木曜日, 8月 27, 2009

2009 Best Of Summer(2)

上から
・安徽省銅陵市での皆既日食記念式典の様子。制服の人は宇宙飛行士
・市政府による歓迎晩餐会。副市長、フランス上海領事らとともに
・日食記念ステージ。ワイドショーでよくみる将軍様の国のようなゴージャスさ
・安徽省の豪華な郷土料理
・日食はあいにくの曇り空だったが、あたりが一瞬にして真っ暗になる神秘体験
・長江流域の観光客皆無の世界遺産級の古いまちなみ







2009 Best Of Summer

今年前半のマイ・ベストはこんな感じ。

・Melody Gardoy “My One And Only Thrill”
・Bell Orchestra “As Seen Through Windows”
・Grizzly Bear “Veckatimest”
・Black Eyed Peas“E.N.D”
・Dirty Projectors“Bitte Orca”
・Allen Tossaint“The Bright Mississippi”
・Joe Henry“Blood From Stars”
相も変わらず、i-tuneストアーでダウンロード購入の日々。先日のi-bookのハードメモリー・クラッシュによって、約20枚のダウンロードファイルが丸々消去。こういうトラブルがつきものたが、やはり便利さ故にCDは買わないだろう。
メロディ・ガルドーは9月に待望の来日公演が実現。僕はデビュー当時からジュディ・シルの再来と評価してきた。
ベル・オーケストラは夏の終わりにぴったりのペンギンカフェを彷彿するようなクールな現代音楽。80年代にとりこになった実験音楽の延長ではあるが、トータスのジョン・マッケンタイアの参加で新たな領域へ。
グリズビーは、XTCのスカイラーキングのような感触をもったフォーキーな音。男心をわしづかみにするメロディとコーラス。
ブラック・アイド・ピーズは2009年夏の時点で最も最先端でクールなダンスビート。ワークアウトのBGMとして。
そして、ジョー・ヘンリーの最新作は、00年代の音楽シーンを代表する最高傑作の1枚かもしれない!新しくて古い音。プロトゥールズに頼らない音楽制作プロセスの原点回帰への挑戦状だ。2千円以下のCDだけど、2万以上もするあのニールヤングの初期のお宝を集めたNeil Young Archives 1 (1963-1972) が色あせてしまうだろう。

映画は、スラムドック$ミリオネアとグラントリノ。
特に、スラムドック。。
よって、ベスト・オブyoutube賞もM.I.Aのペーパー・プレーンズ

心に残った本は、ポール・ マッケンナの「億万長者脳」。
イギリスの催眠術師による内容はオーソドックスな自己啓発本だが、付録の催眠術CDが凄い!
もう、これで二度とお金に悩むことはないだろう!

旅の思いでは、中国で生まれて初めて体験した皆既日食と長江の自然保護区でみた野生のスナメリ。
皆既日食は、一瞬にして、あたりが真っ暗になり、神々しいほど神秘的な数秒間の体験だった。
そして、出張とはいうものの、ビジネスという枠や国境を超えた中国政府(銅陵市政府)の温かいもてなしに感謝

人生でも大きな転機があった。
チベット仏教カギュウ派の在家修行僧として帰依し、台湾在住の高僧リンポチェの弟子となったこと。
そして、去年、同じく台湾で偶然知り合った東京在住の日本人大富豪から実業界のイロハを学ばせてもらえる弟子の一人として認められたこと。
つまり、2人の師匠ができたわけだ。

木曜日, 8月 06, 2009

LSD(Long Slow Distance)でいこう

マラソンを始めて2ヶ月になる。
目下、12月のNAHAマラソン・デビューに照準をおいたトレーニングをしている。

人生や仕事を充実させるためにも、「走る」ことを日課とすることの素晴らしさを実感している。

この世の法則は全て、
「状態」→「行動」→「結果」というシンプルだけど普遍のサイクルだ。
現時点の状態が次の行動を生み出し、そして、その結果をもたらす。

だから、現状を改善して望むべき“いい結果”を得るためには“いい「行動」”を起こさねばならない。
これは、仏教でいうところの「因果の法則」。

「変えられるものを受け入れる心の静けさと、
変えられるものを変える勇気と
その両方を見分ける英知を我に与えたまえ」

LSD。。
60年代のヒッピーカルチャーのドラックではなく、ビートルズの名曲でフェイドアウトがギネス級に長い「“L”ucy in the “S”ky with “D”yamond」でもない。
マラソンでLSDは、ロング・スロー・ディスタンスのこと。
時間をかけて、ゆっくりペースで、長距離を走っていると、心も体も本当に気持ちよい。
しかも、i-podでお気に入りの音楽を聞きながら走ったりすれば、
エンドルフィンが放出されて、本当にハイになっちゃう。

何よりも、自己管理、時間管理などの仕事に通じるマネジメント能力も身に付くし、健康、深い睡眠というようなフィジカルとメンタル双方の効果もあるから、欧米ではエグゼクティブはみんな走っている。
いまでは、グレイトフル・デッドも、こちらのLSDでハイになって走っている。。。

21世紀は心の時代だという。
健全な体に健全な精神(心)が宿る。
だからこそ健康な体を鍛えるべきだ。
新鮮で自然に近い食べ物を。そして、肉食もやめてしまった。

僕がマラソンを始めたきっかけは、チベット仏教の師から座禅を教わっているとき、足が痛くて精神統一ができず苦悶しているときに叱咤いただいた次の有り難いお言葉から。

「君の頭脳は確かに素晴らしい。
世界をほんの少し変えるだけの智慧もあるだろうし、貧しい人々を救う技術をもっているかもしれない。
そして、インターネットで世界中の情報を瞬時に拾っては、まるで知ったかぶりだ。
でも、君は、こうして10分間すら精神を落ち着けて静かに座ることさえできないのだ。
座禅に耐えられない体である以上、君は精神世界を探求することも、仏教の道を歩むことも永遠に出来ないだろう」
という会話のなかから、座禅をマスターすることを目標に走ることによって体を鍛え直そうと発心したのだった。

日曜日, 7月 19, 2009

銀座のシャンソン

関西空港から皆既日食というスペシャルなイベントが楽しみな上海へ早朝出発。
安徽省銅陵市政府の日食記念式典と政府との商談のため8日間の中国滞在だ。
なんだかワクワク。

先日は、鹿児島の親友が経営する日本一素敵なベーカリー店のカナンで、その友人夫妻と数年ぶりの再会をした。
ちなみに、カナンに僕のお気に入りの音源をたくさん置いてきた。パリの下町にあるようなお店の雰囲気とマッチする音源をセレクトしたので、ぜひ、一度、この素敵な店とあわせてチェックしてください。
この店のパンは絶品、むちゃくちゃ美味しいです!

さて、夕べ、テレビで美和明弘さんが青春時代から愛してやまない銀座の街を彼自自信が紹介していた。
昔の日本の、とても、粋でダンディなかっこよさの源泉をみせてもらったような感じ。
それにしてもシャンソンっていい。
美和さんの存在を再確認したうえで、改めて加藤和彦の80年代の名作「Bell Excenttrique」を聴き直すと、加藤が美和さんをリスペクトしたうえで、当時の日本の歌謡曲の新たな可能性に舵をきろうとした試みがうかがい知れるのだ。
ちなみに、「Bell Excenttrique」は、1920年代のパリにオマージュを捧げたシャンソン風歌謡曲集。YMOを引き連れてバリで録音した、まったくもってバブルな時代だからこそ生まれた作品。

では、これから上海と日食を満喫してきます!

木曜日, 7月 09, 2009

日差しが強烈なやんばるビーチリゾートの午後


今年も沖縄やんばるのプロジェクトがスタートした。
去年から暖めてきた地域活性化事業のセカンドステージ的な仕事。
地元の人たちと一緒に、いろんな知恵をだしあって、明るい未来をクリエートする。
本当に楽しいくて、やりがいがある。
唯一の悩みは、仕事の重心が沖縄と南九州、そして中国に移りつつあるので、あえて関西にオフィスを構えていることの必要性がなくなりつつあること。
まぁ、そのときはそのときで、移住してしまえばよいのだけれど。。

写真は、打合せが早めに終わったので、シーズンオフのビーチでビール片手に小説を読み耽るという、なんとも最高に贅沢な時間。

日曜日, 6月 14, 2009

Chris Darrow


あなたが、Chris Darrowっていうミュージシャンを覚えているならば、かなりのアメリカン・ミュージックのマニアだと思う。
僕は高校生の頃に大阪船場の輸入レコード屋で彼のアルバム“Chris Darrow”を偶然みつけて以来のファン。
当時は、レコードの溝がすり切れるぐらい毎日聞いていた。
だから、かれこれ、30年の付き合い!
とは言うものの、今では、時々、思い出してはレコードラックから、そのカビ臭いレコードをターンテーブルにのせる程度だけれど、、

Chris Darrowは、ほとんど無名ミュージシャン。
分野でいうとアメリカン・ルーツミュージックだ。
高校生時代、僕は、ライ・クーダーとかランディ・ニューマンとかにぞっこんで、Chris Darrowはその系統では知る人ぞ知る存在だったと思う。

最近、youtubeで彼のトリビュートライブの映像がアップされていて、
ベン・ハーパーのような、現在のダウン・トゥ・アースなアーティストも参加していて、
本国、アメリカでは永遠にリスペクトされているアーティスであることは嬉しい限り!

