日曜日, 11月 21, 2010

こころが軽くなる言葉


『一生懸命努力する
あとはすべて、おまかせしょう。』
・・いい言葉でしょう?!

未だ抱えている困難な問題が解決したわけじゃないけど、なんだか、プレッシューから解放されたような、
そんな爽快な気分に包まれている。

それにしても、ここ最近、夜空の月が眩しくて美しすぎる。
God Watch Over Me!

ディランの“Modern Times”のレイド・バックした脱力感なリズム・アンド・ブルースとThe Black Eyed Peasの最先端モードのサウンドを惚れ惚れしながら聴き込めるぐらい体調と精神が回復してきました。
まぁ、この2つの全く異なるアーティストを引き合いにしているぐらいだから、未だ、分裂症であることに違いはないけどねっ。

木曜日, 11月 18, 2010

恐怖と仲良くなる


昨日から(確か?)、自分のパソコンのトップページに設定しているappleのサイトに突然ビートルズの白黒の写真が現れたので、なんだか嬉しい!
たぶん、ホワイトアルバムの頃の写真だと思うけど、この頃の4人って、最高にcool!かっこいい。
ビートルズって、億万長者っていうイメージがあるんだけど、先日、CSでイギリスのテレビ局制作のドキュメンタリー番組を観ていたら、意外にも、初期の頃は、印税が95%も国に搾取されていて、結構、お金には苦労していたそうだ。
A hard days night...とか、その頃。
この写真は、印税から逃れるビジネスモデルをようやく見つけて、すこぶる大金持ちになっていった頃のビートルズで、名作サージェントを世に出して自信満々のとてもいい顔している!

さて、話は変わって、、ここ最近は、人間がリアリティといかにして向き合っていくのかってことを、真剣に考えている。

例えば、精神的な旅立ちをするということは、見知らぬ地を求めて小さな舟に乗りこみ、大海原に船出するようなものもの。
船出という直感のひらめきを得たならば、遅かれ早かれ必ず恐怖に襲われる。すべての冒険家のごとく、僕たちは向こうに何が待ち受けているかを知りたくて旅に出るわけだ。
しかしながら、実際、自分の持っているものに直面するだけの勇気を持ち合わせているかどうかもわからず、旅に出るわけだ。
これは、チベット仏教徒のペマ・チュードゥン氏の言葉。

翻って、起業家も、同様のインスピレーションと不安を抱えながら冒険旅行をする。
絶望感、そして、恐怖という現実をくぐり抜けねば、前へは進めない。
そして、地平線の向こうには、成功の保証さえも無い。それでも、前進していく。

チュギャム・トゥルン師のアメリカ人弟子であもあるペマ氏は、
あくまでも、現実(リアリティ)に止まれることを説く。そして、瞬間瞬間に現れ、苦しめていく「恐怖」と、どのような姿勢で向き合うべきかについて説いてくる。

ビートルズが極めた世界のなかにも、きっと、このような精神世界の入り口があったはず。

水曜日, 11月 10, 2010

前世って信じますか?


もう5年ぐらい前のことだけど、四国のとある県庁所在地で、他人の前世を視ることができるっていうスピリチャルな女性と出会ったことが会った。

それで、早速、僕の前世を鑑定してもらったところ、
「毎日、山の頂きにある村々を訪れては、そこに住む村の人々を慰めたり喜ばせるために山を往復していた。赤と黄色の服を着て、ラスタカラーの小さな太鼓のようなものを肌身離さずもっていた。(これが僕の宝物だったそうだ)」

当時は、この鑑定結果は、正直、理解できなかった。アフリカか南米のペルーの辺りか?こんな辺鄙なところで、僕は、何を目的に人生を送っていたのだろうか?っていう素朴な疑問があった。

でも、ここ最近、ようやく、その答えがわかった。
きっと、前世はチベットで小僧をしていたのでしょう。
ラスタカラーの小さな太鼓は、マニ車なんだろう。

今、こんなにもチベットが好きなんだから、納得だ!

