土曜日, 10月 18, 2008

尊い導師



この現世でご縁をいただいた二人の尊い導師。
カーギュ派 第37代チェ・ツァン法王と、
リンチェンドルジェ・リンポチェ

悲しみと苦しみに満ちた娑婆世界に、神仏の慈悲の光明を衆生に導き下さる尊い活仏。

チベット、インド、台北、京都と時空を超越し、そして、この地球上でお逢いできたことの奇跡に感謝しています。

2泊3日間のヤンバル


毎月第3週目は、地域ブランド委員会(大宜味いいとこ見つけ隊)への出席のため沖縄県大宜味村へ。
2泊3日の滞在中は、毎晩、夜明け前から早朝にかけて激しいスコールだった。

木々に落ちる雨音がとても気持ちよく、都会では不眠症の僕も、ぐっすり眠れた。
ここ最近、沖縄に行くと睡眠ガスにでもやられたように、眠くなる。

ジャングルに木霊するセミの声もやばいぐらい眠気を誘う!
あるいは悪霊の仕業なのか?

喜如嘉の家では、いつもいつも眠ってばかりいる・・・

火曜日, 10月 14, 2008

自分磨き

自分磨き、魂みがき・・・・とても大切なこと!

本日、朝から銀行との面接。もちろん、就職活動ではなく、事業資金の調達のためだ。
とってもヘビー。
そう、新しいプロジェクトに着手したり人材を確保するためには、このプロセスは欠かせない。

こういう修羅場を何度も経験し、スポンサーに対し、経営者としてのビジョンや勝算を語るたびに、
少しずつ自分が磨かれていくことを感じる。
自分の夢が具体的なものとなり、相手に納得してもらったならば、
それは自分の経営に対する思考や戦略も整理できている証拠だ。
サラリーマンでは経験できない。この経験を僕は大好きです。

失敗したら、もう一度やり直せば良い。
成功は失敗の数の多さに比例する。
だから、あえて困難にチャレンジする。
そうして、自分磨きを続けていく。

たとえば、近いうちに台湾での新たな事業が始まるが、言葉も通じない見知らぬ国で、
僅かな知人だけを頼りに開拓したことがきっかけだった。
なんてリスクなこと!をしたものだ。
でも、このプロセスを踏まねば、何も得られないし、何よりも、台湾の素敵すぎる人たちと出会うこともなかった。
僕は、この危険知らずで冒険心と好奇心に満ちあふれた自分を褒めてあげたい・・と、心からそう思うのだ。

月曜日, 10月 13, 2008

世界的金融危機

今回の世界的金融危機について、改めて整理してみたい。

米国大手証券会社リーマン・ブラザーズの負債総額は64兆円。
この数字がどれくらい巨額かというと、日本の一般会計予算に匹敵する。

サブプライムローン問題で米国に激震が走った際に、
グリーンスパン前FRB議長は、これは100年に一度の金融危機であると述べたが、正にそのときがきた。

一方でサブプライムローンの残高は130兆円もあり、まだまだ底が見えない状況。
民間金融機関に公的支援を行えば、財政赤字がふくらみ、ドル暴落と長期金利の高騰を招きかねない。
しかし、公的支援を行わねば、金融危機は一層長期化することに・・・

このように米国経済は非常に深刻な危機にあるのだ。

庭師ごとく地域社会とコミットする


自分の周りを取り囲む環境が急速に変化している。
だぶん、自分自身の心境の変化が原因だろう。
今日は伊勢でとある学会に参加したが、もう、僕の魂に響くものはない・・・

財政難に喘ぐ地域。僅かな助成金を目当てにしていても、それだけでは、埒があかない。立派な論文だって大抵はお蔵入りだし・・
同様に立派な芸術作品だって、「日の出」をみなければ意味がない。
だから、僕は、自分のインスピレーションとアイデアを信じ、それに実行力によって「日本の地域活性化」を実現したい。
人と人とを繋いだり、技術のイノベーションで・・

全てにおいてスローな日本。
ビジネスマンの立場で、政治、学者、宗教家とは異なる視点で、速いレスポンスでもって地域社会とコミットしていきたい。

実は僕の家系は、伊賀の地で代々庭師を営んできた。
庭師は、侘び寂びの世界観である茶道や禅とも共通する、大自然と人間との関わり方、静と動、タオ、季節感などの総合芸術であり、コスモロジーな哲学である。僕は、この庭師としてのDNAや美意識を地域プロデューサーとして現代に応用している。

一見して静かではあるが、思想や宇宙観によって緻密に設計され可視化されたダイナミズムな庭の世界。

僕が地域をプロデュースをする際にも、優れた庭師の思考法やプロセス、そしてコスモロジーを模範とすべく試みている。

いつもリスペクトするのは、ブライアン・イーノ(音楽家)と岡本太郎(画家・彫刻家)。
もちろん、偉大なる芸術家の彼らは庭師ではないけれども、彼らにも、それとおなじ空気を感じる。
イーノならばどう表現し、どんなプロセスを踏むだろう?ということを意識して仕事をしている。

日曜日, 10月 12, 2008

こんな時勢だからこそ、ワクワクします!

リーマン破綻から世界同時株価下落へ
日本も今週末の日経平均が一気に8000円台。それに輪をかけて円高ときているWow
昨日はまさかのREITの投資会社も倒産。そして、REIT関連株も連動して大下落。
REITは僕も投資を前向きに検討していたので、このニュースには驚きを隠せなかった。
日経新聞によると、今回の株安によって日本人一人当たりの平均で200万を失ったとのこと。
まったくもって、不景気な時勢。でも、僕にはその実感はないけどね(笑)

こんな低迷な空気に決して巻き込まれてはいけない。
どこ吹く風って感じで、邁進すべきだ。
最終的には日本を含めアジアはサブプライムの影響は少ないことが判明されるはずだから・・

例えば、もう既にレクサスのような富裕層向けの高級商品が売れなくなったとか、それによって外貨を稼ぐ大手メーカーの業績悪化とか、そんなニュースが飛び交ってくるだろうし、雇用者のボーナスにも影響がでて、確かに一見して悲壮感がますます露呈するだろう。
ちなみに話は変わるけど、「日本人の富裕層」って、見栄っぱりの一時の行動を指すそうだ・・・

僕は、別にレクサスに興味ないから問題ないし、給料に影響が出ても、贅沢しなければいい。
そうなんだ!僕らは贅沢しすぎている。
例えば、飽食。好き放題食べるていることがメタボの主因だし、これがやがて糖尿病や心筋梗塞などの重大疾患につながって最悪は命を落としてしまう。
だから、最低限の食事で、例えば1日の摂取カロリーを1200kcal程度に抑えさえすれば確実に痩せて、かつての健康な体に戻すことができるだろう。
要は「お米」があればいいのだ!今世間を騒がせている事故米事件は、日本人にもう一度お米の大切さを知らしめるための“テロ行為”だったということを果たして何人のヒトが知っているだろうか。

でも決して、粗食によって「悲壮」にならないこと。
例えば、リニューアルした今月号のGQマガジンをみてほしい(表紙は台北出身の金城武)。
世界恐慌どこ吹く風って感じのCool,Rich&Gorgeousnessだから・・
言ってることが矛盾している!って?
無駄で無意味なことをやめてしまって、Cool,Rich&Gorgeousness(別に、お金だけを対象にはしていない!)なライフスタイルへと変革する意識改革が必要なのだ。
このことを悟った今の僕は、ワクワクしてたまらない。
お手本に、今のモスクワや北京、香港、そして台北をもっと知るべきだ。
(こちらは、美しさに輪をかけたキョンキョンが表紙の今月号の『大人のOFF』をご覧いただきたい)

これらの街に共通するキーワードは、「24時間ノンストップで眠りを知らない街」であると台北で確信した・・・
モスクワで最もホットなナンバーワンFM局、Radio Montecarloが24時間流し続けるこの熱い音に耳を傾けてほしい!
そして、24時間彼らとともに踊り続けようではないか!
これが新興国の熱いリズムだ!!
ダンス・ダンス・ダンス
http://www.montecarlo.ru/

土曜日, 10月 11, 2008

Cool TAIPEI!

