悩み、片時もそのことから頭が離れず、、と、あまりにも、そのハードな問題に、普通の人ならば絶対にノイローゼとか、心の病に罹るのではと思うぐらいの、タフな精神力が必要だった。

まぁ、最悪、どうしようにもならなかったら、すべてを手放して、この写真のチベットの聖地を探しに日本を脱失しようか!ぐらいの勢いだった。

まだ、その問題は、100% 解決したわけじゃないけど、今年も残り2ヶ月を切った今になって、なんとなく、ようやく出口の明かりが見えつつあるような、そんな嬉しい予感がする。
それにしても、会社経営って本当にハード!

NS銀行の経営破綻も、尖閣諸島問題も、第三弾の事業仕分けも、これらのニュースがすべて、不思議とすべて自分のビジネスに直結していたので、全くもって時代のうねりにのみこまれているので、これも因果だろう。

金曜日, 10月 29, 2010

選択なき認識


プラジュニャー(大いなる智慧)とは、多くの門を開けていく方法のようなもの。
プラジュニャーを通じて、人は空性(シャーニヤター)の真の意味を発見する。

それは、窮地に追いつめられるための方法である。
あなたには「これ」の中に、最終的に壁を通り抜けて逃亡しなければならないほどまでに追いつめられている。

そのためには、あなたは壁を「空」なるものとして見なければならない。
そうでなければあなたは永遠に逃げられない。

ー『心の迷妄を断つ智慧』チュギャム・トゥルパン著ー

火曜日, 10月 19, 2010

快楽と苦痛


仏教では、人の一生は無常であることを説く。
日々に、その瞬間に、「快楽」と「苦痛」が付きまとい、そして、繰り返され消えていく。
だから、できることならば、苦しみから逃れて、快楽を享受したい。
それ故に、愚かな人間は神仏に祈りを捧げる。
しかしながら、快楽の後には、また再び、苦しみがやってくる。
逆に、今あなたが苦しみの中にあるのならば、それは、幸せがやってくる前兆でもある。

だから、苦しみは、近いうちに大きな果報を受け取るサインでもあるし、
他人の苦しみをも慈しむことのできる利他心を発心するチャンスでもある。

逆に、快楽に溺れると堕落してしまうことさえもある。
幸せと快楽とは別である。
ダライ・ラマは、「人間を含め全ての生命には、幸せを求める権利がある」と説く。
この教えは、仏教の核心でもある。
だからこそ、「幸せ」の本質を間違ってはいけない。

快楽を追い続けることを手放して、そして、苦痛さえも取り入れて認める。
今の苦しみも快楽も、すべては自分が蒔いてきた種。つまりは、行ってきた行動によって生じる原因と結果によるカルマ(因果)なのだ。

だから、幸せの本質を理解し、明日から幸せを享受するためには、「幸せの種」だけを蒔けばよい。

火曜日, 3月 02, 2010

ブログの最終ゴールは「出版」なのかも知れない

最近は、Twitterの出現で140文字に慣れ、ブログを書くことが煩わしく感じるようになってきた。
mixiのように自分の日記へのコメントを返してもらって共感するという他力本願的な楽しみに対して、ブログにはその楽しみも少ない。
だから、ブログには、何らかのインセンティブが必要なのである。
例えば、こつこつと10年ぐらい毎日文章を綴れば、自分史の大作も出来上がるわけで、これを著書として自費出版するようなゴール。
ブロガーに自費出版を勧めるようなサービス。これって、もう既にビジネス・モデルがあるのだろうけど。

いずれにせよ、いつか本を出版しようかと密かに目論んでいる人には、ブログは捨てたもモノじゃない。

月曜日, 3月 01, 2010

Last.fmがあれば陸の孤島も怖くない

少し前なら、無人島にレコードを1枚持っていくならば...みたいなノリで、サバイバルな状況におかれた状態でも自分を癒し、かつ、永遠に飽きない、あるいは禅の世界観よろしく常に新たな発見を見いだすような1枚のレコードの自慢話というか趣味な話を語る雑誌の特集があった。

しかし、ポストWeb2.0の時代、いわゆる、クラウドコンピュータとか、ソーシャルネットワークが出現した現代、この手の話は全く戯言のようだと思う。

久しぶりにLast.fmにアクセスし、以前のβ版から大きく進化しバージョンアップした、この音楽趣味人にとっては言葉では言い表すことができないほど、凄いことになっていることに驚いた。
こりゃ、CDを買い集めることなんで全くナンセンスだ!し、まして、もうiTunesでDLも必要ないじゃないかって、思うぐらい。
とにかく、自分の好きな雰囲気の音楽を「アーティスト」で選べば、後は、勝手に浴びるよう、その傾向の音楽が流れ、知らないアーティストを発掘していく。
アーティストにとっては、知ってもらえることが最大のメリットとなるのだが、、

『別に、あえて今まで知らなかったアーティストを発掘する必要なんてない。』

実は、このようなリスナーの「言及」こそが、アーティストやレコード会社にとっての最大の脅威なのだ。
では、アーティストにとっての残る道はライブ。だから、マドンナはレコード会社との契約を破棄し、コンサートプロモーションと契約しているのだろう。

無人島に行こうが、陸の孤島であろうが、、ネットにさえ繋がっていれいれば、24時間、死ぬまで音楽を浴び続けることができる!時代なのだ。

あえて言わせてもらえば、ネットは確実に音楽産業を根底から崩している。だから、新しいビジネス・モデルが必要。このことをリアルに実感した。

以下、僕のLast.fmのプロフィール。
http://www.lastfm.jp/user/mitsunaka302

日曜日, 2月 28, 2010

Twitter,Ustremなどのソーシャル・メディアの可能性

ソーシャルメディアとは、インターネットを介して世界中に広がる「社会的な会話」の場をいう。
一部の企業では、これらのメディアを活用したマーケティング手法も取り入れられている。
数年前のブログによって、これまでの一方向的なwebの世界から、ユーザーがweb上に「情報をアップさせ、そして共有する」という大きな変革が生じた。
ブログやSNSが情報の静的な固まりであるのに対して、Twitterなどのソーシャル・メディアは、リアルタイムな新鮮な情報が、無数のwebサイトをまたぐように動的に流れている状態、いわゆる“ストリーム”という情報を、世界中の人々が発信し共有する仕組みであり、ポストweb2.0と呼ばれている。

