日曜日, 5月 11, 2008

明日から始動です!


大型連休も本日で終了。明日からは仕事に復帰。

昨日は、一日中雨だったので、結局、TSTUAYA住吉店にて10枚のDVDと3枚のCDをレンタルしパソコンにハードコピーするのに追われた(というのも、10枚以上借りたのにレンタル期間は1日のみ!)。
借りたDVDは、妻の好きな24シーズン5とユーゴスラビアのエミール・クストリッツァ監督の「黒猫白猫」と「アリゾナ・ドリーム」。それとイスタンブールの今の音を紹介する「クロッシング・ザ・ブリッジ」など・・

「黒猫白猫」は大好きなエミール・クストリッツァの世界を100%堪能できる映画!なので、お薦め。 東欧のバルカンのBGM音楽が非常に刺激的!
なによりも、この物語がhappy endなのがよかった!だって、「ライフ・イズ・ミラクル」は悲し過ぎたから・・

今日は、昨夜からの大量のDVDのハードコピー作業のため(いわゆる海賊版の作成?)お疲れモードだったが、夕方から東京から友人でソングライターのKOWさんが家に遊びにきてくれた。彼とは久しぶりの再会だ。

彼と三ノ宮で待ち合わするこことなり、少し早めに着いたので、久しぶりに元町界隈を散歩した。
最近オープンしたlacosteの三ノ宮店を覗き、行きつけの六甲アイランド店から異動した店員さんが元気に働いてる姿を確認し、かるい挨拶をした。

そして、噂の中古レコード店ハックベリーを探してしたら、行きつけのevianコーヒーの真ん前にあるのには驚いた!!
これから週末の元町界隈のいい散歩コースになりそうだ!
中古のジャズレコード探しと美味し過ぎる珈琲が楽しめる港町って素敵!

木曜日, 5月 08, 2008

久しぶりにゆっくりしたGW


久しぶりにゆっくりした今年のGW。(といっても、まだ進行ing・・)
読書、散歩、映画に費やしたリフレッシュな休日。
果たして、何日間休んだのか!さえもわからなくなるぐらい、毎日が単調な生活。

ねじれ国会の果て、結局ガソリンが値上げり、車で遠出してガソリンまき散らしたり、無駄な高速代を払う気になれず、ひたすら、家や近所の公園で読書したり、衛星の映画やドラマをハードディスクに録りためて鑑賞するというような日々。
この連休で読破した本の分量も半端じゃなかった。何を読んだのかさえも整理できないぐらいだけれども・・

そのなかで、久々に読み直したカルロス・カスタネダの『ドン・ファンの教え』の全シリーズ。ヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファンが何を言わんとしているのか考えをめぐらしているうちに
、平行して読んだ『ローリング・サンダー』によって、この謎の一部が40歳半ばにしてようやく解明しつつある、、っていうような日々。
こういう一連の精神世界の本を読むと、またまた、グレイトフル・デット熱が上がってきて、彼らの70年代のライブ音源のブートをダウンロードしては、かぶれたようにBGMで流し続けていた。
たぶん、前にもこのブログに書いたけど、春になると部屋の空気を通すのに窓を開ける機会が多くなり、そのついでにインセンスを焚くのが我が家の習慣となっている。
30年来愛用しているGANESHインセンスがこういう精神世界へと誘ってくれているのだろうか!

その精神世界のシリーズとは全く正反対にある小西康陽の『ぼくは散歩と雑学が好きだ』で、氏の音楽に対する愛情に圧巻され、ノックダウン状態に。
この本の影響でこれまで喰わず嫌いだったジャズにハマりそうな予感がする。
最近、なぜか、「音楽」にトキメキを感じなくなっている自分にとって、ジャズ、ラテン、ムード音楽、昭和歌謡と流れるアンチ・ロックなモンドなストリームは、これからの音楽人生で新たなの見知らぬ世界の扉を開いてくれたような一冊だった。

それと、70年代のに大量に刊行された片岡義男の角川文庫を古本屋であさっては、当時、高校生だった頃の空気や青空とか関西サーフシーンのメッカだった伊勢は国府浜の海を思い出してみたりした・

火曜日, 3月 25, 2008

桜の蕾がはち切れそうです

超多忙な毎日を送っている。
昼と夜が逆転したような、そんな不健康な生活。
夕べの月明かりの眩しさ!と言ったら・・・
もうすっかり、生命力みなぎる春の夜です。

夜、事務所に出社する六甲アイランドの歩道に植えられたソメイヨシノの蕾が膨らんでいた。
明日には開花だろう
蛍光灯に照らされている桜は、人間に騙されたみたく、もう咲いていた・・・

桜の咲くこの時期には、いつも、あの甘酸っぱい思い出がよみがえる
もう、遠〜い、過去の記憶。
サウダージな「春」

さて、毎年恒例の怒濤の年度末もあと残り僅か
今年最後の報告書を明日の午前中までに仕上げてしまわねば・・

そして、明後日は、「みちひらきまつり」!
懐かしい人たちとの再会。
楽しみ、楽しみ・・

月曜日, 3月 03, 2008

みちひらきまつりin比良八講 開催します!

みちひらきまつりが、2年ぶりに滋賀県に戻ってきます。
開催場所は、滋賀県近江舞子 雄松崎。
平安時代から厳かに受け継がれている、水の再生と魂の浄化を祈る儀式“比良八講”にリスペクトし開催します。
今回のアーティストも超豪華なラインナップです。
濃密な幸せな時間を“みちひらきフリーク”の皆さんと共にシェアいたしましょう!!

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
    みちひらきまつり in 比良八講
    〜光と水☆ヒビキあいの宴〜
音、唄、舞いによる 原始のヒビキを楽しんで 
人間と大自然の調和、人と人の絆をつくりましょう。
21世紀のこどもたちに残す清らかな水の再生への道をひらくお祭りです。


【日時】  3月26日 水曜日
      午前10時30分〜11時30分

【場所】 近江舞子 雄松崎(JR湖西線「近江舞子」駅下車、徒歩10分) 
     車利用/名神高速道路より京都方面へ〜京都東IC〜湖西バイパス
       「比良IC」琵琶湖方面へ3分    

【参加費】 無料

【出演者】・磐笛合奏/竜三、桑名晴子、小嶋さちほ、深田剛史 他
 *出演順*
  ・唄/小嶋さちほ(ライアの演奏と共に音霊、言霊を響かせる)
  ・インド古典音楽/宮下節雄(百弦琴と呼ばれるサントゥール演奏)
  ・インド古典舞踊/藤原真奈美(サラスヴァティー<弁財天>を踊る)
  ・唄/HALKO(桑名晴子)(心に愛と平和を届ける唄と演奏)
  ・唄のかけあい「水を尊ぶ唄」/指導・深田剛史 他全員
    

【宴の後のスケジュール】
am.11:30 近江舞子に船到着後お練り
12:00 採燈護摩供
pm. 1:30 直会(浜でのバーベキュウを予定)
     その後自由解散
*直会に参加される方はご連絡をお願いします。
【前日からの宿泊希望される方】
・湖畔荘・・TEL.077-596-0155
・B.B.DYLAN・・TEL.077-596-8382
*各自でお問い合わせ下さい。
【出店】  地元の稚あゆの佃煮、ジャム、ピーナッツ、炊き込みご飯、等販売あります。
【お問い合わせ先】
・イベント、直会に関して・・・・・・マルガユニティー(藤原)Tel. 06-6533-3103
・3/26当日の問い合わせ(場所)・・・近江舞子の会(吉田)Tel.090-8984-6742【出店】  地元の稚あゆの佃煮、ジャム、ピーナッツ、炊き込みご飯、等販売あります。


◎開催の目的
21世紀は調和と環境の世紀と言われています。
人間があまりにも数が増えすぎて、地球にとっては病気のような存在になっています。近年の地球温暖化や度重なる自然災害は、単なる偶然ではなく、人間の私利私欲や市場経済をあまりにも優先し地球環境を後回しにした所以といっても過言ではありません。
地球温暖化の次に人類に直面する危機は、食料不足。なかでも、水不足は今、世界で進行している生命に影響を及ぼす脅威です。
琵琶湖は日本の子宮、関西の水瓶として流域人口1,200万人(日本人のなんと9%)の生命にとってかけがえのない存在ではあるものの、水質の悪化や固有種絶滅危機など待った無しの課題が山積みにされています。多くの人々がその事実の重要性に気付きながらも目を閉じているのではないでしょうか。

このお祭りは、琵琶湖の水の恵に感謝する祈りのイベントです。
参加者全員の潜在的な自然崇拝の心や宗教心が覚醒され、人間と大自然との調和、そして人と人との絆が強まっていく。
その祈りのエネルギーが心ある人のもとへと自然とスパイラルに広がり響いていく。
静かな琵琶湖の水面に落とされた小石が放った波紋のごとく・・

僕らの祈りが神仏に通じ、
そして、遂に、琵琶湖の水の浄化が始まっていく・・・

これは、21世紀の子どもたちに残す清らかな水の再生のための祭りなのです。
水を穢した現代人の罪も、許され、きれいに洗い清められていく。
また、この清い水は、決して、再び、人間の私欲のために穢してはならないのです。

箱崎分応大僧正によって再興された比良八講の厳かなメッセージをより多くの日本人の魂や現代社会に届けたい。
なぜならば、地球や世界人類が直面している危機的状況を解決する多くのヒントがここにあるからです。
地球環境問題を世界に提起した京都議定書のお膝元から、もう一度世界へ向けて!