火曜日, 11月 09, 2010

八方ふさがり。。からの打破


今年は、これまでの人生のなかでも、本当に苦労した1年だったような気がする。
人生のすべてを一時停止して、会社経営に全身全霊を集中してきた。
兎に角、八方ふさがりで、どこにどう転んでも、問題だらけ。

同じ場所を行ったり来たりしたり、いろんなやり方を試してみたり。。。
頼れる先人には、「これはあなたの成長のための糧となるのだから、自分で考えなさい」と突き放され試されたり。。
四六時中、あれこれと悩み、片時もそのことから頭が離れず、、と、あまりにも、そのハードな問題に、普通の人ならば絶対にノイローゼとか、心の病に罹るのではと思うぐらいの、タフな精神力が必要だった。

まぁ、最悪、どうしようにもならなかったら、すべてを手放して、この写真のチベットの聖地を探しに日本を脱失しようか!ぐらいの勢いだった。

まだ、その問題は、100% 解決したわけじゃないけど、今年も残り2ヶ月を切った今になって、なんとなく、ようやく出口の明かりが見えつつあるような、そんな嬉しい予感がする。
それにしても、会社経営って本当にハード!

NS銀行の経営破綻も、尖閣諸島問題も、第三弾の事業仕分けも、これらのニュースがすべて、不思議とすべて自分のビジネスに直結していたので、全くもって時代のうねりにのみこまれているので、これも因果だろう。

金曜日, 10月 29, 2010

選択なき認識


プラジュニャー(大いなる智慧)とは、多くの門を開けていく方法のようなもの。
プラジュニャーを通じて、人は空性(シャーニヤター)の真の意味を発見する。

それは、窮地に追いつめられるための方法である。
あなたには「これ」の中に、最終的に壁を通り抜けて逃亡しなければならないほどまでに追いつめられている。

そのためには、あなたは壁を「空」なるものとして見なければならない。
そうでなければあなたは永遠に逃げられない。

ー『心の迷妄を断つ智慧』チュギャム・トゥルパン著ー

火曜日, 10月 19, 2010

快楽と苦痛


仏教では、人の一生は無常であることを説く。
日々に、その瞬間に、「快楽」と「苦痛」が付きまとい、そして、繰り返され消えていく。
だから、できることならば、苦しみから逃れて、快楽を享受したい。
それ故に、愚かな人間は神仏に祈りを捧げる。
しかしながら、快楽の後には、また再び、苦しみがやってくる。
逆に、今あなたが苦しみの中にあるのならば、それは、幸せがやってくる前兆でもある。

だから、苦しみは、近いうちに大きな果報を受け取るサインでもあるし、
他人の苦しみをも慈しむことのできる利他心を発心するチャンスでもある。

逆に、快楽に溺れると堕落してしまうことさえもある。
幸せと快楽とは別である。
ダライ・ラマは、「人間を含め全ての生命には、幸せを求める権利がある」と説く。
この教えは、仏教の核心でもある。
だからこそ、「幸せ」の本質を間違ってはいけない。

快楽を追い続けることを手放して、そして、苦痛さえも取り入れて認める。
今の苦しみも快楽も、すべては自分が蒔いてきた種。つまりは、行ってきた行動によって生じる原因と結果によるカルマ(因果)なのだ。

だから、幸せの本質を理解し、明日から幸せを享受するためには、「幸せの種」だけを蒔けばよい。

火曜日, 3月 02, 2010

ブログの最終ゴールは「出版」なのかも知れない

最近は、Twitterの出現で140文字に慣れ、ブログを書くことが煩わしく感じるようになってきた。
mixiのように自分の日記へのコメントを返してもらって共感するという他力本願的な楽しみに対して、ブログにはその楽しみも少ない。
だから、ブログには、何らかのインセンティブが必要なのである。
例えば、こつこつと10年ぐらい毎日文章を綴れば、自分史の大作も出来上がるわけで、これを著書として自費出版するようなゴール。
ブロガーに自費出版を勧めるようなサービス。これって、もう既にビジネス・モデルがあるのだろうけど。

いずれにせよ、いつか本を出版しようかと密かに目論んでいる人には、ブログは捨てたもモノじゃない。

月曜日, 3月 01, 2010

Last.fmがあれば陸の孤島も怖くない

少し前なら、無人島にレコードを1枚持っていくならば...みたいなノリで、サバイバルな状況におかれた状態でも自分を癒し、かつ、永遠に飽きない、あるいは禅の世界観よろしく常に新たな発見を見いだすような1枚のレコードの自慢話というか趣味な話を語る雑誌の特集があった。