台北での5日間。
典型的なアジアンな生活感漂う下町から世界第二位のTAIPEI101という超高層ビルまでもが混沌と一体化する近代都市。
市民のスピード感のあまりの速さに陶酔し、そして、ダイナミックな発展を遂げる商都。
かたや日本は“スロー”をキーワードとするライフスタイルや経済活動の風潮が漂うなか、この台湾にもBRICs新興国にも遅れをとり、グローバリズムで距離を離されていくのだろうか。
100チャンネルを超えるTVでは、NHKの同時放映は当たり前で、日本の民法番組もほぼ網羅されて、
改めて、台湾人の日本贔屓であることを実感した。
日本に対する信頼の高さや憧れは半端ではないようだ(この点が中国、韓国にはない)。

実は、今回の僕の台北におけるプロモーションの目的が、これらのトレンドを掴むことであった。
要するに停滞する日本の、特に地方再生のために「台湾パワー」に活路を見いだしたいのだ!
旅立ちまでは、そんな雲をつかむような話!?と自分でも正直半分以上は夢物語だったのが、
たったの5日間で、出会ったビジネスマンや台湾政府の官僚の数はなんと、100人!
彼らとの商談によって、この夢は現実となり、また、来月には再訪問して、この国での僕にとっての第一弾のビジネスがスタートする・・・日本では考えられない異常なスピード感!
要は、「ここで何をやりたいか?」、「そのためにどうしてほしいのか?」さえ、きちんと説明できれば、
誰でも温かく受入れてくれる街なのだ!
でも、やはりモノごとはそんなに容易くはない。
台湾という華僑の世界にどっぷり浸かるには、それなりの勇気と試練への心構えが試されるのだ。

写真上から
◇世界第二位の高層ビルTAIPEI101・・なんと、たった6人の実業家の私費によって建てたられたというから驚きだ
◇馬総裁のスピーチ・・中台の緊張を改善し、winwinwinによって共に経済発展繁栄するアジア太平洋政策や内需拡大について語る
◇60元(日本円にして180円)でお腹いっぱいになる夜市(屋台)
◇仕事が終わったら、ホテル近くにあるバー(写真.彼女ではありません!)で冗談をしゃべりまくって、しめは極上の足裏マッサージへと通った




火曜日, 10月 07, 2008

沖縄から台湾、そしてグローバルに

熊本の天草・八代から沖縄県大宜味村、そして、台湾へと、
移動続きの日々。
10月5日から9日までの5日間、もうすっかりお気に入りの台北に滞在。
我が社にとって、ひとつの目標でもある中国ビジネス進出の布石となりそうな台湾・・

中国という巨大な市場に対して、
台湾のもっているポテンシャル、そして彼らの親日感情を活かし、そして、共に協力しながら、
これからのアジア太平洋地域の経済発展を享受し相乗的に成長することを目論んでいる台湾の政府や経済界。

馬英九総統の中国友好政策も功をなして、ここ台湾の位置付けや重要性が明確になってくるだろう。

今回の訪台の目的はTaiwan Business Alliance Confenceという国際会議への出席だった。
これからは、日本国内だけという狭い視野ではだめ。アジア太平洋地域というグローバルな視点に立ってみてこそ、これからの勝算やビジネスチャンスが溢れていることを現実として感じられた

水曜日, 10月 01, 2008

桟橋から“中国行きのスロウ・ボート”へ乗り込もう

今日から10月。世間では新年度としてスタートする企業も多いことだろう。
昇格とか人事異動で職場の空気も入れ替わる日。
あの松下電気産業もパナソニックとして社名変更したそうだ。

行政では、本日発足した観光庁に期待している。
2000万人の外国人旅行客の誘致目標を掲げており、これが達成することで現在の少子高齢化で減少したGDPを補えるとの心強い経済波及効果の試算もある。
麻生総理の言う「観光を通した地域振興」の実戦部隊となる。
その観光庁発足を記念した全国リレー形式によるシンポジュームがようやく関西で決定した。
初代観光庁長官の本保氏、奈良県知事、京都市長、関西空港会長などの蒼々たる面々が発言される。

http://www.travelnews.co.jp/2008/09/kankou080930.html

先日の日記にも書いたように、対アジアを全面的に打ち立てた九州ブロックでのシンポジュームがとても好評だったので、
日本を代表するインバウンド観光地である京都のある関西の地で、どんな話題や具体的な戦略が提起されるのか期待したい。

さて、これからの日本が観光立国としてグローバルななかでブランド確立していくためには、どのようなアクション・プログラムを描くべきであろうか。
以下に今週号の日経ビジネスの記事を抜粋する。

・100万円の真珠や高級時計を買い漁る中国人買物ツアー客が九州に上陸。
・低迷する国内経済の打開策として中国人富裕層を狙うことは必須。
・中国人の訪日旅行における一人当たりの消費額は17.5万円
・中国政府の現金持ち出しの規制があるため、中国で普及しているデビット・カード(銀聯カード)を使用可能にした大手百
貨店やスーパーマーケットが一人勝ちしている
・今後、中国政府や日本政府の規制緩和が緩むと、個人旅行者などによる訪日予備軍は500万人にのぼる
・中国からの大型客船対応のフェリー岸壁の整備はもちろんのこと、観光バスが駐車場整備が必須

確かに、これからは中国市場を狙うことは重要だろう。
でもちょっとよく考えてほしい。
流行やライフスタイルの潮流を考えるとき、ヨーロッパは20年先、アメリカは日本の10年先を行っており、逆に、韓国は日本の10年前、中国は20年前・・と定義できるらしい。
これは、村上春樹などの流行小説を手がけてこられた元編集者の高橋一清氏から教えていただいた。
実際、村上春樹は、この潮流を理解し、あの初期の代表作である「風の唄を聴け」や「中国行きのスロウ・ボート」などを生んだ、とのことである。
前者が日本の一歩先を行く(といっても、ロスト・ジェネレーションと呼ばれる虚脱感の世代にある)アメリカ探しがテーマであるならば、後者は正にタイトル通りスロウな中国。自分探しの神戸の港町をクロスロードに対局にあるアメリカと中国を俯瞰していたと捉えることができる。

つまり、今の中国は80年代のバブルに沸いた日本人そのままなのである。
日本人がヨーロッパに行って、高級ブランドを買いあさっていた時代を映しているわけだ。

このように考えると、“世界の潮流”というのは実に面白い。
まるで、ひとつの生き物みたいだ。
今、ようやく、あの当時のヨーロッパ並みに成熟した日本。

外国人観光客は中国人だけではない。
間違っても、中国人観光客を狙うなと言っている訳ではない。環境や伝統文化を大切なものとして意識する欧米人にも評価してもらえるような地域をクリエイトしていかねば、これから10年、20年先の日本の観光は廃れると警告したい。

金曜日, 9月 26, 2008

日本の夜明けは西から

華々しい北京オリッピックの世界祭典が終わり、やはり、恐れていた最悪のシナリオ、、、、世界大恐慌。
これで、中国のバブル経済発展も遂に完全崩壊か。

サブプライムに端を発した、今回のリーマン・ブラザーズの破綻劇から金融大不況は、世界大恐慌の様相を呈し、
好景気に沸いていたイギリスですら、ブラック・マンデイの月曜日の朝は、まるで80年代の日本のバブル崩壊のようだった。
週明けから、こんなヘビーなグローバルな経済危機な状況なのに、
日本の地上波では事故米問題やら総裁選ばかりをやたらと強調していた。
だから、今週は、深夜から朝方までアメリカbloombergTVやCSBCTVでの世界中の緊迫した経済市場動向に釘付けだった。

でも、麻生新内閣には個人的にエールを送っている。
全治3年という日本経済を立てほしいし、
こういう時代だからこそ、日本の底力を発揮してもらえるような政策を
心から望んでいる。

それと麻生さんが九州人であることもいい。
新しい時代は、いつも、西から。
薩摩に長州、土佐・・・

昨日から、僕は博多で、「観光庁発足の記念フォーラム」に参加し、
九州の観光キーマン達の熱い情熱に耳を傾けながら、
新しい日本の夜明けが近いのを、なんとなく感じ取っていた。
「観光庁」の発足は、地域にとっても、そして、プロデューサーの僕にとっても、
本当に大きなチャンス!

そして、博多から僕にとっては第2の故郷のような天草に再訪し、多くの友人や知人と再会を喜びあい、
「天草・八代の観光まちづくり」に向けて、
グローバルな視点を入れた新たなプロジェクトの抱負は膨らむばかり・・・

水曜日, 9月 10, 2008

沖縄ヤンバル(大宜味村)の地域ブランド認定式



先日、沖縄県庁にて大宜味地域ブランドの助成事業認定式が行われた。
僕はプランナーとして、裏方に完全に徹し、地域の人たちの手によって、孫の世代に誇れる
21世紀の大宜味ブランドをクリエイトしていく。
具体期には環境保護型観光産業の創出である。
確かに一筋縄では解決しない、難しいテーマではあるけど、地域の人たちとともに、
じっくり時間をかけて、後世に残るいい仕事をしたい・・・

そして、ヤンバルでの活動拠点も用意していただいた。
聖地・七滝の轟音が木霊する本当に素敵な場所です。
七滝の麓!夢のような話です!

土曜日, 9月 06, 2008

新しいオフィス




9月から新しいオフィスに引っ越し。
といっても、同じビルのしかも同じフロアー。
これまでのSOHO事務所から、ぐぅ〜んと広くなり、ようやく事務所らしくなってきました。
静かに静かに・・、自分と向き合いながら、スローにスローに、そして時代とコミットしながら、
いい仕事をいっぱいしていきます!