比良八講の採燈護摩供による不動明王の“火”の力。仏の智慧の火で無病息災、世界人類の平和を祈り、そして、人間の心の中にある煩悩や業に火をつけ焼き払う。
そこに、“水”の力、つまり弁財天様の愛のご慈悲をいただく。
『カ(火)+ミ(水) =神』を比良の地に迎え入れるのです。
これは、神と仏の融合であります。

琵琶湖はまた、竹生島に鎮座される弁財天様の聖域です。

芸能の神、弁財天様はアートがお好きです。清らかな音を轟かせ、比良の地に愛のダンスを届けましょう!

主催 (株)ムーンサルト・プロジェクト、マルガユニティ
監修 鎌田東二

土曜日, 3月 01, 2008

道路特定財源を斬る

今日から3月。
大阪の長堀通の“こぶし”の花が咲き出すと、もう、春。

今週は宮崎、熊本と、九州出張が続いた。

ここにきて、体と精神は極限に近い。
クライアント達からの毎日のメール対応、スタッフへの指示、経営判断などなど・・・
ずっしりと、両肩に。

移動の飛行機のなかで熟読した『自分をグーグル化する本』が唯一の救い。
コンサルテントという知的労働をやっている自分にとっては、
目から鱗のtip満載で、本当に元気をもらっている。

国会から目が離せない。
いくら与党が渋っても、道路特定財源は一般財源化の方向にならざるを得ないだろう。
ガソリンが150円台の世界では、生活や日本の経済が立ちいかなくなるわけだから・・
マイカーのガソリン代は節約したら済まされるが、毎日の食材などを届けてくれる物流コストに影響していて、
インフレが助長されて、ますます、負のスパイラルへと!
ドイツのように一般財源化を成功した先例もあり、欧米の道路行政を真似る国土交通省にできないはずがない。

とはいうものの、宮崎県知事が主張する「地方に高速道路を!」は理解できる。
本当に国益となる必要な道路をつくる・・
これは、特定財源問題と一緒にすべきではない。

これまでは、道路の優先順位を政治家(道路族)が票集めの見返りに決めていたのが現実だ。
国家を私利のために使っているということが問題の根幹。
日本の政治がこの体質を変えなければいけない。このままでは、民主主義でもなんでもない。

神戸空港は必要な国家プロジェクトだったか?今でも伊丹空港の存続は必要か?
四国に3つも橋が必要だったのか・・?

これらは、すべて、政治家が公約として国民の血税を好き放題にバラまいていたわけだ。

という僕は、彼らのそのバラマキを国民に理解できるように、コンサルタントとして通訳してきた。
国会で話題になっている将来交通量推計にも第一線で携わってきたし、
自分でも本当に必要かどうかわからないような道路の必要性を説明し続けてきた。
でも、いまは、道路や公共インフラに頼らない地域再生手法を模索し始めている。
そう、一般財源化になれば、この活動は追い風となると期待している。

水曜日, 2月 20, 2008

熊野へ・・・空海のことなど


今日は、熊野へ
本当に自分がやりたい、そして、やらねばならないプロジェクトを獲得するための
プレゼンと営業活動を展開した。

フリーの地域プロデューサーになって、本当にやりたかったことがある。
それを実現するためにリスクをいっぱい抱えてまでサラリーマンを辞めたんだ・・
それを具体的に書くのは、ここでは控える。
でも、あえて一言でいえば、地域再生のためにアートと民族・宗教哲学、そして、ITを融合させたクリエイティブなビジョンを地方行政に提案したかったから・・
会社員としてでは、色んなシガラミがある。あえて、市民の立場に近いベンチャーとして、社会へ発信したかったから・・

たとえば、高知は四万十川下流のリゾートで、突然閃いた、「デジタル空海構想」というもの。
宗教家空海は、21世紀の危機的な今に照準を絞って、88か所を開いたと聞いたときにはショックを受けた・・
そして、本州と四国に鉄の橋が架かるとまで予言し、そして、本土からキツネがやってくるという、意味ありげな言葉を残している。

キツネの正体は、わからないが、西洋ではキツネは、口巧でありながら母性愛に満ちたシャーマンだそうだ。
これは、足摺岬の友人でヒーラーの綾子に教えてもらった。
ちなみなに、僕にはキツネとカエルのメディスン・パワーがあると彼女は指摘する、、。

話は脱線したが、
平安時代に空海が、この終末感が漂う平成の世が見えていたとしたら、
彼は、キツネに何を託そうとしているのだろうか?

エスパーでもある彼の能力の一部をインターネットという文明の利器を手に入れた現代人。
もし、彼が平成の世に現れたとしてら、閉塞する地方問題や環境問題と如何にして戦っただろうか?
四国の大地の神仏、龍神、ヤオロズの神、精霊たち、そして自然そのものを神とした縄文人・・
それらの封印を解くために開催した「アネモスみちひらきまつり」

すべての点と点をピースのごとく、つなぎ合わせ、
天から降りてくるメッセージを人の魂へとつなぐ

そんな仕事であったのではないだろうか・・・

火曜日, 2月 19, 2008

ジョン・ブライオンに注目


時々、思い出す映画ってあるよね。
僕の場合は、まず映画音楽が耳に鳴り響いてから、映像、そしてストーリーっていう順序で・・
だから、音で溢れている映画っ大好き・・
例えば、リック・ベッソンの初期の映画、「サブウェイ」と「グランブルー」
特に、サブウェイは、衝撃音や効果音など、音の粒子までこだわった映画で、
まさにMTV世代の映画だった。
この映画を観て、リック・ベッソンの存在を知ったときは、本当に興奮したものだ。

でも、最近のベッソンは好きじゃないけどね。

今好きなのは、ジョン・ブライオンが音楽を担当する一連の映画・・・
例えば、エターナル・サンシャインでの彼のスコアは最高に輝いていると思う。

不仲となり、故意に二人の記憶を消す手術をした恋人が、次第に音によって過去を思い出していくというストーリなんだけど、
ここでも、音(といっても、音楽じゃないよ。電車の音とか、波の音・・)がその記憶を蘇らせていく・・というような仕掛けがあって、面白い。
ジム・キャリーもいい役を演じているし、ジョンのスコアとの相性もよし。

そして、エンドロールのBeckの曲“Everybody's gotta learn sometime”には涙・・・

Change your heart
Look around you
Change your heart
It will astound you
I need your lovin'
Like the sunshine

Everybody's gotta learn sometime
Everybody's gotta learn sometime
Everybody's gotta learn sometime

アメリカンミュージックの最前線は、ジョン・ブライオン、ジョー・ヘンリー、ルーファス・ウェインライト、スティファン達の音です!

今日から太陽が魚座に


僕の星座、魚座。
魚座は、感受性が豊かでやさしい星座。
こうは見えても、本来、僕も優しい性格(笑)。
でも、この時期、年度末と重なって、気分はイライラ・・
仕事の成果に満足できなかったり、段取りや温度差の違いで他人との呼吸が合わなかったり、、なんていうのが主な原因。

でも、太陽が魚座にあるこの一ヶ月は、
普段よりも他人に優しくするよう心がけてみようと思う。
そうすれば、☆が見方してくれて、自分にも幸運が訪れるだろうから・・・

月曜日, 2月 18, 2008

高知へトンボ帰り・・新たな仕事スタイル

今日は風変わりというか、新たな仕事スタイルへ挑戦した・・・
午前中はオフィスでテキパキと仕事をこなし、
昼から車で伊丹空港へ直行、、所要時間30分。
そこから、飛行機に乗って(もちろん最前席)高知龍馬空港で、友人でビジネスパートナーのH君とY嬢の出迎えをうけ、
なんと、空港内2Fのレストランにて3時間のビジネスミーティング。
作業指示を伝えたところで、そのまま、帰り便で伊丹空港へ直行!!
機内でも仕事して・・
全ての所要時間は、6時間弱。
しかも、今、何も無かったかのように、涼しい顔して、事務所に戻り残務を消化している・・

年度末で関西のクリエーターは手がいっぱいの飽和状態。
そういうなかでも、四国、特に高知には、H君たちのような優れたクリエーターが大勢いる。
目先を変えて、こういう人たちのいる地方へ飛んでいけばいいんだ!って、新たな発見をしたわけだ。

おまけに、彼らから、地方の最先端な動向もつかめて、一石二鳥。
しかも、すごく刺激的!