しかし、ポストWeb2.0の時代、いわゆる、クラウドコンピュータとか、ソーシャルネットワークが出現した現代、この手の話は全く戯言のようだと思う。

久しぶりにLast.fmにアクセスし、以前のβ版から大きく進化しバージョンアップした、この音楽趣味人にとっては言葉では言い表すことができないほど、凄いことになっていることに驚いた。
こりゃ、CDを買い集めることなんで全くナンセンスだ!し、まして、もうiTunesでDLも必要ないじゃないかって、思うぐらい。
とにかく、自分の好きな雰囲気の音楽を「アーティスト」で選べば、後は、勝手に浴びるよう、その傾向の音楽が流れ、知らないアーティストを発掘していく。
アーティストにとっては、知ってもらえることが最大のメリットとなるのだが、、

『別に、あえて今まで知らなかったアーティストを発掘する必要なんてない。』

実は、このようなリスナーの「言及」こそが、アーティストやレコード会社にとっての最大の脅威なのだ。
では、アーティストにとっての残る道はライブ。だから、マドンナはレコード会社との契約を破棄し、コンサートプロモーションと契約しているのだろう。

無人島に行こうが、陸の孤島であろうが、、ネットにさえ繋がっていれいれば、24時間、死ぬまで音楽を浴び続けることができる!時代なのだ。

あえて言わせてもらえば、ネットは確実に音楽産業を根底から崩している。だから、新しいビジネス・モデルが必要。このことをリアルに実感した。

以下、僕のLast.fmのプロフィール。
http://www.lastfm.jp/user/mitsunaka302

日曜日, 2月 28, 2010

Twitter,Ustremなどのソーシャル・メディアの可能性

ソーシャルメディアとは、インターネットを介して世界中に広がる「社会的な会話」の場をいう。
一部の企業では、これらのメディアを活用したマーケティング手法も取り入れられている。
数年前のブログによって、これまでの一方向的なwebの世界から、ユーザーがweb上に「情報をアップさせ、そして共有する」という大きな変革が生じた。
ブログやSNSが情報の静的な固まりであるのに対して、Twitterなどのソーシャル・メディアは、リアルタイムな新鮮な情報が、無数のwebサイトをまたぐように動的に流れている状態、いわゆる“ストリーム”という情報を、世界中の人々が発信し共有する仕組みであり、ポストweb2.0と呼ばれている。

金曜日, 2月 26, 2010

46回目のバースディ


46回目のバースディの日。
毎年のことだけど、誕生日前のジンクスってやつで、ここ最近は、頭も体も休眠状態だったけど、ようやくエンジンも再開って感じだ。

久しぶりにP-Funkとか、チベット密教の「ゾクチェン」にドップリハマっている日々。
伊藤健司氏の「ミラレパの足跡 チベットの聖なる谷へ」は、大げさではなく人生を変える一冊かもしれない。いつの日にか、1200年前に聖者ミラレパが歩いたチベットのヒマラヤ麓の秘境を旅してみたい。

相変わらず、沖縄と上海、そして神戸を往復する多忙な毎日を送っているけれども、今年の年度末は、これまで以上に殺人的なスケジュールをこなさなければならない。
そんなプレッシャーにも打ち勝って、1日でも早く自分の会社を軌道に乗せねば!
そして、ここ最近、ご縁のあった心通う友人達と、一緒に素晴らしい仕事ができることが、今年の最大の夢。

金曜日, 1月 22, 2010

那覇市の隠れスポット


那覇の久米にある福州園は、福州市と那覇市との有効姉妹都市を記念し、福州市からの資材と職人によって造られた本格的な中国式庭園。
琉球には福州から帰化した中国人も多い。
彼らは、政治家、学者、職人などの知識層と技術者。
そのなかには、あの客家もいた。