それにしても、今の自分の音楽の趣味と志向というものは、マンションの床が抜けるぐらいのレコードコレクションをもち、あるいは、アメリカ大陸を何百周も往復できるぐらいの音楽を聞いてきたけど、結局、高校生の当時と何も変わっていないから、面白い!
ローラ・ニーロも、キャロル・キングも、バッファロー・スプリングフィールドさえも高校生のときに出会った、、

木曜日, 6月 11, 2009

Genius Bar


先日、愛用のMac Bookのハードディスクが突然クラッシュした。
10日前に一応はバックアップ(タイムマシーン)していたけれども、冷や汗ものだ。
ネットでいろいろと対応策を検索し試みたが、結果だめで、Appleストアー心斎橋のGenius Barへ修理に持ち込むことにした。

で、そのGenius Barでの対応とサービスの素晴らしさには感動ものだった。このApple社のカスタマー・サービスの心地よさはレクサス並みではないだろうか?

10年程前に、確か大前研一か誰かの本で、「付加価値型サービス産業」うんぬんの話があって、当時のアップルのコールセンターの電話応対の悪さを指摘し、こういうアフターサーピスの悪いメーカーの製品は消費者から見放されていくだろうというコメントを読んだことがある。
確かに、ほんの最近まで、パソコンメーカーのアフターサービスほど食えぬものがないと思っていたので、正直、Genius Barには驚かされた。
こういう親切で安心なサポートのあるメーカーの製品ならば、次にパソコンを買い替えるときもマックにしようと思う。
結局、ハードディスクは回復しなかったが無料で新品のハードディスクと交換してもらい、翌日には戻ってきた。

木曜日, 5月 28, 2009

アポロ13





ロン・ハワード監督とトム・ハンクス出演の『アポロ13』がCSで放送されていた。
月面探査船アポロ13号の船長ジム・ラヴェルの著作"Lost Moon"を原作に、アポロ13号を襲う絶対絶命の事故と、奇蹟の生還を果たした飛行士たちの奮闘を描いた作品。

1970年4月11日に打ち上げられたアポロ13号が、月に到着する直前の4月13日、酸素タンクの撹拌スイッチ起動時に爆発が起こり、タンクから急激に酸素が漏れだすという絶望的な事故に遭遇するものの、3名の飛行士の忍耐力と的確な判断力、そして、地上管制塔が次から次へと起こる危機的課題をチーム力によってクリアし、的確な指示を飛行士に指示を与えていくというリーダーシップ。
必ず地球に帰還するという乗組員と管制塔との統一したネバー・ギブ・アップ精神を発揮し、実際に帰還成功した。
NASA史上で、アポロ13号は、「失敗の成功」と称されている。

最終的な目標は地球に帰還することであり、その過程においてかつて経験したことのないトラブルを解決してはまた新たなトラブルが浮上していくということに瞬時に解決していかねばならないこと、そして、飛行士たちには深刻な電力と水の不足に耐えて、その代替案を船内の限られた資源と技術面で克服していかねばならないという、相当ハードなタフネスを要求させる点など、ビジネスにおける起業のプロセスと共通することも多く、多くの学びと励ましをもらった映画だ。

金曜日, 5月 22, 2009

地域活性学会

地域活性学会は、今日の経済や多国籍業などの企業活動における急激なグローバリゼーションの世界的潮流に対応した、より強靭で美しい地域の自立のあり方を目指そうとする学会である。

行政レベルでは、これまでの中央集権、縦割りレベルではなく、地域のそれぞれの実情に見合った独自の政策の策定を、そして、企業、NPO、大学においても、経営構想力が求めらていて、「地域」という多様で複雑に当事者が絡む問題を解決していくためには、民、学、産、公の連携でこの問題を解決していくことが重要視されてきている。

本日、このような趣旨で昨年に生まれたばかりのこの学会に入会届けをした。

木曜日, 5月 21, 2009

メコン流域3カ国

ベトナムのズン首相、ラオスのブアソン首相が来日した。
日経新聞主催の第15回国際交流会議「アジアの未来」の晩さん会への出席のためだ。
メコン流域の3カ国であるカンボジア、ラオス、ベトナムは、経済的にみてASEAN諸国のなかでも新たな成長センターとして注目される地域である。
この地域の魅力はなんと言っても、新興国の中国とインドに挟まれた地理的な優位性にあり、30億人規模の市場規模にある。これに注目しない手はない。
2007年1月に日CLV(日本、カンボジア、ラオス、ベトナム)の外相会議なおいて、メコン地域の新たな経済関係の指針となる「日本・メコン地域パートナーシップ・プログラム」を発表するなど、日本政府もメコン流域3国へ交通インフラ等の支援を行い、そして、政治・経済・文化・観光など分野での交流促進が進められようとしているのだ。
この背景は、ご存知の通り世界の工場である中国の反日感情などの社会不安や賃金高騰などのリスク分散として期待されきた。
日本がこれらの急成長を遂げていくであろうメコン流域3国やASEAN諸国と共に成長するための鍵はなんだろうか?そして、日本が果たすべき役割とは?
そして、我々のようなベンチャー企業の参入はありえるのだろうか??
こういう疑問を抱くと、どうしても現地に足を運んで、実際に自分の目で確かめてみたくなる。
何はともあれ、バックパッカー旅行するにも、料理がおいしくて、人もフレンドリーで、とても魅力的なようだ。

そのあたりのカンボジア事情は、現地の経済事情などを精通されている上田義朗教授(流通科学大学)のプログがお勧め。

土曜日, 5月 16, 2009

パンデミック!

神戸高校と兵庫高校の学生が新型ウィルスに感染!
今日、娘の通う神戸市内の高校の担任からは、「1週間休校します」という緊急連絡が入った。
噂では、その感染した生徒と同じクラスで、しかも、斜め前の席の子が近所に住んでいるとか!
我が家のRアイランドの薬局では、マスクを買い求める人で長蛇の列ができ、緊迫した異様な空気だ。
政府の空港での水際対策は万全のようだけれども、
日本は島国なので、海の玄関である港からも人・モノが毎日大量に入ってくるのだから、
なんとなく、港町の神戸はヤバいなって心配していたのもつかの間、
パンデミックの恐怖は、もう、リアルな現実として迫っているのだ、、、

金曜日, 5月 01, 2009

のんびり


GWがやってきた。
僕は、特に旅行の予定はない。
何より、新型インフルエンザの脅威とか、高速道路のETC割引で予想もつかない大渋滞とかで、なんだか騒がしいから、
あえて外に出て行こうという気にならない。
それに大学院の講義もあるし、連休明けに提出しなくちゃならないコンペも控えているので、
やはり、オフィスに引きこもることになりそうだ。

実は、数日前、息子を連れて沖縄本島のカヌチャ・リゾートで3日間、早めのGWを満喫しリフレッシュしてきた。
オフシーズンだったこともあり、ゆったり・のんびりと気持ちよすぎて、脳みそが溶けだし、まるでアルツハイマー状態の親子だった。
日本にも素晴らしいリゾートがあるものだ、と感心した。

火曜日, 4月 14, 2009

ダライ・ラマ14世のお言葉


すべての生けとし生けるものには、
 幸福を求め、平和に暮らす権利がある。
  これとは反対に、他人に痛みや苦しみを
   与える権利をもつ者など一人もいないのです。

ゆるしの気持ちを身につければ、
 その記憶にまつわる負の感情だけを
  心から手放すことができるのです。
   ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、
    「自分を自由にする手段」です。

まず自分自身に思いやりをもち、
 それを周りの多くの人たちに向けて広げていくのです。
  つまり、自分自身を嫌悪しているような人は、
   他者を思いやることなど不可能なことです。


怒りは力ではなく、
弱さのしるしなのです。

もし私の国が侵略されていなければ、
おそらく私は今よりもずっと保守的になっていたことでしょう。
中国人は私を、強靭で決断の固い人間にしてくれました。
私は、自分を進歩させてくれた彼らに、感謝しているのです。

         「ゆるす言葉」著ダライ・ラマより

i-phone meets Skype!


遂に、i-phoneのアプリにskypeが無料配布された。
このニュースは、本当に革新的なことだと思う。
これまで、何度かskypeもどきのまがい物アプリが出回りネット上でその賛否が話題となっていたが、いずれも眉つばものだった。

僕はもうこれで完全にi-phoneを手放せなくなった。
オフィスはもちろんのこと、wi-hi環境(我が事務所はAirMacを利用)のあるところであれば、日本国内はもとより世界中の固定電話に電話かけても、時間無制限で1,450円/月ぽっきり。
台湾やロシアのクライアント、ビジネスパートナーや友人たち、そして、日本国内では沖縄や熊本のビジネスパートナー達と、今ではi-phone×skypeで通話料を気にせずミーティングが可能。
何よりも、海外に出張したときは、つくづく、この最強のツールをありがたく感じる。

さて、i-phoneネタで最近のお気に入りをもうひとつ紹介しよう。
それは、世界中の数千局のFMラジオをリアルタイムで聴けるということ。
iTunesが初期バージョンから、この方面に力を注いできたから、当然といえば当然なのだが、
携帯でこういった環境が手に入るということは、本当にリアルだ。
今、モスクワのローカルFM局、Radio Dacha(レデイィオ・ダーチャ)をチューニングした僕のi-phoneから、Time Domaine社のスピーカーを介して、これまでは決して日本では聴くことのできなかった現地のロシアン・ポップスの最新ヒット曲を延々と流している。
まるで、モスクワにいるような錯覚さえする。

音楽志向のグローバリゼーションは、このような形で一見もの静かだけれども重力加速度的に急激に進行し、やがて、世界中の音楽リスナーたちは、音楽産業そのもののを消費しなくなっていくのだ。

