水曜日, 1月 21, 2009

月を映すあなたの一日/ネイティブインディアンのことわざ


ネイティブアメリカンの教えがココロに響くときがある。

例えば、
『土地は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの』
地域コミュニティの解決策を話合うときに、地域の古い人間関係のしがらみによって、新しい観念が受入れらず躊躇していることがよくある。
伝統文化を守ることはもちろん大切なことだが、人はこういう概念を忘れてしまうと単なるエゴになってしまう。

『植物はどれもわれわれの兄弟であり姉妹。彼らはわれわれに話しかけ、われわれも耳を傾ければ、その声をきくことができる。』
エコロジーの原点。自然界と人間界を結ぶ超自然界の存在を忘れてはならない。
時にして、人は植物によって癒されるのだから・・。

もっとネイティブインディアンの教えを知りたい人は、「月を映すあなたの1日 訳・北山耕平」をチェックされたし。

火曜日, 1月 20, 2009

講演会ありがとうございました


1月26日は中国での旧暦の正月。
台北の友人から届いた年賀状には、
「今年は丑年。金の牛は福を捧げ、運勢をいい方向に変える」というメッセージが。
このブログを読んでくださっている皆さん、今年は金の牛を捕まえて、世界恐慌なんかには負けないよう、がんばっていきましょう!

さて、先週は、沖縄県大宜味村熊本県上天草市で講演会にたずさわった。
前者は自分が企画したもので、後者は自ら講師をした。

この2つの講演会にご参加くださった大勢の皆様、本当にありがとうございました。
僕の「競争から共創へのパラダイム・シフト」と題した講演は、
今、僕が地域活性化への大いなる魅力と可能性について感じていること、思っていること全て出したつもり。
地域活性化ビジネスには、かつてのマイクロソフト的な一人勝ちの囲い込みビジネスではなく、google的な相対的なビジネスモデルへの発想の転換を!というようなことがテーマでした。
でも実は、早朝に那覇から福岡、そして天草への移動疲れで、全く、巧く喋れてなくて、どれだけ伝わったのか心配だった。

ところで、今、少し前に話題になった「スターバックス成功物語」を読んでいる。
著者はスターバックス社CEOのハワード・シュルツ氏。
スターバックスの一見して高価なコーヒーが、富裕層をターゲットにしているのではなく、
低層者向けに展開したビジネスモデルであることを知った。
氏のスターバックス社や社員に対する愛情、そして、自らの貧しい生い立ちから成功までの過程、
アメリカ人の文化レベルまでをコーヒーの嗜好向上によって変革させるという、その面白い情熱。
世界恐慌のこの時代だからこそ、運命は自ら道開くためのカンフル剤として、多くの人に読んでもらいたい本。

水曜日, 1月 07, 2009

謹賀新年 2009丑年


2009年の年明けは、恒例のお伊勢参りでスタートした。
実家のある三重県名張市の近鉄美旗駅という超ローカルな駅から急行電車に独り乗り込んで近鉄伊勢市で下車し、
外宮→倭姫神社→月読神社→猿田彦神社→内宮
という順で、神宮内の全ての神様に新年の挨拶と祈りを捧げてきた。

沖縄、台湾という南方に拠点を移しつつある僕にとっては、
実家の伊賀、そして伊勢の芯から冷える寒さは、正直、辛かった。
所々で“熱燗”を補給しながら、凍える身体を暖め、ひたすら聖地にいる喜びに浸りつつも孤独に歩き続けた元旦だった。

さて、2009年の僕の目標は、『心』という宇宙を探求すること。
自らの人生の成功はもちろんのこと、激動の2009年を生き抜くため、そして、地球規模なマクロ観念での経済問題や環境問題など、、
これらの解決の糸口は精神世界、いわゆるスピリチャル・パワーにこそあるような気がする。
だから、身体的、精神的、霊的なパワーの源泉である『心』には、知られざる大きな可能性が秘められているはずだ。
観音菩薩の生き仏であるダライ・ラマも、心の重要さを民衆に説いておられる。
高度経済成長期をピークとする物質的な時代は終焉し、かつての「心」の時代へと再び移行しつつある。
お伊勢参りで、そんなことを確信した年の初めだった。