木曜日, 12月 10, 2009

ニューデリーのカレー屋さん


ベジタリアンになってから、定番の外食は、うどん・そば屋さんとインドカレー屋さんがメインだ。
うどんも、汁のだしに魚を使っていないのがベターだけれども、これはなかなか難しい。
インドカレー屋さんも、日頃活動している関西とか沖縄、それと出張中に、インド人コックがやっている店をみつけたら、とりあえず、チェックしている。
インドカレーって、正直、日本人の僕らの舌には、優劣つけられない。
だって、おいしさの基準がわからないんだもの。ということは、このビジネスは日本では参入しやすい業界なのかもしれない。

ちなみに、僕のインドカレーのおいしさの基準は、写真のニューデリーで食べた味。
辛すぎることなく、油っこくて胃がたれることもない。
そして、見落としがちだけど、ナンが焼きたてで美味しいかどうかってことが、すごく重要なんだ。

この店は、ニューデリーの友人でシンガーのプンツォック君(写真の人物)に連れて行ってもらった、彼の行きつけの朝飯屋。
これは、僕らの朝食風景。
とにかく、よく食べた。
(僕は、プンツォックのおかげで、インドで太ったぐらいなんだ!)

ちなみに、日本では、自宅と事務所のある六甲アイランドのナーナックって店がお気に入り。
ここは、本店がニューデリーにあるぐらいで、限りなく、この写真の店の味に近い。

土曜日, 11月 07, 2009

折り返し地点

インドの予言者から、君は最低でも86歳迄生きるだろうと言われたことがある。
その言葉を信じるとするならば、ようやく人生の折り返し地点を超えた地点にいるわけだ。

さて、自分ごとで恐縮ではあるが、今年は、僕にとっては人生で最も「試練」の年だった。
過去のこだわりを捨てて、新しいものを得る、あるいは、新しい価値観と習慣を身につけるということは、本当に辛く、耐えなければならないことだらけの連続の日々を過ごしている。
これまでの刹那的な生き方をしてきた自分からの脱皮するためには、もう少し、時間はかかるだろうが、努力を重ねていこうと誓った。
こういう心境になったのも、ムーンサルト・プロジェクトという自分が経営する会社との出会い、そして、多くの奇跡的な出会いに感謝してる。
ムーンサルト=月面宙返りまでは、未だ、たどり着いてはいないが、着実に月に向けた航海の途中というような心境。
サン・ラの“moonship journey”あたりがびったりのBGMかもね。

残り40年以上もあるが、これからの人生を、会社経営と趣味、そして、社会活動に捧げたいと思っている。
趣味では、大好きな「音楽」を極めること。
CDとか、ダウンロードとかよりも、50年代から70年代にかけてのあらゆるジャンル、あらゆる世界のアナログレコードを買いあさってみよう思っている。
それと、もう一度ステレオの前に戻っていきたい。

社会活動では、人権と動物愛護に、200%の本気モードでたずさわってみたい。

金曜日, 10月 23, 2009

中国ビジネスにおける「商社の機能」

これからの中小企業やベンチャーは、国内の内需に頼っているだけではなく、グローバルに展開していかねばならない。
中国ビジネスは、確かにリスクもある。しかし、13億人市場を相手にする可能性のあるビジネスモデルに何らかのレバレッジをかけて、競合他社に先んじて進出していかねば、生き残れない。

ビジネス・モデルを考える上で、下記の「商社の機能」が大いに参考となる。

1.商取引機能
2.情報・調査機能
3.市場開拓機能
4.事業経営機能
5.リスクマネジメント機能
6.物流機能
7.金融機能
8.オーガナイザー機能

日曜日, 10月 11, 2009

ベジタリアニズム!


ベジタリアンを実践している。
ビジネスでの接待や会食、友人達との宴会の時だけは、その場の空気を乱さないように、少しだけ、お酒と魚をいただく。
それ以外では、決して口にはしない。

ベジタリアンを始めてから、いろんな気付きがある。
例えば、動物愛護ということと、ロハスのこと。

個人的には、これから世の中は、ロハス思想からベジタリアニズムへと発展するだろうと予感する。
アメリカの1970年代のヒッピーカルチャーからの流れから注目されたホールフードやオーガニックがすっかり定着したように、こころと魂の健康のため、そして、地球や全ての命ある生き物のために、自分自身が口にする食べる物の選択から、食の安全や生産者や地球を守れる唯一の方法へと進化していくべきだろう。

キーワードを以下に!