水曜日, 3月 18, 2009

地方の元気再生戦略


先日、首相官邸を訪問する機会を得た。
新しくなった官邸の入り口の厳重なセキュリティ・チェックを受け、テレビのニュース報道では、度々、目する官邸内は、
ある意味、現在の日本最高の神聖な聖域と表現できるぐらい、一見、現実離れした異空間であり、また、日本が誇る最高級の建築資材や技術力を結集した大殿堂である。
この一生に一度あるかないかの希なチャンスを与えてくださったのは、この官邸で執務(住民?)なさっている現麻生内閣のとある大物代議士の好意からだった。
そんな訳で、個人的には、麻生さんにエールを送っているひとりでもある。それはどうでもいいわけだが・・

さて、先日、内閣官房が「地方の元気再生事業」の一般公募についてアナウンスしたのをご存知だろうか?
平成21年度の予算額は、37.5億円。前年度が25億であったことから、1.5倍の手厚さである。
僕は、地方の講演会や自らが主宰する地域共同体の会合などで、
「これからは地方の時代。地域が主体性と発意をもって地域活性化に取り組むことによって国は全面的に支援してくれる。」
「この予算は大手であろうが中小であろうが企業あるいはコンサルタントだけでは参入できない。」
「しかし、地域活性化を勝ち取るためには、これまで以上に厳しい“競争”に打ち勝たねばならない」
と力説してきた。

天使の落とす幸せの黄金の羽は、地方に無数に落ちてくる。
この事実に気付くか否かが、運命の分かれ道。
この先のノウハウを軽々しく喋ってしまうのは、企業秘密だから避けるとして(笑)、
とにかく、「地域活性化ビジネス」というのは、かつてのITのような好景気分野といえるのではないだうか。
ちなみに、もうこの分野でNPOの時代は終焉していると感じているのは、僕だけ?・・・

月曜日, 3月 09, 2009

決して諦めない!


会社を経営していると、とにかくポジティブな自分になれる。
モノごとをなんでも前向きに捉えれるし、他人を批判したり、失敗を他人のせいにしたりすることもない。
それもそのはず、自分が好きで、この事業を始めたことだし、
この事業を通じて自分の夢やビジョンに、ひとさまを巻き込んで共感を得てもらっているのだから、あたりまえ。
だから、経営者は、ひとさまをとても大切にする。
ちょっとした出会いも、運命的なものだと感じ、そのご縁をとてもとても大切に育みたいと願うのだ。

「引き寄せの法則」をご存知だろうか?
そして、自らが抱く「夢は実現」するという法則をご存知だろうか?

人の一生は限りなく愉快なもの。
そのための切符は、
“決して諦めないこと”と“素直になること”。

1度や2度の失敗は当たり前。
成功は数回の失敗の後にやってくる!(失敗を恐れないこと)
だから、諦めず、成功あるいは、それを手にするまで、
決して諦めず、がんばりとおす。

僕の仕事は、クライアントの夢を実現させるまで続く。
つまり、あなたの、そして、僕の夢は必ず実現できる!ということ。

ほら、少しは元気がでたかなぁ?

火曜日, 3月 03, 2009

中国からみた大宜味ブランドの魅力と可能性






沖縄本島北部のやんばるエリアに位置する大宜味村。
僕はこの地で地域ブランドづくりのプロデュースをしている。

今回は、地域ブランド連続講座として、NHKの美人キャスターとして活躍され、YOKOSO! JAPAN大使としての顔をもつ孔怡(こう・い)さんを講師にお招きし、
中国からみた大宜味村の魅力と可能性を大いに語っていただいた。

日本・中国を頻繁に往復し、殺人的に超多忙な孔さんにとって、3泊4日間というスケジュール面での負担が重かったことと察するが、本当に快く引き受けて下さり、心から感謝している。

その講演内容は、僕たち日本人が中国人旅行者に対する偏見を払拭するようなお話だった。
例えば、僕たちのバブル期をもう一度振り返ってみると、確かに、今の中国もみえてくる。
そして、とても大切なことを僕らは忘れているのではないか。
それは、古来から日本は中国から多くのことを学んできた。
でも、まだまだ、学びきれていないことだってある。
そして、戦後、急速にアメリカナイズしてきたことで、忘れてしまったことだってある。

そこに照準をあて、お互いがリスペクトし、インバウンド観光という手段によって、彼らと心と心の交流を実現せねばならない。
こういう謙虚さがなければ、日中親好は実現しないわけだ。
まして、外国人観光客を受入れるということは、こういうスタンスがないと話にならない。

『中国人にとって、沖縄には中国との共通の文化も流れ、なんとなく懐かしさを感じる』という孔さん。
ということは、「懐かしさを演出するホスビタリティ」で勝負すればよいわけだ!
そんな、決して、日本人では決して気付かない重要なキーワードがちりばめられた、
3時間強の濃密な講演だった。
孔さん、本当にありがとう!

9.11から始まり、リーマンショックによって、西洋そして日本を含めて揺らいでいく資本主義に変わる新たなシステムとは何か。
かつて、僕らは中国から多くのことを学んできたように、いま、彼らから大切なことを学ばねばならないだろう。

水曜日, 2月 25, 2009

ベンチャー企業の社長になって

ベンチャー企業の社長の辛さ、、
それは、資金調達の難しさに尽きる。
でも、我が社のような弱小ベンチャーでも、銀行が応援してくださっている。
これは、本当にありがたいことだ。
でも、ちょっとした不注意や悪運で、心にもなく、その信頼と資産を失ってしまう恐怖がつきまとうのだ。

もう、会社員には戻れないし、戻る気もない。

小さな組織だからこそできる、大きな仕事がある。
例えば、「ホスピタリティ」という産業には、大企業であろうが零細企業であろうが、あるいは、大都市であろうが中山間地であろうが、
ビジネスチャンスは同じだ。
今は、そんな「幸せの青い鳥」を探している、、心境。

今、営業社員を雇おうかと、それとも、このまま小さい組織のまま、もう少し楽しみながら自由奔放に挑戦しようかと、悩んでいる。

どんなに不況な世の中でも、必ず“金脈”はある。
それを柔軟に掘りあて続けることが、ベンチャーの極み。

政府の21年度の国家予算のうち、地域活性化に割り当てられた3,330億円。
中国政府が内需拡大に充てる公共事業費は60兆円。
台湾政府が下水道事業に毎年1兆円規模を5年間。

ベンチャー企業の強みは、世界恐慌などなに知らぬ顔で、
こんなに潤沢な国家予算を、
いかに獲得しようかと?四六時中、戦略を考えて尽くして、そして、大胆に実行していけること!

さて、話は変わって、「地域活性化」のこと。
「地域の現状」を変えたいという地域住民の熱意に反して、イノベーションを嫌う絶対多数。
反対意見の声は大きく、正論は暗黙の中。
だからこそ、プロデューサーの信頼と責任はずっしりと重く、その能力が試されている。
とてつもなく、プレッシャーのかかる難しい仕事。

日曜日, 2月 22, 2009

誕生日前の体調ダウン


多忙な一週間だった。
沖縄日帰り出張に、徹夜と打合せの繰り返し、神戸市でのVB商談会、そして、宇陀市でのフィールドワーク調査。

ついに、このタフな身体もダウン。
微熱と咳で、頭が回らない。
明日が、デットラインなのに机に座って仕事する気力がでない。
こういう日は全てあきらめて、明日に備えて休養することにしよう。
とにかく、毎年、誕生日前のこの2月下旬の底冷えが身体によくない。

それにしても、ここ最近に出会った人の数がもの凄い。
『引き寄せの法則』よろしく、これから時代を担っていくような最前線の人たちとの出会いを通じて、本当に刺激と元気をもらい続けている。

そして、話は変わり、今、最も興味あるのは、スナメリ。
九州のとある水族館に中国からスナメリを譲渡するプロジェクトのプロデュースをさせていただいているのだが、
15年ぶりにグラン・ブルーのモデル、ジャック・マイヨールのことを考え直してみたり、マッド・サイエンティスト、ジョン・C・リリィの本を読み直してしてみたりして、
久しぶりにイルカに呼ばれているのかもしれない。

水曜日, 2月 11, 2009

ロングテール現象化するiTunes Store

仕事がら、毎月、最低20枚程度のCD作品を購入するが、
その大部分はiTune Storeでダウンロード購入がメインとなりつつある。

その一番の理由は、iTune Storeのラインナップが充実してきたこと。
特に、ちょっと前まではJ-Pop主体だったこれまでのジャパン・サイトが格段に品揃えがよくなってきた。
つまり、iTune Storeは、アマゾンによってこれまでの本屋の80:20法則をぶち壊したあのロングテール現象が、音楽業界にも起きつつある。
これは、リスナーにとって、そして、アーティストにとっても歓迎すべき兆しではないだろうか。

音楽産業がインターネット配信によるイノベーションで、アーティストとリスナーとの関係が微妙に変化が生じている。
ブライアン・イーノも「できたての音楽作品をホットな状態でダイレクトにいち早くリスナーに届けられるということに、大いなる可能性がある」と示唆し、新作のデビッド・バーンとのコラボレーション・アルバムも当初は、インターネット配信のみで販売され話題となった。

さて、そのiTune Storeの魅力のひとつに、“セレブリティ・プレイリスト”なるもがあるのをご存知だろうか。
著名なミュージシャンや俳優、クリエーターたちが彼らのi-podのプレイリストに普段どんな曲を入れて持ち歩いているか?をコンセプトに、最先端なセレブ達の音楽志向をファンも共有でき、ついでにその曲をダウンロードしてもらおう・・というようなもの。
レストランで他人の食べているメニューが無性に気になるあの心理に近い。
例えば、デザイナーのポール・スミス氏は、彼の創る洋服のイメージ、つまりロンドン・モッズな新旧の名曲を中心にラインナップしていたりする。