観音菩薩・・・
チベット仏教は観音菩薩信仰である。
僕は、この春から西国44カ所霊場巡礼をスタートすることを決意した。
44の霊場は全て観音菩薩を祀っているのだ!
そして、この巡礼が完結したら、再び、インドとチベットを旅しようと思っている。

先日、このブログで言及したように、「ザ・マスター・キー」、「7つの習慣」などのアメリカ発の成功法則の著書に書かれている内容と
チベット仏教の教えには、多くの共通点がある。
最近話題の脳科学者の茂木健一郎氏によって翻訳された「脳にいいことだけをやりなさい!」にいたっては、
個人的な見解だが、まるで、チベット仏教徒のための日々の修行のための実践本のようだ。
西国44カ所霊場巡礼は何をもたらしてくれるだろうか、と考えるだけで、ワクワクする。

火曜日, 12月 30, 2008

悲しい別れ


27日、友人でヒーラーの杉村綾子さんが永眠なされた。
今年の春に、しばらく療養します・・と本人から聞いていたが、こんなに早く逝くなんて・・

3年前に初めて足摺でお会いし、「みちひらきまつりinアネモス・ガーデン」に全身全霊をかけて応援をしてくださった。
魂の友人だった。

若かりし頃、自らの治療のため東京から運命的な足摺岬に移り、
以来、この地で多くの心の病める人を救ってこられた。

「足摺は再生する場所です。」
これは、綾子さんの口癖だった。

綾子さん! また、どこかで再会しましょう。

心よりご冥福をお祈りします。

月曜日, 12月 22, 2008

ベスト・オブ・2008 

今年も残り僅か。
気がつけば、あっという間。相変わらず、、、。
でも、そろそろ、そういう時間感覚にも慣れてきた。
少し古いけど、「象の時間とネズミの時間」の感覚みたいなもの。

今年最も刺激的な体験は、沖縄での地域ブランドづくりプロデュースと台北でのビジネス展開。
地域ブランドの経験は、これから自分が進むべき方向性が明らかになったという点で、意義深い。でも、それ以上に、そこに住む住民との心の交流、信頼関係というかけがえのない財産を築かせてもらったこと・・・これに尽きる。
今では国策として緊急課題となっている地域活性化は、このような草の根的な信頼関係で、しかもwin+winの関係を成立させるビジネスモデルでないとだめなのだ。
だから、大企業では到底参入できない事業分野である。つまり、地域活性化を担うのは、我々のような小廻りのきくクリエーターでないとできない。ニッチビジネスとか、そんな野暮なことを言っているのではない。

そして、台北は、来年、この見知らぬ中華圏へ自分の会社を進出させて、台湾、中国、日本の三位一体を結びつけるという新たなビジネスを展開する場所となった。
この急激な海外展開に目がまわりそうだけれど、自分の感性と魂を100%かけてみようと決心した。

これらの展開の全ての“こと”の始まりは、昨年のインド一人旅からスタートした。
自分にとって、チベット仏教に出会え、そして帰依し、仏門を実践する毎日だ。
インド、チベット、中国、台湾、そして日本。
国境はあるが、全て、仏教というキーワードで一つになることができる。
そんなことを悟ったのだった。

本との出会いでは、特に、今年は「お金」と「成功」の勉強をした。
実は遅ればせながら、「7つの習慣」を読んだ。
この本をいままで読まなかった自分を反省。それぐらい、大いなる成功原則の秘密が記されている。
それと、「ザ・マスターキー」。
ビル・ゲイツも愛読し起業のきっかけとなったという100年ほど前にアメリカ人実業家によって著された、この成功法則の本に、
チベット仏教、あるいは古神道との教えと共通するものを感じ、驚愕した。
とにかく、今年の年初めからサブプライム問題が世界を激震するだろうと予測していたので、事前にこのような書物を漁っては読破していたことで、
サブプライム恐怖も、あまりなかった!そういう一年だった。