金曜日, 2月 26, 2010

46回目のバースディ


46回目のバースディの日。
毎年のことだけど、誕生日前のジンクスってやつで、ここ最近は、頭も体も休眠状態だったけど、ようやくエンジンも再開って感じだ。

久しぶりにP-Funkとか、チベット密教の「ゾクチェン」にドップリハマっている日々。
伊藤健司氏の「ミラレパの足跡 チベットの聖なる谷へ」は、大げさではなく人生を変える一冊かもしれない。いつの日にか、1200年前に聖者ミラレパが歩いたチベットのヒマラヤ麓の秘境を旅してみたい。

相変わらず、沖縄と上海、そして神戸を往復する多忙な毎日を送っているけれども、今年の年度末は、これまで以上に殺人的なスケジュールをこなさなければならない。
そんなプレッシャーにも打ち勝って、1日でも早く自分の会社を軌道に乗せねば!
そして、ここ最近、ご縁のあった心通う友人達と、一緒に素晴らしい仕事ができることが、今年の最大の夢。

金曜日, 1月 22, 2010

那覇市の隠れスポット


那覇の久米にある福州園は、福州市と那覇市との有効姉妹都市を記念し、福州市からの資材と職人によって造られた本格的な中国式庭園。
琉球には福州から帰化した中国人も多い。
彼らは、政治家、学者、職人などの知識層と技術者。
そのなかには、あの客家もいた。

木曜日, 12月 10, 2009

ニューデリーのカレー屋さん


ベジタリアンになってから、定番の外食は、うどん・そば屋さんとインドカレー屋さんがメインだ。
うどんも、汁のだしに魚を使っていないのがベターだけれども、これはなかなか難しい。
インドカレー屋さんも、日頃活動している関西とか沖縄、それと出張中に、インド人コックがやっている店をみつけたら、とりあえず、チェックしている。
インドカレーって、正直、日本人の僕らの舌には、優劣つけられない。
だって、おいしさの基準がわからないんだもの。ということは、このビジネスは日本では参入しやすい業界なのかもしれない。

ちなみに、僕のインドカレーのおいしさの基準は、写真のニューデリーで食べた味。
辛すぎることなく、油っこくて胃がたれることもない。
そして、見落としがちだけど、ナンが焼きたてで美味しいかどうかってことが、すごく重要なんだ。

この店は、ニューデリーの友人でシンガーのプンツォック君(写真の人物)に連れて行ってもらった、彼の行きつけの朝飯屋。
これは、僕らの朝食風景。
とにかく、よく食べた。
(僕は、プンツォックのおかげで、インドで太ったぐらいなんだ!)

ちなみに、日本では、自宅と事務所のある六甲アイランドのナーナックって店がお気に入り。
ここは、本店がニューデリーにあるぐらいで、限りなく、この写真の店の味に近い。

土曜日, 11月 07, 2009

折り返し地点

インドの予言者から、君は最低でも86歳迄生きるだろうと言われたことがある。
その言葉を信じるとするならば、ようやく人生の折り返し地点を超えた地点にいるわけだ。

さて、自分ごとで恐縮ではあるが、今年は、僕にとっては人生で最も「試練」の年だった。
過去のこだわりを捨てて、新しいものを得る、あるいは、新しい価値観と習慣を身につけるということは、本当に辛く、耐えなければならないことだらけの連続の日々を過ごしている。
これまでの刹那的な生き方をしてきた自分からの脱皮するためには、もう少し、時間はかかるだろうが、努力を重ねていこうと誓った。
こういう心境になったのも、ムーンサルト・プロジェクトという自分が経営する会社との出会い、そして、多くの奇跡的な出会いに感謝してる。
ムーンサルト=月面宙返りまでは、未だ、たどり着いてはいないが、着実に月に向けた航海の途中というような心境。
サン・ラの“moonship journey”あたりがびったりのBGMかもね。

残り40年以上もあるが、これからの人生を、会社経営と趣味、そして、社会活動に捧げたいと思っている。
趣味では、大好きな「音楽」を極めること。
CDとか、ダウンロードとかよりも、50年代から70年代にかけてのあらゆるジャンル、あらゆる世界のアナログレコードを買いあさってみよう思っている。
それと、もう一度ステレオの前に戻っていきたい。

社会活動では、人権と動物愛護に、200%の本気モードでたずさわってみたい。

金曜日, 10月 23, 2009

中国ビジネスにおける「商社の機能」

これからの中小企業やベンチャーは、国内の内需に頼っているだけではなく、グローバルに展開していかねばならない。
中国ビジネスは、確かにリスクもある。しかし、13億人市場を相手にする可能性のあるビジネスモデルに何らかのレバレッジをかけて、競合他社に先んじて進出していかねば、生き残れない。

ビジネス・モデルを考える上で、下記の「商社の機能」が大いに参考となる。

1.商取引機能
2.情報・調査機能
3.市場開拓機能
4.事業経営機能
5.リスクマネジメント機能
6.物流機能
7.金融機能
8.オーガナイザー機能

日曜日, 10月 11, 2009

ベジタリアニズム!


ベジタリアンを実践している。
ビジネスでの接待や会食、友人達との宴会の時だけは、その場の空気を乱さないように、少しだけ、お酒と魚をいただく。
それ以外では、決して口にはしない。

ベジタリアンを始めてから、いろんな気付きがある。
例えば、動物愛護ということと、ロハスのこと。

個人的には、これから世の中は、ロハス思想からベジタリアニズムへと発展するだろうと予感する。
アメリカの1970年代のヒッピーカルチャーからの流れから注目されたホールフードやオーガニックがすっかり定着したように、こころと魂の健康のため、そして、地球や全ての命ある生き物のために、自分自身が口にする食べる物の選択から、食の安全や生産者や地球を守れる唯一の方法へと進化していくべきだろう。

キーワードを以下に!