ちなみに、僕が気にいったのは、TOWA TEIとコーネリアスのプレイリスト。
TOWA TEIのラインナップは、なんとも都会的な洗練された最先端な音。氏は確か長野に移住されたと記憶するが、白樺に囲まれた大自然の中で、こんなに気持ちのいいオシャレな音を楽しんでおられるのだろうかと、創造も膨らむ。
ラップのQ-TipとかKlepは、このプレイリストを知らなければ決して出会わなかっただろう。まさにこれがロングテール現象。
コーネリアスのプレイリストは、40曲ぐらいのボリームで、ここまで趣味のネタをバラしてもいいのか!というぐらい、彼の創造の源となっている音ネタを披露してくれていて、ファンとしても嬉しいかぎり。なお、彼もコメントしているが、サン・ラーのCDがiTune Storeでかなり充実していて、“ヘェ〜”って感じで意外だった。

アップルのステーブ・ジョブスがI-pod、i-phoneで世界中の人々へみせつけた驚き。ついに音楽という人類共通の嗜好、楽しみ方のイノベーションがおこり、そして、じわじわとライフスタイルにまで浸透し、これが普通になる日も近い。
恐るべしジョブス・・・

火曜日, 2月 10, 2009

深夜のひとり経営塾〜スターバックス成功物語


相変わらず、持病の不眠症に悩まされている。
過剰な精神的ストレスがその原因だと思う。
知らず知らずの無理とか、刻々と忍び寄る年度末の“デッドライン”、いわゆる“締め切り”へのあせりと不安。

そんな眠れない夜中には、家族が寝静まったなか独りベッドを抜け出し、読書に集中する。
今は、前にも触れたように、「スターバックス成功物語」を少しずつ、ゆっくりと、この本で語られている著者であるハワード シュルツ・スターバックス社最高経営責任者兼会長の実話をもとに仮想的に追体験をイメージしてみて、自分だったらどう考え、いかに対処するか?というような経営実践のトレーニングを重ねながら、深く思慮しながら読んでいる。

夢想家から起業家、そして、経営者から指導者へと自らが日々スキルアップしていくことの重要性や、そして、企業が大きく成功していくことにより、経営者はそれに比例するようにさらに多忙を極めながら多くの悩みを抱えこみ、そして決断していかねばならないことを肝に銘じなければならない、そんなことをこの本は教えてくれる。
我が社も、いまではマンモス企業となったスターバックスのあの創成期と同様、本当に小さな船で荒波の大海のなかへ漕ぎだそうとしている。
今夜も興奮して眠れないだろう・・

写真はスターバックスカフェ・モスクワ店。キリル文字がクール!
僕はこのヘンテコなキリル文字を読めるし、日常会話程度ならロシア語も話せちゃいます(これは関係ないですが・・)。

木曜日, 2月 05, 2009

コンサルティングとプロデュース

20年間、コンサルタントとして仕事をしてきた。
最近は、クライアントが公共から民間企業の経営コンサルタント業へと変わりつつあるが、今でも、現役のコンサルタントだ。
その一方で、最近は、「プロデューサー」とも自称している。
ここで、コンサルティグとプロデューサーの違いを整理しておかねばならない。

「コンサルタント」とは、相手の問題解決と夢実現を助けること。
「プロデュース」とは、一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えること( ビジョンを形にする問題解決の思考と行動)。

地域活性化を具現化するには、行政、民間などを多くの関係者を巻き込んでのプロデューサーとしての力が求められる。
一方、ブランド化事業のような特定の企業や団体に対しては、(経営)コンサルティングによって、目標とする理想像や彼らの夢を実現するための手助けをするわけだ。
どちらがどうの・・というような優劣などなく、クライアントと共に夢を共有し具現化していくダイナミズムにこそ、我が社のやりがいがある。

では、コンサルタントとプロデューサーは、全く異なる業種なのか?という疑問がおこる。
ここで、僕の好きな言葉をひとつ、
「建設業者は建築家から設計図をもらうまで、どんな建物も建てられない。
建築家は自分の想像力によって設計図を書かねばならない。」

日曜日, 2月 01, 2009

旧正月

気が付けば、あっという間に、2月。

今年1年の目標(ミッション・ステートメント)も手帳に書いていないというのに・・・
しかも、今年は3冊もの手帳を買ったというのに!
1冊目は完全な仕事用、2冊目は有意義な人生を送るため、そして3冊目は健康管理のため。

今年の節分はいつもの神社に行こうかどうか、決心ができない自分。
自分らしくない、珍しく優柔不断な心境・・
最近、mixiに日記投稿するとか、人と話をするのがおっくうだ・・
そう、たぶん、神社で1年ぶりの友人達との再会さえもおっくうなんだろう。
あきらかに、自分の考え方への大きな変革時期にあるようだ。

例えば、amazon.comから、毎日のように届く書籍のなか、
「チベット死者の書」DVDを鑑賞しながら感動を覚え涙している自分だったり、
昨日も京都のとあるチベット佛教道場で、台湾からわざわざお越しくださる師匠にお逢し、そして共に修行する異国の仲間たち(多くは師匠と同じ台湾人で、台湾から毎月京都に通っているのだ!)との厳しい修行を通じた濃密な時間を共有しているときに、唯一、心の安らぎを感じるのだ。

その道場で師匠から、長時間の座禅ができなくて、子供のように叱られて、メゲている自分。
座禅ができない理由を
・肉食を絶つこと
・体を柔軟にすること
・仏法に集中できていない・・・と、喝をいれてくださる師匠。
でもでも・・と、子供じみた戯けた言い訳をしている自分がいる、、これをインナーチャイルドというのだろう。
来月までには、座禅ができるように、肉体と精神と鍛えなくては・・・
って、こんなプライベートな日記をインターネットにアップするなって!って、みんなの非難を覚悟して。

水曜日, 1月 21, 2009

月を映すあなたの一日/ネイティブインディアンのことわざ


ネイティブアメリカンの教えがココロに響くときがある。

例えば、
『土地は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの』
地域コミュニティの解決策を話合うときに、地域の古い人間関係のしがらみによって、新しい観念が受入れらず躊躇していることがよくある。
伝統文化を守ることはもちろん大切なことだが、人はこういう概念を忘れてしまうと単なるエゴになってしまう。

『植物はどれもわれわれの兄弟であり姉妹。彼らはわれわれに話しかけ、われわれも耳を傾ければ、その声をきくことができる。』
エコロジーの原点。自然界と人間界を結ぶ超自然界の存在を忘れてはならない。
時にして、人は植物によって癒されるのだから・・。

もっとネイティブインディアンの教えを知りたい人は、「月を映すあなたの1日 訳・北山耕平」をチェックされたし。

火曜日, 1月 20, 2009

講演会ありがとうございました


1月26日は中国での旧暦の正月。
台北の友人から届いた年賀状には、
「今年は丑年。金の牛は福を捧げ、運勢をいい方向に変える」というメッセージが。
このブログを読んでくださっている皆さん、今年は金の牛を捕まえて、世界恐慌なんかには負けないよう、がんばっていきましょう!

さて、先週は、沖縄県大宜味村熊本県上天草市で講演会にたずさわった。
前者は自分が企画したもので、後者は自ら講師をした。

この2つの講演会にご参加くださった大勢の皆様、本当にありがとうございました。
僕の「競争から共創へのパラダイム・シフト」と題した講演は、
今、僕が地域活性化への大いなる魅力と可能性について感じていること、思っていること全て出したつもり。
地域活性化ビジネスには、かつてのマイクロソフト的な一人勝ちの囲い込みビジネスではなく、google的な相対的なビジネスモデルへの発想の転換を!というようなことがテーマでした。
でも実は、早朝に那覇から福岡、そして天草への移動疲れで、全く、巧く喋れてなくて、どれだけ伝わったのか心配だった。

ところで、今、少し前に話題になった「スターバックス成功物語」を読んでいる。
著者はスターバックス社CEOのハワード・シュルツ氏。
スターバックスの一見して高価なコーヒーが、富裕層をターゲットにしているのではなく、
低層者向けに展開したビジネスモデルであることを知った。
氏のスターバックス社や社員に対する愛情、そして、自らの貧しい生い立ちから成功までの過程、
アメリカ人の文化レベルまでをコーヒーの嗜好向上によって変革させるという、その面白い情熱。
世界恐慌のこの時代だからこそ、運命は自ら道開くためのカンフル剤として、多くの人に読んでもらいたい本。

水曜日, 1月 07, 2009

謹賀新年 2009丑年


2009年の年明けは、恒例のお伊勢参りでスタートした。
実家のある三重県名張市の近鉄美旗駅という超ローカルな駅から急行電車に独り乗り込んで近鉄伊勢市で下車し、
外宮→倭姫神社→月読神社→猿田彦神社→内宮
という順で、神宮内の全ての神様に新年の挨拶と祈りを捧げてきた。

沖縄、台湾という南方に拠点を移しつつある僕にとっては、
実家の伊賀、そして伊勢の芯から冷える寒さは、正直、辛かった。
所々で“熱燗”を補給しながら、凍える身体を暖め、ひたすら聖地にいる喜びに浸りつつも孤独に歩き続けた元旦だった。

さて、2009年の僕の目標は、『心』という宇宙を探求すること。
自らの人生の成功はもちろんのこと、激動の2009年を生き抜くため、そして、地球規模なマクロ観念での経済問題や環境問題など、、
これらの解決の糸口は精神世界、いわゆるスピリチャル・パワーにこそあるような気がする。
だから、身体的、精神的、霊的なパワーの源泉である『心』には、知られざる大きな可能性が秘められているはずだ。
観音菩薩の生き仏であるダライ・ラマも、心の重要さを民衆に説いておられる。
高度経済成長期をピークとする物質的な時代は終焉し、かつての「心」の時代へと再び移行しつつある。
お伊勢参りで、そんなことを確信した年の初めだった。