音楽でも、多くの収穫があった。
六甲アイランドという神戸市の人工島で住みオフィスを構える自分にとって、
大阪や東京のレコード屋にいくことがなくなり、CDを買うことがなくなった。
その代り、ituneでのダウンロード購入が主流となった。
家でダウンロードしたデータをCDに落としてステレオで聴いたり、移動中の飛行機の中でiphoneでヘッドホンを通して楽しむ。そんなスタイルに変わった。
とにかく、欲しいと思ったCDはタイムラグなく、即決でダウンロード。
ステレオ・ラボの新譜は、台北の地下鉄で夜市に向かう途中で、急に、欲しくなる禁断症状が発病し、wi-hiスポットで即ダウンロード。
キャッチなメロディをBGMに夜市でショッピング。という、なんとも贅沢な聴き方!

そして、今年、よく聴いたのは、ブライアン・ウィルソンの新譜。
去年は、ポール・マッカートニーの新譜が、一人アビーロードのように素晴らしい作品だった。
でも、バック・コーラスにジョンとジョージ、あるいはリンダ・マッカートニーがそこには居ないことで、現実にかえって涙してしまったように、
ブライアンの新譜は、ウィルソン兄弟のビーチボーイズ・コーラスがないことに同様のわびしさを感じ、
センチメンタルになっている自分がとても恥ずかしい。

・Brian Wilson“lucky old sun”
・Inara george&Van dyke Parks“An invitation”
・Randy Newman“Harps&Angels”
・Brian Eno&David Byren“everything that happens will ,,,”
・Emiliana Torrini“me&armini”
・Stereolab“chemical chords”
・Hocus Pocus“place54”
・Capsul “more!more!more!”
・Madonna“hard candy”

このあたりを頻繁に聴いたように思う。
最初の3枚は21世紀のバーバンク・サウンドとも呼ぶべき素晴らしい作品。
対して、後ろの3枚は、この世界恐慌という時代感を乗り切るための自分用のリズム。

番外編だが、思い出深いワンシーンは、台北の場末の馴染みのバーで飲んでいたときのこと。
そのバーのTVモニターから流れてきたマドンナの“Jump”のビデオクリップ
深夜、そのバーでは客全員の酔いがまわり、喧噪のなか中国賭博がはじまったころ、そのモニターから東京の下町を軽々と飛びまくって、叫んでいるマドンナをみて、
彼女の照準は、欧米を飛び越えて(ジャンプして)、あきらかにアジアやロシアに合わせているのだと感じた。
そういう意味では、日本から世界へと羽ばたこうとする自分の今の心境とシンクロした!

水曜日, 12月 10, 2008

神聖な手と不浄の手


インドに旅したら、ご存知、「右手と左手のルール」が痛いほど身にしみる。
インド人の彼らにとっては、宗教上、とても大切なマナー。
左利きの僕が、一番、インドで困ることでもある。

最近、僕は、台湾で著名なシャーマンから神聖な水晶ブレスを受け取り、右手に巻いている。
神様のご神前で彼女が念を入れてくれた、その水晶を授かった瞬間、もの凄いパワーを感じた。
それぐらい、運命的なパワーストーン。
いただいた時の注意点として、
「絶対、他人には触らせないこと」と
「不浄の手には付けてはならない」ことを厳しく忠告させれた。

不浄の手とは、はやい話がトイレで使う手。
神聖な水晶が、穢されることを避けるためだそうだ。
なるほど・・・・

宗教には神と悪魔、科学には肯定と否定、哲学には善と悪、そして原因と結果というように二元論のごとく、
神聖と不浄は、表裏一体によって成り立っている。

だから、不浄や悪という世界観やそれを融合するプロセスがあってこそ、神の領域や善へと至るのである。
そして、また、この世界には「陰」があるからこそ、「光り輝く」世界が存在するのである。
タオ思想にある善と悪の融合のごとく・・