・ビオディナミ(バイオダイナミック農法):人智学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した植物と天体の動きを体現した有機農法
・ABマーク:フランスのオーガニック表示。Agriculture Biologiqueを指し、農薬、殺虫剤、化学肥料などいっさい使用しない農法で生産された食品に記されるマーク。
・レンネット:哺乳中の子牛の胃から摂取した酵素をつかっていないチーズに付く表示。ベジタリアンの多い欧米諸国では、レンネット不使用表示がついているチーズが多い。
・パーマカルチャー:人間にとっての恒久的持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系のこと。パーマネント(permanent 永久の)とアグリカルチャー(agriculture 農業)。
・台湾素食:台湾は国民の人口の1割がベジタリアンという世界有数の菜食文化をもつ国。豆腐などで肉風・魚介風にアレンジする素食料理は、味、ボリュームとも最高。

木曜日, 8月 27, 2009

2009 Best Of Summer(2)

上から
・安徽省銅陵市での皆既日食記念式典の様子。制服の人は宇宙飛行士
・市政府による歓迎晩餐会。副市長、フランス上海領事らとともに
・日食記念ステージ。ワイドショーでよくみる将軍様の国のようなゴージャスさ
・安徽省の豪華な郷土料理
・日食はあいにくの曇り空だったが、あたりが一瞬にして真っ暗になる神秘体験
・長江流域の観光客皆無の世界遺産級の古いまちなみ







2009 Best Of Summer

今年前半のマイ・ベストはこんな感じ。

・Melody Gardoy “My One And Only Thrill”
・Bell Orchestra “As Seen Through Windows”
・Grizzly Bear “Veckatimest”
・Black Eyed Peas“E.N.D”
・Dirty Projectors“Bitte Orca”
・Allen Tossaint“The Bright Mississippi”
・Joe Henry“Blood From Stars”
相も変わらず、i-tuneストアーでダウンロード購入の日々。先日のi-bookのハードメモリー・クラッシュによって、約20枚のダウンロードファイルが丸々消去。こういうトラブルがつきものたが、やはり便利さ故にCDは買わないだろう。
メロディ・ガルドーは9月に待望の来日公演が実現。僕はデビュー当時からジュディ・シルの再来と評価してきた。
ベル・オーケストラは夏の終わりにぴったりのペンギンカフェを彷彿するようなクールな現代音楽。80年代にとりこになった実験音楽の延長ではあるが、トータスのジョン・マッケンタイアの参加で新たな領域へ。
グリズビーは、XTCのスカイラーキングのような感触をもったフォーキーな音。男心をわしづかみにするメロディとコーラス。
ブラック・アイド・ピーズは2009年夏の時点で最も最先端でクールなダンスビート。ワークアウトのBGMとして。
そして、ジョー・ヘンリーの最新作は、00年代の音楽シーンを代表する最高傑作の1枚かもしれない!新しくて古い音。プロトゥールズに頼らない音楽制作プロセスの原点回帰への挑戦状だ。2千円以下のCDだけど、2万以上もするあのニールヤングの初期のお宝を集めたNeil Young Archives 1 (1963-1972) が色あせてしまうだろう。

映画は、スラムドック$ミリオネアとグラントリノ。
特に、スラムドック。。
よって、ベスト・オブyoutube賞もM.I.Aのペーパー・プレーンズ

心に残った本は、ポール・ マッケンナの「億万長者脳」。
イギリスの催眠術師による内容はオーソドックスな自己啓発本だが、付録の催眠術CDが凄い!
もう、これで二度とお金に悩むことはないだろう!

旅の思いでは、中国で生まれて初めて体験した皆既日食と長江の自然保護区でみた野生のスナメリ。
皆既日食は、一瞬にして、あたりが真っ暗になり、神々しいほど神秘的な数秒間の体験だった。
そして、出張とはいうものの、ビジネスという枠や国境を超えた中国政府(銅陵市政府)の温かいもてなしに感謝

人生でも大きな転機があった。
チベット仏教カギュウ派の在家修行僧として帰依し、台湾在住の高僧リンポチェの弟子となったこと。
そして、去年、同じく台湾で偶然知り合った東京在住の日本人大富豪から実業界のイロハを学ばせてもらえる弟子の一人として認められたこと。
つまり、2人の師匠ができたわけだ。

木曜日, 8月 06, 2009

LSD(Long Slow Distance)でいこう

マラソンを始めて2ヶ月になる。
目下、12月のNAHAマラソン・デビューに照準をおいたトレーニングをしている。

人生や仕事を充実させるためにも、「走る」ことを日課とすることの素晴らしさを実感している。

この世の法則は全て、
「状態」→「行動」→「結果」というシンプルだけど普遍のサイクルだ。
現時点の状態が次の行動を生み出し、そして、その結果をもたらす。

だから、現状を改善して望むべき“いい結果”を得るためには“いい「行動」”を起こさねばならない。
これは、仏教でいうところの「因果の法則」。

「変えられるものを受け入れる心の静けさと、
変えられるものを変える勇気と
その両方を見分ける英知を我に与えたまえ」

LSD。。
60年代のヒッピーカルチャーのドラックではなく、ビートルズの名曲でフェイドアウトがギネス級に長い「“L”ucy in the “S”ky with “D”yamond」でもない。
マラソンでLSDは、ロング・スロー・ディスタンスのこと。
時間をかけて、ゆっくりペースで、長距離を走っていると、心も体も本当に気持ちよい。
しかも、i-podでお気に入りの音楽を聞きながら走ったりすれば、
エンドルフィンが放出されて、本当にハイになっちゃう。

何よりも、自己管理、時間管理などの仕事に通じるマネジメント能力も身に付くし、健康、深い睡眠というようなフィジカルとメンタル双方の効果もあるから、欧米ではエグゼクティブはみんな走っている。
いまでは、グレイトフル・デッドも、こちらのLSDでハイになって走っている。。。