観音菩薩・・・
チベット仏教は観音菩薩信仰である。
僕は、この春から西国44カ所霊場巡礼をスタートすることを決意した。
44の霊場は全て観音菩薩を祀っているのだ!
そして、この巡礼が完結したら、再び、インドとチベットを旅しようと思っている。

先日、このブログで言及したように、「ザ・マスター・キー」、「7つの習慣」などのアメリカ発の成功法則の著書に書かれている内容と
チベット仏教の教えには、多くの共通点がある。
最近話題の脳科学者の茂木健一郎氏によって翻訳された「脳にいいことだけをやりなさい!」にいたっては、
個人的な見解だが、まるで、チベット仏教徒のための日々の修行のための実践本のようだ。
西国44カ所霊場巡礼は何をもたらしてくれるだろうか、と考えるだけで、ワクワクする。

火曜日, 12月 30, 2008

悲しい別れ


27日、友人でヒーラーの杉村綾子さんが永眠なされた。
今年の春に、しばらく療養します・・と本人から聞いていたが、こんなに早く逝くなんて・・

3年前に初めて足摺でお会いし、「みちひらきまつりinアネモス・ガーデン」に全身全霊をかけて応援をしてくださった。
魂の友人だった。

若かりし頃、自らの治療のため東京から運命的な足摺岬に移り、
以来、この地で多くの心の病める人を救ってこられた。

「足摺は再生する場所です。」
これは、綾子さんの口癖だった。

綾子さん! また、どこかで再会しましょう。

心よりご冥福をお祈りします。

月曜日, 12月 22, 2008

ベスト・オブ・2008 

今年も残り僅か。
気がつけば、あっという間。相変わらず、、、。
でも、そろそろ、そういう時間感覚にも慣れてきた。
少し古いけど、「象の時間とネズミの時間」の感覚みたいなもの。

今年最も刺激的な体験は、沖縄での地域ブランドづくりプロデュースと台北でのビジネス展開。
地域ブランドの経験は、これから自分が進むべき方向性が明らかになったという点で、意義深い。でも、それ以上に、そこに住む住民との心の交流、信頼関係というかけがえのない財産を築かせてもらったこと・・・これに尽きる。
今では国策として緊急課題となっている地域活性化は、このような草の根的な信頼関係で、しかもwin+winの関係を成立させるビジネスモデルでないとだめなのだ。
だから、大企業では到底参入できない事業分野である。つまり、地域活性化を担うのは、我々のような小廻りのきくクリエーターでないとできない。ニッチビジネスとか、そんな野暮なことを言っているのではない。

そして、台北は、来年、この見知らぬ中華圏へ自分の会社を進出させて、台湾、中国、日本の三位一体を結びつけるという新たなビジネスを展開する場所となった。
この急激な海外展開に目がまわりそうだけれど、自分の感性と魂を100%かけてみようと決心した。

これらの展開の全ての“こと”の始まりは、昨年のインド一人旅からスタートした。
自分にとって、チベット仏教に出会え、そして帰依し、仏門を実践する毎日だ。
インド、チベット、中国、台湾、そして日本。
国境はあるが、全て、仏教というキーワードで一つになることができる。
そんなことを悟ったのだった。

本との出会いでは、特に、今年は「お金」と「成功」の勉強をした。
実は遅ればせながら、「7つの習慣」を読んだ。
この本をいままで読まなかった自分を反省。それぐらい、大いなる成功原則の秘密が記されている。
それと、「ザ・マスターキー」。
ビル・ゲイツも愛読し起業のきっかけとなったという100年ほど前にアメリカ人実業家によって著された、この成功法則の本に、
チベット仏教、あるいは古神道との教えと共通するものを感じ、驚愕した。
とにかく、今年の年初めからサブプライム問題が世界を激震するだろうと予測していたので、事前にこのような書物を漁っては読破していたことで、
サブプライム恐怖も、あまりなかった!そういう一年だった。

音楽でも、多くの収穫があった。
六甲アイランドという神戸市の人工島で住みオフィスを構える自分にとって、
大阪や東京のレコード屋にいくことがなくなり、CDを買うことがなくなった。
その代り、ituneでのダウンロード購入が主流となった。
家でダウンロードしたデータをCDに落としてステレオで聴いたり、移動中の飛行機の中でiphoneでヘッドホンを通して楽しむ。そんなスタイルに変わった。
とにかく、欲しいと思ったCDはタイムラグなく、即決でダウンロード。
ステレオ・ラボの新譜は、台北の地下鉄で夜市に向かう途中で、急に、欲しくなる禁断症状が発病し、wi-hiスポットで即ダウンロード。
キャッチなメロディをBGMに夜市でショッピング。という、なんとも贅沢な聴き方!

そして、今年、よく聴いたのは、ブライアン・ウィルソンの新譜。
去年は、ポール・マッカートニーの新譜が、一人アビーロードのように素晴らしい作品だった。
でも、バック・コーラスにジョンとジョージ、あるいはリンダ・マッカートニーがそこには居ないことで、現実にかえって涙してしまったように、
ブライアンの新譜は、ウィルソン兄弟のビーチボーイズ・コーラスがないことに同様のわびしさを感じ、
センチメンタルになっている自分がとても恥ずかしい。

・Brian Wilson“lucky old sun”
・Inara george&Van dyke Parks“An invitation”
・Randy Newman“Harps&Angels”
・Brian Eno&David Byren“everything that happens will ,,,”
・Emiliana Torrini“me&armini”
・Stereolab“chemical chords”
・Hocus Pocus“place54”
・Capsul “more!more!more!”
・Madonna“hard candy”

このあたりを頻繁に聴いたように思う。
最初の3枚は21世紀のバーバンク・サウンドとも呼ぶべき素晴らしい作品。
対して、後ろの3枚は、この世界恐慌という時代感を乗り切るための自分用のリズム。

番外編だが、思い出深いワンシーンは、台北の場末の馴染みのバーで飲んでいたときのこと。
そのバーのTVモニターから流れてきたマドンナの“Jump”のビデオクリップ
深夜、そのバーでは客全員の酔いがまわり、喧噪のなか中国賭博がはじまったころ、そのモニターから東京の下町を軽々と飛びまくって、叫んでいるマドンナをみて、
彼女の照準は、欧米を飛び越えて(ジャンプして)、あきらかにアジアやロシアに合わせているのだと感じた。
そういう意味では、日本から世界へと羽ばたこうとする自分の今の心境とシンクロした!

水曜日, 12月 10, 2008

神聖な手と不浄の手


インドに旅したら、ご存知、「右手と左手のルール」が痛いほど身にしみる。
インド人の彼らにとっては、宗教上、とても大切なマナー。
左利きの僕が、一番、インドで困ることでもある。

最近、僕は、台湾で著名なシャーマンから神聖な水晶ブレスを受け取り、右手に巻いている。
神様のご神前で彼女が念を入れてくれた、その水晶を授かった瞬間、もの凄いパワーを感じた。
それぐらい、運命的なパワーストーン。
いただいた時の注意点として、
「絶対、他人には触らせないこと」と
「不浄の手には付けてはならない」ことを厳しく忠告させれた。

不浄の手とは、はやい話がトイレで使う手。
神聖な水晶が、穢されることを避けるためだそうだ。
なるほど・・・・

宗教には神と悪魔、科学には肯定と否定、哲学には善と悪、そして原因と結果というように二元論のごとく、
神聖と不浄は、表裏一体によって成り立っている。

だから、不浄や悪という世界観やそれを融合するプロセスがあってこそ、神の領域や善へと至るのである。
そして、また、この世界には「陰」があるからこそ、「光り輝く」世界が存在するのである。
タオ思想にある善と悪の融合のごとく・・

最近、この水晶によって、そういう重要なことを悟った。

さらに、全ての数珠の数は、108という数字の因数によって成立していることも!
仏教の世界では、108の煩悩を消すために108の念仏を唱える。数珠には108を数えるためのカウンタの役目をし、また、その念力や願いは水晶等の数珠に記憶していくものなのだ。
そして、その祈りは水晶を邂逅し、人間の潜在意識も働きかけていくのである。

最近、パワーストーンと称して偽物の石が出回っていたり、108原則を無視した代物も出回っているから注意されたし。

土曜日, 11月 29, 2008

This Is 辺野古




辺野古でのフィールドワークのスナップ。

沖縄国際大学の宮城教授をガイドに、アメリカのワシントンから国際的な動物保護団体のConservation International、バードライフ・インターナショナル、(財)自然保護助成基金、環境省などなどのメンバーとともに、嘉手納基地から辺野古、大浦湾、そしてやんばるの森へと視察ツアー。

そして、こんなにも凄いメンツが、大宜味村の公民館に集結し、やんばるの自然保護と基地問題をテーマにフォーラムが開催された。

確かに、静かで地味な活動かも知れないけど、開催期間中の3日間に、朝刊のトップ記事は、辺野古基地移転の国家予算の22年度への先送り決定や、大浦湾の青サンゴが石垣島とは異なる貴重種であることなどが、大々的に報道されたりして、なんだかシンクロしていたから不思議・・・。

僕はこのフォーラムにご招待いただき、10分ばかりスピーチさせてもらった。

でも、みんなのお楽しみは・・・・・スペシャルゲストの古謝美佐子さんのライブ。その圧倒的なエネルギーは神がかりというしかないような素晴らしさ。
気がつけば、僕の目に涙が!そして、お客さん全員も泣いていた。。