金曜日, 2月 15, 2008

エンジェルのような老紳士が現れる


今日は、太陽と火星が120度の角度にあって、これは、西洋占星術では「目標に向けてひたすら集中する」ことに吉だそうだ。
例えば、これまでカマケていた仕事をテキパキと集中する。

実際に、☆が見方してくれているのか、不思議なぐらい集中ができた・・・
気持ちばかり焦ったり、イライラしたりせず、手を動かして、冷静に一つ一つのステップを踏んでいくこと。
そう。羊さんのように・・・

こんな生まれつき短気な性格の僕に、いつも安らぐ雰囲気をつくってくれたり、美味しいお茶をサーブしてくれる
我が社の優しい2名のスタッフにも感謝。
本当にありがとう。

そんな金曜日に、飛び込みで営業に来られた老紳士がいた。
どう見ても、サラリーマンには見えない人だった。
来週、僕がプレゼンする神戸市のベンチャー企業商談会の情報を知って来られたらしい。

自分が何故に独立起業したのかを、もう一度、再認識させてくれるお話だった。
目先の仕事は大切。お客様の信頼を得ていくことだってもちろん大切。
でも、その先に、もっともっと大切な目標がある。
そういうことを、再認識させてくださった老紳士のビジネスマン。
いつか、あなたの力をお借りしたい!
そのときまで、どうぞ、末永く応援してください。
そして、くれぐれもお体を大切に!
出会いに感謝です・・・

木曜日, 2月 14, 2008

デッドライン・・最大の危機は最高のチャンス


数日前、会社の営業パンフレットが刷り上がったことをよい気になって、
新規クライアント獲得のためにピーアールしていたら、あれよあれよと、仕事のオファーがいっぱい返ってきた。
これはある意味、嬉しい悲鳴。
消化に追われて、今月末までは、完全、身動きとれない状態。
週末は、シティホテルに缶詰めしょうかと真剣に思っている有様。

こういうときは、変にあせらず、やるべきことをToDoリストして、プライオリティをつけて、人にふれることはどんどん依頼して、そして、頭を冷やし、冷静に、確実に処理していくのみ・・・

デッドライン、いわゆる締切日だらけの2月だけれど・・・
この最大の危機を乗り越えたら、きっと、最大のプレゼントを得るに違いない。
ピンチはチャンス!

水曜日, 2月 13, 2008

久しぶりの高松

本当に久しぶりの高松へ。
新規クライアントとの打合せのための日帰り出張。

5年前に2年半ばかり単身赴任したこの街、、、
“うどん”三昧だった日々。
毎晩飲み歩いた夜の街、ライオン通り。
(あのひとは、いまごろどうしてるんだろう?)
何度、車で走っても覚えられない平坦な道路。
何一つ変わっていない、懐かしさが漂う街・・

でも、そんなに好きじゃない
なぜだろうか、この街の日中は、夢中になるような魅力を感じない。
今度は、泊まって、この街の本来の魅力である夜の魔力にかかってみようと、
またまた、懲りずに想う・・(笑)

金曜日, 2月 08, 2008

地球の水が支配さている


株で結構儲けている知人の女性が「『水』」に投資した!」というから、いったい、どういうことなんだろう?って不思議に思っていた。
ここ数ヶ月、「水」に関する書物を読みあさり、ようやく彼女の投機対象が判明した。
それも、なんだか身の毛のよだつ事実を。

確かに、今後、世界の人口は増え続けていく反面で、地球上の水の量は普遍。
今後、水の重要さ、とりわけ、水不足問題がさらに露呈してくるのは明らかだ。
地球上にある水は14億立方キロメートルで、そのうち人間が利用できるのは、淡水全体の0.26%に過ぎない。
そして、世界の人口は、1950年の25億人が2000年までに60億人に達し、その膨張は続いている。
水の需要と供給のバランスからみた場合、投資家にとっては、水は最高の投機商品という訳だ。

では、具体的に、水の何に投資したのかは?彼女も明確に知らせれてないだろう。
実は、彼女はウォーター・バロンなるグローバル水企業の株に投資したのだ。

ウォーター・バロンは、世界の三大グローバル企業で、15年以内に地球の水の75%を支配すると言われている。
スエズ社(仏)、ヴィヴィンディ社(仏)、テームズ・ウォーター社(独・英)の3社。
これらのグローバル水企業は、新自由主義による民営化政策のもと、世界銀行や国際金融機関に後押しされて、
各国の政府や政治家と癒着し、巨大な利益をあげている。

既に、アフリカ、フィリピン、オーストラリア、そしてアメリカなどの水道の民営化に参入している。
恐ろしいのは、貧困層が水道にアクセスできないということ!
信じられないが、アメリカでもこの事態が生じ社会問題になっている。

電気とか電話、そしてガスなどのライフラインは、やむを得ない代替手段もある。
でも、水は人間の生命に関わるもの。
地球上に平等に降り注ぐ恵の雨を資本経済主義によって牛耳ってもいいものなのか?

では、我が国は・・・・
実は、水道事業の民間参入が始まっている。
下水処理事業は、PFIという民間参入は必須条件で国内に整備されつつある。
詳しい知人の専門家に聞くと、スエズ・ジャパンが進出しているらしい。
恐ろしい!

木曜日, 2月 07, 2008

鬼の宿〜節分祭に参加して(天河神社からガイヤ理論まで)


恒例の天河での鬼の宿〜節分祭に参加。
ここで、アーティスト、女優、作家、宗教哲学者、森林再生活動家など多くの友人達と再会したり新たに繋がったりと、
全くもって有意義で幸せな2日間を積雪で真っ白な天川村で過ごせたことに感謝。
毎年、旧暦の新年を天河で迎え、その回数を重ねる毎に、この聖地に縁ある人と人との交流がスパイラルに広がっていく。
そういう出会いの輪のなかで、自分の立ち位置や運命がだんだんとクリアになっていく。
こういう大切な出会いや運命のことを感覚的に教えてくださる神社って、日本では唯一ここだけ。

そして、「弥山の天然記念物、大山ツツジは120年のサイクルで枯れ、そして新しい芽が出て再生されていく。今、地球もそういう退廃と再生の過渡期にあるのではないか」という宮司さまのお言葉に、ものすごくインスパイヤされた。
諸行無常、、汝嘆くなかれ・・大げさだけれども、地球生命体の発する嘆きと無情の言葉のような感覚を覚えた。
ジェームズ・ラブロックの「ガイア理論」を思い出す。

今、ガイヤは高熱の病にある。その原因は大気中の二酸化炭素濃度が原因。それは人間が増えすぎて、後進国までもが急激に工業化したからだ。
つまり、ガイヤにとって、人間はガン細胞のようなもの。であれば、主治医である神は、その悪玉細胞を取り除く手術を施すしか手だてがないのだ。

土曜日, 1月 19, 2008

あっという間に


1月は、“い”っきに
2月は、“に”げるように
3月は、“さ”っていく。

まさに、そんな心境。

今月中にやらねばならぬこと(to do)を整理して、
見落としのないよう、確実に仕事を進めて
それでもって、平行してボランティア活動もやって、
一人でも多くの刺激的な人と繋がっていかなければ・・・

来月の節分は、
吉野と天河に多くの友人たち(アーティスト、宗教家、神様ネットワーク)が集結する。
今は、なによりも彼らとの再会を楽しみにして、心うきうきな春を迎えるため、
この瞬間も無駄にせず、一生懸命働くのみ!

さて、クライアントの要望もあって、オフィスにwindowsマシンを導入した。
マックとdellのあまりに極端なマシンをデスクに並べて、
寡黙にお仕事をしております。

月曜日, 1月 14, 2008

21世紀の新たなまつり


今、イベントやまつりが各地で氾濫している。
その一方で、古来から受け継がれてきた農村集落などでの伝統的なお祭りが後継者不足によって、自然消滅している。
中山間地を中心に都会のよそ者たちによるレイヴやトランスといった一過性のイベントは、往々にして“○○まつり”として銘うたれている。
各地で自然発生しては消滅していく、これらの一過性の「レイヴ系神事もどきなお祭り騒ぎ」のなかに、果たして新たな21世紀のまつりは生まれるのだろうか?

宗教哲学者の鎌田東二氏は、まつりを「待つ・捧る・まつろう」によって、真の釣り合いである「ま真釣り」が生まれるとし、
神道の礼儀のなかでは釣り合い・調和・バランスが極めて大切だと指摘する。

・神の到来やまれびとの来訪を待つ。まれびととは、言わずと知れた折口信夫の言葉
・たてまつ捧る。・・・自分たちが収穫した様々な物や芸術作品を捧げ供える
・まつろう・・・神の意志に従う、身を低くしてひそれに寄り添っていく

また、ネイティブアメリカンの言葉に「ホジョナー」があり、調和やバランスや平和と美といった意味の祈りを実現することだという。
コストだけから考えたら非常に不経済なこと、不合理なことを祭りで行うことで、カミの大いなるギフトを頂く。
その巨大な贈与と巨大な消費によって生まれてくるカオス的な渦巻き空間の中に大いなる魂が宿る。
それが本当の意味での釣り合いである。「opus」vol.03より

次に、大御所イベントプロデューサの茶谷幸治氏は、「イベントのためのイベントになっている事例が多い。惰性と自己満足から脱却する時期にきている。」
と指摘する。
また、プロデューサーや主催者が留意すべき重要な点を教えてくれている。

1.何のためにそのイベントを実施するのかというコンセプトを明確にする
2.そのコンセプトを伝える様式を確立する
3.コンセプトから具体的なメッセージをつくりあげる
4.メッセージを表現する様式を確立する
5.適切な演出手法をディレクションする
6.参加者(観衆、住民、組織員など)を巻き込んで、ライブ参加性を高める
7.実施主体関係者が結束できるようなプロデュースをすることで、地域や組織集団のインセンティブを高める
8.マスコミによるメッセージの拡散効果を創出する
9.イベントの実施によって主催者の認知と権威が高くなるようなアウトプット成果を目指す
10.費用対効果を厳しく評価する

今後、100年以上も続く、21世紀のまつりをクリエートしてみたい。
でも、祭りの難しさは、自分一人では決してできはしないし、人間だけのチカラでも造れないんだ!
騒音とゴミ、それと気まずさしか残らないようなお祭りはもうやめよう!