21世紀は心の時代だという。
健全な体に健全な精神(心)が宿る。
だからこそ健康な体を鍛えるべきだ。
新鮮で自然に近い食べ物を。そして、肉食もやめてしまった。

僕がマラソンを始めたきっかけは、チベット仏教の師から座禅を教わっているとき、足が痛くて精神統一ができず苦悶しているときに叱咤いただいた次の有り難いお言葉から。

「君の頭脳は確かに素晴らしい。
世界をほんの少し変えるだけの智慧もあるだろうし、貧しい人々を救う技術をもっているかもしれない。
そして、インターネットで世界中の情報を瞬時に拾っては、まるで知ったかぶりだ。
でも、君は、こうして10分間すら精神を落ち着けて静かに座ることさえできないのだ。
座禅に耐えられない体である以上、君は精神世界を探求することも、仏教の道を歩むことも永遠に出来ないだろう」
という会話のなかから、座禅をマスターすることを目標に走ることによって体を鍛え直そうと発心したのだった。

日曜日, 7月 19, 2009

銀座のシャンソン

関西空港から皆既日食というスペシャルなイベントが楽しみな上海へ早朝出発。
安徽省銅陵市政府の日食記念式典と政府との商談のため8日間の中国滞在だ。
なんだかワクワク。

先日は、鹿児島の親友が経営する日本一素敵なベーカリー店のカナンで、その友人夫妻と数年ぶりの再会をした。
ちなみに、カナンに僕のお気に入りの音源をたくさん置いてきた。パリの下町にあるようなお店の雰囲気とマッチする音源をセレクトしたので、ぜひ、一度、この素敵な店とあわせてチェックしてください。
この店のパンは絶品、むちゃくちゃ美味しいです!

さて、夕べ、テレビで美和明弘さんが青春時代から愛してやまない銀座の街を彼自自信が紹介していた。
昔の日本の、とても、粋でダンディなかっこよさの源泉をみせてもらったような感じ。
それにしてもシャンソンっていい。
美和さんの存在を再確認したうえで、改めて加藤和彦の80年代の名作「Bell Excenttrique」を聴き直すと、加藤が美和さんをリスペクトしたうえで、当時の日本の歌謡曲の新たな可能性に舵をきろうとした試みがうかがい知れるのだ。
ちなみに、「Bell Excenttrique」は、1920年代のパリにオマージュを捧げたシャンソン風歌謡曲集。YMOを引き連れてバリで録音した、まったくもってバブルな時代だからこそ生まれた作品。

では、これから上海と日食を満喫してきます!

木曜日, 7月 09, 2009

日差しが強烈なやんばるビーチリゾートの午後


今年も沖縄やんばるのプロジェクトがスタートした。
去年から暖めてきた地域活性化事業のセカンドステージ的な仕事。
地元の人たちと一緒に、いろんな知恵をだしあって、明るい未来をクリエートする。
本当に楽しいくて、やりがいがある。
唯一の悩みは、仕事の重心が沖縄と南九州、そして中国に移りつつあるので、あえて関西にオフィスを構えていることの必要性がなくなりつつあること。
まぁ、そのときはそのときで、移住してしまえばよいのだけれど。。

写真は、打合せが早めに終わったので、シーズンオフのビーチでビール片手に小説を読み耽るという、なんとも最高に贅沢な時間。

日曜日, 6月 14, 2009

Chris Darrow


あなたが、Chris Darrowっていうミュージシャンを覚えているならば、かなりのアメリカン・ミュージックのマニアだと思う。
僕は高校生の頃に大阪船場の輸入レコード屋で彼のアルバム“Chris Darrow”を偶然みつけて以来のファン。
当時は、レコードの溝がすり切れるぐらい毎日聞いていた。
だから、かれこれ、30年の付き合い!
とは言うものの、今では、時々、思い出してはレコードラックから、そのカビ臭いレコードをターンテーブルにのせる程度だけれど、、

Chris Darrowは、ほとんど無名ミュージシャン。
分野でいうとアメリカン・ルーツミュージックだ。
高校生時代、僕は、ライ・クーダーとかランディ・ニューマンとかにぞっこんで、Chris Darrowはその系統では知る人ぞ知る存在だったと思う。

最近、youtubeで彼のトリビュートライブの映像がアップされていて、
ベン・ハーパーのような、現在のダウン・トゥ・アースなアーティストも参加していて、
本国、アメリカでは永遠にリスペクトされているアーティスであることは嬉しい限り!

それにしても、今の自分の音楽の趣味と志向というものは、マンションの床が抜けるぐらいのレコードコレクションをもち、あるいは、アメリカ大陸を何百周も往復できるぐらいの音楽を聞いてきたけど、結局、高校生の当時と何も変わっていないから、面白い!
ローラ・ニーロも、キャロル・キングも、バッファロー・スプリングフィールドさえも高校生のときに出会った、、

木曜日, 6月 11, 2009

Genius Bar


先日、愛用のMac Bookのハードディスクが突然クラッシュした。
10日前に一応はバックアップ(タイムマシーン)していたけれども、冷や汗ものだ。
ネットでいろいろと対応策を検索し試みたが、結果だめで、Appleストアー心斎橋のGenius Barへ修理に持ち込むことにした。

で、そのGenius Barでの対応とサービスの素晴らしさには感動ものだった。このApple社のカスタマー・サービスの心地よさはレクサス並みではないだろうか?