神戸に来られたら、是非、遊びにきてください。

ホームページもリニュアルしてスッキリしました!
www.moonsault.co.jp

木曜日, 7月 31, 2008

ニック・ドレイクとジョニ・ミッチェルの娘たち




台北から戻ったのも束の間、今日は7月の最終日ということで、
様々な〆切が重なり合って、相変わらずドタバタしている。
これから伊丹空港より羽田にすっ飛んで、とある助成事業のプロポーザルを駆け込みで提出してトンボ帰り(笑)
いつもながら、ギリギリ癖が治らない・・

さて、ここ数日、久しぶりに大量の新作CDを購入。
それも、新人女性ものを中心に・・
8枚ぐらい買った。

先ず、Amy Winehouseの“Back To Black”
60年代そのままんまのコスプレ状態のイケイケな音。
僕はこういう大胆かつ迫力ある音が大好きです。

どうやら今、イギリスのシーンではAmyのような60年代を彷彿する白人ソウルが盛り上がっていて、
つぎのDuffyの“Rockferry”なんかは、60年代にイギリスで活躍した白人ソウル歌姫のダスティ・スプリングフィールドのそのままんのパクリ。
60年代に青春を送った団塊の世代でダスティを知っている人には、もう、孫と一緒に楽しめちゃう訳です。
これには、僕もびっくり。
ちなみに、僕はダスティのリアルタイムなファンではありませんが、
この2枚のイギリス発のソウルな音を娘と一緒に楽しんでいます。我が家のヘビーローティション!
彼女はUKチャートで1位をとったりして、イギリスのポビュラー・シーンって、ホント、マニアックですよね。

実は、これらの音の裏には、ニック・ドレイクというイギリス人シンガーとジョニ・ミッチェルに共通する
ソウル、フォーキー、ジャズといったジャンルを超えたアバンギャルドに挑戦しようとする、
強い意気込みが感じられるのです。
それは、閉塞する時代感、軽薄短小な今のラップやポップスに対するアンチさ。
だから、彼女たちはニック・ドレイクとジョニ・ミッチェルの間に生まれた娘たちと評されているそうです。

そんななかで、僕にとっての決定打は、Melody Gardotのようなアーティストがようやく00年代に出現してきたこと。
ニック・ドレイクとジョニ・ミッチェルの間に生まれた娘そのままの彼女。
交通事故によって深い傷と障害を持つ彼女の唄は、
その人生観を映すように痛々しい。
例えば、ローラ・ニーノやJudee Sillのような絶望的な凍った世界。
ある雑誌で、“彼女の唄には、ローラ・ニーノが悲しみのなかにちらりと見せた優しさを感じる”みたいな
出来すぎた評論があった。この喩えに共感! 全く、その通りなシンガーです。
アバンギャルドな21世紀のジャズは彼女のようなシンガーソングライターから生まていくのでしょうね。きっと・・

ニック・ドレイクとジョニ・ミッチェルの間に生まれた娘・・・
実は、今年のサマーソニックにこの匂いがする、これからの女性アーティストが続々と登場する・・

水曜日, 7月 30, 2008

台北40 hours 〜謝謝



台北の旅は大忙しだった。
深夜、空港に到着し、翌々日の早朝には帰国した。
滞在時間は、たったの40時間弱。
が、しかし、そこで出会った人は数えきれず・・

滞在期間中に付きっきりでお世話してくださったガイドの女性に
「あなたの雰囲気はとても台北とマッチしている!」って言われたけど、
そう指摘される前に、自分がこの街、そして、台湾人と接するときの彼らのスピード感やフィーリングに心地よさを感じていた。
まぁ、それぐらい、台北の街が好きになった訳です。

そして、これから、今回招待いただいた台湾企業とビジネスを通じて、
この街に頻繁に通いつめて、そして、自分の商売の腕も磨かせていただく。
なんと言っても、この街には商売上手な華僑がたくさんいますから・・・

てな感じで、今回も素晴らしく刺激的な旅だったわけです。
謝謝





(追記)
滞在中は、台風が近づいていて、強風と大雨の台北市内。
帰りの早朝便が飛び立つ頃に大接近。
前の晩、台北のみんなから、「絶対、帰れないよ〜」って心配されたり、
「あきらめなさいよ・・明日の晩、またまた楽しい台北の夜市に連れて行ってあげるから〜」
みたいなノリで、みんなニコニコ顔。
でも、結局、飛行機が飛んで無事アデオス!
帰国したその晩は、台湾から何本も携帯に電話がかかってきて
「あんたは、強運の持ち主だよ〜参った」
こんな楽しい一幕もありました。
でも、心の底では、もう一泊、ゆっくりと台北の夜の街を一緒に満喫したかった




写真上から
・台北の超一等地で台北市街が見晴らせる新しいオフィスの社長室でご機嫌のTeresa社長(壁の写真は私とこの企業を結びつけてくださったチェ・ツァン法王)
・この会社が制作したDVDをプレゼンしてくれたオフィス・レディ
・台北一人気の菜食中華レストランにて・・お世話になった施さんと上原さん(在日台湾人)

土曜日, 7月 26, 2008

なじみのラウンジから


本日、旅にでます。
台湾の台北へ
久しぶりの海外。
台湾のとある財閥の本社移転を記念したティー・パーティに招待されました。

ここは、なじみの成田空港南ゲートの全日空ファーストクラス・ラウンジ。
この静かなエグゼクティブな空間で、ワイン飲みながら、
旅の始まりと、出会いを予感するワクワクしたひと時が一番好きです。

月曜日, 7月 21, 2008

BBQパーリィ〜



























































WEBER日本支局普及委員でBBQの達人の僕が?!、久しぶりにパーティを主催しました。
場所は、六甲アイランドの北埠頭。
東京からシンガーソングライター、ブラジル人歌手の息子、ノルディクウォーキング・インストラクター、エンジニア、オーストラリア留学生などなど・・・
国籍も年齢も職業もバラバラの20名。
飲んだアルコールはタイガービール(1ケース)、えびす黒6本、泡盛一升、コーラー(1ケース)、ジンジャー(1/2ケース)
ミニライブもあって、死ぬほど楽しかった!
来年はPA持ち込んで、DJもやろう
ちなみ美女に囲まれた青年はブラジル人シンガー、ジョゼ・ビニェイロ氏の息子太一クン

日曜日, 7月 20, 2008

Shuggie Otisの世界


偉大な音楽家、ポール・マッカートニーとバート・バカラック。
ガキの頃からリスペクトし続けている。
ビートルズの名曲は全てマッカートニーによる功績だ。
個人的にはジョン・レノンはどちらかと言えば嫌いなタイプ。特に、「イマジン」は好きになれない。
そんなことはどうでもいい・・

先月から、月の半分を沖縄と熊本で半分ぐらいを過ごしている。
久々に神戸に戻り、メローな摩天楼の夜景を眺めていると、
Shuggie Otisを聴きい気分に・・

Shuggieは70年代のアル・クーパーとの“スーパー・セッションVol2”というアルバムでデビュー。
クーバーが、無名のShuggieという天才少年ギタリストを発掘しセッションした作品。
このアルバムは既に廃盤になっているけど、大好きだった。

70年代のサンフランシスコ・ソウルに分類されるのだけど、
このアルバムと同じ空気が流れているのは、ブラジル人Marcos Valleの“Previsao do tempo”というアルバム。
こちらも70年代のレア。

そして、現在、この二つのアルバムにインスパイヤーしているのが、イギリス人のSean O`Hagen。
彼のバンド The High Liamasによる一連の作品は北欧を旅したとき聴きまくっていた。

僕は、このラインナップがシスコ、リオ、ロンドンの時空を超えた同じ空気を感じる。
そんなことを感じつつ、肌身離さず愛用しているグリーン色のi-pod Shuffleでイヤホンから流れててくる
音にほくそ微笑み、そして、最後にはバート・バカラックに戻っていくというような、
そんな空想的音楽鑑賞を楽しんでいるリスナーなんです。

月曜日, 7月 14, 2008

運命だけでは出会えない人と出会う方法!

人と知り合うことの重要さ。

人と人との出会いは、運命によるものだと思い込んでいた。

でも、自分が知り合いたいと思う人は、決して、タイムリーにやってくるものではない。

確かに、僕は、人との出会いに恵まれ、多くの素晴らしい友人やビジネスパートナーに囲まれている。

いつも、僕の小さなオフィスに訪れてくれる事業家の大先輩がいる。
初老のその方のヴィジョンが宇宙的に大きくて、まだ、経営者としてスタートした僕は、ためらいと羨望のまなざしで彼の姿に憧れている。

経営のことをハンズオンで教えてくれる彼。

そして、僕のビジネスとは違う、桁違いのビジネスチャンスを与えてくれる大らかさ。

経営者は孤独ではあるが、時にして、こういう人からの支援は日常茶飯事のようだ。

なぜなら、いざというときのためのネットワークでもあり、そして、お互いが成長することで、利益があるから・・

「君は○○さん(有名な財閥の方)を知っているか?」と彼。
「自分には、そんなネットワークありません」と僕。

人と繋がっていくことはビジネスの基本。
どうせ、繋がるのであれば、できるだけ社会的にインパクトのある人や大志をもっている実業家であるほうがよい。
10万を稼ぐのも、1億も、そのエネルギーはさほど違わない。
だから、大きく物事を考えていくこと!