金曜日, 1月 11, 2008

プンツォック in N.Y 続き



☆ラダッキ・プンツォック☆
1954年インド ラダック生まれ。
インドのチベット社会を代表するシンガーソングライターとして世界的に活躍し、これまでに数々のCDを発表し現在に至る。自作の歌は子供たちの間で広く人気を博し、大人から子供まで多くの世代で歌われ愛されている。
また、映画俳優としても活躍し、自ら映画監督も勤める。近年の作品はインド国営テレビにて放映された“Mera Sindhu”。ラダックを舞台にしたドキュメンタリー作品でインド国内にて話題となる。
さらに上座部仏教のヴィバサナ瞑想のゴエンカに師事し、ヨガ指導者としての顔ももつ。
2007年10月、ダライ・ラマのニューヨーク訪問に同行し、記念フェスティバルのステージにたち、ニューヨーカーから喝采を浴びる。
2005年夏に初来日。
そして、今秋、待望の再来日公演が予定されている。

プンツォック in N.Y



チベット人の兄貴、プンツォックから、今頃、New yearメールが届いた。
それも、ぶっ飛ぶような凄い写真が添付されて!!

それにしても、彼のニューヨーク公演に同行しておけば・・って後悔するような写真だ。

今年の秋には再来日してもらいます!
実は、もっと早いかも知れませんけど・・・

水曜日, 1月 09, 2008

ライブもりだくさん!



こんなにおいしいライブがもりだくさん☆

・Heavy Trash(1/14 心斎橋クラブクアトロ)
・mum(1/15 心斎橋クラブクアトロ)
・Rufus Wainwright (1/20 名古屋ダイヤモンドホール)
・Sufjan Stevens(1/21 心斎橋クラブクアトロ)

時の人ルーファイスは21日に大阪公演があるんだけど、同日のスフィアンと重なる!ので、やむを得ず名古屋へ行きます。
スフィアンは21世紀のフォスターみたいな若者で、アメリカの古層にある民謡を掘り出しては現在によみがえらせてるユニークなアーティスト。アメリカ50州をテーマにする壮大な楽曲プロジェクトが進行中。
ヘヴィ・トラッシュはジョン・スペンサーのユニットで、ブルース一色!
この豪華すぎるラインナップはなんだろう!?

こりゃ、忙しい・・・

火曜日, 1月 08, 2008

バイオリズムの低迷期


正月休みが明けて、我がオフィスにもスタッフが戻ってきて、
2008年も本格的にスタート。

今日の神戸は3月下旬並の暖かい空気。
なのに気分は真冬。

物事を慎重にゆっくりと考えなきゃならない時期なのに、
気分だけが焦っている〜
空回り、空振り三振・・

考え過ぎ・・
頭かたすぎる・・
だから、
もっと柔軟に、ゆっくりと〜
こういう日は、
しょこたんプログをギザ読んで頭休めよぉっと(´;ω;`)

日曜日, 1月 06, 2008

空の雲


いろんなかたちのの、いろんな大きさの雲。
それらはやってきて、過ぎ去っていく。
でも空はあくまでも空のまま。

日常生活においても仕事のフィールドにおいても、
他人と優越を競い合うような生き方はしたくない。

いろんな人がいてそれで世界は成り立っている。
他人には他人の価値観があり、それに添った生き方がある。
僕には僕の価値観があり、それに添った生き方がある。
そのような相違は日常的に細かなすれ違いを生み出し、いくつかのすれ違いの組み合わせが
大きな誤解へと発展し、その結果故のない非難を受けたりもする。
誤解されたり非難されたりするのは、決して愉快な出来事ではない。
そのせいで心が深く傷つくことがある。

しかし、そのようなつらさや傷は人生にとってある程度必要なことなのだ。
他人といくらかなりと異なっていてこそ、自分というものを立ち上げ、自立したものとして保っていくことができるのだから。

僕が僕であって、誰か別の人間でないことは、自分にとってのひとつの重要な資産である。
心の受ける生傷は、そのよう人間の自立性が世界に向かって支払わなくてはならない当然の代償なのだ。

木曜日, 1月 03, 2008

a happy new year!


2008年 新年あけましておめでとうございます。
元旦から2日にかけて、伊勢と大和という日之本二大聖地を巡礼した。
僕にとって、正月のはずせない行事。
この2つの日本の重要な聖地は、我が故郷伊賀を直線上に結ぶレイライン線上にあって、
その延長線上の神戸で、僕は住み、そして小さな会社を経営している。

ただいま、2008.1.3 22:41。
摩天楼な神戸に戻り、正月休みで誰もいないオフィスで、年末にやり残した仕事を片付けて、
ローリング・ストーンズを大音量で流しながら、このブログを書いている。

今年の抱負は、なんと言っても、自分が生んだこの“よちよち歩き”の会社を一人前にすること。
そのためには、自分も社員とともに本物の経営者にならねばならない。

尊敬するパタゴニア社のイヴォン・シュイナード社長は「社員をサーフィンに行かせよう」と言った。
「宇宙は新たなフロンティアだ」たんなる宇宙旅行趣味の大金持ちかと思っていたら、「月面で採掘したヘリウム3を宇宙船いっぱいに積んで持ち帰れば、アメリカの1年分の電力をまかなえる!」と、英ヴァージングループのリチャード・ブランソンCEOは豪語する。
ストーンズのミック・ジャガーが若かりし頃、「自分が45歳になって『サティスファクション』をまだ歌っているぐらいなら死んだ方がましだ!」
と豪語したはずなのに、
60オーバーのいまでも、現役ロックンローラーとして歌い続けてる。

インドの予言者に「君は最低でも86歳まで生きる」と言われた。
現在、43歳だから、、
ようやく、人生の折り返し地点ってわけだ。
毎日、ジムに通い、コロンつけて、美人で優秀な秘書を雇って・・
これで、ポルシェにでも乗ってたら、そらぁ、老けてられない。

去年の大きな転機は、起業して、自由になる羽をもらったこと。
自分がやりたいこと、やるべきことを探すのに、これほど都合よく羽ばたける“羽”はない。

21世紀は環境と転換の世紀。
中国やインドの経済発展や人口増がそのまま続いたら
アラブのオイルマネーや腹黒いロシアのクレムリンの言いなりに成り下がっていたら
やがて世界は、深刻な温暖化と穀物不足と水不足
2013年の悪夢は実現に!

だからだから・・・この羽をもらったわけだ!
2008.2.26は僕の44回目の誕生日で、数霊では日之本開闢の日・・・

日曜日, 12月 30, 2007

これほど“ワニ”の虜になるとは!




今、ワニが大好き。
動物園とかフロリダの湿地帯にいるやつじゃなくて、
オシャレな都会のブティックで、ミニマルな雰囲気とさりげなくフェロモン出しているやつ。
LACOSTEのことですよ!
ワニのパッチのポロシャツには青春の懐かしさ懐古趣味を感じますが、最近のデザインはクールそのもの!
スポーティだし、ミニマルだし、かっこよすぎる!

妻のプレゼントには、ポロ風のワンピースを贈りたい。可愛いんだもの・・・
女性でワニをさりげなく着飾っているヒトがいたら、追っかけてしまうだろう。

ちなみに、LACOSTEのwebサイトのBGMで、ZERO7の“Destny”が太っ腹にもフルバージョンで聞けちゃいます。
イギリス人のプロデューサー集団ZERO7がつくり出すクワイアット&クールで徐々に大爆発するエクスタシーなサウンドは、僕の最高フェバリットなので、このコラボレーションは偶然とは言えヨダレもの。(彼らのヤバ過ぎるステージはフジロックで体験してから虜に!)
そして、パリコレのステージには、我が愛車シトロエンが壁に突き刺った舞台演出がされてたりして、ほんと、エスプリ効いてる!!