10年程前に、確か大前研一か誰かの本で、「付加価値型サービス産業」うんぬんの話があって、当時のアップルのコールセンターの電話応対の悪さを指摘し、こういうアフターサーピスの悪いメーカーの製品は消費者から見放されていくだろうというコメントを読んだことがある。
確かに、ほんの最近まで、パソコンメーカーのアフターサービスほど食えぬものがないと思っていたので、正直、Genius Barには驚かされた。
こういう親切で安心なサポートのあるメーカーの製品ならば、次にパソコンを買い替えるときもマックにしようと思う。
結局、ハードディスクは回復しなかったが無料で新品のハードディスクと交換してもらい、翌日には戻ってきた。

木曜日, 5月 28, 2009

アポロ13





ロン・ハワード監督とトム・ハンクス出演の『アポロ13』がCSで放送されていた。
月面探査船アポロ13号の船長ジム・ラヴェルの著作"Lost Moon"を原作に、アポロ13号を襲う絶対絶命の事故と、奇蹟の生還を果たした飛行士たちの奮闘を描いた作品。

1970年4月11日に打ち上げられたアポロ13号が、月に到着する直前の4月13日、酸素タンクの撹拌スイッチ起動時に爆発が起こり、タンクから急激に酸素が漏れだすという絶望的な事故に遭遇するものの、3名の飛行士の忍耐力と的確な判断力、そして、地上管制塔が次から次へと起こる危機的課題をチーム力によってクリアし、的確な指示を飛行士に指示を与えていくというリーダーシップ。
必ず地球に帰還するという乗組員と管制塔との統一したネバー・ギブ・アップ精神を発揮し、実際に帰還成功した。
NASA史上で、アポロ13号は、「失敗の成功」と称されている。

最終的な目標は地球に帰還することであり、その過程においてかつて経験したことのないトラブルを解決してはまた新たなトラブルが浮上していくということに瞬時に解決していかねばならないこと、そして、飛行士たちには深刻な電力と水の不足に耐えて、その代替案を船内の限られた資源と技術面で克服していかねばならないという、相当ハードなタフネスを要求させる点など、ビジネスにおける起業のプロセスと共通することも多く、多くの学びと励ましをもらった映画だ。

金曜日, 5月 22, 2009

地域活性学会

地域活性学会は、今日の経済や多国籍業などの企業活動における急激なグローバリゼーションの世界的潮流に対応した、より強靭で美しい地域の自立のあり方を目指そうとする学会である。

行政レベルでは、これまでの中央集権、縦割りレベルではなく、地域のそれぞれの実情に見合った独自の政策の策定を、そして、企業、NPO、大学においても、経営構想力が求めらていて、「地域」という多様で複雑に当事者が絡む問題を解決していくためには、民、学、産、公の連携でこの問題を解決していくことが重要視されてきている。

本日、このような趣旨で昨年に生まれたばかりのこの学会に入会届けをした。

木曜日, 5月 21, 2009

メコン流域3カ国

ベトナムのズン首相、ラオスのブアソン首相が来日した。
日経新聞主催の第15回国際交流会議「アジアの未来」の晩さん会への出席のためだ。
メコン流域の3カ国であるカンボジア、ラオス、ベトナムは、経済的にみてASEAN諸国のなかでも新たな成長センターとして注目される地域である。
この地域の魅力はなんと言っても、新興国の中国とインドに挟まれた地理的な優位性にあり、30億人規模の市場規模にある。これに注目しない手はない。
2007年1月に日CLV(日本、カンボジア、ラオス、ベトナム)の外相会議なおいて、メコン地域の新たな経済関係の指針となる「日本・メコン地域パートナーシップ・プログラム」を発表するなど、日本政府もメコン流域3国へ交通インフラ等の支援を行い、そして、政治・経済・文化・観光など分野での交流促進が進められようとしているのだ。
この背景は、ご存知の通り世界の工場である中国の反日感情などの社会不安や賃金高騰などのリスク分散として期待されきた。
日本がこれらの急成長を遂げていくであろうメコン流域3国やASEAN諸国と共に成長するための鍵はなんだろうか?そして、日本が果たすべき役割とは?
そして、我々のようなベンチャー企業の参入はありえるのだろうか??
こういう疑問を抱くと、どうしても現地に足を運んで、実際に自分の目で確かめてみたくなる。
何はともあれ、バックパッカー旅行するにも、料理がおいしくて、人もフレンドリーで、とても魅力的なようだ。

そのあたりのカンボジア事情は、現地の経済事情などを精通されている上田義朗教授(流通科学大学)のプログがお勧め。

土曜日, 5月 16, 2009

パンデミック!

神戸高校と兵庫高校の学生が新型ウィルスに感染!
今日、娘の通う神戸市内の高校の担任からは、「1週間休校します」という緊急連絡が入った。
噂では、その感染した生徒と同じクラスで、しかも、斜め前の席の子が近所に住んでいるとか!
我が家のRアイランドの薬局では、マスクを買い求める人で長蛇の列ができ、緊迫した異様な空気だ。
政府の空港での水際対策は万全のようだけれども、
日本は島国なので、海の玄関である港からも人・モノが毎日大量に入ってくるのだから、
なんとなく、港町の神戸はヤバいなって心配していたのもつかの間、
パンデミックの恐怖は、もう、リアルな現実として迫っているのだ、、、

金曜日, 5月 01, 2009

のんびり


GWがやってきた。
僕は、特に旅行の予定はない。
何より、新型インフルエンザの脅威とか、高速道路のETC割引で予想もつかない大渋滞とかで、なんだか騒がしいから、
あえて外に出て行こうという気にならない。
それに大学院の講義もあるし、連休明けに提出しなくちゃならないコンペも控えているので、
やはり、オフィスに引きこもることになりそうだ。

実は、数日前、息子を連れて沖縄本島のカヌチャ・リゾートで3日間、早めのGWを満喫しリフレッシュしてきた。
オフシーズンだったこともあり、ゆったり・のんびりと気持ちよすぎて、脳みそが溶けだし、まるでアルツハイマー状態の親子だった。
日本にも素晴らしいリゾートがあるものだ、と感心した。

火曜日, 4月 14, 2009

ダライ・ラマ14世のお言葉


すべての生けとし生けるものには、
 幸福を求め、平和に暮らす権利がある。
  これとは反対に、他人に痛みや苦しみを
   与える権利をもつ者など一人もいないのです。

ゆるしの気持ちを身につければ、
 その記憶にまつわる負の感情だけを
  心から手放すことができるのです。
   ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、
    「自分を自由にする手段」です。

まず自分自身に思いやりをもち、
 それを周りの多くの人たちに向けて広げていくのです。
  つまり、自分自身を嫌悪しているような人は、
   他者を思いやることなど不可能なことです。


怒りは力ではなく、
弱さのしるしなのです。

もし私の国が侵略されていなければ、
おそらく私は今よりもずっと保守的になっていたことでしょう。
中国人は私を、強靭で決断の固い人間にしてくれました。
私は、自分を進歩させてくれた彼らに、感謝しているのです。

         「ゆるす言葉」著ダライ・ラマより

i-phone meets Skype!