火曜日, 11月 11, 2008

極上のサービス

今日も成田空港のANAファースト・ラウンジから。
台湾での週末までの6日間の長期出張の出発までのひとときを非常に静かで上質なラウンジで過ごしている。
この素晴らしい環境の空間に入れるのは、毎年、仕事で飛ぶ機会が多く、ANAからDiamondクラスの誇りある称号をいただいてるからなのだ・・・

航空会社にとっては数パーセントの上お得意客に対して、この丁重なもてなしは、かなり負担もあるだろう。
が、しかし、航空業界もサービス産業である以上、極上のサービスを提供することは、
企業ブランドでもあるのだ。
だから、僕は、これからもどこに行くにも全日空の翼を選び続けることだろう。

そして、あなたがスマートな人ならば、サービスこそが、最もお金をかけるべき対象がであるとを知ってほしい。
例えば、朝、一流ホテルでのチェックアウトで指が切れそうなぐらい角のたった新札のお釣りがかえってきたら、
その日はなんとなく幸福感を感じるし、そのお金を大切にしたいと思うものだ。
つまり、サービスとは、人を幸せにする仕事かも知れない。

極上のもてなしを受け、丁寧な言葉遣い、隙のない清潔な着こなし、、、、
ありがたいことに、サービスを受ける側もその極上と上質が感染するのだ。
そういうコンサルタントとしての顔をもつ自分もサービス業の端くれだったりもする。

だから、素敵な大人になりたいのであれば、こういうサービスを決してケチらないことだ・・・

火曜日, 11月 04, 2008

「みろくの世」出口王仁三郎の世界


「みろくの世〜出口王仁三郎の世界」を読んだ。
上田正昭京大名誉教授監修により、「巨人」王仁三郎の奥深い世界感を俯瞰できる素晴らしい本だ。
今年の夏、友人の大本教の信者さんのお誘いで亀岡の天恩郷を生まれて初めて訪れる機会をもらい、そして、王仁三郎のゆかりの場所や霊山・高熊山でのご神事にも参加させていただいた。
あの場所に信者でもない僕が参加したことの意味は、現段階ではっきりとはわからない。
だが、それは、いずれ明らかになることだろう・・・

さて、この本のなかで、昭和6年に大本の若手信徒を囲む王仁三郎の座談会の議事録が興味深い。
内容は、青年のこと、教育のこと、農業のこと、未来のことなど実に身近で素朴な質疑応答なのだが、王仁三郎の一言一言から、人間味あふれる性格がよく現れていて、80年も前のことなのに、昨日のように生々しい。
また、いまの自分自身の心境や悩み、果ては現代の社会問題を示唆するメッセージも込められているようで不思議だ。

『人の心を悟り、また社会の心に通じなければいかん。そして、人が見方となつて自分についてくるようにならな仕事はできん』

『人間というのは情けにもろいものだ。そのため自分が犠牲となって、他人の失敗を引き受けるという失敗をよくやる。まずは自分が立てるようになってから、神に与えられた自身を保つことが肝心じゃ』

『人類愛善は一国だけやってはだめで、他の国がやらなんから世界に広めて、世界各国に人類愛善のノロシをあげねばならん』

『わからんかのう、神様の本体は酒やがな。酒飲んでみい、顔が赤くなって泣いたり喜んだり、怒ったり、常に思った通りのことを言うたり、やったり、自分を隠したりせんようになる・・』

そして、極めつけは、
『農林大臣は農村のことに関して実地に当たって、よくすべてのことを経験している人がやらなあかん。いもづる式の学問ばかりやっていては、本当の政治はできん。釣り合いというものがない』

『みろくの世になったら、農業の発達をとめる。需要だけを生産するようにする。』

『日本の抜本経済政策を実行したいのなら、教育から直さなあかん。そして、今の人間は冥加ということを、ちっとも知っとらん。月日と土の恩を知れ。』

芸術は宗教の母である・・という王仁三郎。
偉大なる宗教家にして芸術家。
かって、吉川英治は、千年に一人、出るか出ぬかという人物だと評した。
確かに、王仁三郎のメッセージは、現代社会にこそ通じるのがある。
全ては「霊界通信」に確信書とし記してあるという。まずは、入門編として本書を薦める。

木曜日, 10月 30, 2008

サンクトへの直行便



最近、成田からサンクト・ペテルブルクへの直行便、トランスエアロが就航しているそうな・・
なんと、魅力的なルート!

そして、ドフトエフスキーの『罪と罰』が、カラマーゾフに引き続き、亀山郁夫氏によって新訳されるらしい。

ペテルブルグ・・・世界で一番好きなあの優雅で魅惑的なロシアの古都(まち)に帰りたい!

木曜日, 10月 23, 2008

“自由”でいたいなら他人を頼らないこと

例えば、ビジネスでの他人との交渉。
あてにしたり、頼ったり、・・・・
それでもって、最終的に自分の“負け”を相手の責任にしたりして、、・(最悪

そもそも、こういうチッポケさが原因で、自分の“心”を見失っていく。
“損”をしたっていいじゃないか!
次に、10倍にして取り戻せばいい!

もとを辿れば、自分がやりたかったから始めたわけだし。
そのうえで、他人様を巻き込んでいるわけなのだから・・

2,3年の長いタイムスパンで、ビジネスモデルを展望して、その上でこの瞬間に翻ってみると、
「そんなちっぽけなこと!」と鼻で笑っている<<
OKオーケー、、 それでいいのだ!

ゴッドファーザーHOSONOさん


細野さんが伊勢に!

久しぶりにお顔を拝見させていただいて、
そのご健在ぶりに嬉しいかぎり・・・

僕にとって伊勢は、「青春」の思い出がいっぱい詰まった場所でもある。
だから、時々、この伊勢で“心の師匠”にお合いできるのが、とっても楽しみ。

水曜日, 10月 22, 2008

企業家として時代とコミットしていくための心得

ビジネスという社会で生き残るためには、変化を恐れない姿勢が大切だ。
経済という視点でみると、地球はひとつ。
グローバルな競争社会では、企業も人も先へ先へと歩き続けなければならない。
過去を繰り返したら進歩はとまる。
安住したら、取り残される。
だから、
変わりつづけることが、市場の要求に応える唯一の道。

アライアンス=連携。
人と人、企業と企業がお互いの力を発揮し合い、時代の求めているものを創りだしていく。
新しい出会いを通じて自分も変わっていく・・
変わることで成長し、新しい価値観を創造し、時代とコミットしていく、、
そんな企業を僕は目指す。

8 1/2




























久しぶりにフェリーニの8 1/2を観た。
1963年作。フェリーニの自叙伝要素が強いストーリーなのだろうか。
マストロヤンニ扮する映画監督の
内面世界を自由に描いたイメージの洪水。

43歳という折り返し地点にあって、
人生や家庭環境での転換期、そして、映画制作面ではブランクに悩まされ彷徨いながら、
やがて最も大切なモノを見つけ出し、そして、悟り、すっかり迷いが消え失せて、
これから次々とフェリーニ・ワールドといわれる独特の映像世界を撮っていこうとする彼の決心を映し出したような内容。
(「8 1/2」とは、フェリーニがこの作品時点でこれまでに撮った映画本数の8本と1/2本(ショートムービや共同作)に由来)
なんだか、今の自分の心境に近いものがある!

フェリーニの映画を観ていると、かつての愛車アルファ・ロメオに乗りたくなった。
あの乾いたエンジン音やピニンファリーナがデザインする美しいボディライン。
いっそのこと、新型アルファ・スパイダーを買ってしまおうか!
そんな衝動が走るぐらい、このフェリーニの映画には、イタリアの危険な魅惑がつまっている。

火曜日, 10月 21, 2008

行ってきました〜観光立国推進シンポジュームin関西


10月1日付けで発足された観光庁。
その記念として全国をリレー形式で巡回する記念シンポジュームの関西ver.が20日に大阪国際会議場で開催された。
僕は先月に博多で九州ver.にも参加してきた。それぐらい、観光庁に期待している。

九州では外国人とか僕と同業者の地域プランナーやクリエーターらしき人がいたが、大阪会場はスーツ姿のお役人さんらしき人ばかり・・
ジーパン履いているのは僕ぐらいだった。
会場では「起業家の鉄則研究会」で、いつもお世話になっている(株)アシストワンの松本社長のお姿も。

で、肝心の内容はというと、、九州とはひと味違う濃い内容。
なんと言っても、観光庁長官への意気込みを聴けたことに尽きる。

そして、ゲストスピーカーで参加されたFM CoCoLoのDJで上海出身のKong Yi(コウ・イ)さんとの非常に嬉しい出会い。
今、僕が進めている台湾でのプロジェクトや大宜味地域ブランドづくりなどともシンクロしていて貴重な情報交換をさせていただいた。

和服姿で登場した門川京都市長のお話も印象的だった。
京都が日本を代表する観光地であるという強い自負と、外国人が京都に寄せるイメージや期待を背負っているというプレッシャーのこと。
日本文化を世界発信するためにも、日本人がもう一度自らのアイディンティティを再確認しないといけない。そのうえではじめて、世界に認められ、外国人を迎え入れることができるであろう!という言及に大いに共感した。

日曜日, 10月 19, 2008

iPhone×Bloom
























ここ最近、頻繁に海外出張するので、iPhoneは非常に重宝している。
3Gの国際電話は国内のようにシームレスでストレスも全くないうえに、なんといってもWi-Hiの有難さ!
世界中どこにいようともWi-Hiにさえアクセスできば低コストで高速でネット環境につながるので、怖いものはない。

さらに、海外へも自分の音楽ライブラリーを持ち運べ、発作的に突然聴きたくなった曲をitunesストアーで
購入&ダウンロードができるというのは、本当に便利。
そういう意味で、iPhoneはこれまでの携帯電話の概念を覆したコンパクトでインテリジェントなマシンだ。
Wi-Hiもそうだが、GPS、スケジューラー、天気予報、様々なアプリ、そしてipod。

かつて、ipodが登場したとき、これは歯磨きのように、生活習慣の一部になるのでは?と驚愕した。
とにかく数千枚の自分のCDコレクションが手のひらに収まって持ち出せるのだから・・
そして、iPhoneとなってさらに進化し、ライフスタイルの隅々に、もはや必要不可欠な道具となった。
恐るべき、スティーブ・ジョブス!