ほぼ、毎日、彼とこのような刺激的な会話を楽しみながら、
彼のリクエストするビジネス論に一歩一歩、近づいている。

水曜日, 7月 09, 2008

大宜味ブランドをプロデュースします


独立起業して、初めてのビックプロジェクトとなる「大宜味・地域ブランド化事業」。
この事業の総合プロデューサーをします。

大宜味村は、沖縄本島北部ヤンバルに位置する日本一の“長寿の村”として知られる村。
3年前、僕はここの聖地、七滝に惹かれ、そして、この滝の麓でカフェを営みながら日本野鳥の会員でNPOやんばる森のトラストを主宰する市田さんとの運命的な出会いがあった。このことは、過去、このプログの記念すべき最初のページに紹介した。

大宜味村は、豊かな自然の宝庫、芭蕉布の伝統産業、ウンガミを始めとする文化人類学上でもユニークな祭祀、長寿食、そして、森の妖精“ぶながや”と豊富な資源に恵まれている。
その一方で深刻な高齢化、基幹産業である1次産業の後継者不足、昨今の公共事業の圧縮によって建設業が軒並み衰退した。これによって若者の就業の場が極めて悪くなっており、これによって少子高齢化のスバイラルから抜け出されずに苦しんでいるのが現状だ。

このような状況を憂いて、島袋村長が年始に表明したのは、「環境保全型観光産業への転換」だった。
豊かな自然や文化・風土を資源として、この村に公共事業に代る新たな観光産業としてエコ/グリーンツーリズムを創設する地盤をつくり、若者が起業しやすい環境に整備するのだ。
今回、僕のミッションは、この村長の政策方針を実現化させるための地域ブランド戦略である。

答えはあるが、その方法論はない。
これがポイント。その方法論の糸口は、行政の力だけでは見つけ出せないだろう。
だから、プランナーやコンサルタントの時代は終焉し、地域プロデューサーやクリエーティブ・ディレクターの活躍が期待されているのだ。
僕はもう行政の下請けではない。彼らと対等で、どちらかと言えばオブザーバー的な立場にいる。
そして、その基礎にあるのは、お互いが信頼しあっている関係であることだ。

例えば、もう、行政にはお金がない。
だから、行政の委託金をあてにする従来のビジネスモデルは破綻する。
でも、視点を変えてみると、実は、お金は市場にジャブジャブと使い道に困り有り余っているのが現状だ。
この金脈にアクセスする方法を探しだし、地域に還元していかねば活性化はあり得ないのだ。
これもポイント!もう公共事業には頼れないのだから・・

前にも書いたが、僕は活動拠点の半分を沖縄に移すこととなる。
神戸と沖縄を行ったり来たりの生活。
沖縄から更に台湾、フィリピンへと活動範囲を広げてみたい。

月曜日, 7月 07, 2008

島サバ(草履)を履いてどこへ行こうか!?


島サバとは、魚の“鯖”のことではない。
沖縄のゴムゾウリのことだそうだ。

やんばるのジャングルの開拓地に、陶芸家のKさん夫妻のお宅がある。
ジャングルに囲まれた庭はきれいに掃除されている。
ご主人と中学二年の娘さんの三人住まいの古民家も素敵だ。
どこかバリ島を感じる庭。

インド放浪旅の思い出、東京の芸大時代のこと、沖縄の文化や自然が壊されていくことへの怒り、
沖縄人の良いところと悪いところ、、、
お話は尽きない。

なかでも、印象的だったのが、芸大を卒業して沖縄に戻ってこられたときの、自然破壊の惨さ。
まだ、本土復帰前だったそうだ。
東京では、沖縄に帰る日を待ちわびては、島サバをはいてウチナーを歩きまわる自分の姿を想像してはワクワクしていたという。
でも、思い出の沖縄はそこになくなってしまっていた。
陶芸制作に集中するため玉城からヤンバルへ移住して20年。もっと自然を求め、さらに奥地へ、島へと移住計画中だそうだ。

ネパールのポカラにギジムナーというチベット難民が経営する宝石店がある。
この店は、彼女が友情の証として彼らに寄付したお店だそうだ。
ギジムナーとは、ヤンバルの精霊のこと。
沖縄の人がネパールに旅して、真っ先に、「ギジムナー」という言葉に惹かれ、店に入る。
そうすると、この店のオーナー夫妻はKさんとの約束を守る。

「日本人が困っていたら、助けてあげてほしい」という言葉。

Kさんとチベット難民夫妻との約束は、やがて大きなスピリットとなって、いまでも、日本、琉球、チベットとの心の交流を生み続けている。

今、僕は、沖縄本島北部の大宜味村に活動拠点の半分を移しつつある。
神戸と沖縄を往復する日々。
大好きな沖縄で仕事ができて、しかも、こんなにコアなウチナンチューに出会えたヤマトンチューとして、やんばるの自然保護や島の活性化に貢献できることを誇りに感じている。
Kさんには、今回、僕がプロデュースする地域ブランディング事業に参画いただいている。

月曜日, 6月 09, 2008

“聴かされた”ことからの始まり

幼稚園の頃、父の大好きだったグループサウンズが、我が家のチープなステレオから流れるBGMだった。
それから小学校5年でビートルズを聴きはじめたオマセな少年にとっては、リバプールから発せられるそのメロディやビートがとても懐かしく響いたものだった。それもそのはず、グルーブサウンズはビートルズやストーンズ、そしてモータウンからもろ影響を受けていた。
このように考えてみると、僕たちのような60年代始めに生まれた世代は、原始体験として聴かされてきた音楽が非常に豊かだったのではないと思う。
幼い時に何を聴かされていたかという経験は、その人の潜在的な音楽感性に大きく影響するのではないだろうか?
重要なのは、「聴く」ことではなく、「聴かせされる」ということ。
聴かされた、あるいは、聴いた、つまりインプットされることによって、自分の思考が決まり、取捨選択して「聴く」というアウトプット的に行為となる。

さて、最近は、CDが売れないそうだ。
音楽を携帯やMP3プレーヤーで聴いたり、買ったり・・・そして、消費パターンも随分と変わった。

音楽の素晴らしいところは、イマジネーションを膨らませれることだと思う。
例えば、未だ訪れたことのない見知らぬ土地の音楽を聴きながら、その情景をイメージしてみたり。
音楽によって、実に心が豊かになる。

最近は、例えば、かわいいジャズ風のムード音楽とか、ドラムが入っていない曲をコレクションしている。
ギターのソロだったり、パーカッションとギターだったり、あるいは、コーラスだけだったり・・・
こういう傾向の古い曲を中古レコード屋で探しながら、街歩きすることって、とても楽しい。
僕の住む港町神戸には、結構いい感じの古くから営業しているカフェもあって、昭和やグループサウンズの空気を感じることができる。

水曜日, 6月 04, 2008

His Holiness Drikung Kagyu visitd in kyoto


On 28th may, His Holiness Drikung Kagyu visitd kyoto for inaugurate a new Drikung Kagyu center.
This facilities are bases of the spread activity of Lamaism that lineages of the Kagyu school of Tibetan Buddhism in Japan.

A sacred Tibetan ceremony was held there. Human race's prayer to peace sounded and it extended. And the rain was stopped, as soon as rainbow in the blue heavens.

After ceremony me&my wife met with His Holiness ,and we talked about my planning what mr.Phonsok Ladakhi`s Japan tour and Tibetan festival in this autumn.He was pleased.
And he introduced us Rinchen Dorje Rinpoche who is the chancellor of new Drikung Kagyu center in Kyoto.

木曜日, 5月 29, 2008

Be kind to other people!


「何かを与えれば、代わりに得るものがある。それは“幸せ”だ。」
                    --ダライ・ラマ法王

自分のお金で自分のために買い物ばかりしていては、きりがない。
取得は本物の幸せを生み出さない。
だれよりも大きいボートも速い車も、決して手に入れることはできず、物欲のサイクルのなかを永遠に回りつづける。

でも、自分よりも幸運でない人に何かを与えれば、心が温かくなって、世界をよりよくしたいという思いが刻み込まれる。

そして、自分よりも「持っていない」人々を助けることは、人間として一番の義務である。


例えば、企業や組織の利益とか体制とかに固執するあまり、人間本来の菩薩心やこの義務を果たせない人があまりにも多い。
そういう人に限って、経済面ではリスクを犯しながらも自由奔放に社会のために活動する個人(たいていは、立場の弱い起業家やフリーランス)への風当たりが強い。

できるだけ、大きな心で、そして、常に上を見つめていこう!