最近、この水晶によって、そういう重要なことを悟った。

さらに、全ての数珠の数は、108という数字の因数によって成立していることも!
仏教の世界では、108の煩悩を消すために108の念仏を唱える。数珠には108を数えるためのカウンタの役目をし、また、その念力や願いは水晶等の数珠に記憶していくものなのだ。
そして、その祈りは水晶を邂逅し、人間の潜在意識も働きかけていくのである。

最近、パワーストーンと称して偽物の石が出回っていたり、108原則を無視した代物も出回っているから注意されたし。

土曜日, 11月 29, 2008

This Is 辺野古




辺野古でのフィールドワークのスナップ。

沖縄国際大学の宮城教授をガイドに、アメリカのワシントンから国際的な動物保護団体のConservation International、バードライフ・インターナショナル、(財)自然保護助成基金、環境省などなどのメンバーとともに、嘉手納基地から辺野古、大浦湾、そしてやんばるの森へと視察ツアー。

そして、こんなにも凄いメンツが、大宜味村の公民館に集結し、やんばるの自然保護と基地問題をテーマにフォーラムが開催された。

確かに、静かで地味な活動かも知れないけど、開催期間中の3日間に、朝刊のトップ記事は、辺野古基地移転の国家予算の22年度への先送り決定や、大浦湾の青サンゴが石垣島とは異なる貴重種であることなどが、大々的に報道されたりして、なんだかシンクロしていたから不思議・・・。

僕はこのフォーラムにご招待いただき、10分ばかりスピーチさせてもらった。

でも、みんなのお楽しみは・・・・・スペシャルゲストの古謝美佐子さんのライブ。その圧倒的なエネルギーは神がかりというしかないような素晴らしさ。
気がつけば、僕の目に涙が!そして、お客さん全員も泣いていた。。

火曜日, 11月 11, 2008

極上のサービス

今日も成田空港のANAファースト・ラウンジから。
台湾での週末までの6日間の長期出張の出発までのひとときを非常に静かで上質なラウンジで過ごしている。
この素晴らしい環境の空間に入れるのは、毎年、仕事で飛ぶ機会が多く、ANAからDiamondクラスの誇りある称号をいただいてるからなのだ・・・

航空会社にとっては数パーセントの上お得意客に対して、この丁重なもてなしは、かなり負担もあるだろう。
が、しかし、航空業界もサービス産業である以上、極上のサービスを提供することは、
企業ブランドでもあるのだ。
だから、僕は、これからもどこに行くにも全日空の翼を選び続けることだろう。

そして、あなたがスマートな人ならば、サービスこそが、最もお金をかけるべき対象がであるとを知ってほしい。
例えば、朝、一流ホテルでのチェックアウトで指が切れそうなぐらい角のたった新札のお釣りがかえってきたら、
その日はなんとなく幸福感を感じるし、そのお金を大切にしたいと思うものだ。
つまり、サービスとは、人を幸せにする仕事かも知れない。

極上のもてなしを受け、丁寧な言葉遣い、隙のない清潔な着こなし、、、、
ありがたいことに、サービスを受ける側もその極上と上質が感染するのだ。
そういうコンサルタントとしての顔をもつ自分もサービス業の端くれだったりもする。

だから、素敵な大人になりたいのであれば、こういうサービスを決してケチらないことだ・・・

火曜日, 11月 04, 2008

「みろくの世」出口王仁三郎の世界


「みろくの世〜出口王仁三郎の世界」を読んだ。
上田正昭京大名誉教授監修により、「巨人」王仁三郎の奥深い世界感を俯瞰できる素晴らしい本だ。
今年の夏、友人の大本教の信者さんのお誘いで亀岡の天恩郷を生まれて初めて訪れる機会をもらい、そして、王仁三郎のゆかりの場所や霊山・高熊山でのご神事にも参加させていただいた。
あの場所に信者でもない僕が参加したことの意味は、現段階ではっきりとはわからない。
だが、それは、いずれ明らかになることだろう・・・

さて、この本のなかで、昭和6年に大本の若手信徒を囲む王仁三郎の座談会の議事録が興味深い。
内容は、青年のこと、教育のこと、農業のこと、未来のことなど実に身近で素朴な質疑応答なのだが、王仁三郎の一言一言から、人間味あふれる性格がよく現れていて、80年も前のことなのに、昨日のように生々しい。
また、いまの自分自身の心境や悩み、果ては現代の社会問題を示唆するメッセージも込められているようで不思議だ。