そのiPhoneに僕は、Brian EnoがPeter Chilversと開発したBloomという「半分楽器、半分音楽、半分アートワーク」なアプリを使っている。
BloomはiPhoneでしか奏でられない楽器。

それにしても、Bloomはかなり“ヤバくてユニーク”なツールだ。
もはや携帯電話は、楽器&メディテーション・マシーンにまで進化したのだ。
しかも、エリック・サティやジョン・ケージの流れを汲む非音楽的サイバネスティック理論が組み込まれていて、イーノの思想が濃縮されているのだ。

僕は、ここ最近、夜の海岸でBloomを奏でて秋の夜空を眺めながら瞑想でchill-outし、そしてspiritual-highに。
だから、僕は自分のiPhoneのことをモバイル・メディスン・ボックスと勝手に命名し絶賛している!

土曜日, 10月 18, 2008

尊い導師



この現世でご縁をいただいた二人の尊い導師。
カーギュ派 第37代チェ・ツァン法王と、
リンチェンドルジェ・リンポチェ

悲しみと苦しみに満ちた娑婆世界に、神仏の慈悲の光明を衆生に導き下さる尊い活仏。

チベット、インド、台北、京都と時空を超越し、そして、この地球上でお逢いできたことの奇跡に感謝しています。

2泊3日間のヤンバル


毎月第3週目は、地域ブランド委員会(大宜味いいとこ見つけ隊)への出席のため沖縄県大宜味村へ。
2泊3日の滞在中は、毎晩、夜明け前から早朝にかけて激しいスコールだった。

木々に落ちる雨音がとても気持ちよく、都会では不眠症の僕も、ぐっすり眠れた。
ここ最近、沖縄に行くと睡眠ガスにでもやられたように、眠くなる。

ジャングルに木霊するセミの声もやばいぐらい眠気を誘う!
あるいは悪霊の仕業なのか?

喜如嘉の家では、いつもいつも眠ってばかりいる・・・

火曜日, 10月 14, 2008

自分磨き

自分磨き、魂みがき・・・・とても大切なこと!

本日、朝から銀行との面接。もちろん、就職活動ではなく、事業資金の調達のためだ。
とってもヘビー。
そう、新しいプロジェクトに着手したり人材を確保するためには、このプロセスは欠かせない。

こういう修羅場を何度も経験し、スポンサーに対し、経営者としてのビジョンや勝算を語るたびに、
少しずつ自分が磨かれていくことを感じる。
自分の夢が具体的なものとなり、相手に納得してもらったならば、
それは自分の経営に対する思考や戦略も整理できている証拠だ。
サラリーマンでは経験できない。この経験を僕は大好きです。

失敗したら、もう一度やり直せば良い。
成功は失敗の数の多さに比例する。
だから、あえて困難にチャレンジする。
そうして、自分磨きを続けていく。

たとえば、近いうちに台湾での新たな事業が始まるが、言葉も通じない見知らぬ国で、
僅かな知人だけを頼りに開拓したことがきっかけだった。
なんてリスクなこと!をしたものだ。
でも、このプロセスを踏まねば、何も得られないし、何よりも、台湾の素敵すぎる人たちと出会うこともなかった。
僕は、この危険知らずで冒険心と好奇心に満ちあふれた自分を褒めてあげたい・・と、心からそう思うのだ。

月曜日, 10月 13, 2008

世界的金融危機

今回の世界的金融危機について、改めて整理してみたい。

米国大手証券会社リーマン・ブラザーズの負債総額は64兆円。
この数字がどれくらい巨額かというと、日本の一般会計予算に匹敵する。

サブプライムローン問題で米国に激震が走った際に、
グリーンスパン前FRB議長は、これは100年に一度の金融危機であると述べたが、正にそのときがきた。

一方でサブプライムローンの残高は130兆円もあり、まだまだ底が見えない状況。
民間金融機関に公的支援を行えば、財政赤字がふくらみ、ドル暴落と長期金利の高騰を招きかねない。
しかし、公的支援を行わねば、金融危機は一層長期化することに・・・

このように米国経済は非常に深刻な危機にあるのだ。

庭師ごとく地域社会とコミットする


自分の周りを取り囲む環境が急速に変化している。
だぶん、自分自身の心境の変化が原因だろう。
今日は伊勢でとある学会に参加したが、もう、僕の魂に響くものはない・・・

財政難に喘ぐ地域。僅かな助成金を目当てにしていても、それだけでは、埒があかない。立派な論文だって大抵はお蔵入りだし・・
同様に立派な芸術作品だって、「日の出」をみなければ意味がない。
だから、僕は、自分のインスピレーションとアイデアを信じ、それに実行力によって「日本の地域活性化」を実現したい。
人と人とを繋いだり、技術のイノベーションで・・

全てにおいてスローな日本。
ビジネスマンの立場で、政治、学者、宗教家とは異なる視点で、速いレスポンスでもって地域社会とコミットしていきたい。

実は僕の家系は、伊賀の地で代々庭師を営んできた。
庭師は、侘び寂びの世界観である茶道や禅とも共通する、大自然と人間との関わり方、静と動、タオ、季節感などの総合芸術であり、コスモロジーな哲学である。僕は、この庭師としてのDNAや美意識を地域プロデューサーとして現代に応用している。

一見して静かではあるが、思想や宇宙観によって緻密に設計され可視化されたダイナミズムな庭の世界。

僕が地域をプロデュースをする際にも、優れた庭師の思考法やプロセス、そしてコスモロジーを模範とすべく試みている。

いつもリスペクトするのは、ブライアン・イーノ(音楽家)と岡本太郎(画家・彫刻家)。
もちろん、偉大なる芸術家の彼らは庭師ではないけれども、彼らにも、それとおなじ空気を感じる。
イーノならばどう表現し、どんなプロセスを踏むだろう?ということを意識して仕事をしている。

日曜日, 10月 12, 2008

こんな時勢だからこそ、ワクワクします!

リーマン破綻から世界同時株価下落へ
日本も今週末の日経平均が一気に8000円台。それに輪をかけて円高ときているWow
昨日はまさかのREITの投資会社も倒産。そして、REIT関連株も連動して大下落。
REITは僕も投資を前向きに検討していたので、このニュースには驚きを隠せなかった。
日経新聞によると、今回の株安によって日本人一人当たりの平均で200万を失ったとのこと。
まったくもって、不景気な時勢。でも、僕にはその実感はないけどね(笑)

こんな低迷な空気に決して巻き込まれてはいけない。
どこ吹く風って感じで、邁進すべきだ。
最終的には日本を含めアジアはサブプライムの影響は少ないことが判明されるはずだから・・

例えば、もう既にレクサスのような富裕層向けの高級商品が売れなくなったとか、それによって外貨を稼ぐ大手メーカーの業績悪化とか、そんなニュースが飛び交ってくるだろうし、雇用者のボーナスにも影響がでて、確かに一見して悲壮感がますます露呈するだろう。
ちなみに話は変わるけど、「日本人の富裕層」って、見栄っぱりの一時の行動を指すそうだ・・・

僕は、別にレクサスに興味ないから問題ないし、給料に影響が出ても、贅沢しなければいい。
そうなんだ!僕らは贅沢しすぎている。
例えば、飽食。好き放題食べるていることがメタボの主因だし、これがやがて糖尿病や心筋梗塞などの重大疾患につながって最悪は命を落としてしまう。
だから、最低限の食事で、例えば1日の摂取カロリーを1200kcal程度に抑えさえすれば確実に痩せて、かつての健康な体に戻すことができるだろう。
要は「お米」があればいいのだ!今世間を騒がせている事故米事件は、日本人にもう一度お米の大切さを知らしめるための“テロ行為”だったということを果たして何人のヒトが知っているだろうか。

でも決して、粗食によって「悲壮」にならないこと。
例えば、リニューアルした今月号のGQマガジンをみてほしい(表紙は台北出身の金城武)。
世界恐慌どこ吹く風って感じのCool,Rich&Gorgeousnessだから・・
言ってることが矛盾している!って?
無駄で無意味なことをやめてしまって、Cool,Rich&Gorgeousness(別に、お金だけを対象にはしていない!)なライフスタイルへと変革する意識改革が必要なのだ。
このことを悟った今の僕は、ワクワクしてたまらない。
お手本に、今のモスクワや北京、香港、そして台北をもっと知るべきだ。
(こちらは、美しさに輪をかけたキョンキョンが表紙の今月号の『大人のOFF』をご覧いただきたい)

これらの街に共通するキーワードは、「24時間ノンストップで眠りを知らない街」であると台北で確信した・・・
モスクワで最もホットなナンバーワンFM局、Radio Montecarloが24時間流し続けるこの熱い音に耳を傾けてほしい!
そして、24時間彼らとともに踊り続けようではないか!
これが新興国の熱いリズムだ!!
ダンス・ダンス・ダンス
http://www.montecarlo.ru/

土曜日, 10月 11, 2008

Cool TAIPEI!