・ビオディナミ(バイオダイナミック農法):人智学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した植物と天体の動きを体現した有機農法
・ABマーク:フランスのオーガニック表示。Agriculture Biologiqueを指し、農薬、殺虫剤、化学肥料などいっさい使用しない農法で生産された食品に記されるマーク。
・レンネット:哺乳中の子牛の胃から摂取した酵素をつかっていないチーズに付く表示。ベジタリアンの多い欧米諸国では、レンネット不使用表示がついているチーズが多い。
・パーマカルチャー:人間にとっての恒久的持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系のこと。パーマネント(permanent 永久の)とアグリカルチャー(agriculture 農業)。
・台湾素食:台湾は国民の人口の1割がベジタリアンという世界有数の菜食文化をもつ国。豆腐などで肉風・魚介風にアレンジする素食料理は、味、ボリュームとも最高。

木曜日, 8月 27, 2009

2009 Best Of Summer(2)

上から
・安徽省銅陵市での皆既日食記念式典の様子。制服の人は宇宙飛行士
・市政府による歓迎晩餐会。副市長、フランス上海領事らとともに
・日食記念ステージ。ワイドショーでよくみる将軍様の国のようなゴージャスさ
・安徽省の豪華な郷土料理
・日食はあいにくの曇り空だったが、あたりが一瞬にして真っ暗になる神秘体験
・長江流域の観光客皆無の世界遺産級の古いまちなみ







2009 Best Of Summer

今年前半のマイ・ベストはこんな感じ。

・Melody Gardoy “My One And Only Thrill”
・Bell Orchestra “As Seen Through Windows”
・Grizzly Bear “Veckatimest”
・Black Eyed Peas“E.N.D”
・Dirty Projectors“Bitte Orca”
・Allen Tossaint“The Bright Mississippi”
・Joe Henry“Blood From Stars”
相も変わらず、i-tuneストアーでダウンロード購入の日々。先日のi-bookのハードメモリー・クラッシュによって、約20枚のダウンロードファイルが丸々消去。こういうトラブルがつきものたが、やはり便利さ故にCDは買わないだろう。
メロディ・ガルドーは9月に待望の来日公演が実現。僕はデビュー当時からジュディ・シルの再来と評価してきた。
ベル・オーケストラは夏の終わりにぴったりのペンギンカフェを彷彿するようなクールな現代音楽。80年代にとりこになった実験音楽の延長ではあるが、トータスのジョン・マッケンタイアの参加で新たな領域へ。
グリズビーは、XTCのスカイラーキングのような感触をもったフォーキーな音。男心をわしづかみにするメロディとコーラス。
ブラック・アイド・ピーズは2009年夏の時点で最も最先端でクールなダンスビート。ワークアウトのBGMとして。
そして、ジョー・ヘンリーの最新作は、00年代の音楽シーンを代表する最高傑作の1枚かもしれない!新しくて古い音。プロトゥールズに頼らない音楽制作プロセスの原点回帰への挑戦状だ。2千円以下のCDだけど、2万以上もするあのニールヤングの初期のお宝を集めたNeil Young Archives 1 (1963-1972) が色あせてしまうだろう。

映画は、スラムドック$ミリオネアとグラントリノ。
特に、スラムドック。。
よって、ベスト・オブyoutube賞もM.I.Aのペーパー・プレーンズ

心に残った本は、ポール・ マッケンナの「億万長者脳」。
イギリスの催眠術師による内容はオーソドックスな自己啓発本だが、付録の催眠術CDが凄い!
もう、これで二度とお金に悩むことはないだろう!

旅の思いでは、中国で生まれて初めて体験した皆既日食と長江の自然保護区でみた野生のスナメリ。
皆既日食は、一瞬にして、あたりが真っ暗になり、神々しいほど神秘的な数秒間の体験だった。
そして、出張とはいうものの、ビジネスという枠や国境を超えた中国政府(銅陵市政府)の温かいもてなしに感謝

人生でも大きな転機があった。
チベット仏教カギュウ派の在家修行僧として帰依し、台湾在住の高僧リンポチェの弟子となったこと。
そして、去年、同じく台湾で偶然知り合った東京在住の日本人大富豪から実業界のイロハを学ばせてもらえる弟子の一人として認められたこと。
つまり、2人の師匠ができたわけだ。