そういう心境になり行動も伴えば、
最高級のシートに深く腰掛けながら、最高にハッピーでヒップな音楽に包まれているような人生を手にしたようなもの。

「心さえ定まれば、すべては成就する」
                 --柿坂神酒之祐 天河神社宮司

金曜日, 5月 16, 2008

聖なる静けさ〜天川村にて


風薫る5月。
久しぶりにネクタイをしめて、熊本へ出張した。
その窮屈さや重い空気と曇った気分を祓いたくなって、翌日は天河へ。
大都会神戸から2時間弱という物理的な時間距離にもかかわらず、平日の天川村は、聖なる静けさに満たされていた。
僕が初めて天河を訪れたのは1980年。それ以来、この村の空気は何一つ変わってないような気さえする。

天河では禊場の河原で瞑想した。天の川の流れのサウンドスケープが絶妙な『1/f』のゆらぎで、野鳥のさえずりと混じって、それはそれは心地よかった。

社務所で、龍村仁監督の『地球交響曲(ガイアシンファニー) 第一番スペシャルエディション』DVDを購入。
このスペシャルエディションには、この映画の20周年と、そして、天河のご遷宮20年を記念して「天河交響曲」の特典映像が付いている。
これは、龍村氏がガイアシンフォニーの構想を練り始めた20年前に第一番の制作過程で消えていった、天河神社の年間の神事の貴重な映像だ。
この映像は社務所のVTRでしか観られなったレアな作品。僕はこの映像を社務所で観てから、欲しくて欲しくてたまらず、神社にお願いしましたけど、結局、無理だった代物だったので、今回、購入できたこと、とても嬉しかった〜
ところで、龍村さんが天河神社の信者であることをご存知でしたか?
ガイヤ・シンフォニーには、天河の映像や神事が収められています。
そして、この映画の構想も、ここ天河で20年前にスタートしたそうです。

20年前の遷宮祭は素晴らしいかった!
こんな小さな山奥の過疎の山村に、世界的なアーティストを集結させてしまう柿坂宮司のその力に、言葉もでなかった。

月曜日, 5月 12, 2008

ストーンズ!


少し前から、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがルイ・ヴィトンの顔になっている。

今までヴィトンには興味なかったけど、こういう宣伝みると、気になるよね。
ヴィトンによるとロック界のアイコンであるキースを起用することで、ヴィトンのブランドイメージを孤高なものにしたいらしい。そういう意味ではヴィトンの戦略は大正解だと思う。

ストーンズのカッコいいエピソードで、「アメリカから通信販売で手に入れたチェス・レーベルのLPを小脇に抱えていたミック・ジャガーに、きみもチャック・ベリーのファンなのかとキースが声をかけた」というがある。

最近では、パイレーツ・オブ・カリビアンで、ジョニー・デップ扮する海賊ジャック・スパロウはキースをイメージしていることは有名。

かっこよく歳をとりたいと思う!

日曜日, 5月 11, 2008

明日から始動です!


大型連休も本日で終了。明日からは仕事に復帰。

昨日は、一日中雨だったので、結局、TSTUAYA住吉店にて10枚のDVDと3枚のCDをレンタルしパソコンにハードコピーするのに追われた(というのも、10枚以上借りたのにレンタル期間は1日のみ!)。
借りたDVDは、妻の好きな24シーズン5とユーゴスラビアのエミール・クストリッツァ監督の「黒猫白猫」と「アリゾナ・ドリーム」。それとイスタンブールの今の音を紹介する「クロッシング・ザ・ブリッジ」など・・

「黒猫白猫」は大好きなエミール・クストリッツァの世界を100%堪能できる映画!なので、お薦め。 東欧のバルカンのBGM音楽が非常に刺激的!
なによりも、この物語がhappy endなのがよかった!だって、「ライフ・イズ・ミラクル」は悲し過ぎたから・・

今日は、昨夜からの大量のDVDのハードコピー作業のため(いわゆる海賊版の作成?)お疲れモードだったが、夕方から東京から友人でソングライターのKOWさんが家に遊びにきてくれた。彼とは久しぶりの再会だ。

彼と三ノ宮で待ち合わするこことなり、少し早めに着いたので、久しぶりに元町界隈を散歩した。
最近オープンしたlacosteの三ノ宮店を覗き、行きつけの六甲アイランド店から異動した店員さんが元気に働いてる姿を確認し、かるい挨拶をした。

そして、噂の中古レコード店ハックベリーを探してしたら、行きつけのevianコーヒーの真ん前にあるのには驚いた!!
これから週末の元町界隈のいい散歩コースになりそうだ!
中古のジャズレコード探しと美味し過ぎる珈琲が楽しめる港町って素敵!

木曜日, 5月 08, 2008

久しぶりにゆっくりしたGW


久しぶりにゆっくりした今年のGW。(といっても、まだ進行ing・・)
読書、散歩、映画に費やしたリフレッシュな休日。
果たして、何日間休んだのか!さえもわからなくなるぐらい、毎日が単調な生活。

ねじれ国会の果て、結局ガソリンが値上げり、車で遠出してガソリンまき散らしたり、無駄な高速代を払う気になれず、ひたすら、家や近所の公園で読書したり、衛星の映画やドラマをハードディスクに録りためて鑑賞するというような日々。
この連休で読破した本の分量も半端じゃなかった。何を読んだのかさえも整理できないぐらいだけれども・・

そのなかで、久々に読み直したカルロス・カスタネダの『ドン・ファンの教え』の全シリーズ。ヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファンが何を言わんとしているのか考えをめぐらしているうちに
、平行して読んだ『ローリング・サンダー』によって、この謎の一部が40歳半ばにしてようやく解明しつつある、、っていうような日々。
こういう一連の精神世界の本を読むと、またまた、グレイトフル・デット熱が上がってきて、彼らの70年代のライブ音源のブートをダウンロードしては、かぶれたようにBGMで流し続けていた。
たぶん、前にもこのブログに書いたけど、春になると部屋の空気を通すのに窓を開ける機会が多くなり、そのついでにインセンスを焚くのが我が家の習慣となっている。
30年来愛用しているGANESHインセンスがこういう精神世界へと誘ってくれているのだろうか!

その精神世界のシリーズとは全く正反対にある小西康陽の『ぼくは散歩と雑学が好きだ』で、氏の音楽に対する愛情に圧巻され、ノックダウン状態に。
この本の影響でこれまで喰わず嫌いだったジャズにハマりそうな予感がする。
最近、なぜか、「音楽」にトキメキを感じなくなっている自分にとって、ジャズ、ラテン、ムード音楽、昭和歌謡と流れるアンチ・ロックなモンドなストリームは、これからの音楽人生で新たなの見知らぬ世界の扉を開いてくれたような一冊だった。

それと、70年代のに大量に刊行された片岡義男の角川文庫を古本屋であさっては、当時、高校生だった頃の空気や青空とか関西サーフシーンのメッカだった伊勢は国府浜の海を思い出してみたりした・

火曜日, 3月 25, 2008

桜の蕾がはち切れそうです

超多忙な毎日を送っている。
昼と夜が逆転したような、そんな不健康な生活。
夕べの月明かりの眩しさ!と言ったら・・・
もうすっかり、生命力みなぎる春の夜です。

夜、事務所に出社する六甲アイランドの歩道に植えられたソメイヨシノの蕾が膨らんでいた。
明日には開花だろう
蛍光灯に照らされている桜は、人間に騙されたみたく、もう咲いていた・・・

桜の咲くこの時期には、いつも、あの甘酸っぱい思い出がよみがえる
もう、遠〜い、過去の記憶。
サウダージな「春」

さて、毎年恒例の怒濤の年度末もあと残り僅か
今年最後の報告書を明日の午前中までに仕上げてしまわねば・・

そして、明後日は、「みちひらきまつり」!
懐かしい人たちとの再会。
楽しみ、楽しみ・・

月曜日, 3月 03, 2008

みちひらきまつりin比良八講 開催します!

みちひらきまつりが、2年ぶりに滋賀県に戻ってきます。
開催場所は、滋賀県近江舞子 雄松崎。
平安時代から厳かに受け継がれている、水の再生と魂の浄化を祈る儀式“比良八講”にリスペクトし開催します。
今回のアーティストも超豪華なラインナップです。
濃密な幸せな時間を“みちひらきフリーク”の皆さんと共にシェアいたしましょう!!

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
    みちひらきまつり in 比良八講
    〜光と水☆ヒビキあいの宴〜
音、唄、舞いによる 原始のヒビキを楽しんで 
人間と大自然の調和、人と人の絆をつくりましょう。
21世紀のこどもたちに残す清らかな水の再生への道をひらくお祭りです。


【日時】  3月26日 水曜日
      午前10時30分〜11時30分

【場所】 近江舞子 雄松崎(JR湖西線「近江舞子」駅下車、徒歩10分) 
     車利用/名神高速道路より京都方面へ〜京都東IC〜湖西バイパス
       「比良IC」琵琶湖方面へ3分    

【参加費】 無料

【出演者】・磐笛合奏/竜三、桑名晴子、小嶋さちほ、深田剛史 他
 *出演順*
  ・唄/小嶋さちほ(ライアの演奏と共に音霊、言霊を響かせる)
  ・インド古典音楽/宮下節雄(百弦琴と呼ばれるサントゥール演奏)
  ・インド古典舞踊/藤原真奈美(サラスヴァティー<弁財天>を踊る)
  ・唄/HALKO(桑名晴子)(心に愛と平和を届ける唄と演奏)
  ・唄のかけあい「水を尊ぶ唄」/指導・深田剛史 他全員
    

【宴の後のスケジュール】
am.11:30 近江舞子に船到着後お練り
12:00 採燈護摩供
pm. 1:30 直会(浜でのバーベキュウを予定)
     その後自由解散
*直会に参加される方はご連絡をお願いします。
【前日からの宿泊希望される方】
・湖畔荘・・TEL.077-596-0155
・B.B.DYLAN・・TEL.077-596-8382
*各自でお問い合わせ下さい。
【出店】  地元の稚あゆの佃煮、ジャム、ピーナッツ、炊き込みご飯、等販売あります。
【お問い合わせ先】
・イベント、直会に関して・・・・・・マルガユニティー(藤原)Tel. 06-6533-3103
・3/26当日の問い合わせ(場所)・・・近江舞子の会(吉田)Tel.090-8984-6742【出店】  地元の稚あゆの佃煮、ジャム、ピーナッツ、炊き込みご飯、等販売あります。