台北での5日間。
典型的なアジアンな生活感漂う下町から世界第二位のTAIPEI101という超高層ビルまでもが混沌と一体化する近代都市。
市民のスピード感のあまりの速さに陶酔し、そして、ダイナミックな発展を遂げる商都。
かたや日本は“スロー”をキーワードとするライフスタイルや経済活動の風潮が漂うなか、この台湾にもBRICs新興国にも遅れをとり、グローバリズムで距離を離されていくのだろうか。
100チャンネルを超えるTVでは、NHKの同時放映は当たり前で、日本の民法番組もほぼ網羅されて、
改めて、台湾人の日本贔屓であることを実感した。
日本に対する信頼の高さや憧れは半端ではないようだ(この点が中国、韓国にはない)。

実は、今回の僕の台北におけるプロモーションの目的が、これらのトレンドを掴むことであった。
要するに停滞する日本の、特に地方再生のために「台湾パワー」に活路を見いだしたいのだ!
旅立ちまでは、そんな雲をつかむような話!?と自分でも正直半分以上は夢物語だったのが、
たったの5日間で、出会ったビジネスマンや台湾政府の官僚の数はなんと、100人!
彼らとの商談によって、この夢は現実となり、また、来月には再訪問して、この国での僕にとっての第一弾のビジネスがスタートする・・・日本では考えられない異常なスピード感!
要は、「ここで何をやりたいか?」、「そのためにどうしてほしいのか?」さえ、きちんと説明できれば、
誰でも温かく受入れてくれる街なのだ!
でも、やはりモノごとはそんなに容易くはない。
台湾という華僑の世界にどっぷり浸かるには、それなりの勇気と試練への心構えが試されるのだ。

写真上から
◇世界第二位の高層ビルTAIPEI101・・なんと、たった6人の実業家の私費によって建てたられたというから驚きだ
◇馬総裁のスピーチ・・中台の緊張を改善し、winwinwinによって共に経済発展繁栄するアジア太平洋政策や内需拡大について語る
◇60元(日本円にして180円)でお腹いっぱいになる夜市(屋台)
◇仕事が終わったら、ホテル近くにあるバー(写真.彼女ではありません!)で冗談をしゃべりまくって、しめは極上の足裏マッサージへと通った




火曜日, 10月 07, 2008

沖縄から台湾、そしてグローバルに

熊本の天草・八代から沖縄県大宜味村、そして、台湾へと、
移動続きの日々。
10月5日から9日までの5日間、もうすっかりお気に入りの台北に滞在。
我が社にとって、ひとつの目標でもある中国ビジネス進出の布石となりそうな台湾・・

中国という巨大な市場に対して、
台湾のもっているポテンシャル、そして彼らの親日感情を活かし、そして、共に協力しながら、
これからのアジア太平洋地域の経済発展を享受し相乗的に成長することを目論んでいる台湾の政府や経済界。

馬英九総統の中国友好政策も功をなして、ここ台湾の位置付けや重要性が明確になってくるだろう。

今回の訪台の目的はTaiwan Business Alliance Confenceという国際会議への出席だった。
これからは、日本国内だけという狭い視野ではだめ。アジア太平洋地域というグローバルな視点に立ってみてこそ、これからの勝算やビジネスチャンスが溢れていることを現実として感じられた

水曜日, 10月 01, 2008

桟橋から“中国行きのスロウ・ボート”へ乗り込もう

今日から10月。世間では新年度としてスタートする企業も多いことだろう。
昇格とか人事異動で職場の空気も入れ替わる日。
あの松下電気産業もパナソニックとして社名変更したそうだ。

行政では、本日発足した観光庁に期待している。
2000万人の外国人旅行客の誘致目標を掲げており、これが達成することで現在の少子高齢化で減少したGDPを補えるとの心強い経済波及効果の試算もある。
麻生総理の言う「観光を通した地域振興」の実戦部隊となる。
その観光庁発足を記念した全国リレー形式によるシンポジュームがようやく関西で決定した。
初代観光庁長官の本保氏、奈良県知事、京都市長、関西空港会長などの蒼々たる面々が発言される。

http://www.travelnews.co.jp/2008/09/kankou080930.html

先日の日記にも書いたように、対アジアを全面的に打ち立てた九州ブロックでのシンポジュームがとても好評だったので、
日本を代表するインバウンド観光地である京都のある関西の地で、どんな話題や具体的な戦略が提起されるのか期待したい。

さて、これからの日本が観光立国としてグローバルななかでブランド確立していくためには、どのようなアクション・プログラムを描くべきであろうか。
以下に今週号の日経ビジネスの記事を抜粋する。

・100万円の真珠や高級時計を買い漁る中国人買物ツアー客が九州に上陸。
・低迷する国内経済の打開策として中国人富裕層を狙うことは必須。
・中国人の訪日旅行における一人当たりの消費額は17.5万円
・中国政府の現金持ち出しの規制があるため、中国で普及しているデビット・カード(銀聯カード)を使用可能にした大手百
貨店やスーパーマーケットが一人勝ちしている
・今後、中国政府や日本政府の規制緩和が緩むと、個人旅行者などによる訪日予備軍は500万人にのぼる
・中国からの大型客船対応のフェリー岸壁の整備はもちろんのこと、観光バスが駐車場整備が必須

確かに、これからは中国市場を狙うことは重要だろう。
でもちょっとよく考えてほしい。
流行やライフスタイルの潮流を考えるとき、ヨーロッパは20年先、アメリカは日本の10年先を行っており、逆に、韓国は日本の10年前、中国は20年前・・と定義できるらしい。
これは、村上春樹などの流行小説を手がけてこられた元編集者の高橋一清氏から教えていただいた。
実際、村上春樹は、この潮流を理解し、あの初期の代表作である「風の唄を聴け」や「中国行きのスロウ・ボート」などを生んだ、とのことである。
前者が日本の一歩先を行く(といっても、ロスト・ジェネレーションと呼ばれる虚脱感の世代にある)アメリカ探しがテーマであるならば、後者は正にタイトル通りスロウな中国。自分探しの神戸の港町をクロスロードに対局にあるアメリカと中国を俯瞰していたと捉えることができる。

つまり、今の中国は80年代のバブルに沸いた日本人そのままなのである。
日本人がヨーロッパに行って、高級ブランドを買いあさっていた時代を映しているわけだ。

このように考えると、“世界の潮流”というのは実に面白い。
まるで、ひとつの生き物みたいだ。
今、ようやく、あの当時のヨーロッパ並みに成熟した日本。

外国人観光客は中国人だけではない。
間違っても、中国人観光客を狙うなと言っている訳ではない。環境や伝統文化を大切なものとして意識する欧米人にも評価してもらえるような地域をクリエイトしていかねば、これから10年、20年先の日本の観光は廃れると警告したい。

金曜日, 9月 26, 2008

日本の夜明けは西から

華々しい北京オリッピックの世界祭典が終わり、やはり、恐れていた最悪のシナリオ、、、、世界大恐慌。
これで、中国のバブル経済発展も遂に完全崩壊か。

サブプライムに端を発した、今回のリーマン・ブラザーズの破綻劇から金融大不況は、世界大恐慌の様相を呈し、
好景気に沸いていたイギリスですら、ブラック・マンデイの月曜日の朝は、まるで80年代の日本のバブル崩壊のようだった。
週明けから、こんなヘビーなグローバルな経済危機な状況なのに、
日本の地上波では事故米問題やら総裁選ばかりをやたらと強調していた。
だから、今週は、深夜から朝方までアメリカbloombergTVやCSBCTVでの世界中の緊迫した経済市場動向に釘付けだった。

でも、麻生新内閣には個人的にエールを送っている。
全治3年という日本経済を立てほしいし、
こういう時代だからこそ、日本の底力を発揮してもらえるような政策を
心から望んでいる。

それと麻生さんが九州人であることもいい。
新しい時代は、いつも、西から。
薩摩に長州、土佐・・・

昨日から、僕は博多で、「観光庁発足の記念フォーラム」に参加し、
九州の観光キーマン達の熱い情熱に耳を傾けながら、
新しい日本の夜明けが近いのを、なんとなく感じ取っていた。
「観光庁」の発足は、地域にとっても、そして、プロデューサーの僕にとっても、
本当に大きなチャンス!

そして、博多から僕にとっては第2の故郷のような天草に再訪し、多くの友人や知人と再会を喜びあい、
「天草・八代の観光まちづくり」に向けて、
グローバルな視点を入れた新たなプロジェクトの抱負は膨らむばかり・・・

水曜日, 9月 10, 2008

沖縄ヤンバル(大宜味村)の地域ブランド認定式



先日、沖縄県庁にて大宜味地域ブランドの助成事業認定式が行われた。
僕はプランナーとして、裏方に完全に徹し、地域の人たちの手によって、孫の世代に誇れる
21世紀の大宜味ブランドをクリエイトしていく。
具体期には環境保護型観光産業の創出である。
確かに一筋縄では解決しない、難しいテーマではあるけど、地域の人たちとともに、
じっくり時間をかけて、後世に残るいい仕事をしたい・・・

そして、ヤンバルでの活動拠点も用意していただいた。
聖地・七滝の轟音が木霊する本当に素敵な場所です。
七滝の麓!夢のような話です!

土曜日, 9月 06, 2008

新しいオフィス




9月から新しいオフィスに引っ越し。
といっても、同じビルのしかも同じフロアー。
これまでのSOHO事務所から、ぐぅ〜んと広くなり、ようやく事務所らしくなってきました。
静かに静かに・・、自分と向き合いながら、スローにスローに、そして時代とコミットしながら、
いい仕事をいっぱいしていきます!

神戸に来られたら、是非、遊びにきてください。

ホームページもリニュアルしてスッキリしました!
www.moonsault.co.jp