遂に、i-phoneのアプリにskypeが無料配布された。
このニュースは、本当に革新的なことだと思う。
これまで、何度かskypeもどきのまがい物アプリが出回りネット上でその賛否が話題となっていたが、いずれも眉つばものだった。

僕はもうこれで完全にi-phoneを手放せなくなった。
オフィスはもちろんのこと、wi-hi環境(我が事務所はAirMacを利用)のあるところであれば、日本国内はもとより世界中の固定電話に電話かけても、時間無制限で1,450円/月ぽっきり。
台湾やロシアのクライアント、ビジネスパートナーや友人たち、そして、日本国内では沖縄や熊本のビジネスパートナー達と、今ではi-phone×skypeで通話料を気にせずミーティングが可能。
何よりも、海外に出張したときは、つくづく、この最強のツールをありがたく感じる。

さて、i-phoneネタで最近のお気に入りをもうひとつ紹介しよう。
それは、世界中の数千局のFMラジオをリアルタイムで聴けるということ。
iTunesが初期バージョンから、この方面に力を注いできたから、当然といえば当然なのだが、
携帯でこういった環境が手に入るということは、本当にリアルだ。
今、モスクワのローカルFM局、Radio Dacha(レデイィオ・ダーチャ)をチューニングした僕のi-phoneから、Time Domaine社のスピーカーを介して、これまでは決して日本では聴くことのできなかった現地のロシアン・ポップスの最新ヒット曲を延々と流している。
まるで、モスクワにいるような錯覚さえする。

音楽志向のグローバリゼーションは、このような形で一見もの静かだけれども重力加速度的に急激に進行し、やがて、世界中の音楽リスナーたちは、音楽産業そのもののを消費しなくなっていくのだ。

水曜日, 3月 18, 2009

地方の元気再生戦略


先日、首相官邸を訪問する機会を得た。
新しくなった官邸の入り口の厳重なセキュリティ・チェックを受け、テレビのニュース報道では、度々、目する官邸内は、
ある意味、現在の日本最高の神聖な聖域と表現できるぐらい、一見、現実離れした異空間であり、また、日本が誇る最高級の建築資材や技術力を結集した大殿堂である。
この一生に一度あるかないかの希なチャンスを与えてくださったのは、この官邸で執務(住民?)なさっている現麻生内閣のとある大物代議士の好意からだった。
そんな訳で、個人的には、麻生さんにエールを送っているひとりでもある。それはどうでもいいわけだが・・

さて、先日、内閣官房が「地方の元気再生事業」の一般公募についてアナウンスしたのをご存知だろうか?
平成21年度の予算額は、37.5億円。前年度が25億であったことから、1.5倍の手厚さである。
僕は、地方の講演会や自らが主宰する地域共同体の会合などで、
「これからは地方の時代。地域が主体性と発意をもって地域活性化に取り組むことによって国は全面的に支援してくれる。」
「この予算は大手であろうが中小であろうが企業あるいはコンサルタントだけでは参入できない。」
「しかし、地域活性化を勝ち取るためには、これまで以上に厳しい“競争”に打ち勝たねばならない」
と力説してきた。

天使の落とす幸せの黄金の羽は、地方に無数に落ちてくる。
この事実に気付くか否かが、運命の分かれ道。
この先のノウハウを軽々しく喋ってしまうのは、企業秘密だから避けるとして(笑)、
とにかく、「地域活性化ビジネス」というのは、かつてのITのような好景気分野といえるのではないだうか。
ちなみに、もうこの分野でNPOの時代は終焉していると感じているのは、僕だけ?・・・

月曜日, 3月 09, 2009

決して諦めない!


会社を経営していると、とにかくポジティブな自分になれる。
モノごとをなんでも前向きに捉えれるし、他人を批判したり、失敗を他人のせいにしたりすることもない。
それもそのはず、自分が好きで、この事業を始めたことだし、
この事業を通じて自分の夢やビジョンに、ひとさまを巻き込んで共感を得てもらっているのだから、あたりまえ。
だから、経営者は、ひとさまをとても大切にする。
ちょっとした出会いも、運命的なものだと感じ、そのご縁をとてもとても大切に育みたいと願うのだ。

「引き寄せの法則」をご存知だろうか?
そして、自らが抱く「夢は実現」するという法則をご存知だろうか?

人の一生は限りなく愉快なもの。
そのための切符は、
“決して諦めないこと”と“素直になること”。

1度や2度の失敗は当たり前。
成功は数回の失敗の後にやってくる!(失敗を恐れないこと)
だから、諦めず、成功あるいは、それを手にするまで、
決して諦めず、がんばりとおす。

僕の仕事は、クライアントの夢を実現させるまで続く。
つまり、あなたの、そして、僕の夢は必ず実現できる!ということ。

ほら、少しは元気がでたかなぁ?