来年は、贅肉落として体を引き締めてワニに食べられないようジムに通いつめよう・・と思う。

木曜日, 12月 27, 2007

ロニー・スクリューワーラ再び


先日、このブログにロニー・スクリューワーラのことを書いた。
ちなみに、googleで“ロニー・スクリューワーラ”と検索すれば、このサイトがトップでヒットするぐらい、日本でも彼の知名度が低い。

「その名にちなんで」は、海外で自分探しをするインド人の物語です。

水曜日, 12月 26, 2007

祝!ボリウッド変革の騎手・ロニー・スクリューワーラ


ついに、ボリウッド(インド映画界)新世代の異端児、ロニー・スクリューワーラ(ディレクター)の作品が日本デビュー!
その名にちなんで」が今月22日からロードショウ。しかも、配給元はハリウッドの20世紀フォックス社!
これは凄い快挙。
この映画を機にボリウッド製インド映画が世界を震撼する、そんな予感が・・。
インド映画ファンの僕としては、インド国内でさえ無名の45歳の変革の騎手スクリューワーラ君に期待したい。
だって、ハリウッドが彼を、そして彼の作るインド映画を認めたんだから・・
この映画にお決まりのボリウッドスタイルはない。いわゆる踊りと唄によるミュージカルとハッピーエンドのストーリー・・・
そういう意味では、インド国内で、あまり評価されていない作品だろうと察する。
だって、この映画は全世界に照準をあてたオルタナティブな作品だから・・・

彼の会社UTVの株を今のうちに買っておこうか・・と、真剣に考えてます。

日曜日, 12月 23, 2007

best of 2007



昨日は冬至で、そして明日はクリスマスイブ。
ついにカウントダウンも秒読み段階。

冬至の日は、高知に向かうため明石大橋をぶっ飛ばしていた。
その道中で、淡路島のイザナギ神社に立ち寄って正式参拝へ参加。
こんな重要な神事に出席できるチャンスを偶然、インド舞踊家の藤原真奈美さんから2日前にもらった。
その神事には、これから先、より深くおつきあいいただくことになろう、神様繋がりの人たちとの出会いがあった。
すべてに感謝。
高知のパーキングにシトロエンC5を入庫して、走行メーターみたら「88888」のゾロ目。
高知の友人と4時間程度の濃密な打合せを郷土料理店でして、それから、我が家とスタッフのKさん宅への「かつおのタタキ」を土産用に包んでもらって、「晩ご飯は、少し遅めにね!」って携帯で電話して18時30分に高知をスタートして神戸に着いたのが21時。
雨のなか、平均時速130km/hで快適クルーズだった。

さて、そんな有意義な連休初日。
もう、気分はすっかり、ベスト オブ 2007のこと。
とにかく、今年も多くの友人との出会いがあった。
古い自分を捨てて、新しい境地にたつことが、年初めの目標でもあったので、
そういう意味では、目標達成ってところか。

CDでは、ジョー・ヘンリーにぞっこんの年だった。
年の瀬に発売された3作目の出来も素晴らしかったし、プロデュース作であるロンドン・ウェインライト二世(ルーファスのお父さん!)の作品も最高。
男の孤独感を美しく表現できるシンガーソングライターとして、また、プロデューサーとして、同世代の彼にはインスパイヤされた。
そして、将来のブラジル音楽界を背負ってたつ歌姫となるはずのマリア・ヒタの三作目は、ずばりサンバへの回帰がテーマ。
アラブ歌謡の世界を含め、ワールド・オルタナティブが進行中であることを確信した1年でした。
こういう事実は、日本にはなかなか伝わってこないけれど・・・
ちなみに、ベストライブは、サマソニでみた、コーネリアス!

土曜日, 12月 15, 2007

色即是空


絶対に「手放し」てはいけないものがある。

人生を共に歩むパートナー
笑顔あふれる家庭
多くの友人たち
ひとつの目標にむかって共に闘うビジネスパートナー
そして、夢と希望

みんなに囲まれて、幸せに浸っている自分がいる。
でも、油断は禁物。

汝、おごるなかれ。
汝、決して失うなかれ。
心を裕福に
わだかまりを捨てて、すべての人を許そう
そして、自分を許そう

世界人類が平和でありますように
私のまわりのすべての人に幸せを
そして、私の心が平穏でありますように

土曜日, 12月 08, 2007

地域再生戦略

今朝の朝日新聞の1面の政府広報欄に、天使の羽?
内閣官房室は、『地域再生戦略』を策定したとのこと。
地方都市、農山漁村、基礎的条件の厳しい集落それぞれに対応した省庁・施策横断的な地方再生戦略。
地方と都市が共に支え合う『共生』の考え方に立ち、地域の自由な取り組みを政府は後押しをする・・・そうだ。

金曜日, 12月 07, 2007

Lisa Randall博士


『異次元は存在する』というハーバード大学のランドール博士
異次元とは、5次元の空間。
この5次元は、我々の3次元世界に絶対的な影響を及ぼしているそうだ。
今後、博士のこの理論により高次元宇宙の研究が飛躍的に進歩すると期待させている。
しかも、この理論物理学が行き着く先は、地球外生命の存在であったり、宇宙創設の謎であったり、大いなる神の存在であったりと、霊の解明であったりと、その夢や可能性はつきない・・
時空を超えるとか、シンクロしているとか、スピリチャルだとか、、、
そういう目には見えなくて科学で証明されないものを物理学によって解明されようとしていることが興味深い。

写真で博士のバックに飾られているのは懐かしいオイルランプ。
1962年生まれ。ポスト・ニューエージの申し子のような博士。
アインシュタインの夢を継承するこの美貌な現代物理学者に注目。

火曜日, 12月 04, 2007

Stresslessという極楽


オフィスのあるビルのテナントに家具屋さんがあって、そこで見つけたストレスレス・チェア。
北欧ノルウェーのエコーネス社が造り出す快適チェア。
試しに座ってみたら、それはそれは、もうゴージャス。
飛行機のファーストクラスに座っている気分。ちなみに本物に座った経験ないですが・・
思わず“これ欲しい!”って唸りました。
これに座りながら、ホームシアターでDVD観たり、本読んだり、うたた寝したり・・・
想像するだけでワクワクしたり、体が気持ちよくなります。
こんなのがリビングにあると、仕事切り上げて、早く家に帰りたくなってしかたないね。
これからの人生をファーストクラスで快適に過ごす、、と考えたら安い買い物かもね!

月曜日, 12月 03, 2007

ジミーさんとの再会


インドの古典楽器サントゥール演奏家のジミー宮下氏との久しぶりの再会。
京都でタイマン-ナティヤアラヤ(インド舞踊研究所)を主宰するDAYA・TOMIKOさんのスタジオでのライブ。
町家を改装した、そのスタジオはインドの濃厚な空気が漂う素晴らしい空間でした。

スタッフが用意してくださった美味しいチャイを頂いていると、ジミーさんのセットが始った。
「今から、“睡蓮Lotus”という曲を演奏します。ついに世界は“心”の時代になりました。世界が蓮の花(人間の美しい心が開くことに喩えて・・)で覆われる、そんな理想郷をイメージして作った曲です」
ジミーさんのサントゥールの万華鏡のように光り輝く音魂に包まれて会場に集まったオーディアンスが一人また一人とメディテーションに誘われていく。

岐阜の中山間地の洞戸で住むジミーさん。
鹿児島生まれの彼が、洞戸を愛し、そこに流れる板取川に龍神を感じて“聖なる川”と崇める彼のスピリット。
そして、ついにはダム建設計画をも住民を巻き込んで中止に追い込んだ彼の活動力。
日本の中山間地問題や限界集落の問題をも簡単に解決してしまいそうな彼の姿勢や思想に大いに共感しました。

来年は、ジミーさんとともに、何か大きな活動を共にすることになりそうな予感を感じます。

パリのエコな交通事情 〜ヴエリブ〜


サラリーマン時代は、都市交通政策の専門家でもあった。
行政に対して、ずっと、都市の渋滞対策や環境対策にレンタサイクルシステムを提案してきたのに、未だに実現していない。
そんな折り、パリのヴエリブはまさに、自分がイメージしていたのが具現化されていて、びっくり!!
羨ましい限りです・・・
それにしても、パリらしくエスプリがきいててオシャレ
京都とか金沢との古都に似合いそうなママチャリだ

金曜日, 11月 23, 2007

久しぶりの充実した出張 ON THE ROAD


久しぶりに外の空気を吸った気分だ。
起業してから、珍しく2泊3日の出張。
天草と八代、そして阿蘇。
天草では小春日和のもとで潮の香りを、八代では師走前の繁華街で朝の4時まで飲み歩き、阿蘇では硫黄の匂いにつつまれた露天風呂
をそれぞれ満喫。
本当に仕事してるのって? ・・・やってます!
僕の性格を知っている人は、3日目で留めておいてよかったと安堵するんじゃないかなぁ。
だって、4日目以降は、極端にホームシックになるんだから・・
確かに、今日は濃厚な旅の疲れでグロッキーだ
ケルアックの『オン・ザ・ロード』を読みながら、頭と体を休めて、明日からまた、ヘビーな仕事をリスタート・・・

火曜日, 11月 13, 2007

モバHO!って面白い・・・

最初のBS以来、衛生放送が好き。
特に、音声放送が大好き。
かって、BSには、St.GIAGAっていうアンビエント、サウンドスケープ系の音楽放送番組があった。
月の満ち欠けとか潮の干満とシンクロしたリズムや高揚感のある選曲をする画期的な放送番組だった。
宇宙衛生から地球に向けて発せられるサイバーなイメージもあって、とても素晴らしかった。
そんなマニアックな局が日本に存在していたこと自体、今では信じられない。

で、2007年現在、衛生による音楽放送はusenが牛耳っている。
sound-planetは、パラボラが必要だけど、結構、おもしろく、契約してからもう3年ぐらい経つ。
そして、最近、僕はモバHO!なる携帯型の衛生受信機をリースし、ドライブの車中、街中、電車の中で衛生放送を楽しんでいる。
これの面白さは、i-podにはない、予めセットさせていない音楽の洪水が浴びられることにある。
こういう感覚は、やはり新鮮だ。

この受信機をもって初めて知ったのは、ギャップ・フィラーなる存在。
衛生電波が届きにくいビルの谷間、地下街、トンネルなどの場所に衛生電波を拡散させる装置が街中に整備されつつあるそうだ。
ちなみに、僕がよく利用するJR神戸線の車中でもこのギャップ・フィラーのおかげで受信できる。