◎開催の目的
21世紀は調和と環境の世紀と言われています。
人間があまりにも数が増えすぎて、地球にとっては病気のような存在になっています。近年の地球温暖化や度重なる自然災害は、単なる偶然ではなく、人間の私利私欲や市場経済をあまりにも優先し地球環境を後回しにした所以といっても過言ではありません。
地球温暖化の次に人類に直面する危機は、食料不足。なかでも、水不足は今、世界で進行している生命に影響を及ぼす脅威です。
琵琶湖は日本の子宮、関西の水瓶として流域人口1,200万人(日本人のなんと9%)の生命にとってかけがえのない存在ではあるものの、水質の悪化や固有種絶滅危機など待った無しの課題が山積みにされています。多くの人々がその事実の重要性に気付きながらも目を閉じているのではないでしょうか。

このお祭りは、琵琶湖の水の恵に感謝する祈りのイベントです。
参加者全員の潜在的な自然崇拝の心や宗教心が覚醒され、人間と大自然との調和、そして人と人との絆が強まっていく。
その祈りのエネルギーが心ある人のもとへと自然とスパイラルに広がり響いていく。
静かな琵琶湖の水面に落とされた小石が放った波紋のごとく・・

僕らの祈りが神仏に通じ、
そして、遂に、琵琶湖の水の浄化が始まっていく・・・

これは、21世紀の子どもたちに残す清らかな水の再生のための祭りなのです。
水を穢した現代人の罪も、許され、きれいに洗い清められていく。
また、この清い水は、決して、再び、人間の私欲のために穢してはならないのです。

箱崎分応大僧正によって再興された比良八講の厳かなメッセージをより多くの日本人の魂や現代社会に届けたい。
なぜならば、地球や世界人類が直面している危機的状況を解決する多くのヒントがここにあるからです。
地球環境問題を世界に提起した京都議定書のお膝元から、もう一度世界へ向けて!

比良八講の採燈護摩供による不動明王の“火”の力。仏の智慧の火で無病息災、世界人類の平和を祈り、そして、人間の心の中にある煩悩や業に火をつけ焼き払う。
そこに、“水”の力、つまり弁財天様の愛のご慈悲をいただく。
『カ(火)+ミ(水) =神』を比良の地に迎え入れるのです。
これは、神と仏の融合であります。

琵琶湖はまた、竹生島に鎮座される弁財天様の聖域です。

芸能の神、弁財天様はアートがお好きです。清らかな音を轟かせ、比良の地に愛のダンスを届けましょう!

主催 (株)ムーンサルト・プロジェクト、マルガユニティ
監修 鎌田東二

土曜日, 3月 01, 2008

道路特定財源を斬る

今日から3月。
大阪の長堀通の“こぶし”の花が咲き出すと、もう、春。

今週は宮崎、熊本と、九州出張が続いた。

ここにきて、体と精神は極限に近い。
クライアント達からの毎日のメール対応、スタッフへの指示、経営判断などなど・・・
ずっしりと、両肩に。

移動の飛行機のなかで熟読した『自分をグーグル化する本』が唯一の救い。
コンサルテントという知的労働をやっている自分にとっては、
目から鱗のtip満載で、本当に元気をもらっている。

国会から目が離せない。
いくら与党が渋っても、道路特定財源は一般財源化の方向にならざるを得ないだろう。
ガソリンが150円台の世界では、生活や日本の経済が立ちいかなくなるわけだから・・
マイカーのガソリン代は節約したら済まされるが、毎日の食材などを届けてくれる物流コストに影響していて、
インフレが助長されて、ますます、負のスパイラルへと!
ドイツのように一般財源化を成功した先例もあり、欧米の道路行政を真似る国土交通省にできないはずがない。

とはいうものの、宮崎県知事が主張する「地方に高速道路を!」は理解できる。
本当に国益となる必要な道路をつくる・・
これは、特定財源問題と一緒にすべきではない。

これまでは、道路の優先順位を政治家(道路族)が票集めの見返りに決めていたのが現実だ。
国家を私利のために使っているということが問題の根幹。
日本の政治がこの体質を変えなければいけない。このままでは、民主主義でもなんでもない。

神戸空港は必要な国家プロジェクトだったか?今でも伊丹空港の存続は必要か?
四国に3つも橋が必要だったのか・・?

これらは、すべて、政治家が公約として国民の血税を好き放題にバラまいていたわけだ。

という僕は、彼らのそのバラマキを国民に理解できるように、コンサルタントとして通訳してきた。
国会で話題になっている将来交通量推計にも第一線で携わってきたし、
自分でも本当に必要かどうかわからないような道路の必要性を説明し続けてきた。
でも、いまは、道路や公共インフラに頼らない地域再生手法を模索し始めている。
そう、一般財源化になれば、この活動は追い風となると期待している。

水曜日, 2月 20, 2008

熊野へ・・・空海のことなど


今日は、熊野へ
本当に自分がやりたい、そして、やらねばならないプロジェクトを獲得するための
プレゼンと営業活動を展開した。

フリーの地域プロデューサーになって、本当にやりたかったことがある。
それを実現するためにリスクをいっぱい抱えてまでサラリーマンを辞めたんだ・・
それを具体的に書くのは、ここでは控える。
でも、あえて一言でいえば、地域再生のためにアートと民族・宗教哲学、そして、ITを融合させたクリエイティブなビジョンを地方行政に提案したかったから・・
会社員としてでは、色んなシガラミがある。あえて、市民の立場に近いベンチャーとして、社会へ発信したかったから・・

たとえば、高知は四万十川下流のリゾートで、突然閃いた、「デジタル空海構想」というもの。
宗教家空海は、21世紀の危機的な今に照準を絞って、88か所を開いたと聞いたときにはショックを受けた・・
そして、本州と四国に鉄の橋が架かるとまで予言し、そして、本土からキツネがやってくるという、意味ありげな言葉を残している。

キツネの正体は、わからないが、西洋ではキツネは、口巧でありながら母性愛に満ちたシャーマンだそうだ。
これは、足摺岬の友人でヒーラーの綾子に教えてもらった。
ちなみなに、僕にはキツネとカエルのメディスン・パワーがあると彼女は指摘する、、。

話は脱線したが、
平安時代に空海が、この終末感が漂う平成の世が見えていたとしたら、
彼は、キツネに何を託そうとしているのだろうか?

エスパーでもある彼の能力の一部をインターネットという文明の利器を手に入れた現代人。
もし、彼が平成の世に現れたとしてら、閉塞する地方問題や環境問題と如何にして戦っただろうか?
四国の大地の神仏、龍神、ヤオロズの神、精霊たち、そして自然そのものを神とした縄文人・・
それらの封印を解くために開催した「アネモスみちひらきまつり」

すべての点と点をピースのごとく、つなぎ合わせ、
天から降りてくるメッセージを人の魂へとつなぐ

そんな仕事であったのではないだろうか・・・

火曜日, 2月 19, 2008

ジョン・ブライオンに注目


時々、思い出す映画ってあるよね。
僕の場合は、まず映画音楽が耳に鳴り響いてから、映像、そしてストーリーっていう順序で・・
だから、音で溢れている映画っ大好き・・
例えば、リック・ベッソンの初期の映画、「サブウェイ」と「グランブルー」
特に、サブウェイは、衝撃音や効果音など、音の粒子までこだわった映画で、
まさにMTV世代の映画だった。
この映画を観て、リック・ベッソンの存在を知ったときは、本当に興奮したものだ。

でも、最近のベッソンは好きじゃないけどね。

今好きなのは、ジョン・ブライオンが音楽を担当する一連の映画・・・
例えば、エターナル・サンシャインでの彼のスコアは最高に輝いていると思う。

不仲となり、故意に二人の記憶を消す手術をした恋人が、次第に音によって過去を思い出していくというストーリなんだけど、
ここでも、音(といっても、音楽じゃないよ。電車の音とか、波の音・・)がその記憶を蘇らせていく・・というような仕掛けがあって、面白い。
ジム・キャリーもいい役を演じているし、ジョンのスコアとの相性もよし。

そして、エンドロールのBeckの曲“Everybody's gotta learn sometime”には涙・・・

Change your heart
Look around you
Change your heart
It will astound you
I need your lovin'
Like the sunshine

Everybody's gotta learn sometime
Everybody's gotta learn sometime
Everybody's gotta learn sometime

アメリカンミュージックの最前線は、ジョン・ブライオン、ジョー・ヘンリー、ルーファス・ウェインライト、スティファン達の音です!