火曜日, 3月 03, 2009

中国からみた大宜味ブランドの魅力と可能性






沖縄本島北部のやんばるエリアに位置する大宜味村。
僕はこの地で地域ブランドづくりのプロデュースをしている。

今回は、地域ブランド連続講座として、NHKの美人キャスターとして活躍され、YOKOSO! JAPAN大使としての顔をもつ孔怡(こう・い)さんを講師にお招きし、
中国からみた大宜味村の魅力と可能性を大いに語っていただいた。

日本・中国を頻繁に往復し、殺人的に超多忙な孔さんにとって、3泊4日間というスケジュール面での負担が重かったことと察するが、本当に快く引き受けて下さり、心から感謝している。

その講演内容は、僕たち日本人が中国人旅行者に対する偏見を払拭するようなお話だった。
例えば、僕たちのバブル期をもう一度振り返ってみると、確かに、今の中国もみえてくる。
そして、とても大切なことを僕らは忘れているのではないか。
それは、古来から日本は中国から多くのことを学んできた。
でも、まだまだ、学びきれていないことだってある。
そして、戦後、急速にアメリカナイズしてきたことで、忘れてしまったことだってある。

そこに照準をあて、お互いがリスペクトし、インバウンド観光という手段によって、彼らと心と心の交流を実現せねばならない。
こういう謙虚さがなければ、日中親好は実現しないわけだ。
まして、外国人観光客を受入れるということは、こういうスタンスがないと話にならない。

『中国人にとって、沖縄には中国との共通の文化も流れ、なんとなく懐かしさを感じる』という孔さん。
ということは、「懐かしさを演出するホスビタリティ」で勝負すればよいわけだ!
そんな、決して、日本人では決して気付かない重要なキーワードがちりばめられた、
3時間強の濃密な講演だった。
孔さん、本当にありがとう!

9.11から始まり、リーマンショックによって、西洋そして日本を含めて揺らいでいく資本主義に変わる新たなシステムとは何か。
かつて、僕らは中国から多くのことを学んできたように、いま、彼らから大切なことを学ばねばならないだろう。

水曜日, 2月 25, 2009

ベンチャー企業の社長になって

ベンチャー企業の社長の辛さ、、
それは、資金調達の難しさに尽きる。
でも、我が社のような弱小ベンチャーでも、銀行が応援してくださっている。
これは、本当にありがたいことだ。
でも、ちょっとした不注意や悪運で、心にもなく、その信頼と資産を失ってしまう恐怖がつきまとうのだ。

もう、会社員には戻れないし、戻る気もない。

小さな組織だからこそできる、大きな仕事がある。
例えば、「ホスピタリティ」という産業には、大企業であろうが零細企業であろうが、あるいは、大都市であろうが中山間地であろうが、
ビジネスチャンスは同じだ。
今は、そんな「幸せの青い鳥」を探している、、心境。

今、営業社員を雇おうかと、それとも、このまま小さい組織のまま、もう少し楽しみながら自由奔放に挑戦しようかと、悩んでいる。

どんなに不況な世の中でも、必ず“金脈”はある。
それを柔軟に掘りあて続けることが、ベンチャーの極み。

政府の21年度の国家予算のうち、地域活性化に割り当てられた3,330億円。
中国政府が内需拡大に充てる公共事業費は60兆円。
台湾政府が下水道事業に毎年1兆円規模を5年間。

ベンチャー企業の強みは、世界恐慌などなに知らぬ顔で、
こんなに潤沢な国家予算を、
いかに獲得しようかと?四六時中、戦略を考えて尽くして、そして、大胆に実行していけること!

さて、話は変わって、「地域活性化」のこと。
「地域の現状」を変えたいという地域住民の熱意に反して、イノベーションを嫌う絶対多数。
反対意見の声は大きく、正論は暗黙の中。
だからこそ、プロデューサーの信頼と責任はずっしりと重く、その能力が試されている。
とてつもなく、プレッシャーのかかる難しい仕事。

日曜日, 2月 22, 2009

誕生日前の体調ダウン


多忙な一週間だった。
沖縄日帰り出張に、徹夜と打合せの繰り返し、神戸市でのVB商談会、そして、宇陀市でのフィールドワーク調査。

ついに、このタフな身体もダウン。
微熱と咳で、頭が回らない。
明日が、デットラインなのに机に座って仕事する気力がでない。
こういう日は全てあきらめて、明日に備えて休養することにしよう。
とにかく、毎年、誕生日前のこの2月下旬の底冷えが身体によくない。

それにしても、ここ最近に出会った人の数がもの凄い。
『引き寄せの法則』よろしく、これから時代を担っていくような最前線の人たちとの出会いを通じて、本当に刺激と元気をもらい続けている。

そして、話は変わり、今、最も興味あるのは、スナメリ。
九州のとある水族館に中国からスナメリを譲渡するプロジェクトのプロデュースをさせていただいているのだが、
15年ぶりにグラン・ブルーのモデル、ジャック・マイヨールのことを考え直してみたり、マッド・サイエンティスト、ジョン・C・リリィの本を読み直してしてみたりして、
久しぶりにイルカに呼ばれているのかもしれない。

水曜日, 2月 11, 2009

ロングテール現象化するiTunes Store

仕事がら、毎月、最低20枚程度のCD作品を購入するが、
その大部分はiTune Storeでダウンロード購入がメインとなりつつある。

その一番の理由は、iTune Storeのラインナップが充実してきたこと。
特に、ちょっと前まではJ-Pop主体だったこれまでのジャパン・サイトが格段に品揃えがよくなってきた。
つまり、iTune Storeは、アマゾンによってこれまでの本屋の80:20法則をぶち壊したあのロングテール現象が、音楽業界にも起きつつある。
これは、リスナーにとって、そして、アーティストにとっても歓迎すべき兆しではないだろうか。

音楽産業がインターネット配信によるイノベーションで、アーティストとリスナーとの関係が微妙に変化が生じている。
ブライアン・イーノも「できたての音楽作品をホットな状態でダイレクトにいち早くリスナーに届けられるということに、大いなる可能性がある」と示唆し、新作のデビッド・バーンとのコラボレーション・アルバムも当初は、インターネット配信のみで販売され話題となった。

さて、そのiTune Storeの魅力のひとつに、“セレブリティ・プレイリスト”なるもがあるのをご存知だろうか。
著名なミュージシャンや俳優、クリエーターたちが彼らのi-podのプレイリストに普段どんな曲を入れて持ち歩いているか?をコンセプトに、最先端なセレブ達の音楽志向をファンも共有でき、ついでにその曲をダウンロードしてもらおう・・というようなもの。
レストランで他人の食べているメニューが無性に気になるあの心理に近い。
例えば、デザイナーのポール・スミス氏は、彼の創る洋服のイメージ、つまりロンドン・モッズな新旧の名曲を中心にラインナップしていたりする。

