月曜日, 10月 24, 2005

伊勢と伊賀とサルタヒコ

 

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Originally uploaded by mitsu_nakamori.
古事記で天孫降臨の重要な役を担ったサルタヒコ(猿田彦)という神様がいる。この神様は未だ古代史で解明されていない謎が多い。先日、伊勢の猿田彦神社で恒例のサルタヒコフォーラムに出席した。歴史学者、宗教学者、人類学者、音楽家、アーチストといった日本の各方面で最先端な学者やアーチストが神社に集うという素晴らしい空間であった。
 伊勢という場所柄、皇學館の神道学の教授陣も多く、神社大好きの僕にとっては堪らない人的ネットワークをいただいた。そういえば、僕のルーツである伊賀(名張市)には皇學館大学の名張キャンパスもあるし、お隣の御杖村は倭姫が大和朝廷からアマテラスを伊勢の地へと導いた街道もある。サルタヒコを通じて、伊勢と伊賀を繋いでいる新たな線があるのかもしれない。
 写真は、山口県美祢市の猿田彦神社で偶然発見したサルタヒコの珍しい像。
 

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