『人の心を悟り、また社会の心に通じなければいかん。そして、人が見方となつて自分についてくるようにならな仕事はできん』

『人間というのは情けにもろいものだ。そのため自分が犠牲となって、他人の失敗を引き受けるという失敗をよくやる。まずは自分が立てるようになってから、神に与えられた自身を保つことが肝心じゃ』

『人類愛善は一国だけやってはだめで、他の国がやらなんから世界に広めて、世界各国に人類愛善のノロシをあげねばならん』

『わからんかのう、神様の本体は酒やがな。酒飲んでみい、顔が赤くなって泣いたり喜んだり、怒ったり、常に思った通りのことを言うたり、やったり、自分を隠したりせんようになる・・』

そして、極めつけは、
『農林大臣は農村のことに関して実地に当たって、よくすべてのことを経験している人がやらなあかん。いもづる式の学問ばかりやっていては、本当の政治はできん。釣り合いというものがない』

『みろくの世になったら、農業の発達をとめる。需要だけを生産するようにする。』

『日本の抜本経済政策を実行したいのなら、教育から直さなあかん。そして、今の人間は冥加ということを、ちっとも知っとらん。月日と土の恩を知れ。』

芸術は宗教の母である・・という王仁三郎。
偉大なる宗教家にして芸術家。
かって、吉川英治は、千年に一人、出るか出ぬかという人物だと評した。
確かに、王仁三郎のメッセージは、現代社会にこそ通じるのがある。
全ては「霊界通信」に確信書とし記してあるという。まずは、入門編として本書を薦める。

木曜日, 10月 30, 2008

サンクトへの直行便



最近、成田からサンクト・ペテルブルクへの直行便、トランスエアロが就航しているそうな・・
なんと、魅力的なルート!

そして、ドフトエフスキーの『罪と罰』が、カラマーゾフに引き続き、亀山郁夫氏によって新訳されるらしい。

ペテルブルグ・・・世界で一番好きなあの優雅で魅惑的なロシアの古都(まち)に帰りたい!

木曜日, 10月 23, 2008

“自由”でいたいなら他人を頼らないこと

例えば、ビジネスでの他人との交渉。
あてにしたり、頼ったり、・・・・
それでもって、最終的に自分の“負け”を相手の責任にしたりして、、・(最悪

そもそも、こういうチッポケさが原因で、自分の“心”を見失っていく。
“損”をしたっていいじゃないか!
次に、10倍にして取り戻せばいい!

もとを辿れば、自分がやりたかったから始めたわけだし。
そのうえで、他人様を巻き込んでいるわけなのだから・・

2,3年の長いタイムスパンで、ビジネスモデルを展望して、その上でこの瞬間に翻ってみると、
「そんなちっぽけなこと!」と鼻で笑っている<<
OKオーケー、、 それでいいのだ!

ゴッドファーザーHOSONOさん


細野さんが伊勢に!

久しぶりにお顔を拝見させていただいて、
そのご健在ぶりに嬉しいかぎり・・・

僕にとって伊勢は、「青春」の思い出がいっぱい詰まった場所でもある。
だから、時々、この伊勢で“心の師匠”にお合いできるのが、とっても楽しみ。

水曜日, 10月 22, 2008

企業家として時代とコミットしていくための心得

ビジネスという社会で生き残るためには、変化を恐れない姿勢が大切だ。
経済という視点でみると、地球はひとつ。
グローバルな競争社会では、企業も人も先へ先へと歩き続けなければならない。
過去を繰り返したら進歩はとまる。
安住したら、取り残される。
だから、
変わりつづけることが、市場の要求に応える唯一の道。

アライアンス=連携。
人と人、企業と企業がお互いの力を発揮し合い、時代の求めているものを創りだしていく。
新しい出会いを通じて自分も変わっていく・・
変わることで成長し、新しい価値観を創造し、時代とコミットしていく、、
そんな企業を僕は目指す。