今日から太陽が魚座に


僕の星座、魚座。
魚座は、感受性が豊かでやさしい星座。
こうは見えても、本来、僕も優しい性格(笑)。
でも、この時期、年度末と重なって、気分はイライラ・・
仕事の成果に満足できなかったり、段取りや温度差の違いで他人との呼吸が合わなかったり、、なんていうのが主な原因。

でも、太陽が魚座にあるこの一ヶ月は、
普段よりも他人に優しくするよう心がけてみようと思う。
そうすれば、☆が見方してくれて、自分にも幸運が訪れるだろうから・・・

月曜日, 2月 18, 2008

高知へトンボ帰り・・新たな仕事スタイル

今日は風変わりというか、新たな仕事スタイルへ挑戦した・・・
午前中はオフィスでテキパキと仕事をこなし、
昼から車で伊丹空港へ直行、、所要時間30分。
そこから、飛行機に乗って(もちろん最前席)高知龍馬空港で、友人でビジネスパートナーのH君とY嬢の出迎えをうけ、
なんと、空港内2Fのレストランにて3時間のビジネスミーティング。
作業指示を伝えたところで、そのまま、帰り便で伊丹空港へ直行!!
機内でも仕事して・・
全ての所要時間は、6時間弱。
しかも、今、何も無かったかのように、涼しい顔して、事務所に戻り残務を消化している・・

年度末で関西のクリエーターは手がいっぱいの飽和状態。
そういうなかでも、四国、特に高知には、H君たちのような優れたクリエーターが大勢いる。
目先を変えて、こういう人たちのいる地方へ飛んでいけばいいんだ!って、新たな発見をしたわけだ。

おまけに、彼らから、地方の最先端な動向もつかめて、一石二鳥。
しかも、すごく刺激的!

金曜日, 2月 15, 2008

エンジェルのような老紳士が現れる


今日は、太陽と火星が120度の角度にあって、これは、西洋占星術では「目標に向けてひたすら集中する」ことに吉だそうだ。
例えば、これまでカマケていた仕事をテキパキと集中する。

実際に、☆が見方してくれているのか、不思議なぐらい集中ができた・・・
気持ちばかり焦ったり、イライラしたりせず、手を動かして、冷静に一つ一つのステップを踏んでいくこと。
そう。羊さんのように・・・

こんな生まれつき短気な性格の僕に、いつも安らぐ雰囲気をつくってくれたり、美味しいお茶をサーブしてくれる
我が社の優しい2名のスタッフにも感謝。
本当にありがとう。

そんな金曜日に、飛び込みで営業に来られた老紳士がいた。
どう見ても、サラリーマンには見えない人だった。
来週、僕がプレゼンする神戸市のベンチャー企業商談会の情報を知って来られたらしい。

自分が何故に独立起業したのかを、もう一度、再認識させてくれるお話だった。
目先の仕事は大切。お客様の信頼を得ていくことだってもちろん大切。
でも、その先に、もっともっと大切な目標がある。
そういうことを、再認識させてくださった老紳士のビジネスマン。
いつか、あなたの力をお借りしたい!
そのときまで、どうぞ、末永く応援してください。
そして、くれぐれもお体を大切に!
出会いに感謝です・・・

木曜日, 2月 14, 2008

デッドライン・・最大の危機は最高のチャンス


数日前、会社の営業パンフレットが刷り上がったことをよい気になって、
新規クライアント獲得のためにピーアールしていたら、あれよあれよと、仕事のオファーがいっぱい返ってきた。
これはある意味、嬉しい悲鳴。
消化に追われて、今月末までは、完全、身動きとれない状態。
週末は、シティホテルに缶詰めしょうかと真剣に思っている有様。

こういうときは、変にあせらず、やるべきことをToDoリストして、プライオリティをつけて、人にふれることはどんどん依頼して、そして、頭を冷やし、冷静に、確実に処理していくのみ・・・

デッドライン、いわゆる締切日だらけの2月だけれど・・・
この最大の危機を乗り越えたら、きっと、最大のプレゼントを得るに違いない。
ピンチはチャンス!

水曜日, 2月 13, 2008

久しぶりの高松

本当に久しぶりの高松へ。
新規クライアントとの打合せのための日帰り出張。

5年前に2年半ばかり単身赴任したこの街、、、
“うどん”三昧だった日々。
毎晩飲み歩いた夜の街、ライオン通り。
(あのひとは、いまごろどうしてるんだろう?)
何度、車で走っても覚えられない平坦な道路。
何一つ変わっていない、懐かしさが漂う街・・

でも、そんなに好きじゃない
なぜだろうか、この街の日中は、夢中になるような魅力を感じない。
今度は、泊まって、この街の本来の魅力である夜の魔力にかかってみようと、
またまた、懲りずに想う・・(笑)

金曜日, 2月 08, 2008

地球の水が支配さている


株で結構儲けている知人の女性が「『水』」に投資した!」というから、いったい、どういうことなんだろう?って不思議に思っていた。
ここ数ヶ月、「水」に関する書物を読みあさり、ようやく彼女の投機対象が判明した。
それも、なんだか身の毛のよだつ事実を。

確かに、今後、世界の人口は増え続けていく反面で、地球上の水の量は普遍。
今後、水の重要さ、とりわけ、水不足問題がさらに露呈してくるのは明らかだ。
地球上にある水は14億立方キロメートルで、そのうち人間が利用できるのは、淡水全体の0.26%に過ぎない。
そして、世界の人口は、1950年の25億人が2000年までに60億人に達し、その膨張は続いている。
水の需要と供給のバランスからみた場合、投資家にとっては、水は最高の投機商品という訳だ。

では、具体的に、水の何に投資したのかは?彼女も明確に知らせれてないだろう。
実は、彼女はウォーター・バロンなるグローバル水企業の株に投資したのだ。

ウォーター・バロンは、世界の三大グローバル企業で、15年以内に地球の水の75%を支配すると言われている。
スエズ社(仏)、ヴィヴィンディ社(仏)、テームズ・ウォーター社(独・英)の3社。
これらのグローバル水企業は、新自由主義による民営化政策のもと、世界銀行や国際金融機関に後押しされて、
各国の政府や政治家と癒着し、巨大な利益をあげている。

既に、アフリカ、フィリピン、オーストラリア、そしてアメリカなどの水道の民営化に参入している。
恐ろしいのは、貧困層が水道にアクセスできないということ!
信じられないが、アメリカでもこの事態が生じ社会問題になっている。

電気とか電話、そしてガスなどのライフラインは、やむを得ない代替手段もある。
でも、水は人間の生命に関わるもの。
地球上に平等に降り注ぐ恵の雨を資本経済主義によって牛耳ってもいいものなのか?

では、我が国は・・・・
実は、水道事業の民間参入が始まっている。
下水処理事業は、PFIという民間参入は必須条件で国内に整備されつつある。
詳しい知人の専門家に聞くと、スエズ・ジャパンが進出しているらしい。
恐ろしい!

木曜日, 2月 07, 2008

鬼の宿〜節分祭に参加して(天河神社からガイヤ理論まで)


恒例の天河での鬼の宿〜節分祭に参加。
ここで、アーティスト、女優、作家、宗教哲学者、森林再生活動家など多くの友人達と再会したり新たに繋がったりと、
全くもって有意義で幸せな2日間を積雪で真っ白な天川村で過ごせたことに感謝。
毎年、旧暦の新年を天河で迎え、その回数を重ねる毎に、この聖地に縁ある人と人との交流がスパイラルに広がっていく。
そういう出会いの輪のなかで、自分の立ち位置や運命がだんだんとクリアになっていく。
こういう大切な出会いや運命のことを感覚的に教えてくださる神社って、日本では唯一ここだけ。

そして、「弥山の天然記念物、大山ツツジは120年のサイクルで枯れ、そして新しい芽が出て再生されていく。今、地球もそういう退廃と再生の過渡期にあるのではないか」という宮司さまのお言葉に、ものすごくインスパイヤされた。
諸行無常、、汝嘆くなかれ・・大げさだけれども、地球生命体の発する嘆きと無情の言葉のような感覚を覚えた。
ジェームズ・ラブロックの「ガイア理論」を思い出す。

今、ガイヤは高熱の病にある。その原因は大気中の二酸化炭素濃度が原因。それは人間が増えすぎて、後進国までもが急激に工業化したからだ。
つまり、ガイヤにとって、人間はガン細胞のようなもの。であれば、主治医である神は、その悪玉細胞を取り除く手術を施すしか手だてがないのだ。

土曜日, 1月 19, 2008

あっという間に


1月は、“い”っきに
2月は、“に”げるように
3月は、“さ”っていく。

まさに、そんな心境。

今月中にやらねばならぬこと(to do)を整理して、
見落としのないよう、確実に仕事を進めて
それでもって、平行してボランティア活動もやって、
一人でも多くの刺激的な人と繋がっていかなければ・・・

来月の節分は、
吉野と天河に多くの友人たち(アーティスト、宗教家、神様ネットワーク)が集結する。
今は、なによりも彼らとの再会を楽しみにして、心うきうきな春を迎えるため、
この瞬間も無駄にせず、一生懸命働くのみ!