今後、衛生を活用したメディアやIT技術が普及するような予感がする。

日曜日, 11月 11, 2007

フロント・ベンチャー#2

ようやく今月から新オフィスに引っ越し。
一人静かなオフイスで抱えているプロジェクトをコツコツこなししたり、電話受けたり、営業したり、経費計算したり、予算管理したりと、今までの3倍以上の忙しさ・・・
4hr-workerとか、そんなビジネススタイルを実践しているつもりが、
気がつけば、いつものように、トラップにハマり込むパターン。
これはいかん!
ということで、自分が独立起業した本来のテーマを改めて考え直すため、
そして、モチベーションをキープするため、
大阪本町は東の果てにある友人のオフィスに行き、フロント・ベンチャー会議を開かしてもらった。

目の前に積まれた数百万のプロジェクトに飛びつき、かっての部下クラスの会社人間にシッポ振ってたまるか!
テーマは優れた日本のITクリエーターたちを公共に送り込むこと!
地域再生、限界集落への挑戦、観光の国際化・・・・

今月末に、N県へ彼と共に2回目のプレゼンに向かう。
地域プロデューサーとITクリエーターとのコラボレーション!は必ず実ると確信する。

金曜日, 10月 26, 2007

outgrowing the earthその2〜地球規模の食糧問題

急激に工業化する国は穀物消費が急速に拡大する一方、穀物の生産量は減少する。
その結果、穀物の輸入が拡大する。
これは、所得の上昇に伴う穀物消費量の拡大、作付け面積の減少、農業就業者の工業従事にシフトが原因である。
この一連のメカニズムは、ジャパン・シンドロームとも呼ばれている。
現在、日本は穀物の70%を輸入に頼っている。
近年の中国の経済発展に伴い、大豆が需要に追いつかず、ついにオーストラリアから輸入を開始した。中国の穀物の不足分はカナダの穀物総生産高をも上回る7000万トンである。

地球温暖化は、収穫量に影響を及ぼすと言われている。アメリカ科学アカデミーは、「コメの生育期間の温度が1℃上がるごとに、収量はおよそ10%減少する」と報告している。
また、中国の砂漠化や灌漑用水の不足も、とりわけ中国北部の乾燥地帯の小麦の作付け面積を縮小させている。

さらに、そこに地球規模での人口増加の問題がのしかかる。
世界の人口は、1950年の25億人が2000年までに60億になった。1950年以降の増加は、それに先立つ400万年を上回っているのだ。
2050年にはインドの人口が5億以上増加すると予想され、2040年前後には中国を上回ると予想されている。

ここまでの話で先見の目を持つ人なら、なんらかのアクションを起こすはずだ。
現に、投資ファンドで水利権に投資したという女性がいるということも頷ける。

水曜日, 10月 24, 2007

outgrowing the earth〜深刻化する水不足の世紀


outgrowing the earthとは、「人類の生産活動が、地球の自然システムの限界を超えつつある」という意味で、アースポリシー研究所長のレスター・ブラウン氏が提唱した言葉。
まずは深刻化する水不足の問題から・・・

石油資源の枯渇も確かに気になるが、地下水資源の枯渇という、それよりも、はるかに大きな脅威が忍び寄っている。
石油の替わりはあっても、水の替わりはない。

中国やインドなどの経済発展や工業化による需要オーバーや井戸掘削の過多による地下水の枯渇が深刻化している。

食糧生産は、水をきわめて大量に必要とする。
一人の人間の1日の水の摂取量は4リットル。だが、1日分の食糧を精算するにはその500倍の200リットルの水が使われている。
世界的な水不足は知られている。でも、ここで重要なことは、「水不足が、食糧不足に連鎖していくという恐ろしい事実」を、まだほとんど理解されていないということだ。

急速に拡大する水不足に対し、地球規模での水対策を実施することが急務なのである。

人間は、このまま自然界の摂理を無視し続け、地球環境へのダメージを与えるのであれは、それは地球にとっては癌細胞のような存在。
このままでいいのか?

土曜日, 10月 20, 2007

The 4-Hour Workweek


The 4-Hour Workweek 〜escape 9-5,live anywhere and join the new rich.
邦題「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」ティモシー・フェリス著

今、自分が実践しているビジネス・スタイルと酷似しているので、すらすらと読めた。
著者の実体験に基づき、最小の努力で、最大の成功を手に入れるための合理的な方法を解説した本であり、決して、ネズミ講まがいのインチキ商法本ではない。
たぶん、ベースにある考え方は、僕も大変影響を受けた「ユダヤ人大富豪の教え」に基づいている。
テーマは、これまでの労働の常識やその考え方を変えること!

独立起業を目指すビジネスマン、ニューリッチを目指す人向けの入門編。
フリーになった僕は、ここ最近、あまりにも仕事に束縛される時間から開放されたことに、少しの罪悪感を感じていた。
でも、それでいいのだ!ということを説いてくれている。

土曜日, 10月 13, 2007

愛用Rolex


10年も前に購入した中古ロレックス daytona。
熊本市内の中古ロレックス専門の時計屋で購入した。
当時、抱えていた熊本県でのビックプロジェクトが順調に進み、大きなハードルを乗り越えられた日に、自分へのご褒美(平凡!)として
衝動買い。
アンティークなんだけど、これといったプレミアもなく、実に平凡なロレックス。
でも、飽き症のこの僕が、10年も他の時計に浮気せず、毎日使っている。

そんなロレックスだが、リュウズのネジはバカになり、クリスタルガラスは深傷を負い、ブレスは汗だくで・・まったく、疲れた中年サラリーマンって感じ!だった。
このような状態で7年間(前回のオーバーホールから)もオーバーホール&メンテもせず過酷に使っていた。それでも、彼は、けなげに毎日、時を正確に刻んでくれていたのだ。

ご主人も起業して人生をリフレッシュしたわけだし、時計もリフレッシュが必要だ!
というわけで、夏にオーバーホールを依頼し、昨日、ようやく自分の左腕に戻ったRolexはまるで新品のような輝き。
30年も前に生まれた時計とは信じられないように、光輝き、カチカチと正確に1秒1秒を刻んでいってくれる。頼もしい愛械。

一生浮気はしないつもりだけど、ROLEX御堂筋店で同じくdaytonaシリーズでカッコいいモデルを発見し一目惚れ。
かっての熊本プロジェクトのように次なる目標を成し得た暁には、間違いなく浮気してしまうだろう。

自分の左腕は一本、その日に巻ける時計だって一本。
だから、時計だけは妥協も衝動買いもしない。

水曜日, 10月 10, 2007

牛はいませんけど・・



片側2車線の道路に5台の謎・・・
車2台、オート三輪1台、リキシャー1台に、牛一頭!
わかる人だけ笑えるジョーク・・

待ってました!


ライ・クーダーの2枚の最新作品だとか、決定打は、その彼がプロデュースしたメイヴィス・ステイプルズの久々のソロ作『We’ll Never Turn Back』のすごい力作とか・・・
ここ最近、60年代や70年代初頭の頃に戻ったような、なんともエネルギッシュなライ・クーダーのディスカバー・アメリカのサウンドに即発されたのだろうかと察する細野さんの新作“FLYING SAUCER1947”の素晴らしさと言ったらもう・・

実は、トロピカル3部作の“秦安洋行”からリアルタイムなファンなんです。かれこれ、30年!
だから、ずっと、こういう艶っぽく怪しいアナログなサウンドがQuiet Lodgeスタジオから出てくるの、今か今かと密かに待ってました。ファンとして・・・さんざん待たされて、還暦記念盤だって、、、そんな〜。

日本人には空白の1940年代のアーリー・アメリカン・ミュージックへのオマージュがコンセプトだそうだが、これには、ライ・クーダー君も真っ青!
やりましたね!我らがハリー細野!

良い意味で、こんな変てこなサウンド創るミュージシャンは世界中探してもいませんよ

月曜日, 10月 08, 2007

ジャパンブランドは田舎にあり!


連休初日は東京にいた。
農水省主催の「ジャパンブランドは田舎にあり」というテーマで、グリーンツーリズムに関連した講演会というかギャザリングに出席するため。
大手町の会場には、とにかく様々な業界の人たちが集まっていた。
赤坂にある有名な中華飯店の大支配人(華僑の女性実業家)、お客の9割が欧米のバックパッカーというこれまた非常に有名な旅館の経営者、日本語学校の副校長、ウクライナ出身で日本語が堪能な女性(彼女の職業は不明)などなど。
当然、そこには農水省や国土交通省の官僚の姿も。
小泉前首相が提唱した「VISIT JAPAN」の一環として、外国ツーリストに東京や京都だけではない、日本の美しい原風景である農村を訪れてもらうための課題や事例紹介だった。
衰退していく農村漁村の活性化、日本文化のアイディンティティの宝庫である農村の魅力発掘、国際交流などなど、、、
これはかなり面白いテーマだし、新たなビジネスチャンスであふれている。
そ〜んな確かな手応えを感じて、解散後、新丸ビルで最終便まで時間を潰すつもりでフラリと入った素敵な若女将の経営する居酒屋で、伊賀の地酒“るみこの酒”を利き酒程度にとスタートしたつもりが、いつのまにやら、女将と日本酒談義に花咲いて・・・後はご想像のとおり。
翌日は、東京から滋賀に向かい、久しぶりに淡海ネットワークセンターの地域プロデューサーを養成する未来塾の中間発表会に出席して、そこでも懐かしい恩師に再会して、楽しいひと時を過ごさせていただいた。
全ての出会いに感謝!