8 1/2




























久しぶりにフェリーニの8 1/2を観た。
1963年作。フェリーニの自叙伝要素が強いストーリーなのだろうか。
マストロヤンニ扮する映画監督の
内面世界を自由に描いたイメージの洪水。

43歳という折り返し地点にあって、
人生や家庭環境での転換期、そして、映画制作面ではブランクに悩まされ彷徨いながら、
やがて最も大切なモノを見つけ出し、そして、悟り、すっかり迷いが消え失せて、
これから次々とフェリーニ・ワールドといわれる独特の映像世界を撮っていこうとする彼の決心を映し出したような内容。
(「8 1/2」とは、フェリーニがこの作品時点でこれまでに撮った映画本数の8本と1/2本(ショートムービや共同作)に由来)
なんだか、今の自分の心境に近いものがある!

フェリーニの映画を観ていると、かつての愛車アルファ・ロメオに乗りたくなった。
あの乾いたエンジン音やピニンファリーナがデザインする美しいボディライン。
いっそのこと、新型アルファ・スパイダーを買ってしまおうか!
そんな衝動が走るぐらい、このフェリーニの映画には、イタリアの危険な魅惑がつまっている。

火曜日, 10月 21, 2008

行ってきました〜観光立国推進シンポジュームin関西


10月1日付けで発足された観光庁。
その記念として全国をリレー形式で巡回する記念シンポジュームの関西ver.が20日に大阪国際会議場で開催された。
僕は先月に博多で九州ver.にも参加してきた。それぐらい、観光庁に期待している。

九州では外国人とか僕と同業者の地域プランナーやクリエーターらしき人がいたが、大阪会場はスーツ姿のお役人さんらしき人ばかり・・
ジーパン履いているのは僕ぐらいだった。
会場では「起業家の鉄則研究会」で、いつもお世話になっている(株)アシストワンの松本社長のお姿も。

で、肝心の内容はというと、、九州とはひと味違う濃い内容。
なんと言っても、観光庁長官への意気込みを聴けたことに尽きる。

そして、ゲストスピーカーで参加されたFM CoCoLoのDJで上海出身のKong Yi(コウ・イ)さんとの非常に嬉しい出会い。
今、僕が進めている台湾でのプロジェクトや大宜味地域ブランドづくりなどともシンクロしていて貴重な情報交換をさせていただいた。

和服姿で登場した門川京都市長のお話も印象的だった。
京都が日本を代表する観光地であるという強い自負と、外国人が京都に寄せるイメージや期待を背負っているというプレッシャーのこと。
日本文化を世界発信するためにも、日本人がもう一度自らのアイディンティティを再確認しないといけない。そのうえではじめて、世界に認められ、外国人を迎え入れることができるであろう!という言及に大いに共感した。

日曜日, 10月 19, 2008

iPhone×Bloom
























ここ最近、頻繁に海外出張するので、iPhoneは非常に重宝している。
3Gの国際電話は国内のようにシームレスでストレスも全くないうえに、なんといってもWi-Hiの有難さ!
世界中どこにいようともWi-Hiにさえアクセスできば低コストで高速でネット環境につながるので、怖いものはない。

さらに、海外へも自分の音楽ライブラリーを持ち運べ、発作的に突然聴きたくなった曲をitunesストアーで
購入&ダウンロードができるというのは、本当に便利。
そういう意味で、iPhoneはこれまでの携帯電話の概念を覆したコンパクトでインテリジェントなマシンだ。
Wi-Hiもそうだが、GPS、スケジューラー、天気予報、様々なアプリ、そしてipod。

かつて、ipodが登場したとき、これは歯磨きのように、生活習慣の一部になるのでは?と驚愕した。
とにかく数千枚の自分のCDコレクションが手のひらに収まって持ち出せるのだから・・
そして、iPhoneとなってさらに進化し、ライフスタイルの隅々に、もはや必要不可欠な道具となった。
恐るべき、スティーブ・ジョブス!