ちなみに、僕が気にいったのは、TOWA TEIとコーネリアスのプレイリスト。
TOWA TEIのラインナップは、なんとも都会的な洗練された最先端な音。氏は確か長野に移住されたと記憶するが、白樺に囲まれた大自然の中で、こんなに気持ちのいいオシャレな音を楽しんでおられるのだろうかと、創造も膨らむ。
ラップのQ-TipとかKlepは、このプレイリストを知らなければ決して出会わなかっただろう。まさにこれがロングテール現象。
コーネリアスのプレイリストは、40曲ぐらいのボリームで、ここまで趣味のネタをバラしてもいいのか!というぐらい、彼の創造の源となっている音ネタを披露してくれていて、ファンとしても嬉しいかぎり。なお、彼もコメントしているが、サン・ラーのCDがiTune Storeでかなり充実していて、“ヘェ〜”って感じで意外だった。

アップルのステーブ・ジョブスがI-pod、i-phoneで世界中の人々へみせつけた驚き。ついに音楽という人類共通の嗜好、楽しみ方のイノベーションがおこり、そして、じわじわとライフスタイルにまで浸透し、これが普通になる日も近い。
恐るべしジョブス・・・

火曜日, 2月 10, 2009

深夜のひとり経営塾〜スターバックス成功物語


相変わらず、持病の不眠症に悩まされている。
過剰な精神的ストレスがその原因だと思う。
知らず知らずの無理とか、刻々と忍び寄る年度末の“デッドライン”、いわゆる“締め切り”へのあせりと不安。

そんな眠れない夜中には、家族が寝静まったなか独りベッドを抜け出し、読書に集中する。
今は、前にも触れたように、「スターバックス成功物語」を少しずつ、ゆっくりと、この本で語られている著者であるハワード シュルツ・スターバックス社最高経営責任者兼会長の実話をもとに仮想的に追体験をイメージしてみて、自分だったらどう考え、いかに対処するか?というような経営実践のトレーニングを重ねながら、深く思慮しながら読んでいる。

夢想家から起業家、そして、経営者から指導者へと自らが日々スキルアップしていくことの重要性や、そして、企業が大きく成功していくことにより、経営者はそれに比例するようにさらに多忙を極めながら多くの悩みを抱えこみ、そして決断していかねばならないことを肝に銘じなければならない、そんなことをこの本は教えてくれる。
我が社も、いまではマンモス企業となったスターバックスのあの創成期と同様、本当に小さな船で荒波の大海のなかへ漕ぎだそうとしている。
今夜も興奮して眠れないだろう・・

写真はスターバックスカフェ・モスクワ店。キリル文字がクール!
僕はこのヘンテコなキリル文字を読めるし、日常会話程度ならロシア語も話せちゃいます(これは関係ないですが・・)。

木曜日, 2月 05, 2009

コンサルティングとプロデュース

20年間、コンサルタントとして仕事をしてきた。
最近は、クライアントが公共から民間企業の経営コンサルタント業へと変わりつつあるが、今でも、現役のコンサルタントだ。
その一方で、最近は、「プロデューサー」とも自称している。
ここで、コンサルティグとプロデューサーの違いを整理しておかねばならない。

「コンサルタント」とは、相手の問題解決と夢実現を助けること。
「プロデュース」とは、一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えること( ビジョンを形にする問題解決の思考と行動)。

地域活性化を具現化するには、行政、民間などを多くの関係者を巻き込んでのプロデューサーとしての力が求められる。
一方、ブランド化事業のような特定の企業や団体に対しては、(経営)コンサルティングによって、目標とする理想像や彼らの夢を実現するための手助けをするわけだ。
どちらがどうの・・というような優劣などなく、クライアントと共に夢を共有し具現化していくダイナミズムにこそ、我が社のやりがいがある。

では、コンサルタントとプロデューサーは、全く異なる業種なのか?という疑問がおこる。
ここで、僕の好きな言葉をひとつ、
「建設業者は建築家から設計図をもらうまで、どんな建物も建てられない。
建築家は自分の想像力によって設計図を書かねばならない。」

日曜日, 2月 01, 2009

旧正月

気が付けば、あっという間に、2月。

今年1年の目標(ミッション・ステートメント)も手帳に書いていないというのに・・・
しかも、今年は3冊もの手帳を買ったというのに!
1冊目は完全な仕事用、2冊目は有意義な人生を送るため、そして3冊目は健康管理のため。

今年の節分はいつもの神社に行こうかどうか、決心ができない自分。
自分らしくない、珍しく優柔不断な心境・・
最近、mixiに日記投稿するとか、人と話をするのがおっくうだ・・
そう、たぶん、神社で1年ぶりの友人達との再会さえもおっくうなんだろう。
あきらかに、自分の考え方への大きな変革時期にあるようだ。

例えば、amazon.comから、毎日のように届く書籍のなか、
「チベット死者の書」DVDを鑑賞しながら感動を覚え涙している自分だったり、
昨日も京都のとあるチベット佛教道場で、台湾からわざわざお越しくださる師匠にお逢し、そして共に修行する異国の仲間たち(多くは師匠と同じ台湾人で、台湾から毎月京都に通っているのだ!)との厳しい修行を通じた濃密な時間を共有しているときに、唯一、心の安らぎを感じるのだ。

その道場で師匠から、長時間の座禅ができなくて、子供のように叱られて、メゲている自分。
座禅ができない理由を
・肉食を絶つこと
・体を柔軟にすること
・仏法に集中できていない・・・と、喝をいれてくださる師匠。
でもでも・・と、子供じみた戯けた言い訳をしている自分がいる、、これをインナーチャイルドというのだろう。
来月までには、座禅ができるように、肉体と精神と鍛えなくては・・・
って、こんなプライベートな日記をインターネットにアップするなって!って、みんなの非難を覚悟して。