火曜日, 3月 21, 2006

拝啓Joanna Newsomさんへ


newsom3
Originally uploaded by mitsu_nakamori.

拝啓Joanna Newsomさん

僕は、あなたの音世界にすっかり魅せられました。

はっきり言って、やられました。

こんなに繰り返し、繰り返し何度も一人の女性アーチストの声を一日中飽きもせず聴いたのは、ケイト&アン・マクギニール姉妹以来でしょうか。

あなたは新鋭のアメリカの女性シンガーソングライターとしては珍しくハープを紡いでアメリカの古い民謡(あえて、フォーク・ソングとは言いません)を掘り起こし、あなたの優しくて新しい感性でもって魂を注いでいますね。それは、静かな叫びではありますが、僕には今のアメリカ社会への痛烈な悲鳴のようにも響きます。違いますか?。

そんな、あなたの前衛とも孤高ともいえるスタイルは、9.11後のアメリカ社会で評価されるのには、まだまだ時間がかかるのでしょうけど、僕は、アジアの片隅でずっとあなたの成長や新しい音が届くのを心より待ち望んでいます。

9.11以来、かっての自由なアメリカはすっかり見る影もなくなってしまって、閉塞していく一方ではありますが、あなたのような素晴らしいアーチストが生まれてくるアメリカに僕は今でも夢を持ち続けられる自信があります。I love USA.


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「こんなに繰り返し、繰り返し何度も一人の女性アーチストの声を一日中飽きもせず聴いたのは、」
今の私にとっては、アンジェラ・アキさんがそうです。
Joanna Newsom さん。
聴いて見ます♪♪

ミーシャ さんのコメント...

あらま!おがじゅんさん
最近、ブログ書いてなかったので、コメント気がつきませんでした。
アンジェラ・アキさんにも、そういう魔法があるのですね。
聴いてみます。
NewsonさんのCDよろしければコピーを送ります。