そのiPhoneに僕は、Brian EnoがPeter Chilversと開発したBloomという「半分楽器、半分音楽、半分アートワーク」なアプリを使っている。
BloomはiPhoneでしか奏でられない楽器。

それにしても、Bloomはかなり“ヤバくてユニーク”なツールだ。
もはや携帯電話は、楽器&メディテーション・マシーンにまで進化したのだ。
しかも、エリック・サティやジョン・ケージの流れを汲む非音楽的サイバネスティック理論が組み込まれていて、イーノの思想が濃縮されているのだ。

僕は、ここ最近、夜の海岸でBloomを奏でて秋の夜空を眺めながら瞑想でchill-outし、そしてspiritual-highに。
だから、僕は自分のiPhoneのことをモバイル・メディスン・ボックスと勝手に命名し絶賛している!

土曜日, 10月 18, 2008

尊い導師



この現世でご縁をいただいた二人の尊い導師。
カーギュ派 第37代チェ・ツァン法王と、
リンチェンドルジェ・リンポチェ

悲しみと苦しみに満ちた娑婆世界に、神仏の慈悲の光明を衆生に導き下さる尊い活仏。

チベット、インド、台北、京都と時空を超越し、そして、この地球上でお逢いできたことの奇跡に感謝しています。

2泊3日間のヤンバル


毎月第3週目は、地域ブランド委員会(大宜味いいとこ見つけ隊)への出席のため沖縄県大宜味村へ。
2泊3日の滞在中は、毎晩、夜明け前から早朝にかけて激しいスコールだった。

木々に落ちる雨音がとても気持ちよく、都会では不眠症の僕も、ぐっすり眠れた。
ここ最近、沖縄に行くと睡眠ガスにでもやられたように、眠くなる。

ジャングルに木霊するセミの声もやばいぐらい眠気を誘う!
あるいは悪霊の仕業なのか?

喜如嘉の家では、いつもいつも眠ってばかりいる・・・

火曜日, 10月 14, 2008

自分磨き

自分磨き、魂みがき・・・・とても大切なこと!

本日、朝から銀行との面接。もちろん、就職活動ではなく、事業資金の調達のためだ。
とってもヘビー。
そう、新しいプロジェクトに着手したり人材を確保するためには、このプロセスは欠かせない。

こういう修羅場を何度も経験し、スポンサーに対し、経営者としてのビジョンや勝算を語るたびに、
少しずつ自分が磨かれていくことを感じる。
自分の夢が具体的なものとなり、相手に納得してもらったならば、
それは自分の経営に対する思考や戦略も整理できている証拠だ。
サラリーマンでは経験できない。この経験を僕は大好きです。

失敗したら、もう一度やり直せば良い。
成功は失敗の数の多さに比例する。
だから、あえて困難にチャレンジする。
そうして、自分磨きを続けていく。

たとえば、近いうちに台湾での新たな事業が始まるが、言葉も通じない見知らぬ国で、
僅かな知人だけを頼りに開拓したことがきっかけだった。
なんてリスクなこと!をしたものだ。
でも、このプロセスを踏まねば、何も得られないし、何よりも、台湾の素敵すぎる人たちと出会うこともなかった。
僕は、この危険知らずで冒険心と好奇心に満ちあふれた自分を褒めてあげたい・・と、心からそう思うのだ。

月曜日, 10月 13, 2008

世界的金融危機

今回の世界的金融危機について、改めて整理してみたい。

米国大手証券会社リーマン・ブラザーズの負債総額は64兆円。
この数字がどれくらい巨額かというと、日本の一般会計予算に匹敵する。

サブプライムローン問題で米国に激震が走った際に、
グリーンスパン前FRB議長は、これは100年に一度の金融危機であると述べたが、正にそのときがきた。

一方でサブプライムローンの残高は130兆円もあり、まだまだ底が見えない状況。
民間金融機関に公的支援を行えば、財政赤字がふくらみ、ドル暴落と長期金利の高騰を招きかねない。
しかし、公的支援を行わねば、金融危機は一層長期化することに・・・

このように米国経済は非常に深刻な危機にあるのだ。