木曜日, 8月 06, 2009

LSD(Long Slow Distance)でいこう

マラソンを始めて2ヶ月になる。
目下、12月のNAHAマラソン・デビューに照準をおいたトレーニングをしている。

人生や仕事を充実させるためにも、「走る」ことを日課とすることの素晴らしさを実感している。

この世の法則は全て、
「状態」→「行動」→「結果」というシンプルだけど普遍のサイクルだ。
現時点の状態が次の行動を生み出し、そして、その結果をもたらす。

だから、現状を改善して望むべき“いい結果”を得るためには“いい「行動」”を起こさねばならない。
これは、仏教でいうところの「因果の法則」。

「変えられるものを受け入れる心の静けさと、
変えられるものを変える勇気と
その両方を見分ける英知を我に与えたまえ」

LSD。。
60年代のヒッピーカルチャーのドラックではなく、ビートルズの名曲でフェイドアウトがギネス級に長い「“L”ucy in the “S”ky with “D”yamond」でもない。
マラソンでLSDは、ロング・スロー・ディスタンスのこと。
時間をかけて、ゆっくりペースで、長距離を走っていると、心も体も本当に気持ちよい。
しかも、i-podでお気に入りの音楽を聞きながら走ったりすれば、
エンドルフィンが放出されて、本当にハイになっちゃう。

何よりも、自己管理、時間管理などの仕事に通じるマネジメント能力も身に付くし、健康、深い睡眠というようなフィジカルとメンタル双方の効果もあるから、欧米ではエグゼクティブはみんな走っている。
いまでは、グレイトフル・デッドも、こちらのLSDでハイになって走っている。。。

21世紀は心の時代だという。
健全な体に健全な精神(心)が宿る。
だからこそ健康な体を鍛えるべきだ。
新鮮で自然に近い食べ物を。そして、肉食もやめてしまった。

僕がマラソンを始めたきっかけは、チベット仏教の師から座禅を教わっているとき、足が痛くて精神統一ができず苦悶しているときに叱咤いただいた次の有り難いお言葉から。

「君の頭脳は確かに素晴らしい。
世界をほんの少し変えるだけの智慧もあるだろうし、貧しい人々を救う技術をもっているかもしれない。
そして、インターネットで世界中の情報を瞬時に拾っては、まるで知ったかぶりだ。
でも、君は、こうして10分間すら精神を落ち着けて静かに座ることさえできないのだ。
座禅に耐えられない体である以上、君は精神世界を探求することも、仏教の道を歩むことも永遠に出来ないだろう」
という会話のなかから、座禅をマスターすることを目標に走ることによって体を鍛え直そうと発心したのだった。

日曜日, 7月 19, 2009

銀座のシャンソン

関西空港から皆既日食というスペシャルなイベントが楽しみな上海へ早朝出発。
安徽省銅陵市政府の日食記念式典と政府との商談のため8日間の中国滞在だ。
なんだかワクワク。

先日は、鹿児島の親友が経営する日本一素敵なベーカリー店のカナンで、その友人夫妻と数年ぶりの再会をした。
ちなみに、カナンに僕のお気に入りの音源をたくさん置いてきた。パリの下町にあるようなお店の雰囲気とマッチする音源をセレクトしたので、ぜひ、一度、この素敵な店とあわせてチェックしてください。
この店のパンは絶品、むちゃくちゃ美味しいです!

さて、夕べ、テレビで美和明弘さんが青春時代から愛してやまない銀座の街を彼自自信が紹介していた。
昔の日本の、とても、粋でダンディなかっこよさの源泉をみせてもらったような感じ。
それにしてもシャンソンっていい。
美和さんの存在を再確認したうえで、改めて加藤和彦の80年代の名作「Bell Excenttrique」を聴き直すと、加藤が美和さんをリスペクトしたうえで、当時の日本の歌謡曲の新たな可能性に舵をきろうとした試みがうかがい知れるのだ。
ちなみに、「Bell Excenttrique」は、1920年代のパリにオマージュを捧げたシャンソン風歌謡曲集。YMOを引き連れてバリで録音した、まったくもってバブルな時代だからこそ生まれた作品。

では、これから上海と日食を満喫してきます!