さて、クライアントの要望もあって、オフィスにwindowsマシンを導入した。
マックとdellのあまりに極端なマシンをデスクに並べて、
寡黙にお仕事をしております。

月曜日, 1月 14, 2008

21世紀の新たなまつり


今、イベントやまつりが各地で氾濫している。
その一方で、古来から受け継がれてきた農村集落などでの伝統的なお祭りが後継者不足によって、自然消滅している。
中山間地を中心に都会のよそ者たちによるレイヴやトランスといった一過性のイベントは、往々にして“○○まつり”として銘うたれている。
各地で自然発生しては消滅していく、これらの一過性の「レイヴ系神事もどきなお祭り騒ぎ」のなかに、果たして新たな21世紀のまつりは生まれるのだろうか?

宗教哲学者の鎌田東二氏は、まつりを「待つ・捧る・まつろう」によって、真の釣り合いである「ま真釣り」が生まれるとし、
神道の礼儀のなかでは釣り合い・調和・バランスが極めて大切だと指摘する。

・神の到来やまれびとの来訪を待つ。まれびととは、言わずと知れた折口信夫の言葉
・たてまつ捧る。・・・自分たちが収穫した様々な物や芸術作品を捧げ供える
・まつろう・・・神の意志に従う、身を低くしてひそれに寄り添っていく

また、ネイティブアメリカンの言葉に「ホジョナー」があり、調和やバランスや平和と美といった意味の祈りを実現することだという。
コストだけから考えたら非常に不経済なこと、不合理なことを祭りで行うことで、カミの大いなるギフトを頂く。
その巨大な贈与と巨大な消費によって生まれてくるカオス的な渦巻き空間の中に大いなる魂が宿る。
それが本当の意味での釣り合いである。「opus」vol.03より

次に、大御所イベントプロデューサの茶谷幸治氏は、「イベントのためのイベントになっている事例が多い。惰性と自己満足から脱却する時期にきている。」
と指摘する。
また、プロデューサーや主催者が留意すべき重要な点を教えてくれている。

1.何のためにそのイベントを実施するのかというコンセプトを明確にする
2.そのコンセプトを伝える様式を確立する
3.コンセプトから具体的なメッセージをつくりあげる
4.メッセージを表現する様式を確立する
5.適切な演出手法をディレクションする
6.参加者(観衆、住民、組織員など)を巻き込んで、ライブ参加性を高める
7.実施主体関係者が結束できるようなプロデュースをすることで、地域や組織集団のインセンティブを高める
8.マスコミによるメッセージの拡散効果を創出する
9.イベントの実施によって主催者の認知と権威が高くなるようなアウトプット成果を目指す
10.費用対効果を厳しく評価する

今後、100年以上も続く、21世紀のまつりをクリエートしてみたい。
でも、祭りの難しさは、自分一人では決してできはしないし、人間だけのチカラでも造れないんだ!
騒音とゴミ、それと気まずさしか残らないようなお祭りはもうやめよう!

金曜日, 1月 11, 2008

プンツォック in N.Y 続き



☆ラダッキ・プンツォック☆
1954年インド ラダック生まれ。
インドのチベット社会を代表するシンガーソングライターとして世界的に活躍し、これまでに数々のCDを発表し現在に至る。自作の歌は子供たちの間で広く人気を博し、大人から子供まで多くの世代で歌われ愛されている。
また、映画俳優としても活躍し、自ら映画監督も勤める。近年の作品はインド国営テレビにて放映された“Mera Sindhu”。ラダックを舞台にしたドキュメンタリー作品でインド国内にて話題となる。
さらに上座部仏教のヴィバサナ瞑想のゴエンカに師事し、ヨガ指導者としての顔ももつ。
2007年10月、ダライ・ラマのニューヨーク訪問に同行し、記念フェスティバルのステージにたち、ニューヨーカーから喝采を浴びる。
2005年夏に初来日。
そして、今秋、待望の再来日公演が予定されている。

プンツォック in N.Y



チベット人の兄貴、プンツォックから、今頃、New yearメールが届いた。
それも、ぶっ飛ぶような凄い写真が添付されて!!

それにしても、彼のニューヨーク公演に同行しておけば・・って後悔するような写真だ。

今年の秋には再来日してもらいます!
実は、もっと早いかも知れませんけど・・・

水曜日, 1月 09, 2008

ライブもりだくさん!



こんなにおいしいライブがもりだくさん☆

・Heavy Trash(1/14 心斎橋クラブクアトロ)
・mum(1/15 心斎橋クラブクアトロ)
・Rufus Wainwright (1/20 名古屋ダイヤモンドホール)
・Sufjan Stevens(1/21 心斎橋クラブクアトロ)

時の人ルーファイスは21日に大阪公演があるんだけど、同日のスフィアンと重なる!ので、やむを得ず名古屋へ行きます。
スフィアンは21世紀のフォスターみたいな若者で、アメリカの古層にある民謡を掘り出しては現在によみがえらせてるユニークなアーティスト。アメリカ50州をテーマにする壮大な楽曲プロジェクトが進行中。
ヘヴィ・トラッシュはジョン・スペンサーのユニットで、ブルース一色!
この豪華すぎるラインナップはなんだろう!?

こりゃ、忙しい・・・

火曜日, 1月 08, 2008

バイオリズムの低迷期


正月休みが明けて、我がオフィスにもスタッフが戻ってきて、
2008年も本格的にスタート。

今日の神戸は3月下旬並の暖かい空気。
なのに気分は真冬。

物事を慎重にゆっくりと考えなきゃならない時期なのに、
気分だけが焦っている〜
空回り、空振り三振・・

考え過ぎ・・
頭かたすぎる・・
だから、
もっと柔軟に、ゆっくりと〜
こういう日は、
しょこたんプログをギザ読んで頭休めよぉっと(´;ω;`)

日曜日, 1月 06, 2008

空の雲


いろんなかたちのの、いろんな大きさの雲。
それらはやってきて、過ぎ去っていく。
でも空はあくまでも空のまま。

日常生活においても仕事のフィールドにおいても、
他人と優越を競い合うような生き方はしたくない。

いろんな人がいてそれで世界は成り立っている。
他人には他人の価値観があり、それに添った生き方がある。
僕には僕の価値観があり、それに添った生き方がある。
そのような相違は日常的に細かなすれ違いを生み出し、いくつかのすれ違いの組み合わせが
大きな誤解へと発展し、その結果故のない非難を受けたりもする。
誤解されたり非難されたりするのは、決して愉快な出来事ではない。
そのせいで心が深く傷つくことがある。

しかし、そのようなつらさや傷は人生にとってある程度必要なことなのだ。
他人といくらかなりと異なっていてこそ、自分というものを立ち上げ、自立したものとして保っていくことができるのだから。

僕が僕であって、誰か別の人間でないことは、自分にとってのひとつの重要な資産である。
心の受ける生傷は、そのよう人間の自立性が世界に向かって支払わなくてはならない当然の代償なのだ。

木曜日, 1月 03, 2008

a happy new year!


2008年 新年あけましておめでとうございます。
元旦から2日にかけて、伊勢と大和という日之本二大聖地を巡礼した。
僕にとって、正月のはずせない行事。
この2つの日本の重要な聖地は、我が故郷伊賀を直線上に結ぶレイライン線上にあって、
その延長線上の神戸で、僕は住み、そして小さな会社を経営している。

ただいま、2008.1.3 22:41。
摩天楼な神戸に戻り、正月休みで誰もいないオフィスで、年末にやり残した仕事を片付けて、
ローリング・ストーンズを大音量で流しながら、このブログを書いている。

今年の抱負は、なんと言っても、自分が生んだこの“よちよち歩き”の会社を一人前にすること。
そのためには、自分も社員とともに本物の経営者にならねばならない。

尊敬するパタゴニア社のイヴォン・シュイナード社長は「社員をサーフィンに行かせよう」と言った。
「宇宙は新たなフロンティアだ」たんなる宇宙旅行趣味の大金持ちかと思っていたら、「月面で採掘したヘリウム3を宇宙船いっぱいに積んで持ち帰れば、アメリカの1年分の電力をまかなえる!」と、英ヴァージングループのリチャード・ブランソンCEOは豪語する。
ストーンズのミック・ジャガーが若かりし頃、「自分が45歳になって『サティスファクション』をまだ歌っているぐらいなら死んだ方がましだ!」
と豪語したはずなのに、
60オーバーのいまでも、現役ロックンローラーとして歌い続けてる。

インドの予言者に「君は最低でも86歳まで生きる」と言われた。
現在、43歳だから、、
ようやく、人生の折り返し地点ってわけだ。
毎日、ジムに通い、コロンつけて、美人で優秀な秘書を雇って・・
これで、ポルシェにでも乗ってたら、そらぁ、老けてられない。

去年の大きな転機は、起業して、自由になる羽をもらったこと。
自分がやりたいこと、やるべきことを探すのに、これほど都合よく羽ばたける“羽”はない。

21世紀は環境と転換の世紀。
中国やインドの経済発展や人口増がそのまま続いたら
アラブのオイルマネーや腹黒いロシアのクレムリンの言いなりに成り下がっていたら
やがて世界は、深刻な温暖化と穀物不足と水不足
2013年の悪夢は実現に!

だからだから・・・この羽をもらったわけだ!
2008.2.26は僕の44回目の誕生日で、数霊では日之本開闢の日・・・