農村への外国観光客の誘致・・これは日本におけるグローバリゼーション1.0かもしない。
インドでみた“フラット化する世界”の現場との共通点を感じ、いやおうなく期待感が昂るのだ。

土曜日, 10月 06, 2007

アウトドア熱、再び!


大親友で東京在住のシンガーソングライターのKさんと久しぶりの神戸での再会。
一応、目的はビジネスミーティングだったんだけど、当然、アクティブな二人は、神戸空港から我が家のレンタルガレージに直行してテントやらツーバーナーやら、ランタンなどのキャンプ用品一式を車にピックアップして吉野・熊野へと直行。
目指すは吉野の和佐又キャンプ場。ここは、釈迦ガ岳などの大峰山系を臨む絶景のキャンプ場。
今夜も貸切状態。
キャンプ場にアプローチする道路で出会った動物は、野うさぎ、鹿、フクロウ・・・
月明かりのなか、テキパキと2人でテントやタープを張り、ランタンの明かりとワイン片手に星空の下で二人で時間を忘れるぐらいの楽しい会話。
最高!男に生まれてよかったと思える瞬間。
あたりに霧が立ちこめると、さらに幻想的で、「ブナの大木のシルエットがまるで夜啼鳥みたいだ!」とKさん。
最新CDの最後の曲の「夜啼鳥」を演奏し始める頃には、僕はいつのまにやら深い眠りへと・・・

大自然の中でのキャンプは、本当に理屈抜きに気持ちいい。
過酷なアウトドアで快適に過ごすためのミニマルなアウトドア・ギアとは、
快適すぎず、足らなすぎず・・
このバランスがとても大切。
そういう些細なことで意見がぴったしと合うKさんとのキャンプは楽しい。

今回の周遊ルート
神戸空港→和佐又山キャンプ場→花の窟神社(熊野)→神倉神社(新宮)→玉置神社(十津川村)→湯泉地温泉(十津川村)→和佐又山キャンプ場→神戸空港

金曜日, 10月 05, 2007

シバァ神の都市、バァラナシ


仏教聖地サルナートからヒンドゥー教の聖地バァラナシはガンガー(ガンジス川)のガートへ向かうため、一人、リキシャ(自転車タクシー)に乗って移動。
自転車だから所要時間は1時間ぐらい。おかげで、インドの土埃や悪臭をいっぱい吸った。でも、嫌いじゃない。
今回の一人旅でのお供であるガイドブックは、Lonly planetの“India”。要するに、地球の歩き方の欧米版。
なかなか頼りになる。
例えば、バァラナシのページに、このような注意をしてくれている。
「しつこい客引きには決して、耳を傾けるな」とか、「無料でガイドを申し出る輩には注意せよ」。
だから、リキシャに乗って、ゴダウリアというガンガーの辺りのそれはそれは大変美しい中世の街並に近づくたびに、緊張し、心の準備をしたよ。
でも、結局、なんだかんだと言いくるめられて、その無料ガイド君のシステムにまんまとハマってしまったわけだ。
恐るべしインド人!
その後の展開はご想像のとおり。
でも、彼のお陰でとても短い時間で、バァラナシの聖地を200%堪能できて、愛妻と母親へのシルクの高価な織物までお土産を買えたということで、納得納得・・って感じで!

ダシャーシュワメード・ガートでボートを貸切って(1000ルピー!このことをプンツォクに知られたら激怒されるので内緒にしている)、ガンジス川を遊覧。ガンジス川から臨むガートの美しさに大感動。

ガンジス川の河原で沐浴する人、ヨガする人、祝福する人、花を売る人、ひげを剃る人・・・
その横の火葬場ではちょうど6体の遺体がダビに臥されていた。
かなり、生々しい火葬。遺体の足がちらりと見えている。
火葬場の直ぐ近く、“死を待つ人の家”にも行った。
50人の老人たちがいた。
火葬の煙が部屋に漂ってくる、ベッドもないコンクリート床にしゃがんで死を待つという心境に驚くばかり。
この地でダビにふされるとカルマから解脱することができるので、ヒンドゥー教徒には最高の聖地であり、人生の最後の巡礼の地である。
死を待つ老婆のために、彼女の火葬のために必要な薪代の寄付もした。
火葬場で犬2匹が何かを漁ってる。たぶん死体の一部??

生と死を考え見つめ直すことのできるシバァ神の都市、バァラナシ。
今回の旅の目的地のひとつ。
そして、ここは間違いなく世界最高の聖地だ。

自分の子供たちに、この聖地を見せてあげたい。

木曜日, 10月 04, 2007

Respect to money


あっという間に10月。
先日まで厳しい残暑に参っていたのに、今日は鼻風邪をひいてしまった。
インドから帰国してからは、すっかり仕事モードに突入。
毎日、バリバリと働いている。
九州プロジェクトもリスタートして、また、有意義な日々が戻りつつある。

そういえば、インドの奇跡は、未だに続いている。
それは、偶然、インドの地下鉄の車内で出会ったインド政府の官僚の方とのメールでの文通(懐かしい響き)
彼に、今、インドの優秀なIT企業や通訳を探してもらっている。
実現すれば、新しいビジネスへと展開させる目論み・・・

話は変わるが、旅行中、インド人の裕福な友人の言葉が印象に残っている。
「お金に感謝すること」
「もっと、ゆっくりゆっくり。君は何をするには急き過ぎている」
「君は今まで日本だけでしか仕事のターゲットとしなかっただろう。これからは世界を相手に仕事するんだ。そうすれば成功する」
そう、これらの言葉はこれからの人生での大切な鍵となるだろう。

結局7月から、片手間に仕事はしてたけど、3ヶ月の長期休暇でリフレッシュすることができた。
だから今は猛烈に仕事したくて、したくて・・・・っていう心境だ。

さぁて、疲れた頭に大好きなエジプトのRUBYちゃんの今世界一エロセクシー&クールな歌声を聴いて癒されよっと・・
アメリカならラップ、日本のJ-POP、、、こういう保守的でくだらない拝金主義の音楽を作っている間に、アラブ世界では世界を震撼するような魅力的な新しいポップミュージックが生まれているってことを知ってほしい!

水曜日, 10月 03, 2007

20年ぶりの印度へ


チベタン・インディアでシンガー、映画監督、俳優として有名なラダッキー・プンツォク氏のニューデリーのマンションにステイさせてもらい、彼の案内でデリー近郊のmajnu-tilaやネパール国境近くのウッタル・プラデーシュ州のDehradunなどの日本人には馴染みのない、けれども大変深いチベタン・コミュニティを訪ねた。Dehradunではなんと、ニューデリー空港でお合いしたチベット仏教Kargued派の高僧Chetsangリンポチェに謁見し再会するという奇跡も!
本当に、毎日が、奇跡続きのインド旅だった。

Chetsangリンポチェは、「こうして、あなたとお合いしたのも、すべては、あなたのこれまでのカルマによるものなのです。あなたは、これから私たちと共に、わたしたちの教えやチベットと日本との文化の橋渡しをする仕事をすることになるでしょう」と、おっしゃってくださった。

来日経験もあるプンツォク氏。来年は彼を日本によんで日本各地で彼のことを紹介してみたいと思う。また、彼も広島の原爆の悲惨さと平和の大切さをインドに紹介する映像作品を撮りたいそうだ。

さて、20年ぶりに訪れたインドのこと。
ニューデリーでは2年前に地下鉄が開業し、多くの人々が携帯電話を持ち、高級ホテルのバーや高級映画館での美男美女の華やかさといったら・・・本当に驚いた。
教育水準の高さゆえの豊かな知識と技術力。そしてITによってインドはこれほどまでに経済成長を遂げた。
一見して全く新しく生まれ変わったインド。でも、旧市街では、貧困、喧噪と埃っぽさ、しつこい客引き、不衛生な点は何も変わってはいなかった。

今回、インド行きを決断したのは、トーマス・フリードマンの「フラット化する世界 」という一冊の本だった。
今や、世界は本当にフラットだ!と感じた。
現に、インドでも、日本でいるときのように、インターネットや携帯メールでバリバリ仕事をこなすことだってできた。

そして、最後に。プンツォク氏との出会い。
来月早々のニューヨーク公演(ダライ・ラマのニューヨーク訪問に合わせたイベント!)に向けた準備に忙しいなか、貴重な時間を裂いて、インドやチベット文化の世界を深く案内してくれた彼に心から感謝です。

↓200枚以上!撮りためた写真をアップしています
http://flickr.com/photos/85447545@N00/

火曜日, 10月 02, 2007

こうして奇跡は始まった


その奇跡は、バンコクからニューデリーに向かう飛行機から始まった。
たまたま、隣のシートに座ったのは、チベタン・インディアでシンガー、映画監督、俳優として有名なラダッキー・プンツォク氏だった。

彼は、台北でのコンサートを終え、バンコク経由でニューデリーに帰国途中だった。
たった4時間のフライトで、お互いが意気投合し、そのまま、彼のニューデリーのアパートメントに泊めていたたぐことに・・

そして、ニューデリー空港で荷物を待っていると、神々しいオーラーを発するチベット人の高僧が数人の取り巻きに囲まれ、シンガポールから到着した便の荷物カウンターの前で立っている。
当然、プンツォク氏をはじめチベット系のインド人たちが祝福の挨拶のため集まっている。
高僧の名は、チベット仏教Kargued派の高僧Chetsangリンポチェ!

こうして、奇跡続きのインド旅が始まった。

月曜日, 10月 01, 2007

祝福の笑顔


幼かった頃・・・・
母親におんぶしてもらった電車の中で、
よちよち歩きの公園で、
人ごみの街角で、
見知らぬ人々が祝福の笑顔を降り注いでくれた
だから、精一杯の“笑顔”でこたえた

しかし、大人になっていくだびに・・・・
笑顔が少しずつ消えていく
人間同士が一瞬に繋がることのできる魔法を
今でも子供たちは知っている
だから、思い出す。スマイル・オン・スマイル
誰もが、今でもあの時のように、
あなたを祝福している

月曜日, 9月 17, 2007

ありがとうジョゼ!


楽しかったジョゼ・ピニェイロ関西ツアーが終わった。
チェルシー(神戸)、拾得(京都)、カフェ・コロンビア(心斎橋)、それぞれ本当にご機嫌なライブだった。
僕は音楽好きの友人達にジョゼの音楽性の素晴らしさを力説してきた。
昨年の「eve氣みちひらきまつり」でジョゼのことを知ってくれて、ファンになってくれた人もたくさんいる。
地球の裏側のブラジルの、それもノルデスチ(北東部)というコアな音楽発信の地の、それも現在進行形で、、、しかも日本語の解説付きで堪能できるのですよ!
彼は、日本のブラジル音楽ファンにとっては、ノルデスチのイマを伝える吟遊詩人(歩くシンギング・ニュースペーパー!)といえる存在。

ユミの解説もよかった。
ブラジル音楽が様々な民族の融合によって、これほどまでに多彩で素敵な音楽が生まれたこと。そして、今でも新たなリズムが民衆のそれも若い世代から次々と生まれつづけているという事実。
あるいは、表現豊かな即興詩人の世界。彼らは内陸部に住み、読み書きができないらしい。
すべては過去から脈々と続くブラジル音楽の民衆レベルでの歴史と現在進行形の姿。

「民衆の知恵」という曲の解説では、ブラジルという国が500年前にポルトガル人に侵略されてから、支配者階級であるポルトガル人と、そして支配される側のインディオやアフリカ人奴隷、それとポルトガル人で流刑され否応無しにこの地にわたってきた白人たち。そういう2極社会のなかで、支配される人々(下流社会)がその屈辱を笑いとユーモアでもって豊かに生きるための知恵を唄うことによって生み出したという世界。これこそがブラジル音楽なんだと再発見!
そして、大好きな妖怪の話。沖縄やんばるの妖怪の世界との共通点も!いつか、やんばるでジョゼの唄を!

ブラジルにはジョゼのような素晴らしいアーティストは多い。でも、僕らががこれほどにまで、ブラジル音楽の今やその背景を直接教わることのできるのは彼だけだ。
毎年、ジョゼがこうして来日し、音楽を届けてくれること!って、ブラジル音楽ファンの日本人には貴重なことだ。

“サウダージー”の意味するところが、「美しい切なさ」っていうのも初めて知った。もっと、悲惨な「切なさ」を連想していたので、意外だった。こういうことも大発見!

木曜日, 9月 13, 2007

フロント・ベンチャー


3ヶ月ぶりにネクタイを絞めた。
先日退職したオフィスにて、元同僚たちとの会議。
あいかわらず、古くさい話題ばかりで、退屈だった。
『公共事業に関わる技術者よ、外の空気を吸ってごらん!。君等や僕らが知らない間に、世界は急速にグローバルにフラット化し、そして毎秒毎に天使が落としているビジネスチャンスを見逃しているのだ!』って、いつかは言いたいよね。ハハハ

その後、地下鉄で定年まであと6年を残している上司の愚痴にだまって耳を傾けていた。
会社そのものや、会社の再生に命をかけているという会社人間。
昨日までの僕もそうだった。
「この業界は、バブルの頃、好きなことがやれて、社会貢献もできて、おまけに報酬もよかった。でも、今は官僚体質という病気にかかってしまったのさ!」って、どうしてわかんないんだろう?

それから、浪花商人の本拠地、本町駅で彼と別れ、これから僕が命をかける夢のプロジェクト「デジタル空海」に共感し、その具現化に向けてコラボしてくれるITベンチャー起業家たちとの営業戦略ミーティングへ出席。
当然、話が弾む・・・
注目株のインドのIT企業のことや、近い将来に「液晶モニター」と我々の生活との関わり等の驚き発見の話題の数々・・全くもって刺激的だ!

夢や目標のある人生は本当に幸せだ。
その道がイバラの道であっても構わない。
彼ら彼女らと共に、人一倍、社会貢献してお金持ちになる。
それだけのこと・・・実に単純なミッションだ
これが僕の人生の『アウトカム指標』

ジョゼ・ピニェイロ関西ツアー


ジョゼ・ピニェイロの関西ツアーがスタートしています。
昨夜は神戸ライブで1年ぶりに再会しました。奥さんのユミさんもとっても素敵な女性です。
また、ノルデスチ・ワールドに浸れる幸せな日々!

そして、明日はまたまた京都ライブへ。すっかり、関西の追っかけです。
だって、こんなに濃厚なブラジル北東部の、それも現在進行形のリズムに酔えるんですよ!・・・贅沢!
 

火曜日, 9月 11, 2007

丸い雲・・中村滋の世界


知人で自然写真家の中村滋先生について紹介します。
自然の風景や身近な里山の小さな生き物たちの世界を通じて自然界の素晴らしさや尊さ、
そして、感謝する心の大切さについて表現する個性豊かな写真家です。
また、自らの写真を使い、子供たち、企業、宗教団体等、幅広い分野への積極的な講演会を展開されています。
その活動の根底にあるテーマは「いのち」だそうです。

この写真は、「まん丸雲」というタイトル。
〜「家の上空に丸い雲が出ました。目が両側にあって、何か動物の顔みたいな感じがします。(中村先生)」〜

神はいつも人間に何らかのメッセージを発しています。
現代人には、その自然界からのメッセージを受け取る感受性を再び思い出すことが必要なのです。

もう一人、コピーライターで滋賀県比良の里山を守る活動団体“比良里山クラブ”を主宰されている比良ミカンさんの言葉にも、その共通点があります。
〜「里山にカメラを携えて入っていくと、花や植物、昆虫たちが今にも“撮って!”と囁いている瞬間があるんですよ」〜

昨日までの残暑がようやく和らいだ清々しい空気と静寂に包まれた六甲山で、龍神のような形をした雲を見続けていました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
待望の中村滋先生のトーク&スライドショーが9月22日にマルガユニティ(大阪・本町)で開催されます。
主催者は、これまた知人の藤原真奈美さん(南インド古典舞踊家。マルガユニティ主宰)。
真奈美さんは、6月に、大重監督の映画『久高オデッセイ』を大阪で上映していただいたりと、これまたご縁ですね。
ちなみに、僕は残念ながらインドにおります。
http://homepage2.nifty.com/marga/sakusaku/6_1.htm

土曜日, 9月 01, 2007

kaki kingはすごいよ



先ずは、↑上のタイトルをクリックして↑
現在、イケイケ状態のKaki kingの映像。

僕は、偶然3年前にfujirock(オレンジ・コート)で見て、その驚異的なギターテクニックに吃驚した。
そのテクニックや彼女のスタイルとポジショニングは、あのジョン・フェィヒと比較されてると言う・・・Wow・
ファースト・アルバムはホントウによく聴いた。そして、最新作も評価されている。

対して、↓この過去のライブ映像は、そのオレンジコートでのgigに近い雰囲気。ユルさが懐かしい〜
http://www.youtube.com/watch?v=mGLs2WwIRa4

当時はあまり彼女の存在すら知らなかった(僕を含め)みたいで、客は20人ぐらいだったような記憶が・・
fujirockの良いところは、彼女のような未知数だけど、将来ビッグになっていくアーティストを発掘し出演させるところだ。

天地に恵みの雨を・・・


地底の水脈、龍の道
廻りて巡る・・まわりてめぐる・・・Ma・Wa・Ri・Te・Me・Gu・Ru
は、アメノミチ・・・
                         by 小嶋さちほ

現代の陰陽師。さちほさんとご一緒に・・
紀伊半島のレイライン上に縦断する地底の水脈が流れているという
ヤマトの龍穴神社(室生村)と丹生川上神社上社(東吉野村)にて、雨乞いの祈願。
静かな祈り、巌笛、祝詞が聖域に木霊する

翌日、奈良県に警報がでるぐらいの豪雨が大地に降り注いだ

ちなみに、丹生川上神社上社は、僕ら夫婦にとっても縁のある神社。
25年も前に発見した静かなる聖地。
そして、さちほさんにとっては、古神道の小林美元先生と修行した地だそうだ。
来年、この聖地にて瞑想会や野外フェスを開催するという・・・
異なる次元を繋ぐ不思議な縁・・・